Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20260422 BOSTONにおけるクリーンサウンド考察

予算が無く暫くmy new gearを出来ないので、個人的な考察を書こうかなと思います。

タイトルが長くなりましたが笑、この記事を書いてる時点での個人的な推察を書くとこんな感じです。

 

75〜79年

スタジオ

YAMAHAの12弦ギター

Les Paul + Marshall1959SLP

ライブ

Les Paul + Marshall1959SLP

 

スタジオでは各パートの楽器の音量をミキシングで調整出来ましたが、ライブでは当時アコギの音量を他の機材ほど増幅する事が困難だったので、全てMarshallアンプで賄ってると思われます。

 

83〜88年

スタジオ

Guild D-25、G-212

Rockman IIB(CLN、CLN2)

Rockman X100(CLN、CLN2)

Roakman Sustainor Model100(CLN、CLN2)

ライブ

Guild D-25、G-212

Rockman Sustainor Model100A→200(CLN、CLN2)

 

スタジオ録音ではやはりアコギがクリーンサウンドとして重宝され、特に「Amanda」などにその音が如実に表れてます。

We're Readyは恐らくCLN2、Can'tcha SayはCLNが使われてるのかなと考えてます。

Sustainor Model100が86年1月にリリースされており、アルバム「Third Stage」が同年9月のリリースなのでSustainorを使う余裕は殆ど無く、個人的にこのアルバムの主な機材はX100かなと思われます。

 一方でライブは87年からThird Stageツアーが始まり、この頃にノイズが多かったModel100からローノイズ化のマイナーチェンジを施したModel100Aがリリースされ、Gary Pihl氏が使ってました。Scholz御大は恐らくプロトタイプのModel200(Thresholdを示す赤色LEDインジケーターが2個フロントパネルに出てるやつ)を使い、88年のツアー辺りから即行でModel200に鞍替えしたと考えてます。

Model100と200ではCLN及びCLN2のトーンは殆ど変わりませんが、200ではコンプレッションの動作が改良されており、より輪郭のあるクリーンサウンドが出るようになってます。

またPA環境も進化し、アコギパートがエレアコでこなせるようになったのでCLN2の出番はこれ以降減少していきます。

 

94年以降

スタジオ

Guild D-25、G-212

Rockman Sustainor Rev.20(AUTO CLN)

Rockman Sustainor Model200 Double IC(CLN、CLN2)

Rockman XPR(CLN、CLN2)

ライブ

Guild D-25、G-212→Takamine NP15C

Rockman Sustainor REV.20(EDGE + AUTO CLN)

Rockman Sustainor Model200 Double IC(CLN、CLN2)

Rockman Superhead(CLN、CLN2)

 

個人的な推察ですが、REV.20仕様のSustainorのCLN及びCLN2はスタジオでもライブでも使われてないと考えてます。

REV.20のクリーンサウンド2種は高域が極端に抑えられて低域が逆に出ており、CDやライブ音源で聴けるクリーンサウンドとは程遠い為です。

EQで高域補正して使ってる説もありますが、それなら市販のSustainorのCLNやCLN2の方がCDなどの音源に近しいです。

アルバム「Walk On」ではSustainorとXPRが表記されており、どちらのクリーンを使ったかは不明です(聴いた感じではSustainor説が濃厚だが、REV.20しか使ってないとなるとXPRの方っぽい)

CLN2はほぼ出番が無く「We Can Make It」でアコギと重ねてアルペジオに使ってるくらいかなと考えてます。

そして今回から「AUTO CLN」が実用化されていると考えられます。

AUTO CLNはSustainorのEDGEモードの追加機能で、これをONにするとEDGEモードでギターのVolを絞った時にクリーンサウンドが出せるというものです。

EDGEモードでギターのVolを絞ってクリーンサウンドを出すという構想自体はヘッドホンアンプのRockman Iからありましたが(IIやIIBに回路をアップグレードするサービスの内容がノイズ低減の他にEDGEモードの改善)、本格的にクリーンサウンドを出せる機能を考案されたのがSustainorからになります。

しかしながらModel100では実用化に向かず、コンプや高域補正(予想だと全てクリーンサウンド向け)の調整がなされた200でもギターのVolフルのドライブサウンドと絞って作り出したクリーンサウンドでは音量差が激しく、REV.20になって漸く

「ギターのVolを絞った時に音量を補正してVolフルのドライブサウンドと同じ音量のクリーン」

が作れるようになり、それ以降はアルバムでもライブでもScholz氏がクリーンサウンドを出す時はこのAUTO CLNを使ってます。

30年位前のラックではSustainor (REV.20)のChan BにCLN(SEMI CLN ON)が割り当てられてたのでそれを使ってたと思われますが、最近ではDISTに変更されてるので、クリーンサウンドを出すとすればAUTO CLNしかありません。

 

何故AUTO CLNなのか?

恐らく「完全なクリーンサウンド」は全部エレアコ(Gary Pihl担当)に任せてるので

「チューブアンプのようなダーティクリーン」

狙いかなと考えてます。

アコギっぽくないアンプらしいクリーンならCLNで出せますし、JCのようなソリッドなクリーンならCLN2で出せます。

しかも両者は歪まず、巷ではどちらも評判の良いクリーンなので、市販のSustainorを使って奏でれば良いと思うのですが、敢えてAUTO CLNを使うという事は上記のサウンドを狙ってる説が濃厚です。

因みに市販のSustainorのSEMI CLNでやや似た音は出るものの、やはりREV.20のAUTO CLNの方が奥行感や深み、僅かな歪によるギラっとした感触が強く、相対的にSEMI CLNは平面的で薄っぺらい音に聴こえます。

 

結論

総合的に判断すると

クリーン→Guild D-25、G-212、Takamine NP15C

ダーティクリーン、クランチ→AUTO CLN(EDGE)

ディストーション→EDGE

となり、これにコーラスやエコーを加えたり、各パートでイコライジングしているものと思われます。

 

 

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