Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20240902 Dr.Z Carmen Ghia 112

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買ってから一年以上経って、音源も散々上げてからの記事です爆

ご存知Dr.Z Carmen Ghiaです。

このアンプは医師でありエンジニアでもあるDr.Z氏が製作した名機の1つで、シンプルなコントロールで極上のクリーンやクランチが出せるという事で、製品群の中でもとりわけ人気の型番となってます。

シンプルなコントロール故余計な回路を通らず、ピュアな真空管サウンドによるクランチが人気だそうです。

ただ1Vol1Toneの構成なので歪ませるにはVolをフルまで持っていく必要があり、18Vの真空管アンプの音量をフルにするにはスタジオなどそれなりの環境が必要です笑

センドリターンも無いのでフロアプリなどは適用せず(Toneを下げればある程度代用可能)、空間系なども必ずCarmen Ghiaのプリアンプの前に来る形となります。

このCarmen Ghiaはラインナップがいくつかあり、1番有名なのは10インチ1基、他に10インチ2基、今回の12インチ1基、そして限定でアンプヘッドなどがあります。

僕は丁度12インチ物が欲しかったのでコレにしました。

スピーカーは中国製Celestion V30が搭載されており、足下に置いて鳴らす分にはカッコイイサウンドが出るのですが、耳の位置に持ってくると高域がかなりキツく、僕は英国製Celestion G12M25 Greenbackに交換しました😉

真空管はプリ管に12AX7を1本、5751を1本、整流管に5Y3を1本、パワー管にEL84を2本搭載したやや異質な構成となっており、替えが利くのか心配なものもあります笑

12インチスピーカーを積んだ真空管コンボアンプなのですが筐体がかなり軽く、恐らく同じ12インチスピーカー1基積んだJC-50よりも軽いです。

木材が軽いのかも知れませんが、音は重量アンプに負けない鈴鳴りの心地良いクリーンを奏でます。

Toneコントロールは音色の変化が強烈で、左に回せば高域が、右に回せば低域がブーストされる感じで、どっちに振り切っても破綻せず、このToneで自在に好みのサウンドを作れそうな印象です(3バンド?そんなに要らねーよ!みたいな感じがとても良い🥹)

 

エフェクターを使って鳴らしてみた

youtu.be

このアンプは歪ペダルの乗りが抜群という事で、その為に買いました😆

故にShure SM57で録った音をアップしてます。

前回買ったMarshall Origin5Cと比べると、やはりレンジの広さや音圧で圧勝しており、またエフェクターに対して素直に鳴るという印象を受けました。

Origin5Cの方がミドルにオマケが付くという感じでしょうか。

ペラペラな安っぽい音のディストーションペダルでもある程度いい感じに聴こえるのがOrigin5C、そういうのは一切妥協せず鏡のように反映させるのがCarmen Ghiaという感じですね。

 

総評

今回は噂のクランチを鳴らせない環境なので残念ですが、クリーンは鈴鳴で綺麗、エフェクター乗りは抜群と僕の理想のアンプとなりました😆

エフェクトループが無いのでフロアプリが試せないのは残念ですが、ディストーションペダルを気軽に試せる12インチコンボアンプと考えると正に理想の逸品です!

サウンドハウス

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