Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20230429 BBE Sonic Stomp Sonic Maximizer

f:id:acidmb:20230428231016j:image

今回は効きが抜群のエンハンサー、Sonic Stompを紹介します!

 

BBE社

BBEはBarcus Berry Electronicsの略で、1961年にBarcus Berry社が設立されたのが始まりです。

Barcus Berry社は主にアコースティックギター用のピエゾPUで有名な会社で、現在でも製造されてます。

1985年、ジョン・マクラーレン氏を代表取締役とし、エレキギター専門の機材開発の為の会社としてBBE社が新たに設立されました。

BBE社では一般的な歪系や空間系、ワウなどのペダルがリリースされてきましたが、やはり有名なのはエンハンサーであるSonic Maximizerでしょうか。

原音に艶を与え、よりダイナミックにレンジを広げる様は人々に衝撃を与え、いつしか「BBE=Sonic Maximizer」として認知される事になりました。

Sonic Maximizerは元々1Uラックエフェクターでしたが、今回のSonic Stompはペダル化したものになります。

Sonic Stompはどちらかと言うとベース用エフェクターとして大人気で、ググると大抵は「ベース用」にカテゴライズされてたりしますが、勿論ギターにも使えます笑

 

インターフェース

低域を補正するLo Contourと高域を補正するProcessの2つのつまみで構成されてます。

これは1Uラックエフェクターの882iや482iなどのフラッグシップモデルと同じつまみです。

電源はエフェクター用の9Vアダプターを使用します。

この電源がラックエフェクターと違い、ラックの方はそのままAC100Vから取ります。

この違いで音に相当な差があるのかな、と思われます。

具体的にはラックの方は変換トランスを積んでるので、その分音が太いとかレンジが広いとかあるような気がしますね。

 

トーン

両方のつまみが0で恐らくフラットだと思われるのですが、やや音痩せしてるかな?という印象です。

まずLo Contourですが、目盛り5までは緩やかに低域が足され、それ以降は割と多目に上がります。

重低音というより、ややローミッドに寄った太い低音が強調されるという感じです。

原音を損なわないので、ベースレンジブースターとして優秀かなと思いました。

兎に角低音が欲しければ、ココをFullにしちゃってもいいかもしれませんね👍✨

次にProcessですが、凡そ4kHz辺りが持ち上がってるという印象で、聴く人によってはかなり音色が変わる感覚を覚えるかも知れません。

よくSonic Maximizerがドンシャリになるという意見が散見されますが、恐らくこのProcessが結構高域を持ち上げるので、そう聴こえるのかも知れません。

0~5までは緩やかに高域が足され、倍音成分も徐々に付加されていくので、5まで回してそこから左右に微調整していくのが良いのかなと思いました。

 

総評

エンハンサーとして中々優秀かなと思いました。

イコライザーよりも原音に対する忠実度が高いので、やはりSonic Stompならではの可変の仕方かなと思われます。

特に低域をブーストさせたい場合、変な癖を付けずにブーストしてくれるのでSonic Stompは非常に便利かなと思いました😊✌️

サウンドハウス

DJI

20230427 Onerr DST-1 Distortion

f:id:acidmb:20230427211625j:image

溜まりに溜まったmng第二弾!笑

Onerr DST-1 Distortionです!

このディストーションはブラジル産のディストーションらしく、最初値段から中華ペダルの1つかな?と思ってスルーしてたんですが、何となくググッたらブラジル産だと分かり購入しました笑

このOnerrのディストーションは他にDST-2 Mercury Distortionというのがあり、そちらは3バンドEQが付いてる上位互換みたいです。

 

インターフェース

シンプルにLevel、Tone、Distの3つのつまみで構成されてます。

また電源は006P電池か普通のエフェクター用のアダプターで動きます。

つまみの周りに目盛りが付いており、セッティングを覚えておきやすいのもgood👍です☺️

 

トーン

至って普通のディストーションですが、倍音成分が豊富でチューブのザラつき感がやや感じられ、また低域は程よくローカットされてスッキリしており、非常に使いやすい歪だなと感じました。

Gainは12時より左に回すとオーバードライブ的なサウンドが得られます。

0にしてもLevelを調整すれば、アタック時の輪郭が感じられるオーバードライブサウンドが得られるので使えます👍

逆に12時より右に回していくとゲインと倍音が良い感じに付与されていき、中々迫力のあるディストーションが得られます。

買った値段(中古2,200円)にしてはかなり良く、場合によっては中古価格2~3万円台のペダルとも張り合えるであろう音色かなと思いました。

Toneは恐らく2kHz辺りの可変で、下げると500Hzを上げたようなミドルが目立ってくるのが特徴です。

これを利用して、Toneを若干下げて分厚いミドルを押し出したサウンドを作るのも良いですし、逆にハイミッドである2kHzを上げて明るさとアタック感を出すサウンドを作れたりと中々便利です👍

Empress HeavyのMiddleつまみもトグルスイッチで2kHzに指定する事が出来、凡そそれみたいな効き方になります。

 

総評

値段や知名度に反してとても良いペダルだなと思いました。

倍音成分を売りにしたGuyatone HD2 Harmonic Distortionよりもローがスッキリしてて歪に輪郭があり使いやすいですね。

RATにも似てますがやはり輪郭があるので、個人的にはこちらの方が使いやすいと思いました。

サウンドハウス

DJI

20230427 YAMAHA Super Hard Distortion SHD-100

f:id:acidmb:20230427174103j:image

この所mngを連続でしてたんですが、ブログをサボってました😅

なので久しぶりにちょこちょこレビューしていければと思ってます。

ブログリハビリの第一弾は、最近買ったYAMAHA Super Hard Distortion SHD-100で参ります!

