久々に連続my new gear...をしております🥺
まずはRockman Soloistです!
SoloistはX100の廉価版として、1984年から94年まで発売されました。
内容としてはX100からInput GainつまみとEcho、CLN1を取り除き、空間系はChorus、Stereo Image Delay(25msでフィードバック1回のスラップバックディレイ)、Mono(エフェクト無し)になってます。
またクリッピングにも相違があり、X100はハードクリッピングなのに対しSoloistは前作のRockman IIBやUltralightと同じソフトクリッピングを採用してます。
これによりX100がディストーションで、その他のヘッドホンアンプのDIST chはオーバードライブ寄りのサウンドとなってます。
クリーンはCLN2の方を採用しており、エレアコのようなサウンドが出せるようになってます。
コーラスと併せれば通称「青空クリーン」も出せるので、煌びやかでとても気持ちがいいです👍✨
因みにSoloistは「Rockman Soloist」と書かれているものと「Soloist」だけのものがありますが、中身は一緒です(リビジョンの違いなどはあるかも知れません)
インターフェース。
プリアンプ部のスライドスイッチが、X100では4-wayになってるのに対しSoloistでは3-wayになってる以外は同じです。
背面。
X100にあるInput GainがSoloistにはありません。
元々X100の方がDISTもEDGEもゲインが高いんですが、このInput Gainつまみの調整次第では更にゲインの差が開きます。
アダプターはX100と同じものを使用出来ます。
鳴らしてみた
早速お目当てのDistモードを鳴らしてみた。
— ROCKMAN🇯🇵🤝🇺🇦 (@gtrstfgitagia) 2023年5月24日
1本目からX100 Norm mode、Soloist Chorus、Soloist Stereo、Soloist Monoの順。
X100はハード、Soloistはソフトクリッピングだが、確かにゲイン量が全然違うわ😳
Soloistはオーバードライブという感じ(だけどしっかりRockmanなので大好き) pic.twitter.com/DexXnPRAv9
という訳で鳴らしてみた感じですが、やはりX100の方がゲインが高く、また音に芯があります。
Soloistの方が相対的にオーバードライブ的な歪という感じですね。
但しRockmanのトーンはちゃんと再現されてるので、ゲインの低いRockmanサウンドが欲しければ一考かも知れません。
またSoloistでは空間系をオフにする事が出来るので、外部の空間系エフェクターを使うのに便利です。
総評
X100やSustainorなどの芯のあるディストーションを求めるならキツいかも知れませんが、Rockman IIBやUltralightの頃のディストーションサウンドが欲しければこちらが良いです。
また空間系エフェクトを外せるのも地味に便利ですね。
EDGEモードにすればゲインブースターとしても使えたりしますし痒い所に手が届く印象です😂
昨今はRockman自体貴重になりつつあり、生産台数がX100より少ないこちらは集めづらいかもしれません🤔