Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20190830 Bogner Ecstasy 101B (エフェクター編)

前回は同じBogner社のペダル同士で比較しましたが、今回は色んなペダルを、JC-40と比べてどんな感じなのかやってみました🤘🤩🤘

 

Rockman Sustainor

第一発目からRockmanです!🐬🐳🌎🚙💎

「どんなアンプに繋げても"あの音"になる」

Rockmanは、Bogner Ecstasy + Two-Rock Cabでも貫き通せるのか、いざ実験!🛠

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その結果、どちらもやはりRockmanのサウンドに早変わりしましたが、根底にあるクリーンサウンドに違いがあり、JC-40は平坦でライン録音したような感じ、Ecstasyは奥行があり生々しさがあるので、それがモロにRockmanにも影響してます。

スタジオでアンプを使わずミキサー直で録音したみたいな音はJC-40、77〜79年位のBostonのライブサウンドはEcstasyという感じですね🧐

僕はどっちも各々の個性的な特長があるので好きですが、JCのEQの取っ付きづらさや、平坦な音がちょっと迫力に欠けるような気がしなくもないので、大体の人はチューブアンプに繋いだ音の方が好きかもしれません(笑

因みに、RockmanとBognerは似てるのか?という疑問ですが俺としては、

「何となくEQは似てるかな😑💭」

って感じです(笑

Ch2 (Blue Ch)でMiddle 0でBassを9時くらいまで絞り、Trebleは12~1時、Pre EQはB1でそこそこ似てるかな?という感じです。

Rockmanはたとえチューブアンプに繋いでも、チューブのサチュレーションやSAG感は皆無なので、それがモロにニュアンスに出てくるアンプのChではどうしても似つかないです。

ある意味アンプキラーの異名を持ってるしねw

 

ソリッドステートアンプに繋げば、上記のような要素が薄くなるEcstasy RedやBlueのペダルの方が近い音が作れるかもしれないです🧐

 

Sansamp Classic

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お次はSansampで実験😊🤘

(余談だけど、最近キャラシリーズもどんどんディスコンになってベース用エフェクターがメイン、ギターは二の次というイメージが定着しつつあるのが悲しい😭)

 

結果、JC-40の方が輪郭がくっきりとし、Ecstasy + Two-Rock Cabでは奥行感や迫力のある低音が出るものの、音がぼやけがちな印象でした。

悪くは無いんですが音が籠りやすく、俺的にはJC-40の方が良いかなという感じです😅

恐らくこれはSansampに搭載されてるキャビシミュが高域を削ってるためかなと推測してます。

JC系のスピーカーは前にも書きましたが、キーボードにも対応してる位比較的フラットな性質を持ち、幾らEVM-12Sがフラットと言われているとはいえ、ギターアンプ用スピーカーはミドルレンジに特化している為、キャビネットの性質をシミュレートした音と重なれば高域と低域はスポイルされてミドルが超強調されるのは必至です。

またJC-40と比べると、やはりEcstasy 101BとTwo-Rockの影響がモロに出て、Bognerのトーンが根底にあるようなサウンドになりました(笑

 

Friedman BE-OD

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FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

 

改造Marshall系アンプのある意味ライバル的立ち位置のFriedman Amplificationから出た大ヒットペダルでの比較‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

 

結果、JC-40と比べると高域が丸々しく削れ、逆にロー〜ローミッド辺りがドンッと出る感じになりました。

巷やYoutubeなんかで聴かれるFriedman BE-100のサウンドに近いのは、どちらかと言うとEcstasyに繋いだ音ですね。

(ただキャビネットがBogner or Friedmanでないからか、高域が弱い気がしなくもないですね🤔)

 

因みにEcstasyのRed Chと比べると、歪のSAG感などは似てますが、EQにおいてFriedmanがフラット(若しくはややドンシャリ)、Red Chがミドル集中型という感じでやはりキャラクターは全然違います。

Red Chでミドルを削っても、そもそもミドルのピークが違うので似ません(笑

 

因みにEcstasyのクリーンChで鳴らしたBE-ODの音をJC-40で近づけようとした場合、EcstasyでのBE-ODの設定でVol以外の全てのつまみが12時の場合、JC-40だとBE-ODの設定はBassとTightをかなり上げ、Trebleを11時、Presenceを10時くらいまで下げてザクザク感を緩和する事で似たような音にはなりますが、パワー管の動作によるサチュレーションやスピーカーの特性からの奥行感などが得られないため、割り切って鋭いエッジの金属的なBE-ODサウンドとして使うのがいいかもしれないですね(笑

 

Diezel VH4

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VH4 PEDAL

VH4 PEDAL

 

BE-ODが来たならやはりコレ(笑

いつもはVH4-2が多いんですが、今回はこっちで試しました🤘😠🤘

因みに今回はエフェクトループを駆使したプリアンプ的な使い方ではなく、あくまでアンプのクリーンサウンドでの乗り具合の比較なので「エフェクター」として使いました。

 

結果。。。VH4はやはり強かった!\( 'ω')/ヒィヤッハァァァァァァァア!!!