YAMAHAのこのシリーズのディストーションはたまたま集めてて、高崎市の万代書店で見つけ(てしまっ)たので、無事捕獲しました🫡

 

インターフェース

Volume、Distortionの他にLow EQとHigh EQの2種のEQを装備してます。

電源はやはり006P電池か、一般的なエフェクター用アダプターを使用します。

この頃のYAMAHAのペダルはBOSSコンを強く意識してるのか、かなりデザインが似ているように感じます。

音だけで言えば、作られた年代(80年代)を考えると全体的にBOSSのディストーションに負けず劣らずな印象です。

 

トーン

まずDistortionですが、12時より左に絞ればクランチ〜オーバードライブになり、右に回して増やしていけば荒々しいディストーションになります。

歪の印象としてはRAT系で、同じシリーズのMBD-100やDI-100と比べるとファズディストーションみたいな感じでした。

歪量はDI-100よりはありますが、MBD-100と同等くらいで、ファズ要素があるのでより歪むように錯覚しますね。

MBD-100の方がローエンドがスッキリしてて音に輪郭があり、全体的に扱いやすいなと思いました。

Low EQはローエンドを司る感じで、左に絞れば低域がスッキリし、右に回せば重低音的な低域を付与していきます。

何となく80Hz辺りを軸として増減しているように思えました。

High EQはほぼほぼ一般的なディストーションのToneに相当する感じで、2~4kHzの間が増減してるような気がします。

絞ればモコモコ、上げればキンキンになるのが顕著で、個人的には(他のディストーションでもそうですが)扱いづらいので、12時のままがいいかなと思いました。

但し高域に関してはアンプがヘタっててロクに高域が出ないのもあるので、そういったアンプに高域を足して補正する分には良いです。

 

比べてみた

f:id:acidmb:20230427174119j:image

早速YAMAHAディストーションシリーズを比較してみました。

これ以外にも過去に色々リリースはされてるんですが、今回はこのシリーズに絞って比較しました😜

まず歪の強さ的には

SHD≧MBD>DI

でしょうか。

SHDのファズ要素が相対的により歪ませているように聴こえるので一番ゲインが高く感じますが、扱いやすさはMBDやDIの方が上ですね。

特にDIの場合、ブースターとの相性が抜群によく、ミドルの分厚さもピカイチなので拡張性はDIが一番だったりします。

MBDは無難に使えるディストーションという感じで、80年代のハードロックなんかをやりたければ、DIと使い分けるのも面白いかもしれません👍✨

SHDは専らRATなので、RATを使ってたアーティストのコピーとかにはうってつけですね。特にコーラスと組み合わせれば産業ロック的なサウンドを狙えたりします(が、MBDもカバー出来ます)

 

総評

古いタイプのディストーションなので、80年代のギター全盛期のサウンドを手軽に出したければ、中古価格も安いですし、そこそこ出回ってると思うので良いかも知れません。

23年4月現在5万を軽く超えるRAT1を狙うより、2〜3千円でコレを狙った方がお財布にも優しいです笑

サウンドハウス

DJI

20230202 Little Wing Electron Hummingbird C212

f:id:acidmb:20230131181336j:image

さーてさてさてmy new gear...のお時間ですよ!🤘😎🤘✨

(コレの前に色々買ってるけど、こっちから先にレビューw)

Little Wing Electron Hummingbirdです!🤘✨

Little Wing Electronことマサハル電機氏は本業とは別にエフェクタービルダーとして製作を行っている為、製作台数が非常に限られる方みたいです。

その方が作り出したHummingbirdは世間に出るや否や、ブラウンサウンドを事細かに再現したとして一躍人気になりました。

それから改良を重ねインターフェースを刷新して製作されたのが、今回のHummingbird C212となります。

C212は今まであったLoudnessつまみと80's/1st及びTight/Fatのトグルスイッチを廃し、Middleツマミを加え、VolumeとGainが独立し2ch仕様になったバージョンです。

無印の時よりかなり中の回路を煮詰めたらしく、よりブラウンサウンドに近づいたかと思われます(無印知らんから断定は出来ぬ😤)

 

インターフェース

このペダルは前述の通り2ch仕様となっており、GainとVolumeが独立しEQは共有となってます。

EQはBass、Middle、Treble、Presenceの4バンドです。

電源は18Vアダプターで駆動します。

見た目がエフェクターなのでアンプのインプットに繋ぎたくなる方もいると思われますが、これは「プリアンプ」なのでアンプにリターンが付いてるならそちらに挿すか、単体のパワーアンプに挿してスピーカーを鳴らすか、(俺みたいに)キャビシミュなどに直接繋いでオーディオI/Fやモニタースピーカーなどで鳴らすのが基本です。

アンプのインプットに挿した場合、アンプのプリアンプ部で高域が補正されてるので結果的にキンキンなサウンドになります笑

 

