Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20200408 Ovaltone OD-FIVE 2 eXplosion Pt.3 (アンプ・ブースター編)

ブースター編

 

まずはこの3個で試してみました٩(ˊᗜˋ*)و

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SD-1とTS-9はド定番、そこにPDを加えてどれがどんな反応をするのか?

 

BOSS Super Over Drive SD-1

BOSS Super OverDrive  SD-1

BOSS Super OverDrive SD-1

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この中では一番無難という印象を受けました。

程よくローをカットし、やんわりとハイミッドを増幅させて明るさを加え単音を太くして歪の纏まり感を際立たせてます。

eXplosionのトーンを極端に変えずにコントロールしやすくするという点ではコレが良いですね🥰

現行品なので3つの中で1番安いのも👍✨

 

Ibanez Tube Screamer TS-9

Ibanez Tubescreamer TS9

Ibanez Tubescreamer TS9

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ローカットがSD-1に比べると甘く、ややルーズさが残る印象です。

またeXplosionとTS-9のミドルのピークが被るのか、ややモコモコするかな〜という感じもしなくもないです(笑

ただ、ブースター無しよりは纏まり感が出ており、大分使いやすくなってます。

総じてSD-1の方が相性が良いかなと思いました😅

 

Horizon Devices Precision Drive

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これは他と違い、ガッツリPD仕様にトーンをガラリと変えてきます(笑

SAG感や散り感は尽くカットし、備え付けのコンプとトレブルブースターで全体的にハイミッドをガッツリと持ち上げて明るくタイトなサウンド(=Djent?)にしてくれます🤘✨

ノイズゲートを使えば案の定ザクザクスラッシーに刻めますし、この中では一番好きな変化です🤘😎🤘✨

 

次に試したのはこの3個です🤘😆🤘✨

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ハイエンド系とヴィンテージでの実験です⚗️🔎🧐

RATは良くブースターとしても使われるというお話を小耳にしたのでブースターの仲間入りを果たしました(笑

 

Limetone Audio FOCUS-NX

コンプレッサーとミドルブースターの融合体のコレですが、eXplosionとの相性は抜群です😆🤘✨

コンプレッサーで散り気味な歪を纏め上げて使いやすくし、各種Colorつまみを調整すれば抜けの良い芯のあるサウンドから、強烈なワウ半留め効果まで得られます。

但しColorのどちらかをMAXにすると音が潰れてペラペラになります(笑

Volはヘッドルームが広いのか、12時で固定で、ゲインを稼ぎたければGainつまみを少しずつ上げて調整するのがいいですね😊

 

Bondi Effects Sick As Overdrive

これはGainを0にするか、9時くらいまで上げるかでかなり毛色が変わります🤔

(因みにLevelに関しては、ヘッドルームがかなり広く12時基本で少し音と歪量を増加させたい場合は1時位がいいです。MAXにすると音が割れますw)

Gain 0の場合はやはりトランスペアレント系らしく、音色を変えずにゲインをほんのり加えて低音をスッキリさせます。

eXplosionの音色を崩さず、ニュアンスをもう少しコントロールしたいという場合はコレが良いですね😊

Gainを9時まで上げ、eXplosionのゲインを下げればタイトな低音の、モダンなハイゲインサウンドが出てきます。

こちらもCentaur系の如くあまり音色を変えないのが、元のeXplosionの持ち味を活かしてていい感じです😌

 

Pro Co RAT (86年製)

これはRAT単体で歪ませた時と同様、低音をバッサリと消し飛ばしてシャリシャリとした歪にします(笑

RATのDistortionつまみを0にすると全く効果が無いので、9時くらいにしてeXplosion側のGainつまみを10時くらいまで落とせば、80年代のNWOBHM風な歪がキメてくれます🤘😎🤘

(コーラス掛ければ完璧w)

双方ともクセが強いペダルですが、RATによる補正はかなり強力です😆👍

 

今度はヴィンテージアンプのエミュレータで実験⚗️🔎🧐

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Supro Drive (Boldモード)

SUPRO ( スプロ ) オーバードライブ Drive

SUPRO ( スプロ ) オーバードライブ Drive

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TS9同様ローカットがされておらず、ゲインを増加させた程度に留まってます。

ただ、Supro独特のトーンをほんのり継承してるような感じで、デフォよりも若干イナたい雰囲気が何となく出てるように思えます👨‍🦳

 

Catalinbread Formula No.55 (Loモード)

かなりエグいファズになりますwww

VolでもGainでも上げると似たような感じにブーストされ(但しGain 0だと音が出ないので、Volを振りまくってもほんの少しだけGainつまみは入れてます)、飽和状態?を超えると歪が潰れてファジーになり、発振しますw

飽和手前でもファズっぽくなるので、ある意味Precision Driveと対極にあるペダルですw

60〜70年代初頭のサイケなファズサウンド狙いなら、この組み合わせは良いかもですね😆

 

JHS Twin Twelve (Cleanモード)

こちらはNo.55程ではないけど、ブーストしない時より歪が散りやすくなります。

ファズとディストーションの丁度中間という感じですね(RAT?)

