Pedal Geeks Meeting東京2024、お疲れ様でした!
俺も今回参加しまして、今日紹介する「Demo Center」を持ってって披露させて頂きました!😆✌✨️
やはり80年代に大活躍し90年には生産完了してしまった伝説の音なので、懐かしく感じられる方もいらっしゃれば斬新な音色と感じられる方もいらっしゃり、世代によって感じ方が大きく変わる音なんだなとしみじみ思いました☺️
(因みにほぼ全ての方から高評価を頂きました!😭✨)
会場でのブース⬇️
今回のPGMではヘッドホン出力での試奏が条件だったのですが、ラインドライバーであるRockmanの強みが最大限に活かされた感じで、
「ヘッドホンなのに重厚なサウンド」
「どうしてここまで気持ち良いサウンドなのか?」
「CLN2の音がピエゾみたいで凄い」
といったお言葉を頂戴しました🥹✨
やはりRockmanの音は普遍的に良いサウンドなんだなと改めて実感させられました。
話は逸れましたが、今回は幻の筐体であるDemo Centerについて書いていきます。
このDemo CenterはRockmanのハーフラックモジュールが現役だった頃、アメリカの楽器屋で試奏をしてもらう為に作られたデモ機で、当然ながら非売品です。
SR&D社がJim Dunlopに売却されて会社が無くなった後、このDemo Centerは楽器屋から市場に流通し、コレクターが挙って入手しました。
Rockman.frのデータによると市場に流通してるのは100台未満となってますが、これに関してはそもそもが非売品なので謎が多く、この数字も正しいのか分かりません。
また製造年も不明ではありますが、マウント対象のハーフラックが87年以降のものばかりなので、恐らく87~90年くらいに製造されたのかなと推測してます。
このDemo Centerは左右にTeledyne Acoustic Research社のフルレンジスピーカーが搭載されてましたが、そのスピーカー付きの完全版は更に入手困難で、俺は手持ちのYAMAHA MSP-3で代用してます(多分MSP-3の方が音が良いと自負してます😏)⬇️
インターフェース
表記してある通りにハーフラックモジュールをマウントし、ラッチ信号で切り替えるコントロールをDemo Centerで行います。
MIDI Octopus付きのラックケースという感じですね。
操作出来るものとしては
・SustainorとDistortion Generatorの切替
・SustainorのCh 1と2の切替
・SustainorのRhythm VolのON/OFF
・Distortion GeneratorのLead BoostのON/OFF
・EQのバイパス
・Chorusのバイパス
・ChorusのSweep StopのON/OFF
・ChorusのLong Chorus(ALT MIX)のON/OFF
・Echoのバイパス
となってます。
ハーフラックモジュールのラッチコントロールを全部出来るようにしたという感じです。
そのインターフェースから、恐らくこのDemo Centerと対面するように座り、ギターを弾きながらDemo Center上部のボタンをポチポチ押し、ハーフラックモジュールのコントロールを弄りながら音を確かめるという感じで試奏してたのかなと思われます。
当然ながらDemo Centerも電源を必要とするのですが、かなり特殊なアダプターを使用するので(ミニプラグ、10VAC 7.5w)、コレが壊れたらやばいです😱
また筐体が鉄製でそこそこ重量があり、スラント型で取っ手が無く、変にスカスカで重心が偏ったりしてるので持ち運びが中々大変でした😅
総評
今回PGMで披露したのですが、やはり店頭デモ機なだけあり非常に使い勝手が良かったです👍✨
ラッチコントロールが簡単に出来るので来場者の方に素早く音色を色々切りかえて聴いて貰う事が出来、大いにプレゼン出来たと思ってます。
またDemo Center自体も骨董的価値があるので、その見栄えで充分アピール出来たと推測してます。
メインはハーフラックモジュールでしたが、Demo Centerも良い仕事をしてくれたなと思いました☺️