トーン

まず第一印象としてはかなり高域が強く出ており、またその高域成分からしてMarshallを彷彿とさせるサウンドでした(まあ元が68年製のMarshall 1959SLPを色々こねくり回したものだしねw)

昨今のブラウンサウンド/5150系のディストーションエフェクターやプリアンプが如何に高域が丸くされてるかが伺えます。

Marshall特有の高域成分、超高域成分による倍音がかなり再現されており、またピッキング時における"キュッ"という音が強く出ており、Marshallっぽいニュアンスが感じられます🤘✨

ゲインは5150系ペダルやプリアンプと比べると恐らく相当低めに感じられるかもしれません。

ただ元ネタの1959SLPが、Van HalenをCDで聴いてる人が実際弾くと滅茶苦茶ゲインが弱いと感じるらしいので、それを降圧して無理やりゲインブーストしたという感じが出てるC212はかなり高い再現度だと思われます。

その広いゲイン幅や2ch仕様を活かし、片方をゲイン落としてバッキング、もう片方をゲイン上げてリードにしたりするのが良いでしょう👍✨

Gainつまみは0~12時まではクランチ〜オーバードライブ〜ディストーションとリニアに変化し、12時以降はゲインというより倍音成分が付与されていく印象です。

フルにすると僅かにファジーになる印象ですが、歪の輪郭は保っており単音でも和音でも存在感がありますね😃👍✨

 

EQは、まずBassは箱鳴りと地鳴りの間という感じの低域成分を司り、Marshallっぽい低音という感じです笑

一部のペダルにある、上げて高域が埋もれてモコモコ、下げて高域が強調されスカスカキンキンとかになる感じでは無く、ある特定の箇所の低域が上がったり下がったりする印象で、中〜高域への影響は無いので非常に使いやすい効き方です👍✨

Middleは聴いた感じでは大体1~2kHz辺りのやや高めの中高域を司る印象で、下げるとエッジ感が増してザクザクになり、上げると中高域が強調されて滑らかになる印象です。

このMiddleがこのプリアンプのキモになる部分らしく、楽曲に応じてここをこまめに弄って調整するのが良いそうです。

Highは凡そ4kHz辺りの調整で、元々高域が強めなプリアンプなので効き具合が顕著に出る印象です。

上げると兎に角キンキンになり、下げると落ち着いたサウンドになる感じで、ストラト×シングルコイルとかで兎に角エッジの効いたクランチとかを目指すならガンガン上げたり、逆にかなり下げてエッジを滑らかにし、相対的に中域を強調したりと色々出来ますね😃👍

Presenceは超高域の補正で、音の輪郭や倍音成分に作用する感じで、トーンの根幹にはそこまで作用しないという印象です。

Gainつまみと共に倍音成分の調整が行え、「兎に角チューブアンプらしい倍音が重なって立体的な和音が欲しいな」と感じたらGainとPresenceをガッツリあげたり、逆に「綺麗に纏まった音が欲しい、でも倍音成分も欲しい」となったら双方のつまみを上手く調整して探したり、「倍音なんて要らない、(RockmanやSansampのような)ライン直のようなギターサウンドが欲しい」となればPresenceを0にし、Gainもやや下げ目にしたりと自由度が高いです👍✨

ただ折角気持ちの良い倍音成分がしっかりと再現されてるプリアンプなので、その倍音成分を活かしたサウンド作りをするのがこのプリアンプの醍醐味かなと思いました(さっきから倍音倍音うるさい💢

 

比べてみた

まずはブラウンサウンド/5150系プリアンプorラインドライバーでの比較🎶

やはりHummingbirdの倍音が気持ち良く、初期ブラウンサウンドという感じがヒシヒシと伝わってきます🥰

 

Marshall DRP-1

Hummingbirdの方がワイドレンジでくっきりとした輪郭を持ち、またDRP-1はゲインを上げすぎるとファジーになって歪が潰れるのに対しHummingbirdはそれが無いので全体的に使いやすいという感じです。

Amptweaker Big Rock Pro II

BRP2はどちらかと言うと5150のプリ部を抜き出したようなスペックなので、初期ブラウンサウンドを再現したHummingbirdとはかなり毛色が違います。

具体的にはHummingbirdは荒々しく、BRP2は歪がきめ細かく滑らかという感じで、Van Halenのアルバムで言うと1stとIII辺りの比較が分かりやすいかも知れません。

VOX Cutting Edge

歪の粗さや倍音成分の豊富さはHummingbirdの方が再現されており、きめ細かい歪のCutting Edgeはやはり5150系なのかなと思いました。

モダンハイゲインとかならCutting Edgeの方が音作りしやすく、ピンポイントでブラウンサウンドとかならやはりHummingbirdの方が音作りしやすいですね。

Verocity 五一五丸-B2

かなりHummingbirdに近いニュアンスですが、こちらの方が上品なサウンドという感じで、ワイルドで荒々しいという感じはHummingbirdの方がありますね。

