これも去年買ったペダルですが、今更レビューさせて頂きます😂
Sobbat DB-1 Drive Breakerです!
このペダルは90年代中盤に人気を博した日本のメーカー(取扱はきんこう楽器)のペダルで、ハンドメイドブティックペダルの先駆者的存在で当時は新品2~3万円と高価なペダルでした。
今では2~3万のペダルは当たり前にゴロゴロありますが、当時はマルチエフェクターなどでは兎も角歪単体としては高かったのだそう。
僕の感覚では、ハードオフなどで1万円前後で売られてる印象で、Boot-Legと共に一時代を築いたペダルと認識してたので買いました✌️
インターフェース
Level、Treble、Bass、Driveと基本的な4つまみで構成されてます。
電源は一般的なセンターマイナスの9Vアダプターを使用し、006P電池も使用可能です。
筐体の薙刀を持ってる女の子が何とも素朴な感じで、今では萌えやセクシーに全振りした女の子が描かれてるペダルが多いですが、この漫画の挿絵みたいにさりげなく描いてあるのが印象深いです笑
トーン
まずゲインですが、ゲイン幅は広いのですが絞ってクランチとかにするよりも、12時以降に振ってディストーションとして運用した方が良いなと思いました。
Gainフルでのディストーションでも歪みが潰れず、上手く纏まってるという印象です。
逆にギター側のVolを絞った場合、Sobbat側でGainフルでも煌びやかなクリーンサウンドが顔を出してきます。
歪自体もエッジが比較的丸くアンプライクな感じで、手元で音色を変えるのにはかなり適してると思いました。
コンプレッションは強目で、ギターのピッキングでの強弱はあまり出ない感じです。
Trebleは凡そ2kHzの帯域を司り、下げればローミッドが強めに出るドンシャリ、上げればハイミッドが出る感じで、MarshallのMiddleつまみに当たる効き方かなと思いました。
Bassは中〜高域のキャラを変えずに箱鳴り感のある低音が出る感じで、下げればスッキリとした音、上げればコンボアンプでもスタックアンプのような迫力のある低音が得られます。
この効き方は個人的に好きですね👍✨
総評
ブティックペダルと言われてるだけあり、それなりのクオリティはあるなと思いました。
90年代当時はアンプライクという言葉は恐らく無かったと思いますが、アンプ直の歪やニュアンスを再現してるのかなと思います。
24年現在では数々のメーカーや国内ハンドメイドビルダーがいるので、こちらのペダルは過去の機材のような扱いでハードオフなどでよく見かけますが、歪自体のクオリティはそれらのペダルと充分渡り合えますし、何なら3~4万のペダルともいい勝負だと思います。
中古で1万前後位なので、それなりのクオリティのペダルをお探しの方はお試し頂ければと思います😊