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今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20190413 Bogner Ecstasy Blue Mini

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Bogner ECSTASY BLUE - MINI ギターエフェクター

Bogner ECSTASY BLUE - MINI ギターエフェクター

 

Bogner Ecstasy Blue MINI

Bogner Ecstasy Blue MINI

(当たり前ですがw)Red Miniと共に買いました(っ'-' )╮ =͟͟͞͞◒GET!

Bogner Ecstasy Blue Miniです。

これもRed Mini同様去年の1月のNAMMショーで発表され、しばらく音沙汰が無いまま、去年の11月に突如発売されたペダルです(^^;;

これもペダルボードに収まりやすいよう改良を加えられたもので、インターフェースもコレ独自に変更されてます。

Red Miniと同じ筐体ですが、トグルスイッチの効果が若干変わってて、gainが「Low」「Mid」「High」と3段階で決められるようになってます🤔

また電源は9Vアダプターのみで、Red Mini同様BOSS PSA-100はそのままでは挿さりません(笑

(これはわざとなのか、それとも設計段階で失敗したのかは不明ですw)

 

Bogner Ecstasy Blueと比べたらどうなの?

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やはり注目すべき点は通常版との相違٩(๑>ᴗ<๑)۶

Redの時とは違い、通常版のmodeやstructureトグルスイッチ、ブーストのオンオフも考慮する必要があるので早速比較しました。

 

まずローゲイン設定、通常版では「mode plexi」「structure 20th」「Boost OFF」で、ミニ版の「gain L」に相当します。

(Gainつまみは12時、variacはOFF、pre eqは「n」にしてます)

「structure 20th」だとややゲイン高めな設定ですが、トーンや歪量が合致するのがコレなので、ミニ版の方がゲインの最低値が高いです。

またEQつまみは全て12時ですが、ミニ版の裏のFreqトリマーはデフォルトの750Hzでミニ版の方がハイミッドが豊かで、若干歪んだクリーン〜クランチではこちらの方が音が前に出てキラキラした感じがあります✨

 

次にハイゲイン設定、通常版では「mode blue」「structure 20th」「Boost ON」で、ミニ版は「gain H」にしてみました。

(両者共今度はGainつまみはMAX、variacはON、pre eqはB2にしてます)

結果、歪量は同じくらいなのですが、トーンでかなり違いがあり、通常版は低域から高域までオープンな感じ、ミニ版はコンプ感が強まりミドルに集中してるようなトーンになりましたː̗̀(ꙨꙨ)ː̖́

特にハイゲインにすると高域の出方が逆転するのが面白いです(^^)

ミニ版でTrebleを2時くらいにしてほぼ同じような感じになります。

しかしながら全体的な歪み方やトーンは似通っており、やはりRedの時とは違いますね🤔

 

ではミドルゲイン設定はどうなのか?

これに関してはミニ版は「gain M」にすればいいんですが、通常版は各トグルスイッチの相互作用で微妙に歪量やトーンが変わるので、一概にこれといった設定が無いです(笑

逆に言えば、通常版の方が音作りの幅が広いと言えますね(*>ω<)b

しかし全体的には、ハイゲイン設定の時とトーンやニュアンスが被り、ワイドレンジなのは通常版、若干コンプレッションが強くミドルに集中してるのはミニ版という感じです。

 

各つまみやトグルスイッチを見ていくと、まずBassは同じくらい、Middleは750Hz設定ではミニ版の方がモコモコしてるので、同じ値にするには大体1kHz辺りが合致してるかなと思います。

TrebleはRedの時とは違い、ミニ版の方が丸まっており柔らかい音になってます。

(しつこいですがw)Blueの方がオープンと言えます。

variacは通常版の方がコンプレッションや歪量の増加率が高いような気がします(このモードは音量以外目立った効果が無いので誤差ですw)

pre eqはRed同様ミニ版の方が効果が強いです。

通常版だとほんのりハイミッド~プレゼンスや歪量を調整する感じですが、ミニ版だとガッツリ変わり音量も若干変化します(笑

効果が分かりやすく、よりアグレッシブに音作りが出来るキモとなってます🤘🏼🤘🏼

 

通常版の「mode」スイッチと「structure」スイッチはミニ版の「gain」スイッチで一括りにされてる感じで、通常版では歪量の他トーン調整も兼ねてましたがミニ版では単に基礎的なゲイン調整のみとなってます。

これは簡素化して音作りが楽になったと取るか、絶妙なトーン調整が出来なくなって不便と取るかで評価が分かれる感じですね🤔

(俺的にはどちらでも構わないので、簡素化で良いかなと思ってますww)

 

Bogner Wessex

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Bogner [ボグナー] Wessex

Bogner [ボグナー] Wessex

 

 

俺の中では今のところイマイチな評価のWessex氏ですが(笑)、それを払拭する目的としても今回比較してみました✨

まずWessexが全て12時に対し、Blue Miniは全て12時、トグルスイッチは「variac OFF」「pre eq N」「gain M」で殆ど同じ音になりました🤘🏼

これだとイマイチ分かりづらかったので、ちょこちょこステータスを弄ったら明確に違いが出てきました。

こんな感じです👇🏻

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EQ調整は双方寄り合わせようとは全くしてません、というかどう弄っても似ません(笑

これで測ったのは主に歪みの性質で、なるべく高域を強調し、低域を抑えることによって歪み方の個性がより浮き彫りになるかなと思った結果です🧐

 

それで歪みの性質ですが、

 

Blue Mini=歪がきめ細かく滑らか、EQをどう弄ろうがバランス良く出力され、現代的な歪。

Wessex=歪はヴィンテージ小型アンプのような巻き弦のブルン感が強調され、低域はややブーミー、SBODのようなアンプ直の感触が出る感じ。

 

こんな所でしょうか。

使い勝手の良さはBlue Mini、アンプの生々しさはWessexと一長一短となりました。

因みに人に勧めるなら、好みにもよりますが大抵はBlue Miniになると思います🤘🏼

 

総評

今回は矢継ぎ早に纏めましたが、やはりBognerらしく高い品質を保ってると言った所です(^o^)/

ミニ赤よりも歪の可変範囲が広く、ブースターやクランチ、オーバードライブ、ディストーションと何でもこなせ、しかもどの設定でも使える音質なので非常にオススメです!٩(๑>ᴗ<๑)۶

特にクランチ〜軽めのオーバードライブではバランスのいい低音がかなり出る為、低音の弱いアンプ等でも迫力のあるサウンドが得られるのもポイント✨

 

次回は、早速精鋭のオーバードライブペダルと比較してみたいと思います🥴🥴🥴

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