Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20181003 Catalinbread Formula No.55 Pt.4

Formula No.55の最終記事です(笑

なんでここまで固執をするかというと、比較出来そうなエフェクターが増えたからです(爆

。。。は置いといて、元々Fender系のエミュレータはずっと前から欲しいなと思ってまして、特に初めはTwin ReverbやDeluxe Reverbのトーンをどんなアンプでも再現出来るようなものが欲しいなと思ってました。

で、BOSSがCOSMモデリングを駆使した、Fender社公認のエミュレータを出してたんですが、当時はGT-10を持ってたので、

「同じCOSMっしょ?いいや(´>؂∂`)てへぺろ☆」

みたいな感じでスルーしてました(爆

(まあ多分デジタルアレルギーだったんでしょうな。。。おそらく今もwww)

でもBOSS ST-2とかDS-1Xは未だに欲しいって思ってますよ(;^_^A

で、Tweed系のエフェクターに関してはTech21のシミュレータも含め、

「Fenderアンプ = 歪まない」

という(謎の)図式が頭の中にあり、

「たとえ多少歪んだとしても、Fenderクリーンが作れるエフェクター出ないと駄目、論外(ꐦ°᷄д°᷅)」

みたいな考えがあったのでしばらく手を出しませんでした(笑

しかしながら、ヴィンテージから昨今Custom Shopで復刻されたTweedシリーズの動画を漁ってると、かなり歪んだものが多く、それでFenderアンプ自体の見方も変わりましたね沁沁

あの独特のふくよかさが時折気になる事もあり、欲しいな欲しいな病にいつの間にか罹ってました(笑)

 

今回はアンプやブースターとの相性などを検証していきたいと思います。

ブースターなので、勿論アイツやあいつも出てきます(^o^)/

 

・VOX Pathfinder 10

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VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10

VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10

 

で、でた~wwwwwwwwVOX使奴(古w

所持してる人多数、安価、エフェクターの乗りも(巷の噂では)良しなこのアンプ、試さないわけないでしょww

なので早速繋いでかき鳴らしました(笑

最初Low Gainモードのクリーンを試したんですが、昔所持してたパス10のクリーンになったような、温かみのある音に変貌しました(*´ェ`*)

(あのクリーンは好きだったから思い出に耽って目頭が。。。頭おかしいかな?w

昨今のパス10のクリーンはJCと大して変わらない感じでそれはそれで良いんですが、やはり角の取れた甘いクリーンも味わいが十分にありますね。

昔アコシミュ繋いで絶賛してましたが、その真逆を行ってる感じでこれはこれで大賛成です(^o^)/

High GainモードではほぼJC-40と同じ音を出しましたが、スピーカーの特性なのか巻弦でエッジが際立った印象を受けました。

しかしそれも微々たる現象なのでJC-40同様アンプの個性を消し、強制的にチューブアンプライクにするエフェクターとして非常に優秀だと思ってます。

 

・Mesa Boogie Mark V Combo

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「ある程度良質なフルチューブアンプじゃないと真価を発揮しませんよ?d('∀'*)」

という謳い文句らしいのですが(勘違いならすいませんm(__)m)、ならばそこそこ良質なアンプだと思ってるMesa Boogieのフラッグシップモデル、Mk Vで試しました(^o^)/

結果、トーンに関してはJC-40と同じような感じで、元々ミドルが強めなMk Vのクリーンが、ミドルが大幅に減って低音が強調されました。

Lowモードで低音強めで音の輪郭が薄れ柔らかくなったクリーン、Highモードではゲインを追加した延長線上のトーンという感じです。

因みにMk Vに搭載されてる「Tweed」というクリーンのGainをMAXにして聴き比べたところ、確かに低音がブヨブヨとブーミーになりヴィンテージファズを連想させるような歪み方は似通ってました。

JC-40との違いとして、JC-40の方が音が固く輪郭がはっきりとしてるので、同じ設定をそのままMk Vに流用するとモコモコした使えない音が出てきます(笑

チューブアンプで使う場合、ペダル側のTreble、Presenseは上げ目が望ましいと感じました。

 

次は各種ブースターで前段でブーストしてみました。

 

・BOSS SD-1

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BOSS Super OverDrive  SD-1

BOSS Super OverDrive SD-1

 

TS9と並びブースターとしても使用される(と思う)SD-1ですが、果たしてヴィンテージODの前段だとどんな反応を示すのか?

結果、かなり良い感じでブーストしてくれました(●´ω`●)

まず歪に関してはよりきめ細かくなり、かなり使いやすい歪になりました。

多分こっちの方が好きって人もいると思います。

またトーンに関しては、No.55単体より低音は削られてミドルレンジが大幅にブーストされ、コンプレッションも追加されてより現代的な音になりました。

ミドルとコンプの追加により、オフではバッキング、オンでソロとか使い分けが容易ですね(^ω^)

この組み合わせはアリですd('∀'*)

 

・Horizon Devices Precision Drive

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続いてはDjent化ツールのPDならどうか?

まず、PD側で上記の写真ような設定にすると、強烈なコンプ+ノイズゲートでNo.55がパコパコした音になります(笑

極めて不自然だったのでPD側のゲインを9〜12時の間まで上げていくと、Riotを連想させるようなモダンハイゲインサウンドが出てきました(笑

No.55の元々の性質なのか、サスティンが伸びて豊富なミドルの他、歪の粒の分離感が良く折り重なって詰まったような分厚い歪になりました。

但し単音においてはコンプレッションが強いのか、ピッキングした後一瞬だけ減衰し、そこから少し音量が上がってサスティンを伸ばすというヴァイオリンを連想させるような動作をしました(笑

(これ、Rockman Guitar Aceの時も同じ反応を示したけど、要はコンプが強過ぎるとこうなる傾向にあるような。。。)

俺はこの反応は嫌いではないので別にいいんですが、スコーンと爽快にサスティンを伸ばしたい場合はあまり宜しくないですね(;^_^A

 

最後はLow Gainモードにしてローorハイゲインドライブの前段に置いてブースターとして使ってみましたd('∀'*)

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まずMetal Muffに関しては予めゲインが必要十分にあり、ブーストした時点でヴィンテージファズのような音になったので、その音を狙うなら良いかもです(;^_^A

一方前段のキャラが出やすいSHODですが、こちらはSick Asなどに比べNo.55らしい古めかしいフィルターが掛かり、同じように使いやすいハイゲインにはなりますが独特の雰囲気が出てました。

元々ミドルが少な目なのも継承され、前回使ったブースターよりもトーンはフラットという感じです。

 

総評としてNo.55はアンプライク故にアンプの特性を事細かに再現してるのか、かなり人を選ぶクセのあるエフェクターとなってます。

イナたいマージビートを奏でるなら、アンプを選ばずにウォームなクリーンからヴィンテージアンプのクランクサウンドまで簡単に再現出来るのでオススメですd('∀'*)

サウンドハウス