あとTT側のBassつまみが12時でかなり独特な低音が出てる事が今回分かり、0にしたらeXplosionの低音の出方になったので、恐らくアクティブEQかなと今回の実験で分かりました(JHSのアナウンスでは、大元の1484アンプで足りないと言われてた低音を足してより音楽的なサウンドにチューニングした、と謳ってたので、恐らくその低音がそれかも?🤔)

普通にeXplosionのGainつまみを上げて歪みを足した方が使いやすいですw

 

ついでに試したのでオマケ⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎

 

BJFE Model D

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AIABタイプのModel Dで実験。

Model D側のBassとEdgeを絞ってTrebleを上げることにより、70年代のフュージョン風Dumbleサウンドになるので試しましたw

結果、そのままだとソリッドステートアンプではザラザラした成分が顕著だったeXplosionが全体的に丸くなり、原音を殆ど変えずにゲインを上げてウォームなサウンドになりました😋✌️

但し、殆どSD-1でブーストした時の変化と同じで、SD-1の方はエッジを良い方向に活かしてるので好みが相当別れるのと(多分SD-1の方が良い感じに聴こえる人が多そうw)、やはりコストや流通量の面でSD-1の方が断然有利ですねw

 

Van Weelden Royal Overdrive

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「ペダル」では1番気に入ってるコレですが、ゲインを落としてブースターとして使いました😆👍

まずバッファードバイパスの時点でかなり音質が向上しており、そのまま

ギター→eXplosion→アンプ

よりも音が元気になってます😊

その上でEQを全て12時にしてVolとGainを弄っていくと、ミドルがモリモリと追加されて低音がタイトになり、Precision Driveとは違った、分厚くて迫力のあるサウンドに変貌しました😆👍

500Hz辺りがボコっとブーストされてる感じで、かつeXplosionの倍音や歪みのきめ細かさを活かしてるかなりゴキゲン٩(ˊᗜˋ*)وなサウンドです。

但しSD-1をエンハンスしたような感じでもあるので、Model Dと同じくSD-1で賄えますね😅

 

Ovaltone Q.O.O Blue Edition

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同じ同社の人気ペダルと比較してみました。

結論から書くと、Q.O.Oの方が断然使いやすく良い音がします(笑

Q.O.Oは迫力のある重低音、ピーキーにならず分離感のいいきめ細やかな高音、太いミドルレンジとバランス良くアンプライクなサウンドを出力してくれます。

それに対しeXplosionは相対的に低音が無く、かつ散りやすいのでブーミーになりがちで、高域も丸く削られてるので荒々しく感じます。

恐らく大元のアンプのニュアンスを事細かく再現しての結果だと思われますので、前段にブースターを繋げばQ.O.Oと差別化を図った上で改善されます。

eXplosion側のゲインを11時くらいまで下げてSD-1(現行品で充分)をブースターとして使えば、Q.O.Oには無い高域が強調されて音に芯が感じられて抜けが良くなり、Q.O.Oと一緒に使うならリードとして使えますね(👍-⊡ω⊡)👍

 

VOX Pathfinder 10

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恒例の比較実験です😆🤘✨

まず前提として、eXplosion側のBright SWをONにすると劈くようなファズになるのでOFF推奨です(パス10のTreble 0、Bass 6)

その上で見てみると、スピーカーの径が関係してるのかJC-40に比べてEdgeの効き具合が顕著です。

具体的には12時より左ならモコモコしたかんじあになり、右に回していくとこれまた強烈な高域が出てきます。

但しOD Chと比べた場合、OD Chがエフェクターの様な聴こえ方をする位、eXplosionの音は柔らかいチューブアンプのような音になります🤘✨

なので小型の安価なアンプに関しては(Bright SWをONにしなければ)効果覿面かなと思いました😊

 

Mesa Boogie Mark V

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ラストはチューブアンプでの実験。

Mesa Boogieの場合だと、eXplosion単体で超イイ音が出ました!🤘😆👍✨

(Ch1 Clean、EQ全て12時、グライコOFF)

Ch3のMk IVモードやExtremeモードに比べると中域がフラットである意味扱いやすい感じですね😊

またJC-40やパス10だと平面的で高域が固い印象が強いんですが、MkVだとその高域が丸まって柔らかくなり、奥行感、立体感を兼ね揃えて出力してくれます。

ただ、言い換えれば「アンプを選ぶ」ペダルなのかなとも思いました。

 

総評

eXplosionはアンプの特徴を事細かく再現してるのか、ブースターとの相性が抜群にいいです(一部を除くw

特にSD-1は抜群に良く、欠点という欠点が見当たらない上、中古はおろか新品でもお手頃価格なので、eXplosionをメイン機に添える際はお供としておススメです!

最初は癖が強くて馴染みにくいかもですが、爆音で鳴らしたり、ブースターを繋げれば業物に化けるペダルに思えました👍✨

サウンドハウス