汎用性の高いブラウンサウンドを求めるなら五一五丸-B2の方が良く、どストライクなブラウンサウンドはHummingbirdという感じでした。

Verocity FRD-B2

五一五丸-B2よりこちらの方がよりHummingbirdに近い印象ですが、やはり比べると歪が小綺麗で上品な感じが出てます。

FRD-2の方がゲインブーストやコンプレッション調整、内部DIPで詳細にセッティングが出来るので、汎用性は上ですが、やはり初期ブラウンサウンドの再現度ではHummingbirdの方が圧倒的です(FRD-B2はFriedman BE-100のエミュですしお🍣)

D-Sound VH-510

VH-510に関してはGainつまみを9時まで下げてコレなのでハイゲインしか出せないと思った方がいいかも知れません笑

その名前や歪のきめ細かさからして完全に5150系のプリアンプで、明確にHummingbirdと違いが現れてます。

きめ細かくも丸い感じの倍音成分はチューブプリならではで、その倍音成分でもHummingbirdとVH-510では結構違いが見受けられます。

 

次にディストーションペダルをALBIT A45M Proに繋いでプリアンプ機構を作って比べてみました。

この時のA45M Proのセッティングはこんな感じ。

f:id:acidmb:20230202161807j:image

比べてる対象が多いので詳細は割愛しますが、全体的にHummingbirdの方が音が前に出る感じで、またディストーションペダルの方が歪がきめ細かく、Hummingbirdは初期ブラウンサウンドのような荒々しさが再現されてます。

比較したペダルの中で似てるのはどれか?と訊かれたらOne Controlのやつかな?と思いますが、やはり「倍音」がHummingbirdの方が豊富で、これが弾き手が気持ちよくなる要因かなと考えてます。

倍音で言うとBE-ODが特に出ててこちらも気持ちがいいんですが、やはりきめ細かい歪でモダンハイゲインと言わんばかりのゲイン量なので上品過ぎかな?と感じました。

長い間Brown Sound In A Box略してBSIABとして君臨してきたBrownieはどうかと言うと、Tone 12時でモコモコ、フルにしてもかなりエッジの削られたサウンドという感じで、どちらがブラウンサウンドに近いかと訊かれたらHummingbirdですね笑

 

総評

好きな人にはドツボにハマるプリアンプです🤣

ただ結構好みが分かれるかと思われますね🤔

Soldanoや5150を使ってた頃のサウンドが好きなら、Friedman BE-ODとかMXR 5150 OD、VOX Cutting Edge、Amptweaker Big Rock Pro II、AMT P2辺りをアンプのインプットに突っ込んだ方が幸せになれます笑

アルバムで言うと1stから「1984」位までの音を求めるなら、Hummingbirdはこの上ない選択肢になると思われます🤘✨

サウンドハウス

DJI

20230126 BOSS CE-2 Chorus Emsenble

f:id:acidmb:20230124131508j:image

昔持ってましたが買い直しました爆

BOSS CE-2 Chorus Ensembleです!

BOSSのコーラスはCE-1から始まり、CE-2、CE-3、ベース用のCEB-3、CH-1、CE-5、CE-20、CE-2wと計8種類出てます。

またCE-2、CH-1、CE-5に関しては中のBBDが違ったり、アナログからデジタルに移行してる個体が存在します。

今回入手したCE-2は昔持ってたのと同じ銀ネジ仕様の、BBD MN3007が搭載されたものとなってます。

 

プレミア

2023年1月現在、ギター用のペダルは軒並み高いものが多かったり、ヴィンテージ系が高騰したりと値段が上昇傾向にあります。

CE-1も6~7年前は5万円台で推移してましたが、23年現在では税込9万円近くまで上がってます😳

ではCE-2はどうかと言うと、10年前で2~3万円台で、今年買ったこの銀ネジ仕様も税抜3万円なので完全に横ばいという感じですね。

恐らく本来はもっと上がってたんだろうなと思われますが、ことCE-2に関しては技クラフトシリーズのCE-2wが出て、アナログBBDが採用され、かつヴィンテージと遜色の無い音色が出せた事により価格を抑えられてるという感じでしょうか。

MN3007やヴィンテージ系に拘らなければCE-2wの方が同じ音が出せ、新品なので機材トラブルも少ないですしね😆

 

インターフェース

シンプルにRateとDepthのみのコーラスとなってます。

昨今のコーラスはToneやEffect Level、Delay Time、Intensityなど様々なパラメータを弄れる物もあったりしますが、このCE-2はシンプル・イズ・ベストという感じで個人的には好きです🥰

電源は9V電池(006P)か9Vアダプターでの駆動になりますが、アダプターに関してはACA時代のものを使ってます。

これの何が問題かと言うと、ACAは非安定化電源を採用しており、エフェクター内部の回路で安定化されて電源が供給されてます。

非安定化電源のACAは電圧が不安定で、平均値が約12V出てるそうです。

これをエフェクターに通す事により、エフェクター内部の回路で降圧して9Vに安定させるリッピングという作業が行われます。

なので安定化されてるPSAなどの現在の定番アダプターを使うと、9Vの電圧が降圧されて凡そ6.75Vで駆動する羽目になり電圧不足となります。

なのでLEDが暗くなるのは当然の事、本来の音が出せず籠った音になったり、最悪エフェクターが壊れる可能性もあります。

一応公式サイトでは、LS-2やTU-3など他のエフェクターに電源供給出来る機能を使って、それらのエフェクターからACA対応のエフェクターにプラグを挿して駆動させると安定して動作すると喚起されてます。

