今回はDS-2の前段に各種ブースターや、後段にクリーンエフェクターを置き、それぞれどのような反応を示すか実験してみました🥳
(Jazz Chorusに最適化されてるとはいえ、如何せん音が細いのでブースターが欲しくなるんだよな~コレ🍃🍃🍃)
BOSS SD-1 Super Overdrive
まずは同社のSD-1を前段に繋いでブースターとして使ってみました🤘
感触としては、基本DS-2のトーンを維持しつつミドルレンジ(凡そ1kHz帯)とゲインをちょい足ししたような感じで、絶妙なさじ加減でブーストしてくれる感じです👍👍
他のディストーションとも相性がいいSD-2ですが(特にブースターを選ぶOvaltone OD-Five eXplosionが唯一選んだのもSD-1だったし)、DS-2も例に漏れず相性は抜群ですね😀👍
Ibanez TS-9 Tube Screamer
今度は「TS系」とジャンルを確立した超定番ODペダルのTS-9。
こちらはSD-1とは違い低音をガッツリ削り、その分似たような帯域のミドルレンジを押し上げてる感じで、ゲインブースト量もこちらの方が上です。
個人的にはTS-9でブーストした方が好きですね🥰
TS-9の音色が良かったので他の「TS系」でも試してはみたいですが、TS-9で十分満足してしまってます(他社メーカーの方さーせんwww)
Horizon Devices Precision Drive
DS-2でもDjent系が出来るのか?と試したところ、一例ですが写真のような設定でガッツリ出来ました👌🌟
DS-2のDistつまみを フルではなく3時位まで下げて、PD側でゲインをちょい足しした方がしっくりきますね🤔
全体的に明るくなるBrightを兼ねそろえたハイミッドブースターなので、強力に効くノイズゲートも相まって、ややルーズな低音をスッキリとタイトにしてくれる効果は絶大です👍✨
Catalinbread Formula No.55
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Fender Tweed系の人気ペダルですが、まず前段に繋いだ場合、DS-2の角が取れてややチューブのような感触を得られました。
ゲインブーストも出来るんですが、どちらかというと素のままの細くなりがちな音を柔らかくして太くする作用の方が強く、悪く言えば低音が若干ブーミーになりがちですが、有機的なサウンドになります。
後段に繋いだ場合、凡そチューブアンプに繋いだような音色になり音が柔らかくなります。
ただしPresenceとToneをMAXにしても何となく籠ったような感じになるので、完全にチューブアンプに繋いだ音ではないですね🤔
別途でトレブルブースターとか使えば解決するかもしれませんが、このままでもヴィンテージアンプに繋いだような雰囲気は出ます🤟
JHS Twin Twelve
今度はTTをフィルターにしてみたんですが、恐らく写真のようなイコライジングがフラットかなと予想されます(Bass少しでも上げると超篭もる😡)
その場合、上記のNo.55とは違いトーンを維持したままエッジを若干硬さを残したまま丸くし、音を太くしてくれます👍
DS-2をアンプ直で鳴らすとバリバリしたファズディストーションに感じられるくらい、ふくよかで温かみのあるサウンドにしてくれます😊
BassとTrebleを敢えて上げると、篭もる&スピーカーが変わったようなトーンの変化が見られ、別途でハイミッド辺りを何とかすれば10インチでも15インチみたいな豊かな低音を出力するサウンドメイキングが出来そうです🤘✨
Supro Drive
Suproをフィルターにした場合、本当に微小な変化ですが低音と高音が削られ、Toneつまみ12時では全体的に篭もり、Toneつまみをフルにすればほぼ原音と同じトーンになります。
フルにすればハイミッドが出るので音が前に出て生々しくなり、ややチューブっぽい感じにはなりますね👍✨
Ethos Overdrive
今度は
DS-2→Ethosのクリーン→JC-40のリターン
と繋ぎ、DS-2をそのままJC-40のインプットに繋いだ音と比較しました。
その結果、音が太くなり、高域が丸くなってウォームになり、チューブに繋いだような感触になりました🤘😆👍✨
本物のチューブと比べると平面的な感じは否めませんが、それでも変化の仕方はかなり近いものがありますね👍
各種トグルスイッチやハイカットフィルターなどで音色を調整出来るアドバンテージもあり、またキャビシミュも付いてるので、これさえあれば他のエフェクターの為のプリアンプとして働いてくれますね😊
Hughes&Kettner Tubeman II
Tubemanのクリーンを使った場合、EQ全部12時で高域が兎に角出るので(多分H&Kのアンプのクリーンがクリスタルクリーンと呼ばれる所以だと思う🤔)、DS-2もかなり高域成分が強く倍音が出ます。
SAG感が抜群に出るのでJC-40よりも生々しいサウンドになります🤘✨
僕はJC-40のEQもかなり高域を下げてるので、相対的にそう聴こえるのかなと思ったんですが、Two-Rockに繋いでEQ全て12時でもTubemanの方がめっちゃ出てますね。
しかしながらこの辺はTubemanに付いてるEQで調整が出来るので、Trebleを削り、ハイミッドに作用するMiddleを上げて高域のバランスを整えたり、Bassが良い感じ効くので上げて迫力を増したり、減らして抜けを良くしたりしてメタルディストーションやアンプライクなモダンハイゲインなDS-2のサウンドが作れます。
ADA MP-1-CHANNEL
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MP-1の場合、JC-40のリターンに繋いでプリアンプとして使うと、DS-2がまんまチューブアンプに繋いだようなブリブリのサウンドになりました!🤘😁🤘✨
構造的にはTubemanと同じくプリがチューブ、パワーがソリッドステートのハイブリッド型のアンプになるんですが、フルチューブと遜色ないウォームな音色を叩きだします🤘✨
チューブの特性がやや高域が弱い気がしますが、Presenceつまみでいい塩梅に調整出来ます😊
総評
DS-2はエフェクターたらしめるディストーションなので、やはり柔軟性が高く組み合わせに融通が利きます。
JC-120に直に繋いで鳴らす前提でも設計されてるそうですが(開発テストでJC-120も使うそうな)、個人的には後段にプリアンプ繋いでリターンで鳴らした方がいい結果な事が多かった印象です。
発売されて30年以上経ちますが、未だにロングセラーのディストーション、素朴な音色でした😄🤘✨