Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20211021 Rockman Power Soak

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昔から持ってはいたんですが、今まで使う機会がありませんでした(笑

SR&D Power Soakです!

(我が敬愛する)BostonのTom Scholz氏が1980年にリリースした最初の製品であり、アッテネーターの始祖とも言われてます。

Scholz氏はBostonのデビュー当時からこのPower Soakのプロトタイプを自作で作り、それをMarshall SLPに繋いで鳴らしてたとも言われてます。

1978年にアルバムDon't Look Backをリリース後、レコード会社と揉め(アルバム制作のペースでレコード会社から圧が掛かったからとかなんとか)、その訴訟沙汰の間にSR&D(Scholz Research&Development)を立ち上げ、ギタリストやベーシスト向けの製品を開発していきます。

Power Soakはそれらの製品の第一号となります。

当時のアンプは歪ませる事を前提としてない為、昨今のアンプのようにGainとVolumeが分かれておらず、歪ませるには音量を最大まで上げなければなりませんでした。

その為当然爆音となり、環境によっては歪ませられないという問題もありました。

Power Soakはアンプとキャビネットの間に接続する事によりMaster Volumeとしての役割を果たし、レコーディングやあらゆる環境でのライブが容易となり、当時ヒットを飛ばしました。

このPower Soakのヒットにより、SR&D社は後の80年代を代表するギター用機材、Rockmanシリーズを次々と開発していきました。

 

仕様

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昨今のアッテネーターと変わらず、写真左上のジャックにアンプのSpeaker Outからのスピーカーケーブルを挿し、左下のジャックからスピーカーケーブルでキャビネットへ接続します。

発売当時は写真のように前面にジャックが設けられ、90年にリイシューとして発売されたものは背面に移動してます。

真ん中のダイヤルでそれぞれのdB数に応じて音量を下げていきます。

昨今のは無段階で下げられるものが多いですが、このPower Soakは昔ながらのクリック式で、周囲に表示されているdBの所に止まります。

最小で-32dBまで音量を下げられ、スタジオなどでMarshall SLPなどをフルテンにしても容易くレコーディングに使用出来る音量となります(勿論日本の密集してる住宅街では無理ですwww)

写真右下にあるスライドスイッチは、出力先のキャビのインピーダンスにマッチさせられるもので、これは昨今のアッテネーターでは固定式があるのに対し、可変が出来るのは便利かなと思いました。

アッテネーターの始祖としてはアッテネートの数値も各種インターフェースも非常に実用的ですね👍✨

 

中身はこんな感じ。

意外とシンプルです(笑

抵抗を並べ、放熱の為穴だらけの筐体で囲ってるという感じですね。

昨今のアッテネーターに比べると、抵抗自体がでかいので筐体もそれに比例して大き目です。

 

背面には、同時発売されていたメジャーなアンプの製品名が記載され、そのアンプで使う場合のインピーダンスのセッティングが丁寧に記載されてます。

恐らく当時はアッテネーターというものが存在せず、キャビネットも殆どのギタリストはマッチングで使用してた為、インピーダンスを気にする人はほぼ皆無だったのかなと思われます(Led ZeppelinのJimmy PageはHiwattのアンプにMarshallのキャビを繋ぎ、伝説のライブRoyal Albert Hallで鳴らしたという事例もありますが)

なのでアッテネーターを挟む際はインピーダンスを気にする必要が出てくるので、このように記載されてたのかなと思われます。

 

サウンド

試しにPeavey 5150→Power Soak→Two-Rock 112 Cabと繋いで鳴らしてみました。

結果、Rockmanぽいサウンドになりました(爆

これは昨今のでも議題に上がるのですが、アッテネーターを介すと高域が削れてしまうという(音が変わる)という性質があり、昨今のはEQ付けたり、試行錯誤して原音になるべく近くなるように工夫が成されてる場合が多いのですが、ことPower Soakに至ってはそんなものは全く考えられてはおらず、兎に角フルテンにしたチューブアンプの音量を下げ、それぞれの環境下で適切な音量で歪ませたサウンドを奏でられる為に作られた感が否めません(笑

その所謂「ハイ落ち」が丁度Rockmanのフィルターのような効果を発揮し、偶然Bostonぽい音になったという感じですw

恐らくPower Soak発売時は誰も気にする事無く、寧ろ「小音量で歪ませられる画期的な名機」として重宝されてたのかなと思われます。

 