他にも内部の安定化回路にジャンパー線をはんだ付けしてバイパスするという手や、12Vで駆動させるという手も提案されてますが、保証されてないやり方なので推奨しません笑

 

サウンド

まずはクリーンサウンドに乗せてみました。

Rateつまみは0にするとほぼ揺れが無くなり、12時で一般的なコーラスの揺れ、フルにすると揺れが強くなりますがSmall CloneやArion SCH-Z等に比べるとマイルドな範囲に留まってます。

Depthつまみは掛かる深さの調整で、やはり0にするとほぼドライサウンド、12時以降はうねりが強くなります。

ただRateと共にフルにしてもエグい音にはならず、爽やかさを保ってる印象です🏖🐠☀️

 

GOAT Stereo Chorusと比べてみました。

GOATの方はディレイタイムがDeep Chorus 0でもCE-2より長め、またディレイタイムを弄れるので立体的なコーラスサウンドを作れるというアドバンテージがあります。

ディストーションへの乗りはGOATの方がいいかも知れません。

クリーンだと完全に好みが分かれますね。

ディレイ感のない普通のコーラスサウンドが欲しければCE-2、立体感が欲しければGOAT(Rockman)ですね。

 

まとめ

シンプルなコーラスが欲しければ一考ですが、23年現在では後継機種のCE-2wがあり、プレ値が付いてるこちらをわざわざ買うメリットはあまり無いです笑

CE-2wはCE-2とほぼ同じ音を出せ、同じアナログ回路で、モノラル/ステレオ出力を選べ、CE-1モードのコーラスとビブラートが使え、PSA-100で電源が取れ、23年のCE-2の中古相場よりも安いので圧倒的にCE-2wの方がオススメです。

逆に(俺みたいに)ヴィンテージに浪漫を感じてる方、BBD MN3007のコーラスでなければダメという方は是が非でも入手すべきだと思います😏

サウンドハウス

DJI

20221231 今年買った機材ランキング!

今年もやってきました、機材ランキング‼️

今年は実用的なものからニッチなものまで買い漁ったので激戦となっておりません!(ニッチなものは一括で排除される為www)

また今年は個人的にBrown Sound/5150系のエフェクターやプリアンプを買い占めたので、かなり偏りのあるmy new gear...となりました笑

また売り切れ必至のエフェクター類はどれも逃したので、それらをもし手に入れてれば間違いなく上位にランクインしてたでしょう😭

と、gdgd愚痴をこぼしてるのもあれなので、早速ランキングを10位から1位まで発表していきたいと思います!

 

第十位:GOAT Stereo Chorus

f:id:acidmb:20221227215211j:image

第十位にランクインしたのはGOAT Blue SeriesのStereo Chorus。

買った当初は

「オリジナルと全然違うんだけど😅」

と嘆いてましたが笑、ステレオモードで左右の音量をちゃんと合わせた結果、Rockmanのものに結構近付いたのでランクイン。

オリジナルと比べてやや高域成分が少ないのと、Sweep SpeedとDeep Chorusを0にしてもエグいのと、Subtleモードが無いのに目を瞑れば、それなりに二重に聴こえるのでRockmanらしくはなるのが気に入りました🙂

 

第九位:GOAT Stereo Echo

f:id:acidmb:20221227214928j:image

第九位はGOAT Stereo Echo。

コーラスよりオリジナルのものに近いエコーサウンドが得られるのがGOOD🤙🏻⭐️🎵

宇宙空間的なエコーが演出出来、設定次第でリバーブ的に使ったり、スラップバックディレイにしたり、サウンドオンサウンドにしたりも出来るのが器用です😉

(GOATの)コーラスより癖も無く、常時掛けっぱなしでも良いと思わせてくれる名機だと思います😉

 

第八位:VOX Cutting Edge

f:id:acidmb:20221227214940j:image

第八位にランクインしたのはVOX × NutubeのペダルのCutting Edge。

音良し、機能豊富、2万円弱でお買い得、と他の人にオススメしたくなるような内容がてんこ盛りなのが気に入りました☺️

ボードに入れてディストーションペダルにするのも良し、アンプのリターンに繋いでプリアンプにするのも良し、優れたキャビシミュが入ってるのでそのままインターフェースに突っ込んでレコーディングするのも良しと色んなシチュエーションで役立ちます。

音は5150系で、他社の競合製品と比べてもかなり音質が良く、5150系を謳ってる高めなペダルを冒険するよりコレ選んだ方が絶対良いと思いました🤩

 

第七位:Ovaltone Preamp

f:id:acidmb:20221227214949j:image

第七位はOvaltone Preamp。

クリーンプリアンプとして前段に歪系を乗っけるとラインで録ってる様な綺麗な音で鳴ってくれます✨🤘

EQの効きはアンプらしく広めのQで調整しやすく、Thin/Fatでローエンド、Glassで超高域の輪郭や倍音を調節出来るのも痒い所に手が届く感じで良いです😉

Carrアンプをモチーフにしてるらしく、コレ単体で一応歪ませる事も出来ます(ヴィンテージなクランチサウンドです)

 

第六位:ALBIT A45M Pro

f:id:acidmb:20221227214958j:image

第六位はALBIT A45M Pro。

コントロール系統にかなり強い癖がありますが、上手くハマればチューブの有機的なニュアンスが感じられるクリーンが作れます。

そこにディストーションなんかを乗せれば、チューブらしいニュアンスを付加してそのままインターフェイスで鳴らせるというスグレモノ😎👍

本来は歪ませてブルージーなJTM45サウンドを作るのに最有力と言われたプリアンプですが、俺は専らクリーン専用プリアンプとして扱ってます。

 

第五位:Soldano SLO Pedal

f:id:acidmb:20221227215006j:image

[rakuten:ikeshibu:10055762:detail]

第五位はSoldano渾身の、アンプの名を冠したSLO!

