昔持ってましたが買い直しました爆
BOSS CE-2 Chorus Ensembleです!
BOSSのコーラスはCE-1から始まり、CE-2、CE-3、ベース用のCEB-3、CH-1、CE-5、CE-20、CE-2wと計8種類出てます。
またCE-2、CH-1、CE-5に関しては中のBBDが違ったり、アナログからデジタルに移行してる個体が存在します。
今回入手したCE-2は昔持ってたのと同じ銀ネジ仕様の、BBD MN3007が搭載されたものとなってます。
プレミア
2023年1月現在、ギター用のペダルは軒並み高いものが多かったり、ヴィンテージ系が高騰したりと値段が上昇傾向にあります。
CE-1も6~7年前は5万円台で推移してましたが、23年現在では税込9万円近くまで上がってます😳
ではCE-2はどうかと言うと、10年前で2~3万円台で、今年買ったこの銀ネジ仕様も税抜3万円なので完全に横ばいという感じですね。
恐らく本来はもっと上がってたんだろうなと思われますが、ことCE-2に関しては技クラフトシリーズのCE-2wが出て、アナログBBDが採用され、かつヴィンテージと遜色の無い音色が出せた事により価格を抑えられてるという感じでしょうか。
MN3007やヴィンテージ系に拘らなければCE-2wの方が同じ音が出せ、新品なので機材トラブルも少ないですしね😆
インターフェース
シンプルにRateとDepthのみのコーラスとなってます。
昨今のコーラスはToneやEffect Level、Delay Time、Intensityなど様々なパラメータを弄れる物もあったりしますが、このCE-2はシンプル・イズ・ベストという感じで個人的には好きです🥰
電源は9V電池(006P)か9Vアダプターでの駆動になりますが、アダプターに関してはACA時代のものを使ってます。
これの何が問題かと言うと、ACAは非安定化電源を採用しており、エフェクター内部の回路で安定化されて電源が供給されてます。
非安定化電源のACAは電圧が不安定で、平均値が約12V出てるそうです。
これをエフェクターに通す事により、エフェクター内部の回路で降圧して9Vに安定させるリッピングという作業が行われます。
なので安定化されてるPSAなどの現在の定番アダプターを使うと、9Vの電圧が降圧されて凡そ6.75Vで駆動する羽目になり電圧不足となります。
なのでLEDが暗くなるのは当然の事、本来の音が出せず籠った音になったり、最悪エフェクターが壊れる可能性もあります。
一応公式サイトでは、LS-2やTU-3など他のエフェクターに電源供給出来る機能を使って、それらのエフェクターからACA対応のエフェクターにプラグを挿して駆動させると安定して動作すると喚起されてます。
他にも内部の安定化回路にジャンパー線をはんだ付けしてバイパスするという手や、12Vで駆動させるという手も提案されてますが、保証されてないやり方なので推奨しません笑
サウンド
まずはクリーンサウンドに乗せてみました。
Rateつまみは0にするとほぼ揺れが無くなり、12時で一般的なコーラスの揺れ、フルにすると揺れが強くなりますがSmall CloneやArion SCH-Z等に比べるとマイルドな範囲に留まってます。
Depthつまみは掛かる深さの調整で、やはり0にするとほぼドライサウンド、12時以降はうねりが強くなります。
ただRateと共にフルにしてもエグい音にはならず、爽やかさを保ってる印象です🏖🐠☀️
GOAT Stereo Chorusと比べてみました。
GOATの方はディレイタイムがDeep Chorus 0でもCE-2より長め、またディレイタイムを弄れるので立体的なコーラスサウンドを作れるというアドバンテージがあります。
ディストーションへの乗りはGOATの方がいいかも知れません。
クリーンだと完全に好みが分かれますね。
ディレイ感のない普通のコーラスサウンドが欲しければCE-2、立体感が欲しければGOAT(Rockman)ですね。
まとめ
シンプルなコーラスが欲しければ一考ですが、23年現在では後継機種のCE-2wがあり、プレ値が付いてるこちらをわざわざ買うメリットはあまり無いです笑
CE-2wはCE-2とほぼ同じ音を出せ、同じアナログ回路で、モノラル/ステレオ出力を選べ、CE-1モードのコーラスとビブラートが使え、PSA-100で電源が取れ、23年のCE-2の中古相場よりも安いので圧倒的にCE-2wの方がオススメです。
逆に(俺みたいに)ヴィンテージに浪漫を感じてる方、BBD MN3007のコーラスでなければダメという方は是が非でも入手すべきだと思います😏