総評

アッテネーターはコレが初めてなので何とも言えませんが、昨今ではハイ落ち対策されてるものなど優れたものが多く、敢えてコレを選ぶ必要はあまり無いのかなと思います。

(俺みたいに)SR&Dの製品をコレクションしてたり、アッテネーターコレクター以外の方は正直他のアッテネーターの方がいいかも知れませんね(笑

当時の音に思いを馳せるとかなら一考です😉

サウンドハウス

DJI

20211016 Peavey 5150 (後期型) Pt.2

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*Bogner Ecstasy 101Bとサイズを測った時の写真

 

前回の記事では5150系統のラインナップやPeaveyの概要しか書けませんでしたが、今回は改めてPeavey 5150にフォーカスしてレビューしていきます🔥

 

インターフェース

Rhythm(Clean)とLeadの計2chで構成されてます。

PresenceやResonance含む5バンドEQは統一されており、完全にLead Ch優先で造られてます。

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EQはパッシブ型のLow、Mid、Highの3つと、パワーアンプ段に設けられているアクティブ型のPresenceとResonanceの計5つで構成されてます。

このPresenceとResonanceがそれぞれ超高域と重低音を賄い、VH風な音からメタル御用達のヘヴィネスなサウンドまでカバー出来ます。

 

ゲイン調整はPre Gainで行い、音量はPost Gainで行います。

名称が他のアンプと違ってやや分かりづらいですが、Banditなど他のラインナップでもこの表記なので、Peavey独自の拘りと言えるでしょう(笑

 

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リアパネルは主にコネクター関連になり、まずコードの右隣のスイッチはグラウンドノイズが発生した時に操作するものです。

エフェクトループの他、スピーカーシミュに入れる為のPreamp OutやRhythm/Leadをフットスイッチで切り替えられるRemote Switchなどのジャックが付いてます。

キャビネットは2つまで接続可能で、4/8/16Ωとインピーダンスを切り替えて適正なキャビに繋げられます。

余談ですが、スピーカー1つだけならそのスピーカーに表示されてるΩにアンプを合わせればOKですが、例えば16Ωのスピーカー2つに出力する場合、アンプは8Ωにしなければなりません。そうしないと燃えます🔥🔥🔥

 

トーン

 

Rhythm

 

まずは(巷ではまるでゴミのような扱いの)Rhythm Chからですw

俺としては、Lead Chを優先してて、Rhythmも同じ回路を通るからなのか篭った感じには聴こえましたが、そこまで悪くないなと言うのが正直な感想ですね。

確かにMesa BoogieやBogner、Two-Rockなどのクリーンに比べればアレですが、ちゃんとチューブらしい鈴鳴り感は感じられました👍✨

Crunchは押下式スイッチで切り替え、Rhythm Chにゲインを加えられます。

またBrightスイッチを押す事により、2kHz帯のハイミッドをブーストし、音を明るくする事も可能です。

 

Lead

youtu.be

続いては(メインディッシュの)Lead Chです!🤘🤘🤘

今回はTwo-Rock 112 Cab(Electro Voice EVM-12S)で鳴らしましたが、超絶気持ちの良いドライブサウンドが出てきました!🤣🤣🤣

因みにPost Gain(Volume)は0.3位まで絞ってます。

Two-Rockのキャビだとスピーカーの特性もありローミッドが濃い感じになって、それはそれで俺好みなんですが、適正なキャビ(4×12" w/ Celestion G12M or G12EVHなど)で爆音で鳴らせば、真の5150サウンドが得られると思われます。

Van Halenのサウンドにおいて、Variac&Jose modified Marshall SLP、Soldano SLO-100、Peavey 5150、そしてEVH 5150 IIIとそれぞれありますが、その過度期のサウンドと呼べます。

 

youtu.be

今度はPreamp OutからJC-40のReturnに繋いで鳴らしてみました。

JC-40のパワーアンプやスピーカーの特性がモロに出ており、Two-Rockのキャビに繋いだ時よりも硬く鋭い歪になってますが、5150らしいドライで爽快な感じにも聴こえます👍✨