動画レビューとかだと玉石混淆の音源ですが、実際触ると非常にアンプライクで心地好いサウンドです😍

アンプライク過ぎてエフェクターのような芯が無いと感じるかもしれませんが、そこはPresenceを上げれば賄えるので質実剛健なペダルです👍✨

動画とか観たり識者のお話を伺う限りでは、アンプの方が低域と高域が出ててレンジが広いらしいですが、ニュアンスは良く似てるとの事。

第四位:Source Audio EQ2

f:id:acidmb:20221227215015j:image

[rakuten:chuya-online:10204721:detail]

第四位はSource Audio EQ2です!

見かけは10バンドEQなのですが、PCと繋げて専用アプリで編集する事により、その一つ一つのバンドで±20dBの範囲でブースト/カット、Qを0.1~3まで変えられる、周波数帯域を変えられる、ローエンドとハイエンドをピーキングかシェルビングかを選べる、ロー/ハイパスフィルターが付いてる等、グライコとパライコを足して2で割ってないような究極のEQとなりえます!

しかもそれらのプリセットはPC側にも本体側にも保存出来、MIDIペダル等で呼び出せる他、2つのセッティングをステレオアウトしたり、ミックスして出力したりとやりたい放題笑

ギターだけでなくありとあらゆる機材に使える便利なEQです😉🤘✨

 

第三位:Suhr A.C.E🥉

f:id:acidmb:20221227215025j:image

[rakuten:musiclab:10001718:detail]

第三位はSuhrのAnalog Cabinet Emulator、A.C.Eです!🤘🤘🤘

昨今のキャビシミュはIRが定番ですが、敢えてアナログ回路で出したコイツは生々しいサウンドをアウトプットしてくれます😁

最近のアナログキャビシミュの、絶妙にザラっとした感じが残る出方は、実際録音したりすると迫力のあるサウンドになり、IRに勝るとも劣らないサウンドを提供してくれます👍✨

Balanced OutとUnbalanced Outで音量の差が激しいので(Unbalancedの方が超小さい)、XLRのBalancedの方が推奨されますが、兎に角ラインレベルでオールアナログ回路でインターフェースやMTR、PAまで信号を届けたい場合はコレで決まりです!😁👍✨

 

第二位:ADA MP-1🥈

f:id:acidmb:20221227215035j:image

第二位はADA MP-1です!

音やインターフェース的にはペダルのMP-1-Channelの方が気に入ってるんですが、それとほぼ同等の最上級のサウンドを提供してくれるので第二位となりました。

MIDIでプリセットを呼び出したり保存出来、アナログステレオコーラスが付いてて音の幅を広げたり、80年代のサウンドを狙うならコレですね🤘😎🤘

1Uラックユニットなので(ペダルとかと比べれば)でかいのが難点ですが、極上の歪(SoldanoとかMesa Boogie Mark系とも形容された)を鳴らせると考えれば大アリです😇

 

第一位:T.C Electronic DITTO+🥇👑

f:id:acidmb:20221227215059j:image

[rakuten:musiclab:10002028:detail]

栄えある第一位は、T.C Electronicの定評のあるルーパー、DITTOシリーズの上位機種のDITTO+に決まりました✌️✨

60分のフレーズを録音出来、99パターンのフレーズを保存出来、GUIでステータスを確認しやすく、DITTO譲りの高音質、入力ゲインのリニアな減衰、1フレーズにおける無限の重ね録り、PCと繋いでフレーズのバックアップ可能など、ルーパーエフェクター全体でも恐らく一番使えるのでは?と言うぐらいの超高性能を誇ってると思います🤩

(コレのお陰でブログの記事が大助かりです→弾け)

これはガチで買って良かったと今でも思ってますし、これからもそう思っているだろうと思われます👑

あと一応オマケとしてゲームも出来ます(テニスみたいなやつ🎾)

 

まとめ

今年は自覚してる程沢山の機材を買い漁ってました笑

特にBrown Sound/5150系AIAB実験をしていた年なので、それ系のペダルを相当買ってました😨

来年は欲しいプリアンプがあるのでそれを狙いたいのと、後はチャンスがあればRockman系の貴重な製品が格安で手に入ればいいなと考えてます☺️

 

それでは皆様よいお年を((ヾ(❛ᴗ❛๑ )⸝⸃⸃Ω➳✩⡱

サウンドハウス

DJI

 

20221231 ZOOM 505 Compact Multi Effects Processor

f:id:acidmb:20221229233139j:image

今年はAce Tone Mini Aceでmng終了する予定でしたが、、、1,650円と安かったのでついつい買ってしまいました笑

ZOOM 505です!

