Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20230609 Rockman Soloist

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久々に連続my new gear...をしております🥺

まずはRockman Soloistです!

SoloistはX100の廉価版として、1984年から94年まで発売されました。

内容としてはX100からInput GainつまみとEcho、CLN1を取り除き、空間系はChorus、Stereo Image Delay(25msでフィードバック1回のスラップバックディレイ)、Mono(エフェクト無し)になってます。

またクリッピングにも相違があり、X100はハードクリッピングなのに対しSoloistは前作のRockman IIBやUltralightと同じソフトクリッピングを採用してます。

これによりX100がディストーションで、その他のヘッドホンアンプのDIST chはオーバードライブ寄りのサウンドとなってます。

クリーンはCLN2の方を採用しており、エレアコのようなサウンドが出せるようになってます。

コーラスと併せれば通称「青空クリーン」も出せるので、煌びやかでとても気持ちがいいです👍✨

因みにSoloistは「Rockman Soloist」と書かれているものと「Soloist」だけのものがありますが、中身は一緒です(リビジョンの違いなどはあるかも知れません)

 

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インターフェース。

プリアンプ部のスライドスイッチが、X100では4-wayになってるのに対しSoloistでは3-wayになってる以外は同じです。

 

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背面。

X100にあるInput GainがSoloistにはありません。

元々X100の方がDISTもEDGEもゲインが高いんですが、このInput Gainつまみの調整次第では更にゲインの差が開きます。

アダプターはX100と同じものを使用出来ます。

 

鳴らしてみた

という訳で鳴らしてみた感じですが、やはりX100の方がゲインが高く、また音に芯があります。

Soloistの方が相対的にオーバードライブ的な歪という感じですね。

但しRockmanのトーンはちゃんと再現されてるので、ゲインの低いRockmanサウンドが欲しければ一考かも知れません。

またSoloistでは空間系をオフにする事が出来るので、外部の空間系エフェクターを使うのに便利です。

 

総評

X100やSustainorなどの芯のあるディストーションを求めるならキツいかも知れませんが、Rockman IIBやUltralightの頃のディストーションサウンドが欲しければこちらが良いです。

また空間系エフェクトを外せるのも地味に便利ですね。

EDGEモードにすればゲインブースターとしても使えたりしますし痒い所に手が届く印象です😂

昨今はRockman自体貴重になりつつあり、生産台数がX100より少ないこちらは集めづらいかもしれません🤔

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