JC-40でコレなので、普通にプリアンプとして使っても優秀かと思われます。

 

youtu.be

今度は5150 Preamp Out→Torpedo C.A.B M+→YAMAHA MSP-3と繋ぎ、Speaker Outはダミーロードに繋いでミュートし、IRを効かせたサウンドで鳴らしてみました。

個人的にはこのPreamp OutとIRを組み合わせたサウンドが、サイレントレコーディング向けで一番使い易いなと思いました👍✨

どのIRも乗りが良く、AIABはIRをかなり選ぶ傾向にありますが、この5150に関しては何でも良いサウンドを奏でてくれる印象でした。

 

総評

やはり世界を圧巻しただけあり、とても素晴らしいドライブサウンドという感じでした。

普通にアンプとしても、プリアンプとして使っても上質な音を出せ、Eddie Van Halenの名前を抜きにしても最高峰の歪というイメージです。

現行の6505は中身は全く同じで名称だけ変更されてるだけみたいなので、俺みたいに浪漫(Made in U.S.A、"5150")に拘らなければ、安価で新品が手に入る6505が良いかと思われます。

このアンプは本当に名機ですね!👍✨

サウンドハウス

DJI

20211015 Peavey 5150 (後期型)

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10月初旬に買ったままレビュー忘れてました(笑

Peavey 5150です!

Peaveyと言えばアメリカを代表する音響設備、楽器製造会社で、1965年から現在まで55年以上続いてます。

特にギター関連に関しては80年代にギターアンプのBanditが大ヒットし、デザインを幾度も変更しながらも現在でも販売されてます。

92年頃からVan Halenのギタリスト、Eddie Van Halenとコラボし始め、ギターのWolfgangと共に製作されたのが、今回の5150となります。

情報によると、92年のアルバム「For Unlawful Carnal Knowlegde」ではレコーディングにSoldano SLO-100とプロトタイプの5150が使用され、それ以降のツアーやレコーディングではこの5150に統一されたとの事。

その後2004年に契約が切れて「5150」の名前が使えなくなった代わりに同スペックのアンプの製造が許可された為、「6505」と銘打って現在でも製造されてます。

それとほぼ同時期に、アメリカで製造してた製品は、ギターなど一部の製品を除いて中国の工場に生産ラインが切り替わりました。

 

ラインナップ

5150や6505には様々なラインナップがあります。

 

5150

一番最初の1992年に作られ、かつ代表的なモデルです。

Soldano SLO-100をモチーフにした(パ○った)とされてます。

今までの数々のアンプを覆すようなパンチのあるドライブ、Eddieのシグネチャーという位置付け、その音やスペックに対して非常に安価という事もあり世界中で大ヒット、今日でも代表的なHR/HM向けアンプとして君臨し、マルチエフェクターなどに搭載されてるアンプシミュでもコレが大体入ってる程です。

現在では5150の商標が使えなくなり、「6505」という名前で販売されてます。

5150は主にアメリカで製造され、6505は中国で製造されてる他、Eddieを体現するという意味でも旧名称の5150は中古で根強い人気を保ってます。

プリ管に12AX7を5本、パワー管に6L6GCを4本使用しているが、これはSLO-100と同じ仕様となってます。

音や回路の違いは定かではありませんが前期型と後期型があり、前期型は「Block Letter」と呼ばれ、ONとStandbyのLEDの真下にブロック体で「EVH」と明記され、後期型は同じ箇所にEddieのサインをあしらったマークが記されています。

2021年10月現在、昨年のEddieの逝去によりどちらも価格が高騰傾向にあり、特にBlack Letterの方はより高くなり、当時の定価の約2~3倍位で取引されてます。

 

5150 II

5150では主にドライブChを重視しており、クリーンやクランチは(巷では)あまり評価が高くないからか、クリーン/クランチChに各EQを与えて独立させ、どちらのChも実用的にしたモデルです。

クリーン用の為かプリ管が6本と、5150より1本増えてます。

しかしながら、より多くの回路で形成され、それによる劣化からか「5150よりサウンドが細く感じる」という意見もちらほら見受けられ、特にローエンドがスカスカになったとも言われてます。

当時の定価は5150に約2万円ほど足した位の金額でした。

現在では5150 IIの名前が使えなくなり、「6505+」という名称に変更され、6505同様中国にて製造されてます。

 

