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今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20190404 Bogner Ecstasy Red Mini

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Bogner ECSTASY RED - MINI ギターエフェクター

Bogner ECSTASY RED - MINI ギターエフェクター

 

最近好調なペースでペダルをゲットしまくっております(っ'-' )╮ =͟͟͞͞◒

(次買うペダルも決めましたwww)

やっぱりペダルジャンキーになると中々抜け出せないものがありますね(笑

昨今のはアンプ並か、製品によっては凌駕するペダルもあるし、何より手頃な大きさ(値段とは書いてないw)なのでつい集めたくなるんですよね(*>ω<)b

しかもビジュアル面でも並べると面白いものがあります٩(ˊᗜˋ*)و

 

Bogner Ecstasy Red Miniです!🤘🏼(^^)🤘🏼

2018年のNAMMショーで初めて公開され、その年の11月にBlueと共にリリースされたBognerの新商品でございます(*Ü*)ノ"✮

元々のEcstasyシリーズがブースト付きでちょっと大き目の筐体だった為、サイズダウンしペダルボードに入れやすくしたものとなります。

またレギュラー版からサウンドにチューニングが施され、機能なども色々差別化を図られており、「Mini」と付いてますが実質別物でもあります。

因みにコレと全く同じ日にFriedman BE-OD Deluxeも発売され、両者のいがみ合いが続いてる感じです(ง🔥Д🔥)ง

Friedman:レギュラーからデラックス化

Bogner:レギュラーからミニ化

とレギュラーから相反するベクトルの製品をリリースしたのは興味深いです🤔

 

インターフェースや見た目など

見た目や質感は、レギュラー版より全体的にかなりチープな感じになってます(爆

筐体がかなり軽くなっており、またフットスイッチも高級なカーリング製から、軽い押し心地のものになってます。

色合いもレギュラー版はメタリックレッドという感じなんですが、こちらは「赤」って感じです(笑

電源は9Vアダプターのみとなっておりますが、BOSS PSA-100はなんと刺さりません!(笑

なので別のアダプターを使うか、PSAを使うならマルチケーブル等を挟めば接続出来ます(^^)

 

インターフェースは、つまみに関してはGain、Vol、Bass、Middle、Trebleとレギュラー版と同じです。

トグルスイッチはvariac、pre eq、gainと、若干簡略化されてます。

また筐体裏側に精密ドライバーで回せる、Mid Frequencyが付いており、これでMiddleつまみの帯域を750Hz〜3.5kHzの間で変える事が出来ます。

 

Ecstasy Redと比べてどうなの?

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恐らく単体でどうこう書くより、比較した感想を書いた方が分かりやすいかな、と思います(笑

 

まず歪量は通常版よりも大幅に増えてます(^^)🤘🏼

「Ecstasy単体だと、付属のゲインブースター使ってもイマイチ歪まないんだよな。。。」

と俺も思ってましたが、ミニ版はgainトグルスイッチのマイナスで通常版のブースター(Gain MAX)含めたゲインフルテン位歪みます(笑

なのでプラスの方向に倒せばブースター無しでハイゲインサウンドが手に入ります(*>ω<)b

 

全体的なトーンは、通常版がロー〜ミドルに掛けて豊富で、ミニ版はトレブル〜プレゼンス辺りが強くなってます。

なのでエッジが鋭く、全体的に明るいサウンドとなって、歪量の増加でハードに歪ませる事が楽になった代わりに、音の太さで劣るかなと思いました。

また通常版では感じられた巻き弦のプルン感がミニ版では感じられなくなり、Bognerらしさがちょっと薄れてると感じます🤔

万人に扱いやすくなった代わりに、アンプらしさがスポイルされてると感じました。

 

各つまみの効き方はMiddle以外は概ね同じですが、全体的なトーンが違うので、ボードで通常版からミニ版に交替、或いはその逆を行う場合は最初から音作りを余儀なくされますね(笑

Middleは後ろのFreqトリマーで帯域を変えられるのですが、通常版と同じなら大体1kHzが近いかなと思います。

750Hzだと変な鼻詰まり感が目立ち、1kHzより上げるとBognerらしからぬキンキンとした高域が目立つ感じです。

そのミドルの可変範囲、つまりQは狭く通常版に比べアグレッシブにミドルが可変します。

これも踏まえてミニ版の方が積極的に音作りを行えます。

 

共通する箇所のトグルスイッチの効きは通常版よりかなり強化されており、通常版ではやんわりと変わるpre eqセクションがミニ版だと高域がガッツリ変わり、分かりやすくなってます٩(ˊᗜˋ*)و

variacも効きが強くなっており、通常版だと音量調整がメインで、ほんのりコンプレッションが掛かる程度でしたが、こちらはバイト感を潰し音を均衡に保つ感じがモロに出ており、好みは分かれますが、通常版のようなオマケ感が払拭されてます(笑

(因みに俺はオフの方が好きですw)

 

低域のゲイン調整やアンプタイプの選択が無いのはちょっと手痛いですが、低域はミニ版では恐らく「Tight」モード、アンプタイプはさしづめ「20th」モードと言った所でしょうか。

20thモードよりバイト感やエッジ感があり、また別のタイプ(Customとか?)ですね(笑

 

Bogner Burnley

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お次は同社のBurnleyとの比較( ‘-^ )b

同じディストーションで、筐体の大きさも価格も結構被るので、どちらがどうなの?という事で実験しました(笑

因みに今回はBurnleyのトグルスイッチを「T」に固定して比べてます。

 

まず歪量は圧倒的にミニ版の方があります。

寧ろBurnleyはディストーションにしては結構弱い部類ですね(^^;;

その代わり音の太さや低音に優れ、よりアンプらしい感じはBurnleyにあります。

歪の性質はやはりミニ版は尖りブラウンサウンドのような印象で、Burnleyは丸くなっており本来のBognerアンプのトーンに近いものがあります。

価格はBurnleyの方がちょっと高いですが、音作りのしやすさや扱いやすさはミニ版の方が優れてるのかなと思いました(^^)

 

総評

通常版とは結構毛色が違いますが、言うまでもなくBognerの音であり、よりハードに歪むので、ディストーションペダルとしては非常に使いやすくなってます。

通常版に別途ブースターを前段に繋いでゲインを稼いだりしてる人は一考の余地はありますね🤘🏼(^o^)/

価格的にはBE-ODよりちょっと高いくらいでしょうか?

しかしながら、ディストーションペダル全体で考えるとかなり上質でシルキーでアンプライクな歪であり、また3バンドEQにFreqトリマー、3種のトグルスイッチなど機能面も豊富、同価格帯のペダルでは、Riot (Reloaded)、BE-ODと共に抜きん出てるような気がします。

流石はBognerと言ったところですね😁

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