Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20190419 Bogner Ecstasy Blue Mini Pt.3

暫くペダルを買う予算が無いので、Red Miniに引き続きコレもレビューするんだな〜コレ🍃🍥

 

さて今回は、様々なロー〜ミドルゲインのエフェクターと比べ、Blue Miniが如何にODペダルとして優れてるか、という事を検証していきたいと思います☝( ◠‿◠ )☝

 

REVV G3

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「Red MiniとG4比べたんならコレはいつやるの?今でしょ!」

という感じでチョイスしてみました(爆

同じ赤青コンビですし、取り敢えずチェキラ🤘🏼(*>ω<)b

まず歪量はつまみ全て12時、Blue Miniのpre eqは「B2」でgainは「H」、G3のトグルスイッチは「N」でG3の方が強め、双方のGainつまみをMAX付近まで上げると同じくらいになります。

 

トーンはBlue MiniのMid Freqトリマーでミドルを変えられるものの、G3はハイミッド、Blue Miniはローミッドにピークが集中しており、それに付随してローが強いのはBlue Mini、高域の抜け感が抜群なのはG3と明確に違いが出ました。

ハイゲイン設定ならG3の方が全然好きかな٩(๑>ᴗ<๑)۶

但し今回はODペダルとして比べるのがこの記事の趣旨なので、早速ローゲインで試した所、やはりクリーン〜クランチでは圧倒的にBlue Miniの方が良いです(笑

G3でのローゲインセッティングはクランチとして使えなくもないかな、という感じで微調整が難しく、クリーンサウンドが歪むか歪まないかの絶妙な匙加減はBlue Miniでは意図も簡単に操作出来、それを各種トグルスイッチで自分好みに補正すら出来るので、そういった意味ではBlue Miniの圧勝でしたᕙ( ˙-˙ )ᕗ

(但ししつこいですがハイゲインに歪ませたらG3の方が良いですw)

 

Bogner La Grange

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Bogner ボグナー / La Grange 【国内正規品】

Bogner ボグナー / La Grange 【国内正規品】

 

続いては同じBognerからLGの登場。

Blueの通常版では「Plexi」モードがありましたが、こちらのMiniだと果たしてどう違うのか?

まず歪量は断然LGの方があり、クリーンも作れるので幅も広いです。

その上で歪みの性質を見ていくと、Blue Miniは今の音楽シーンらしくハイファイで全体的にタイト、LGはローファイで低音が散り気味な感じですね🤔

クリーンはBlue Miniの方が音の分離感や艶があり、LGはモコモコと篭った感じです。

少し歪ませたクランチ〜ミドルゲインODでは、Blue Miniは兎に角ハイファイで上品に歪む感じで、ローミッドにピークが集中しウォームな感じがあります。

対してLGはチューブのコンプレッションやサチュレーションがかなり再現されており、指にまとわりつく感じがあります。

またローファイで古臭い感じがあり、Blue Miniより帯域の高いミドルにピークが集中し凝縮したようなサウンドが得られます。

ハイゲイン設定では更に上記の違いがより一層浮き彫りになり、Blue MiniはまんまBognerらしく、LGはMarshall SLPな音になる感じです。

ODペダルとして見たらどっちもどっちという感じで、やるジャンルや傾向で選んだほうがいいのかなと思いました( ‘-^ )b

 

Catalinbread RAH

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一応そこそこMarshall系なコレ(と言ってもキャビの部分だけねw)を比較してみました🤘🏼

RAHを買った当初は、

「歪まないな(-。-)y-゜゜゜」

と思っていたのですが、Blue(通常&ミニ)も同様なので、この際良い機会なのでチョイスしました(笑

 