5150 Combo

1995年に発売された、5150の名を冠したコンボアンプです。

インターフェースやトーン(評判の悪いクリーン含むw)は概ね同名のヘッドと同じですが、出力が60Wとヘッドの半分になってます。

これに伴い、プリ管は同じ5本なのですが、パワー管の6L6GCは2本になってます。

またスプリングリバーブが搭載されてます。

スピーカーは12インチのSheffield Pro 1200+が2基搭載されてます。

04年の商標の消失後、名称を「6505+ 112 Combo」に変更し、大規模に仕様が変更になりました。

以下に変更点を書きます。

・6505(5150)では無く、6505+(5150 II)がベースとなる。

・プリ/パワー管の本数は、6505+を基軸としながらも5本/2本と前作の5150 Comboを踏襲している。

出力も同じ60W。

・スピーカーの型番は同じだが1基に減っている。

・中国製。

恐らくアメリカ以外の自宅にも対応出来るよう、小型・軽量化されたものと思われます。

 

6534+

6505+のパワー管を6L6GCからEL34にすげ替えたもので、Marshallなどのブリティッシュサウンドに近付かせたものとなってます。

かつて日本国内の業者で「オレンジカウンティ」という所があり、そこが「5150 Reborn Mod」という、6L6GCをEL34に変更するモディファイを行い、当時の代理店であるパール楽器が国内正規品として取り扱ってました。

それがPeavey公式で販売されたものという感じですね(但し6534は無く、6534+のみとなってます)

 

6505 MH

2015年から発売されている6505の小型版のヘッドで、出力は20Wまで抑えられ、アッテネート機能により5W/1Wまで下げられます。

またヘッドとは違いスプリングリバーブが搭載されてます。

プリ管は12AX7/ECC83Sとメーカーが混ざって3本に減り、パワー管は出力に伴いEL84に変更され、2本搭載してます。

更に新機能であるT.S.I(Tube Status Indication)が搭載され、これは2本のパワー管の内、どちらか一方、若しくは両方共正常動作していない場合、該当するLEDランプが通常時緑色に光るのが赤色に点灯し、動作異常若しくはパワー管のヘタりを知らせてくれます。

またXLRアウトプットも搭載され(色々機能追加され過ぎw)、これはMSDI(Microphone Simulated Direct Interface)というスピーカーシミュを通り、直接ミキサーなどに出力出来る機能です。

5150(6505)では、Preamp Outしかついてないので、こちらはより宅録向けに進化してると言えるでしょう。

 

6505 MH Japan Edition

上記の6505 MHの日本限定版です。

2017年に正式な国内代理店が発足したと同時にリリースされました。

筐体が通常の黒色からダークグリーンに変更され、プリ管をECC83Sに統一し、内部回路のコンデンサを高級な部品に変更してます。

音は6505 MHに比べ全体的に丸みを帯び、差別化が図られてます。

価格は通常の6505MHより13,000円程上乗せされてるみたいです。

マッチングキャビネットも有り、Celestion V30が1基搭載されてます。

 

6505 Piranha

最小の6505(5150)系アンプで、クリーンは無く、Crunch/Leadのみとなってます。

プリ管に12AX7(ECC83)を1本搭載し、パワーアンプはソリッドステートのハイブリッド型となってます。

またEQもNotch/Fullという恐らくミドルを削るものが1つだけという潔い仕様となってます。

 

5150 III 100S

EddieがPeaveyとの契約満了後、新たに立ち上げたブランド「EVH」でリリースした5150 IIの後継機種で、開発にはFender社が関与してます。

Clean/Crunch/Leadは完全に分かれ、それぞれにPresenceやResonance含む5バンドEQ(Resonanceつまみはリアパネルに設けられてます)やGain、Volumeなどのつまみが与えられています。

これに伴いプリ管は12AX7が8本に増設されてます(パワー管は6L6GCが4本)。

音は荒々しいとされてるPeavey期に比べ、かなりシルキーで歪がきめ細かく、モダンハイゲインと呼ばれるサウンドに昇華されたという評価が見受けられます。

 

5150 III 50W (6L6/EL34) Head

50W版の5150 IIIで、CleanとCrunchの各つまみが統一されています。

またResonanceつまみが無くなってます。

プリ管は12AX7が7本になり、パワー管は6L6仕様かEL34仕様のどちらかを選べ、それぞれ2本搭載されてます。

 