VH4のEQ次第でどちらにも似るサウンドが作れます(*>ω<)b

Ecstasy + Two-Rock Cabは低音が出やすい傾向なんですが、VH4のDeepつまみやBassつまみの微調整でJC-40でも肉薄した低音が出せます(*^^)v

高域も同様で、丸みを帯びつつきめ細かいチューブ特有のSAG感なども、多少音が固くなりつつも中々良い感じにJC-40で再現出来ました✌️

 

一方Red Chと比べた場合、Red Chの方がミドルが強くて高域の抜け感が良く、低域の迫力はVH4に分があるという感じですね。

歪のきめ細かさはVH4、音圧はRed Chという感じもありますが誤差で、基本的なキャラは似ており、特にミドルレンジの可変に関してはRed Chの方が強烈に効きますが、扱う帯域は同じなような気がします。

因みに高域はRed Chの方が高い帯域で、VH4はハイミッドと全体的な音の固さの調整、低域はVH4の方が低い帯域ですが、恐らくエフェクター全体でもかなり下の帯域を扱う感じです。

ただ関心のミドルが同じような感じなので、やろうと思えば擦り寄せる事も出来るということですね(やろうと思えばの話だけどw)

 

Suhr Riot Reloaded

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SUHR サー/RIOT RELOADED

SUHR サー/RIOT RELOADED

 

まだまだ行くよ〜ブティックペダル実験⚗️

お次はミドルレンジが強烈なRiot!!🤘😡🤘

 

まずはJC-40とEcstasyで試したんですが、これは結構アンプの影響が強く出るタイプのペダルかなと思いました。

JCだとあからさまにザクザクと鋭い歪になり、EcstasyだとそのままBognerのようなサウンドになります(笑

どちらが好きか?と訊かれたら、俺はJCで出した方が良いかな😆

JC-40の方が輪郭があり、より刺激的なサウンドが得られる感じですね😀🤘

 

ではRed Chとの違いは?

恐らくペダルのEcstasy Redと同様、ミドルのピークが違う感じです。

Bognerの方がミドルレンジで特定の帯域をノッチングされてる感があり、Riotと比べて気付いたんですがRockmanのミドルの出方にやはり似てますね🧐

Riotはその点ある数値以下の低域と数値以上の高域をバッサリカットしてるのも相俟って、ミドルレンジで調整されてるのは確かですが、ミドルの塊が放出されてる感が強く、大味な印象です(笑

迫力は抜群にRiot Reloaded、耳障りの良さはRed Chという感じですね😉

 

VOX Satchurator JS-DS

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所変わって今度はエフェクター然としたVOX JS-DSでの実験。

ハイクオリティDS-1はどのような違いを見せつけてくれるのか?!

 

まずJC-40の方が高域が強く、輪郭があり激しいサウンドが得られます。

Ecstasyだとやはりマイルドになり、奥行がある感じですね。

きめ細かい歪は基礎としてあり、それ以外の部分はアンプに影響されやすいペダルなので、アンプとの相性を測るのに使いやすいペダルですね👍✨

因みにRed Chと比べると、やはりエフェクターらしくきめ細かく安定し、パワー管によるドライブ感のない歪が得られました。

上記のような特長が欲しければJS-DSをCh 1に繋ぎ、ハイゲインチューブアンプ特有のパワー管がドライブしてるようなニュアンスが欲しければRed Chと差別化はしやすく、敢えてクリーンにコレを乗せるのもアリですね😉👍✨

 

Randall RGOD

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続いては(ソリッドステート)アンプライクなコレでの比較。

つまりEcstasyで出力するとハイブリッドアンプみたいな感じになるという事ですな😆

 

まずJC-40との相違ですが、完全にEcstasyの音の方が良いですね(*>ω<)b

ほぼ同じ音で、立体度が格段に上がります🤘😡🤘

 

エグくザクザクさせたいならJCの方が良いですが、使いやすさや耳に心地のいい歪を求めるならEcstasy(チューブ)が断然オススメです!😉👍

人によっては(俺もそうですがw)MesaのRectifier系にTSを足したような迫力のあるサウンドに聴こえますね😎🤘✨

 

因みにRed Chとは全然違う音で、Red Ch側で似たような音は作れますが、どうしてもシルキーなミドルレンジの効果かRGOD程劈くような音は出ません。

Ecstasyでひたすらザクザクとスラッシーなリフを刻みたいならRGODがいいですね(上品な音色のEcstasyに鋭いエッジの需要があるのか疑問ですがw)

 

POS DT-1

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ラストは数々のアンプを唸らせた(笑)POS御大のご登場イェア!!!!!(☝ ՞۝՞)☝!!!チェケラ!!!!!

「まあBogner Ecstasyならば良い音で鳴ってくれるでしょう😉👍」

と仄かに期待しつつ。。。

 

結果、どうやってもPOSの音になりました(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャヒゴッ!!!ゴホッ!ゴホッオエェー!!

確かにチューブアンプの奥行き感とか柔らかさがJC-40に比べると出てますが、POSのディストーションまんまです(笑

Blue ChやRed Chの方がどうやってもいい音なので、わざわざコレを使う理由が無いですね(キッパリ

しかもバイパス音も例に漏れず超劣化するので、歪の使い分けすら許さない仕様(爆

ただPOSとチューブアンプを組み合わせた音が好きなら、POSはブレないので安価でそこそこクオリティの高いアンプ(VOX AC4C1-12とかLaney Cub12R辺り)でもそれなりのポテンシャルを引き出せると思います。

 

まとめ

比べたいペダルは沢山ありますが、今回は一例として上記のみに絞って感想を書きました。

Bognerのクリーンは一見癖がないように思えますが、キャビネットが他社製でも歪ペダルを乗せるとBognerを連想させる雰囲気があります🧐

またメタルサウンドはRed Chでも出せなくはないですが、やはりそれに特化したペダルの方がアンプ直より鋭いエッジが得られ、かつチューブアンプの良さ(奥行感とか心地良さ)も兼ねてるので、やるジャンルによってはペダル優勢になるかなと思いました。

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