まず歪量に関しては、双方のつまみが全て12時の場合、Blue Miniのpre eqを「B2」、gainを「M」にして凡そ同じくらいです。

それ以下のクリーンサウンドは両方とも作れるので、ハイゲインまでカバー出来るBlue Miniの方が歪みの幅は広いです。

その上で歪みの性質を見ていくと、やはりRAHは荒っぽいファジーでヴィンテージなサウンド、対するBlue Miniは歪がきめ細かくタイトでモダンなサウンドという印象を受けました。

やるジャンルにもよりますが、使いやすいのは圧倒的にBlue Miniですね( ‘-^ )b

チューブのSAG感はRAHの方があり、Blue Miniは整ってるといった感じです。

ニュアンスはRAHの方がセンシティブに反応します。

トーンはRAHの方がハイミッド〜トレブルまで強いので音が前に出て、Blue Miniはやはりローミッドが強力なので音が太く奥行があります。

「アンプらしい音」とするならBlue Miniですね( ‘-^ )b

ではどちらがMarshallっぽい音か?と訊かれたら、RAHですかね?(笑

RAHのMiddleを削ってBassとTrebleを上げた音はかなりヴィンテージなMarshallっぽい質感があります。

Bognerはやはり上品、シルキーでMarshallらしい荒削りな感じは無かったですᕙ( ˙-˙ )ᕗ

 

Friedman Dirty Shirley

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Friedman DIRTY SHIRLEY ギターエフェクター

Friedman DIRTY SHIRLEY ギターエフェクター

 

お次はFriedmanの必殺DS🤘🏼🤘🏼

(BE-ODに)隠れた名機として昨今徐々に注目を集めてるミドル〜ハイゲインペダルは果たしてどうなのか?(ง🔥Д🔥)ง

 

まずDSの電源は18Vで駆動させ、双方共につまみ12時、DSのTight SWは下段(タイト方向)にした場合、Blue Miniはpre eqを「B2」、gainを「H」にして全くと言っていいほど同じ歪量になりました( ‘-^ )b

GainつまみMAX方向への差は同じ、Min方向へのゲイン減少量はBlue Miniの方が減りますので、Blue Miniの方が幅広いですね。

ニュアンスやチューブアンプの特徴はどちらも同じくらい掴んでおり、歪み方でバイト感があるのはDS、シルキーなのはBlue Miniと半ば強引に線引きをする位で、(Blue Miniのgain Hでは)両者ともかなり似通ったペダルだと思います。

 

トーンに関してはかなり面白い変化があり、まずローゲインだとDSの方が低音が強く、歪量が増すと低音が減って中域が押し出してくるのに対し、Blue Miniは低域が減らないので終始重厚でやや篭ったサウンドという感じでした。

この点に関してはDSの方がナチュラルに変化してる感じですね🤔

EQつまみは、BassはBlue Miniの方が効きが強く帯域も低めでズンズン鳴ります┏( ^o^)┓ドコドコドコドコ

MiddleはBlue Miniが750〜3.5kHzなのに対しDSは500Hz、俺的にはDSの方が扱いやすいです。

TrebleはDSはハイミッドの調整でバランス良く明るさ調整、Blue MiniはDSのPresenceに近い帯域を扱います。

 

どちらも甲乙つけ難いクオリティはありますが、ローゲインなクランチを狙うならBlue Miniですかね(*>ω<)b

ローミッドが出て、そこそこ歪むクランチならDSでも選択肢に入ると思います。

 

総評

今回はヴィンテージからモダンまでのアンプライクペダル中心に比較しましたが、やはりBlue Miniはモダン寄りなペダルでした🤘🏼

また他のペダルに比べると圧倒的に低音が出ており、キャビの空気感が出てると思えられれば、ちょっと篭ってるかなとも取れます🤔

但しそれもEQで調整が出来るので、俺は個性として認識してます。

   ODペダルとしてはアンプ(Bogner)の空気感を醸し出すので、従来のそれとは使い方や役割が違ってくるかもしれませんが、相応の箇所で使えば割と広い範囲でカバーで出来るんじゃないかなと思いました。

サウンドハウス