5150 III 15W LBX (II) Head 

15W版の5150 IIIで、無印はCrunch/Full Burn、IIはClean/Crunchの2chで構成されてます。

GainやEQなどの各つまみは統一され、PresenceはあるもののやはりResonanceは削除されてます。

プリ管は12AX7を5本、パワー管はEL84管を2本搭載してます。

それぞれアッテネート機能があり、15Wから3.5Wまで落とせます。

 

今回は5150や6505のラインナップについて書きまして、かなり文字量が多くなってしまいましたので、本命の5150についてはPt.2で書きます(申し訳ございません

サウンドハウス

DJI

20211004 Kaden Effects Brown Creeper

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ブラウンサウンド/5150系ペダルシリーズ!

という事で、またまた手に入れました🤟😃

Kaden Effects Brown Creeperです!

これは、立川市にある楽器奏庫さんで買いました(TordWorks MR.EDもここです)

休日の日、暇だったので久しぶりに行ってみようと思い、のこのことやって来ました(笑

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このエフェクターの数!🤩

エフェクターもアンプも数が多く、マニアックな歪系が多数あり、ハードオフ巡りと同じくらい楽しんでました(笑

そしてその中に見つけてしまったのが、今回のBrown Creeperに当たります🤣

 

Kaden Effects

このKaden Effectsというビルダー、調べても殆ど情報が得られず、ミュゼットジャパンが2006年頃に国内代理店としてこのBrown Creeperを扱ってた記録しかありませんでした。

http://blog.musette-japan.com/archives/2006/06/kaden---brown-creeper.html

2008年頃に名機Brownieが出てたので、それの約2年前の製品となります。

つまるところ、この頃からブラウンサウンドを意識したペダルが製作されていたという事が伺えます。

 

インターフェース

TS系同様、シンプルにLevel、Tone、Driveの3つのつまみで構成されてます。

Toneつまみが筐体右側面に取り付けられてるのが特徴的で、シールドのインプットとアウトプットは筐体上側面に付いてます。

電源も006P電池か標準的な9Vアダプターで動作します。

 

トーン

まずはJC-40で鳴らしました。

youtu.be

JC-40で鳴らした場合、チューブらしいふくよかで滑らかなディストーションが出力されました👍✨

歪みは丸っこくソフトで、ソリッドステートアンプで鳴らしても全く疲れない上質な歪ですね😊

しかしながら、DriveとToneのつまみが12時の場合ブラウンサウンド的なエッジが足りず、その感じを出すならDriveつまみをフルにし、Toneつまみを2~3時くらいにすると音にエッジが加わり近付く印象です。

個人的にはBrownieよりもBrown Creeperの方がブラウンサウンド感では勝ってるように思えますが、2008年当時はBrownieがブラウンサウンド系では覇者でしたね🤔

 

続いてはIR(Peavey 4×12" Celestion Speaker)

youtu.be

やはりブラウンサウンド特化型IRを使ってるのか、JC-40よりもそれらしいトーンになったように思えます😉

現在ではIRが主流ですが、Brown Creeperの発売当時は

Brown Creeper→Line6 POD2.0→オーディオI/F

とかでライン録音してたと思われ、感慨深いなぁと思いを馳せてます(笑

 

総評

アンプライクでとても気持ちの良いディストーションペダルでした😊👍✨

しかしながらブラウンサウンドを狙う場合、やはりある程度つまみの調整が必要になってきます。

また2021年現在ブラウンサウンド/5150系のペダルは選択肢が多数あり、それらを押し退けてコレを勧めるのはやや厳しいかなと思いました(笑

汎用的なアンプライクペダルで中古価格が手頃なものを探してるなら、これは中々オススメ出来ます(*^^*)

サウンドハウス  

20210927 Mad Professor 1 One Distortion

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ブラウンサウンド系ペダル集め!(笑

という事で買いました✌️(*^^*)

 

Mad Professor 1(One)です!

