だいぶ前に買ったペダルなのですが、最近記事を書き始めたので載せたいと思います。
HTJ-WORKS Brown Stone Distortionです!
HTJ-WORKSは品川区を拠点とするビルダーで、Two-Rockを模したプリアンプやRockman Sustainorクローン、Klon KTRクローンなどの製品を製作されてます。
その中で今回のBrown Stoneはオリジナルのものらしく、名前にBrownと付いてるので(Brown Sound系だと思い)買いました🤣
謳い文句では、以下の方々のサウンドが出せるそうです(原文ママ)
・B'zの松本さんの様なサウンド
・X JAPAN後期のHIDEサウンド(HIDEがランページを使用していたDAHLIAに近い感じです)
・LOUDNESSの高崎大先生の様なサウンド
・80年代のHRサウンド
・スラッシュメタル系のサウンド
・Plexi系サウンド
インターフェース
Gain、Vol、Treb、Mid、Bassの基本的な5つのつまみの他に、低域のキャラを変える-Fat-というつまみが付いてます。
-Fat-に関しては右側のフットスイッチを押すと発動する仕組みで、ここをオンにしてつまみが効く仕組みです。
電源は一般的なセンターマイナスの9Vアダプターで駆動し、内部で昇圧して駆動している模様です。
筐体のデザインに関しては、通常は銀のフットスイッチに黄色文字で色々書いてあるのですが、どうやら僕が入手した個体は限定品らしく全部真っ黒です笑
トーン
Brown Stone、実際聴くとアンプライクという感じのサウンドで良き🙆♀️
— ROCKMAN (@gtrstfgitagia) 2023年10月12日
ミドルは音量がかなり変わるので、ここ弄る時はVolも一緒に操作した方が良いかも知れない。
確かに謳い文句通り、ハードロックからメタルまでカバー出来る感じ。
FATはゲイン上がって低音散るので癖強め。 pic.twitter.com/ZPtNh3URXX
まずGainですがかなり幅広く効きます。但し用途はHR/HM主体なのでそのままガッツリ上げてハイゲインで運用した方が良いかなと思いました🤘
歪のキャラはエッジ感もあるし滑らかでもある絶妙な感じで、当初はそのスムーズさからアンプライクにも思えましたが、ややエフェクターのような硬さが垣間見れるという感じですね。
Bassはあまり効かず、若干低域が変わるという程度で認識しといた方がいいかも知れません。
Midは500Hzの変化で、音量もここで大きく変わるので音作りの際はVolも並行して調節するのが良いと思われます(動画では音が割れましたw)
Trebleも顕著に変わり、柔らかいサウンドからエッジの鋭い歪まで再現し、どっちに振り切っても破綻しないのが良いですね👍✨
80年代ハードロックならMid上げ目でTrebをやや抑え、ドンシャリメタルならそのままドンシャリ設定にすれば簡単に狙ったサウンドが出てくる印象です。
-Fat-は単体で発売されてたJT1054ミッドブースターというもので、どうやらペダルがバイパスでもこちらをオンにするとそのまま使えるそうです。
このペダルに使った感想を述べるとミドルというより低域のキャラが変わるという感じで、右に回していくとゲインと低域がブーストされていき、同時に低域が散る印象です。
かなり癖のある効き方をするので僕はオフの方が良いなと思いました。
総評
謳い文句通りハイゲイン系のサウンドには柔軟に対応出来るペダルかなと思いました。
但しハイゲイン系のペダルはオーバードライブやファズと違ってそこまで種類が多くない分強豪が勢揃いしており、その中からこのペダルを選ぶとするならばEQの効きの良さが武器になるのかなと思われます。
音作りをシビアに行いたいという方は一度お試しあれ🎶