ZOOMは2022年12月現在もG1 FourやG1X Fourなどの低価格マルチエフェクターシリーズを出してますが、それらのシリーズの最初期のものがこちらの505になります。

505は95年頃にリリースされ、(当時としては)高音質、コンパクト、多機能、低価格という事で大ヒットを飛ばしました。

当時のギタリストはプロアマ問わずコレを持っていたそうで、逆に持ってない人を探すのが難しいと言わしめた程だそうです😳

 

シリーズを追っていくと、以下のようになります。

・505

・505II

・G1N/G1XN

・G1ON/G1XON

・G1 Four/G1X Four

(上位機種は除く)

当然、中のDSPやアルゴリズムなどは型番毎に進化しており、505とG1 Fourを比べたら断然違うかと思われます笑

G1 Fourでも10,000円前後、G1X Fourでも11,000円前後なので、低価格路線を維持されてる企業努力には頭が上がりません😭

因みに(俺みたいにニッチな人で無ければ)最新のものを当然推奨します🤣

 

インターフェース

操作などは公式サイト

にPDFマニュアルがあるので割愛し、パラメータの使用感などを書いていきます。

 

COMP

コンプレッサー、リミッター、ワウ、別売りのエクスプレッションペダルを使ったワウをオンオフ出来ます。

コンプレッサーとリミッターは同時掛け出来ませんが、ワウとコンプ、ワウとリミッターは出来ます。

コンプやリミッターは9段階で掛かりの強さを決められるのですが、一番弱いと思われるC1、L1でも結構強めに掛かる印象で、コンプは最大のC9にすればパコンパコンになります笑

ペダルでない方のワウは恐らく効き方からしてオートワウです。

 

DIST

歪ペダルに該当する物のオンオフや種類を選択します。

Acousticはアコシミュで、中々アコースティックギターの音を再現してます。

これにコーラスやリバーブを掛ければ、12弦ギターのようなサウンドが得られます(若しくはRockmanにおける青空クリーン)

Rhythmはクランチに該当する音で、オーバードライブよりも歪が少ない代わりにレンジが広いサウンドです。

ギター側のVolを絞ってもクリーンサウンドとかは作りづらい(音量が小さくなる方が目立つ)ので、ギター側のVolは8~10にしてフルコードでかき鳴らしたり、ジャズやブルースに最適なサウンドです。

ODはオーバードライブで、良くも悪くも普通のオーバードライブです笑

強いて言えば帯域の上と下が切り取られて相対的にミドルが出てくる、昔ながらの音です。

DistはDS-1とか往年のザクザクとしたエッジの歪でメタルに最適です。

昨今主流な滑らかでアンプライクな歪とはかけ離れた、これまた古き良きディストーションですね😃

歪量を抑えるとスカスカになるので、ここはゲインを上げてHR/HMに使うのがオススメです!

Bluesはその名とは裏腹に、個人的に多分一番使えるディストーションです!!

他の歪はデジタルマルチ独特の、一癖も二癖もあるペラい歪なんですが(失礼)、このBluesだけは頭2つ抜けたアンプライクなハイゲインディストーションという感じで、どっしりとしたローミッドやきめ細かく滑らかなエッジ感はMesa Boogieのような歪で、うちの難敵Mini Aceでも心地好いハイゲインサウンドを出してくれます!

ZOOM 505でハイゲインサウンドを狙いたい場合は、このBluesを基軸にすると良い結果が得られるかも知れません👍👍👍✨

Fuzzはヴィンテージファズ臭い感じで、あくまで俺個人がYouTubeなどの動画で似てるなと思ったのが、1967年製のMarshall Supa Fuzzでした😅

(あくまで俺個人の曖昧な感想です。決してヴィンテージのSupa Fuzzの音を期待してコレを買わないでください!)

やはりヴィンテージ系なのでサイケロックやアシッドフォークなんかにマッチしてる気がしますね😃

Leadはミドルが強めなディストーションで、コード弾きよりも単音のソロ向けな印象です。

単音だと鼻詰まり感が「あの音」臭くて中々乙なんですが、パワーコードで刻むと特定の尖ったミドルが強過ぎて音が潰れます。

Bluesにミッドブースターを加えてリードサウンドにしたという感じで、バッキングやリフにBlues、ギターソロの時にLeadに切替えるセッティングにしとけば中々使えるかもしれませんね☺️

MetalはDistよりもきめ細かい歪で、また高域のエッジが鋭く、スラッシーなリフを刻むのに最適です🤘🤘

Distとトーンも似てるしキャラがやや被るので、「粗め=Dist」「きめ細やか=Metal」と割り切るといいかも知れません(まるでラーメンの注文みたいなw)

 

GAIN

1~30までのパラメータでゲイン調整を行います。

Acousticの場合は掛かりの深さに関連します。

歪系の場合、1だとクリーンに近い音になり、上げていくと徐々に歪が足されていく感じで、30では繋ぐ先のアンプやIRの種類によっては音が潰れます。

微調整が出来ないので、割り切って歪量を決めるしかないですね😅

 