Mad Professorはご存知の通りBjorn Juhl氏(BJFE)が回路をデザインした製品で、今回の1もそのうちの一つとなります。

Mad ProfessorはBJFE同様、ディストーションと呼ばれるペダルは少数で、しかも明確にブラウンサウンド系と名乗ってるのは非常に珍しいです🧐

Mad ProfessorにはHand Wired版とFactory版の2種類あり、両方でラインナップされてるものもありますが、1はFactory版のみとなります。

 

インターフェース

Levelは他のペダルと同様ですが、トーン調整はPresence、ゲイン調整はBrownとなっており、ブラウンサウンドや5150を意識したネーミングとなってます🤣

またこの手のペダルとして珍しくリバーブが内蔵されており、よりEVHのサウンドを再現しやすくなってます。

リバーブは表のつまみでエフェクトレベル、内部トリマーでディケイタイム(残響音が無くなるまでの時間)、音色の明るさ、音色の温かみなどを調節出来ます。

電源は通常のエフェクター同様9Vアダプターで動作します。

 

トーン

youtu.be

まず全体的にBJFE感がバリ出てます🤘✨

というのは独特な硬いコンプ感があり、これがチューブらしからぬ音、ソリッドステートと比べても膜が張ったような音ではなく音が前に出てややエッジが丸まってる感じで、例えようが無いのですがチューブとソリッドの中間みたいな音がします。

FETのディスクリート回路ともちょっと違う独特な音色ですね🤔

その上で歪はきめ細かく適度なエッジ感があり、聴いた瞬間にブラウンサウンドと分かるような音です🤘✨

それでいてずっと聴いてると、本家のブラウンサウンドよりやや硬さが目立って来るという感じです😅

よくBJFEやその関連製品の音は「特定機種をエミュレートしたペダルは北欧の雰囲気がある」と比喩されますが、それがこの独特なトーンなのかなと推測してます。

とにかく弾いてて楽しいですし、硬い音なのに疲れないです😊

Brown(歪量)は増減量が狭く、0でもMAXでも同じような感じです。

恐らくCDなどで聴ける歪量を狙ったのかと思われ、敢えて振り幅を小さくしたのかな、と考えてます🧐

Presenceは超高域の調整で、確かに効きは良好です。

左に振り切ればモコモコになり、右ではザクザクとしたエッジが得られます。

デフォルトの12時で恐らく当初狙ったブラウンサウンドのトーンに調整されているので、曲作りや使用環境に応じて微調整〜大幅な調整をする感じですね。

 

Reverb

この機種の最大の特徴が、上述したリバーブ機能です。

往年のVan Halenでは大体リバーブの掛かったサウンドが多数あり、そのリバーブまで再現しようと内蔵されてます。

リバーブは80年代のスタジオクオリティのものを再現したらしく、確かに上質なリバーブという感じです(宣伝文句に踊らされたか?w)

ウォームで奥行感が出て、掛けた方が臨場感があって良いです👍✨

但し、筐体の小ささで仕方ないのかもしれませんが、リバーブの各種設定が内部トリマーなのが不便です😅

(Sweet Honey Overdrive Deluxeみたいに無理矢理表面につまみを付けられなかったのかな?)

 

総評

BJFE(北欧)感の出てるブラウンサウンドという感じで非常に気持ちの良いディストーションでした🤤

個人的にはBrownieやMR.EDよりはブラウンサウンドの再現率が高く、AMT P2や5150 Overdrive、BE-ODと比べると、

「どういう解釈でブラウンサウンドと見るか?」

で各々の判断が分かれるという位個性が際立ってますね🧐

アンプエミュレータ(シミュレータ)ではなく、Bjorn Juhl独自の解釈による「エフェクター」という感じなので、芯があり、チューブのような丸く加工されたエッジ感はほぼ無いですが、その加工されてないソリッドなエッジはまたブラウンサウンドぽさを別の観点から醸し出してるという感じで唸らされました😃

2021年9月現在ではディスコンですが、もし見つけたら試奏をオススメしたいディストーションです!

サウンドハウス  

20210923 D-Sound VH-510

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ブラウンサウンド/5150系ペダルシリーズ!

という事で急遽my new gear...しましたプリアンプ、VH-510です!

