Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20200905 Guitar Craft Takman XPR2 Thousand Drive

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ばん!(笑

 

遂に。。。遂に手に入れてしまった、この混沌としたペダル。。。😈✡️🕯🩸🗡

Takman XPR2 Thousand Driveでございます✡️ 

(嗚呼恐ろしや。。。悪霊退さ‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o(˶‾᷄.̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̨̨̨̨̨̨̨̨̨̨̨̨.̸̸̨̨ ‾᷅˵)ブーー

 

あれは10年前の事でした。

当時Rockman知りたてホヤホヤの俺は、その稚出な情報を携え、2chの専用スレッドに蔓延って情報得たり議論したりしてました。

その当時は今ほどRockmanで盛り上がってるという訳ではありませんでしたが、とある楽器店だけが異様にB'z関連の製品で沸き立ってました。

そう、今は無いので出しますが、北海道の中古ギター専門楽器店「Guitar Craft」というお店です。。。嗚呼恐ろし‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o(˶‾᷄.̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̸̨̨̨̨̨̨̨̨̨̨̨̨.̸̸̨̨ ‾᷅˵)ブーー

そこは当時かなり大手で、主に通販やヤフオクを駆使して売買を行い、中々レアなものも見受けられたりしました(Gibson Labアンプとかもあった気がする)

その楽器屋は一時期Rockman関連の製品を(当時の俺の如くw)大量に集めており、Distortion Generatorも出品されてる物を数台連続でオクで落としたとかいう噂も立ってました😱

で、その(謎の)盛り上がりが高じたのか、とうとう自分達でRockmanリバイバルを作り上げてしまったのです。

それが今回ご紹介するTakmanになります。

このTakman、ネーミングはどこかの巨大掲示板で「オタ向けにTakman作ってやれよ」的なレスが付いて、その直後にリリースされたので、もしかしたらそこからの可能性が大です🤔

当時はYoutubeで上げた音源がかなり高音がキツく、あまり評判が良くなかった印象です。

また当時はオリジナルのRockman Distortion GeneratorやSustainorの中古市場価格より値段が高かった事(45,000円くらいだった気がする)、Rockmanの製品を無駄にLED交換したり、YAMAHA MG-Mに無駄にLED載せて光らせたりと奇行が目立ったり(笑)、今と違ってSNSがmixi位しか無く販促するのが難しかったり、ヤフオクやデジマートに大量に登録して「Rockman」と検索しても出てくるようにしたりと評判がすこぶる悪く、恐らく売れ行きが芳しくなかったのか途中からスポット販売に切り替わり、やがてスポット販売の頻度も少なくなり、そして最後は店舗と共に無くなりました。

 

それから10年後の2020年8月、当ブログでも紹介しましたが、TC楽器からRockman(Distortion Generator)リバイバルであるGOAT Generatorが発売され、初回生産分は即完売、セカンドロットも予約されてる方が多い状況と、Rockmanが再び脚光を集めてる状況になりましたが、ここに来てデジマートにTakmanが出品されたので即ポチりました(研究熱心🧪⚗️🔬🧐

 

Takmanには3種類あり、俺が手に入れた初期版、ゲインアップやトーン見直しをされたSE+、最後に発売され2バンドEQとゲインブースターを搭載したXPR-3+とあります。

(1番レアは極小スポット販売だったXPR-3+)

 

インターフェース

何に拘ったのか定かではありませんが、超意味不明な単語が羅列されてるので(俺も覚える為に)順を追って説明します(笑

まずつまみに関しては、左からMore(クリーンブースターのレベル)、Than(音量)、Feel(一般的なエフェクターにおけるトーン)、Rock(ゲイン)となり、フットスイッチはBost(クリーンブースターのオンオフ)、On(エフェクターのオンオフ)となってます。

LEDが3つ付いており、Bostは青、Onは赤、SGNLは緑に光ります(笑

SGNLはギターからの信号がある時だけ点灯する、RockmanのThresholdのLEDみたいな光り方をします。

電源はセンターマイナスのDC12Vのみです。

当時は専用のTak Adapterなるものを併売してて、パワーサプライ等が無ければ抱き合わせ購入するしかありませんでした(これもデジマートやヤフオクでRockmanで検索するとヒットしてくるからただただウザかった思ひ出。。。😡

 

サウンド

インターフェースは兎も角、気になるのはやはりそのサウンド!

個人的な意見を述べると、

「かなり完成度の高いRockmanリバイバル」

と太鼓判を押しておきます✊🥴

情報量も少ない10年前に、良くこれだけの再現度を誇るエフェクターを作り上げたかと驚きでございます😭

コンセプトは「往年のRockmanをより現代的なサウンドにして使いやすくした」のだそうですが、確かにゲインアップやトーン調整が絶妙になされてる印象で(多分BOSS SD-1を足したような感じ)、バイパス時でも効くクリーンブースターがソロ時に活用出来るのも、現代的という部分が垣間見れます。

コンプ感はRockmanそのもので、弦を弾いた時のゴンゴン感は抜群に出ます👍✨

フィルターに関してはオリジナルとは違って無さそうな印象で、Rockman特有の空気感は薄いですね。

トーンは概ね再現されており、2kHzが削り足りないだとかのシビアな部分にさえ目を瞑れば、ほぼほぼRockmanです(笑

またキャビシミュも搭載されてるので、アンプでも使えますが、ミキサーやPAに直接出力してもTakmanのサウンドが出せます👍

RockmanでいうPhase Notcher機能は、音聴く限り多分オンになってる状態かと思われます。

(Guitar Craftの謎の本気度がひしひし伝わってきますw)

Feelつまみに関しては、恐らくSustainorなどのTreble Boostに該当すると思われるつまみで、トーンを変えるというより全体的な高域調整にとどまってる感じです。

Rockつまみでゲイン調整出来るんですが、12時以降は変化が微弱になって気付きにくいですね😅

Bostのクリーンブースターは本来は音量UPのみのブースターなんですが、掛けると歪がほんのり立体的になるような感じがするので、ソロ時に踏む以外でも音作りで活かせそうな感じではありますね。

余談ですが、Rockman SustainorのCLNやCLN2みたいなクリーンは当然出ないので注意(笑

またギターVol絞ってAuto CLNみたいな使い方も出来ません(笑

 

総評

当時は評判が良くなかったのですが、改めて自分で体感した限りでは、

「Rockmanを使った音源をコピーする際に代用は充分可能」

と思いました。

またアンプでもライン直でも行けるようなトーンなので、あらゆる環境下でも使い回せる便利さも良いですね🤟✨

しかし、

「じゃあ今見つけたら買いか?」

と言われると、そこは微妙なので何とも言えません(笑

今ではオリジナルSustainorやDistortion Generatorの価格が高騰してて、もしオリジナルの価格を下回ればTakmanも視野には入るかもですが、Distortion GeneratorはまずTakmanより安いですし、Sustainorも時折安く手に入る場合があり、また2020年9月現在ではより精巧なGOAT Generatorが遥かに安い価格で手に入るので、俺みたいなマニアでも無い限りコレを買うのはややリスキーな気もします(笑

 

次回は色々比較して行きたいと思います💪(৹ᵒ̴̶̷᷄ωᵒ̴̶̷᷅৹💪)

サウンドハウス

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