EQ

EQは1~50まで割り当てられており、かなり特殊な効き方をします。

1〜10はローブーストのハイカットで、1が超モコモコになる極端なセッティング、数値が上がるにつれてブーストとカットの量が均衡になっていきます。

11~20はローブーストで、数値が大きくなるにつれてブーストする低域の帯域が上がっていきます。

スッキリした低域でブーストしたい場合は上げ目がいいでしょう。

21~24はミドルブーストで、21から段々ブースト量が減ります。

大体500Hz辺りをブーストしてる感じで、Qは割と広めです。

25はフラットになります。

26~30はハイミッドのブーストで、数値が大きくなるほどブースト量が増えます。

大体2kHz辺りのブーストかなと。

31~40はトレブルブーストで、数値が大きくなるにつれて周波数帯域の値が大きくなります。

ハイミッド辺りを持ち上げて抜けを良くしたい場合は低め、逆にエッジを鋭くしたり倍音成分を強調したい場合は上げ目がいいです。

41~50はローとプレゼンスが持ち上がる効き方で、数値が大きくなる程ブースト量が増えドンシャリになっていきます。

メタル系で主にここを上げてドンシャリサウンドを目指してもいいですが、単純にディストーションに低音の迫力と高域のエッジや輪郭を加えたい場合でも、ここのセクションを微調整して賄えます👍✨

PhaseのP1~P9はフェーズシフターで、逆位相を当ててフランジャーやフェイザーの様な効果を付与します。

数値が大きくなるほど揺れが強くなる感じで、P1だとフランジャー、P9はトレモロみたいな感じに効きます。

 

ZNR/AMP

ZNRはZoom Noise Reductionの略で、1~9の段階で調整出来、数値が大きくなるほど掛かりが強くなります。

ハイゲイン設定にするとノイズが結構出たりするので、s/n比の改善で調整するのがいいかもしれませんね(俺はオフにしてます)

AmpはアンプシミュレータでA1~A9まであり、A1はそのままアンシミュを通り、A2~A9はZNRが付加されます。

アンプタイプはどう聴いてもMarshallかなと思われます笑

また「アンシミュ」であり「キャビシミュ」では無いので、コレをオンにしてコンソールに直で繋いで宅録とかは非推奨です(音がザラザラになりますw)

またコレをオンにすると、場合によっては高域のエッジが無くなり低域が強過ぎると感じるかもしれないので、必ずオンにする必要は無く各々の好みですね(俺はオフにしてます)

 

MOD

コーラス、フランジャー、ダブル、ステップ、ピッチシフターがあり、それぞれ1~9の間で調整出来ます。

コーラスは数値が大きくなるほど揺れが強くなり深く掛かります。

揺れと深さを個々に調整は出来ませんが、コーラス自体は癖がなく普通に良い感じなので、クリーンにもディストーションにも合いますね👍✨

フランジャーは数値が大きくなるにつれて揺れが強くなります。

F1は所謂ジェットサウンド、数値が大きくなるとシュワシュワの周期が短くなります。

ダブルはd1〜d6まではスラップバックディレイ、d7~d9ではコーラスが同時に掛かります。

Eventide H910 Harmonizer的な立体感をd7~d9で出せるので、この505をH910代わりにしてもいいかもしれませんね笑

ステップはリングモジュレーター?で、サスティンの部分の音階が都度変化します。

数値が大きくなるほど深く掛かり原型を留めなくなります笑

ピッチシフターは原音に異なる音階の音をミックスして鳴る感じで、和音を追加してヴァイオリン的な音を狙ったり、不協和音を追加してサイケな音を狙ったり、ユニゾンを追加してデチューンみたいなダブラー効果を付与出来ます。

パワーコードよりも寧ろソロで聴かせる感じですね。

 

DLY/REV

ディレイ、ホールリバーブ、ルームリバーブの3つの空間系を司ります。

ディレイは数値が大きくなるほどディレイタイムが長くなり、フィードバックの回数が増えます。

スラップバックディレイなら1、ロングディレイなら9という感じで使い分ける感じです。

ホールリバーブは一般的なデジタルリバーブという感じで、癖がなく使いやすいです。

数値が上がる毎にリバーブの掛かりが強くなります。

ルームリバーブはスラップバックディレイの様な効き方で、立体的な音になります。

ホールリバーブが空間内で響き渡るという感じなのに対し、ルームリバーブは残響が直ぐ返ってくるという感じでしょうか。

リバーブタイムもそんなに長くないです。

数値によって掛かりの深さが変わります。

 

LEVEL

1~30までの間で調整可能で、繋ぐ先のアンプやコンソールなどで適宜調整します。

(当然ですが)音量で音色は変わらないです☺️

 

総評

「デジタルマルチの音はデジタル臭い」

とよく言われますが、なんとなーく分かりました笑

空間系は兎も角、ディストーション部分が平面的で音が硬く、EQで低域や中域を補正しても違和感が出てペラペラな印象です笑

ただ繋ぐ先の機材、エフェクター乗りの良いアンプとかIRローダーに繋げば中々良い音で鳴ってくれます👍✨

YAMAHA FX-550の歪とどっこいどっこいですね😂

最新版のG1 Fourは劇的に進化してて、アンプライクな歪やニュアンスが得られ、各種機能も充実してるので、やはりデジタルマルチは最新版がいいなと思いました。

サウンドハウス

DJI