 

D-Sound

www.dsoundeffects.com

D-Soundはロシアのペダルビルダーで、大凡2017年頃から活動してるみたいです(Facebookの投稿から推測)

AMTなどとは違いかなり小規模なビルダーで、会社概要なども公式HPでは見受けられませんでした😅

製品も主にロシア国内ではそこそこ有名ですが、他国ではあまり見かけません🤔

日本では国内代理店のLEP Internationalが契約を結んで販売してるので、2021年9月現在では安定した流通があります。

このビルダーの製品は今回のVH-510の他、SUNNアンプをエミュレートした1ノブのSunnyも評判みたいです(SUNNは確かMountainが使って有名になったような🤔)

 

VH-510

このVH-510はその名の通り5150アンプをシミュレートしており(Peavey 5150なのか5150II、はたまたEVH 5150IIIなのか不明)、プリ管にECC83Sを3本載せるなど相当拘ってます。

ECC83Sが3本載ってる仕様は、Peavey 6505 MH Japan Editionと同一のスペックですね。

ペダルタイプのチューブプリアンプでは、大体プリ管が1本、多くて2本載ってる物が大多数なので、3本だとよりアンプに近い挙動やニュアンスが得られると見られます。

チューブプリアンプの利点としては、手軽に真空管のサウンドを味わえる、真空管を色々取り替えて様々なサウンドを楽しめるといったものがあり、パワー管と違ってバイアス調整も不要なので、最低限の知識さえ会得していれば誰でも交換が出来るというものがあります。

真空管はメーカーによって音色がガラリと変わるので、真空管の温かみや太い音色はそのままに、更に自分の好みに近付けられるというのは個人的にとても楽しみです😆🤘✨

 

インターフェース

Clean/RhythmとLeadの3Chに別れており、CleanとRhythm/LeadはClean/Driveのフットスイッチで、RhythmとLeadはRhythm/Driveのフットスイッチで切り替えます。

Clean ChはToneとVolumeのシンプルな2つまみで、RhythmとLeadはそれぞれGain、Bass、Mid、Treble、Volumeの5つまみで構成され、RhythmとLeadはそれぞれのつまみが独立してます。

電源はアダプターのみでセンターマイナスのDC12V/2.25Aで動作し、ジャックの外径と内径はBOSSのアダプターなどと一緒なのですが、要求電圧も去ることながら要求電流がとても高く、付属のアダプターを使うのが得策ですね(要求電流を下回るアダプターを使うと、真空管仕様という事もあり高確率で壊れますw)

 

トーン

youtu.be

まずCleanから。

今回JC-40のリターンに繋いで鳴らしてますが、やはりJCクリーンとは違う真空管独特の鈴鳴りなサウンドです🔔

Toneはローパスフィルターで、左に振り切ると高域が無くなって篭った感じになり、右ではトレブリーなサウンドが得られます。

特に癖の無いチューブクリーンなので汎用性が高く、またディストーション用のクリーンプリアンプとしても使いやすいですね👍✨

Rhythmはゲイン幅が広く、クランチ〜ミドルゲインディストーションまでこなせる万能型です。

やはりチューブによるナチュラルなクランチは絶品で、程よいエッジときめ細やかな歪、レスポンスの良さはかなり良いです🤤

後述のLeadだとゲインが強過ぎると感じる場合、こちらのRhythmのゲインを上げてドライブさせるという方法も良いかもです👍✨

Leadは文字通りリード向きのハイゲインサウンドですが、ぶっちゃけ10時以降はゲインが強過ぎてあまり変わらないです(笑

ハイゲインできめ細かく、かつ耳に痛くない歪は往年のEVHサウンドを彷彿とさせるものがありますね🤘😎🤘

欠点としてはチューブの特性もありますが、低域が散りやすくややぼやけがちという点が挙げられます。

これに関しては、真空管を取り替えるか(高品質なJJ製にすると改善されるらしいです)、前段にブースターを噛ませるのが良いです。

但しブースターの種類によっては、強めのローカットが掛かり、低域がスポイルされる可能性もあるので、別途EQを使用して補正するのが良いかも知れません。

EQはTreble以外はあまり強く効かず、最終的な補正用としてBassとMid、高域のトーンや抜け感をガッツリ調整する用にTrebleを弄る感じでしょうか。

全て12時で既に完成してる感があります(笑

 

JC-40

youtu.be

 

Torpedo C.A.B M+(YAMAHA MSP-3)

Brownie Back(Peavey 4×12" Celestion)

youtu.be

 

