1年と11か月前に買ったペダルですが、ブログ自体サボっており全く記事に書いてませんでした😅
Vivie Irene66です!
Vivieという会社はかつて日本に存在したペダルメーカーで、写真のようにお洒落なデザインのペダルを多く製作してました。
その中の一つが、このIrene66というペダルです。
このペダル、某ギタリストのシグネチャーとして製作されたのですが、コンセプトは「そのギタリストの音が出るペダル」というもので、本人はペダルのデモンストレーション以外では(レコーディングやライブなどでは)使わないとYouTubeの動画内で述べてます。
その後会社自体が無くなってしまったので、僕としてはなんとも筆舌しがたい複雑な思いです😅
インターフェース
Level、Tone、Gainの基本的なつまみと、ブースターをオンにした時の音量ブーストレベルを調節するViolence Lv、ゲインブースト量を調節するNew Worldがあります。
JC/MSのトグルスイッチはそれぞれJC-120とMarshall系スタックアンプそれぞれで最適な音にするもので、Growl/Meowはミドルレンジをシフトさせるものだそうです。
トーン
おはようございます。
— ROCKMAN (@gtrstfgitagia) 2024年1月3日
本日は
Sound Project SIVA Misaki Distortion
HTJ-Works Brown Stone
Vivie Irene66
320design Brown Feather
の比較。
Misakiのザラザラ感がかなりブラウンサウンドっぽいぞ🧐
他は5150以降の音に近いかな? pic.twitter.com/Ql64CSH8D8
まず歪のキャラに関してはエッジがかなり滑らかな感じで、チューブアンプライクな歪です。
エッジの効いた刺々しいハイゲインを想像してたのですが、比較的癖がなく使いやすい歪ですね。
歪量は結構あり、また宣伝通りGainつまみでのゲイン調整幅は狭く直ぐにハイゲインになります。
ただGainやNew Worldを上げすぎるとゲイン量は増えない代わりにノイズがかなり出てくるので、あくまでゲインブーストは歪のキャラやトーンを決めるものと思ってあまり上げない方が良いと思いました。
Toneは一般的な高域の増減でパッシブ、現場の接続先のアンプなどに合わせる感じです。
JC/MSはそれぞれのアンプに合わせるというより、トーンの傾向が大幅に変わると考えた方が分かりやすいかもしれません。
JC側にするとフラットでやや硬めの音になり、MS側にするとローミッドが強烈に出るような感じです。
個人的に好きなのはMS側ですが、低音が散りやすく音像がぼやけがちになるので、JCの方が使いやすいかもしれません🤔
Growl/Meowに関しては、個人的に違いが分かりませんでした笑
多分シグネチャー元の人には違いが分かってるのかなと思いますが、せめてRandall RG-OD位の違いは欲しかったです(あっちも相当分かりづらいですがw)
総評
ハイゲインペダルは無数にあり、音が潰れずにコレよりも歪むペダルとかも勿論あります(Horizon Devices Apex PreampとかFriedman BE-ODなど)
日本で手に入りやすい、比較的チューブライクなハイゲインペダルとして見ると良いかもしれませんね。
中古価格はピンキリで2〜3万くらいなので、気になってるなら2万以下ならオススメです!