総評

今日ではブラウンサウンド/5150系を謳ったエフェクターは沢山ありますが、その中でもトップクラスの値段&クオリティと他の追随を許さない感が半端ないです(笑

特に真空管特有の低域の扱いづらさは、やはり真空管を積んだユニットの醍醐味と言えるでしょう。

もし

「ペダルボードだけでブラウンサウンド、5150の音を完成させたい!」

という方は、最低限コレとIRローダーで大体近い音まで持っていけます👍✨

サウンドハウス  

20210921 Cmatmods Brownie PT.2

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個人的なブラウンサウンドブームで買い戻しました(笑

Cmatmods Brownieです🤘✨

4年以上前の記事はこちらです。

www.guitarstuff.jp

今回は売った後のブランクも兼ねてレビューしたいと思います。

 

インターフェース

Level、Tone、GainとTS系に見られるシンプルな系統です。

電源は9-18Vまでをサポートしてますが、9Vで駆動してもvariac効果でハイゲインになるとかは無く、18Vで駆動するのがいいかなと思いました。

 

トーン

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まずLevel以外の全てのつまみを12時にした場合、相当ゲインが低いです。

4年前の記事でも書きましたが、やはりオーバードライブの範疇に留まってます。

Toneを下げるとパッシブのローパスフィルタなので下げれば高域が減少してモコモコになり、MAXにすれば理論上はフラットなのですがキンキン具合が強いので、個人的には1~3時の間が好きでした😃

Gainは0にすると音が出なくなり、MAX付近で漸くハイゲインディストーションと呼べるようなサウンドが顔を出してきます。

MAXから少しずつ下げ、ゲイン量と音の分離感をバランス良く調整して音作りするのがいいかも知れません(昔は同梱のオペアンプを交換するとハイゲインにも出来た)

歪の性質はやはり話題となっただけあり、チューブアンプをナチュラルに歪ませたような丸く柔らかい印象です。

しかしブラウンサウンドはMarshallの延長のようなきめ細かくジュワッとした歪が特徴的で、Brownieにはそれがあまり感じられないので、普通のAIAB系ディストーションというイメージですね。

 

18V vs 9V

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昔の記事では18Vを強く推奨してましたが、今の感想はどうか?

答えは同じく「18Vで駆動する事を推奨」でした(笑

何となくBogner Ecstasyペダルシリーズのvariacと同じような効果に感じる部分もありますが、やはり音圧や音量が下がり、レンジが狭くなる印象が強く、また低電圧によるコンプレッションやゲインの増加は特に感じませんでした。

強いて言えば、低電圧の方が音がやや纏まってる感じがあるような気もします🤔

 

比べてみた

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初代ブラウンサウンド系AIAB vs 2021年現在の定番ブラウンサウンド系AIABの怒涛の対決!( ∩'-' )=͟͟͞͞⊃シュッ

感想としては、やはりBE-ODの方が圧倒的にハイゲイン、きめ細かくジューシーで滑らかな歪、スムーズなサスティン、抜けの良さ、レンジの広さがあります。

Brownieも一般的なAIABとして優れてはいますが、ブラウンサウンドとなるとBE-ODの方が再現度が高いです😅

昔はブラウンサウンド系ペダルを総ナメにしたBrownieですが、やはりその手のスペシャリストであるDave Friedman氏が携わると歴然とした差が出た印象ですね。

 

総評

やはり昔と殆ど変わらない感想でした(笑

Brownieがリリースされた当時は他にここまでクオリティの高いAIAB系ペダルが無く、またゲインをMAXまで上げればそれなりにスムーズで丸っこく、かつザラっとした歪が得られたので、ブラウンサウンド系としてみても一番近かったのかなと考えてます。

その後Wampler PinnacleやAmptweaker Tight Rockがハイクオリティでブラウンサウンドを再現出来るペダルとしてその座を奪い、EVH本人監修のMXR 5150 Overdrive、ブラウンサウンドのスペシャリストであり、そのサウンドを事細かに再現したアンプを次々とリリースしたDave Friedman氏の手掛けたBE-ODなどが次々とリリースされ、過去の遺物となった感があります😭

逆にAIAB系全体として見れば、値段の割に音質は今でもクオリティが高いので、ローゲインからハイゲインまでナチュラルにこなせ、チューブの生々しさがどことなく感じられるペダルが欲しければ、選択肢としてオススメです!👍✨

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