Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20221026 Verocity Effect Pedals Eruption

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買ってから1ヶ月以上経過してのレビューになってしまいました爆

Verocity Eruptionです!

Verocityについてはこちらの記事

に詳細を書きましたので割愛しますが、今回のEruptionはアンプをモチーフにしたプリアンプ/ディストーションシリーズでは無く、純粋なディストーションペダルとして作られてます。

昨今はBrown Sound/5150系のペダルを趣味で集めており、その一環として手に入れたのがこのペダルです😎

 

インターフェース/トーン

Volume、Gain、Tone、Shiftの計4つのつまみとBrightという2-wayトグルスイッチ、ゲインブーストスイッチで構成されたペダルです。

電源は9Vアダプターで駆動します。

 

まずGainですが0にすると音が消えます。

通常モードでは9時くらいで良い感じのクランチサウンドが得られ、MAXにすると結構高いゲインが得られます。

ゲインブーストをオンにすると更に歪が増してハイゲインになりますがノイズも増えます笑

通常モードがヴィンテージMarshall(恐らくSLP)、ゲインブーストモードがBrown Sound系となります。

 

Toneは他のエフェクターにあるような高域の調整みたいな効き方で、12時を基軸に左に回すと高域が減ってモコモコとした音になり、逆に右に回すと強烈な高域が顔を出してきます。

アクティブなのかパッシブなのかは不明ですが、効き方だけ見ればアクティブ並に効きますね🤔

個人的には大概のアンプでは12時で良いかなという感じで、大昔のイギリス製のヴィンテージアンプみたいな、別途トレブルブースターが必要だった時代のものに繋ぐ時とか、何となく高域が足りないな?という時に上げるといいかも知れませんね🤔

 

Shiftは中域の増減で、左に回すと500Hz辺りの比較的Qが広めの中域が持ち上がり、逆に右に回していくとドンシャリサウンドになります。

仮に12時がBrown Soundだとすれば、左に回せばMarshallぽさが出てくるという感じでしょうか。

但しドンシャリにしていくと音量がかなり下がるので、都度セッティングを変えるなら予めVolumeつまみの位置も決めておくと便利かも知れません。

 

Brightスイッチは上にするとオンになり、高域が強調されます。

Brown Soundを再現するならオンにしておくのが良いので、どちらかと言うとローパスフィルターみたいな感じに考えてます。

 

比べてみた

今回はMXR 5150 Overdrive、Carl Martin Panamaと比べてみました(本当はもっと比べたいけど、キリが無いので適当にハイクオリティなBS/5150系ペダルをチョイスしましたw)

感じとしてはTwitterにもあるようにMXRとPanamaはかなり似通ってて、Eruptionは浮いてる感はありますね🛟

Eruptionは先の2つに比べると歪が粗く、また2kHz辺りのハイミッドが他よりも若干強めかなという感じですね。

最初期のアルバムのサウンドを模したとされてますが、個人的にはMXRやPanamaは滑らかで綺麗過ぎ、Eruptionはもう少し鋭いエッジが欲しいかなと思いました(因みにIRは74~80年初頭までEddieが所有してたMarshall 1960B G12M25 Greenbackを使ってます)

 

総評

Brown Sound系ペダルとしては中々良いです。

ゲインが低めな無改造オールドMarshall的な音も出せますし、Eruptionと名乗ってますが以外に幅広く使えますね👍✨

但しほぼオーダーで作ってもらうので納期に時間が掛かるかもしれないのと、お値段が2022年10月時点で4万弱するので、そうなるとFriedman BE-OD、Bogner Ecstasy Red Mini、Carl Martin Panama、MXR 5150 OD、AMT P2、VOX Cutting Edge、Amptweaker Tight Rock、Wampler Pinnacle Standardなどの超強豪ペダル達の方が入手のしやすさや値段の関係で選択肢としては厳しいものがあります。

上に挙げたペダル達は一律歪の粒が細かく滑らかでアンプライクなので、もう少し粗さが欲しいなという場合は試してみるのもいいかも知れませんね😉

サウンドハウス

DJI

20221007 MI Audio Super Crunch Box

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9月最初のmy new gear...という事で(。 ー`ωー´)👉[君に決めた☆]

MI Audio Super Crunch Boxです!

MI AudioはMegalith Deltaが有名ですがコレも中々の人気や知名度を誇り、MI Audioの二大巨頭と言っても過言では無いと思ってます(`・ω・´)フンスッ!

元々MI Audio創設時からコレのシリーズを作り続けており、最初はGain、Volume、Toneの3つのつまみのオーソドックスなものでしたが、バージョンアップを重ねて現在のような4バンドEQに置き換わりました。

MI Audioとしてはかなり思い入れのあるペダルのようですね🥰

 

インターフェース

Volume、Gainの基本的なつまみと、Pres、Hi、Mid、Lowの4バンドEQで構成されてます。

初期のものはToneのみ、Ver.2になってPresとToneになり、Ver.3で現在のような姿になりました。

上部中央の3-Wayトグルスイッチは、上段がクリッピング、下段がモードの切替になってます(後述)

また筐体上部側面にも3-Wayトグルスイッチが付いてて、ウェブマニュアルには載ってませんでした笑

電源は一般的なエフェクターの9Vアダプターで動作します。

 

トーン

まずゲインですが上下段のトグルスイッチで最小・最大値が大きく変わります。

 

上段のクリッピングスイッチから見ていくと、左がこのスイッチが搭載される前からのオリジナルサウンドです。

ローの絶妙なカット具合、オーバードライブからディストーションまで表現する歪量などバランスの良い感じになってます。

真ん中はローゲインモードで、ニュアンスが付けやすいオープンなサウンドとなってます。

ローゲインな代わりに音量がでかく、ゲインを落としてオーバードライブやブースターに最適です。

但しEQ全て12時で結構鋭い高域が出るので、一般的なオーバードライブを狙うならPresとHiを下げるのがいいですね。

右はハイゲインモードで、倍音の豊富なアンプライクなハイゲインディストーションが出てきます🤘✨

但し音量がかなり小さくなるので、ローゲインモードから切り替える場合はVolつまみやアンプ側の音量も考慮する必要があります(逆も然り

 

次に下段のモードスイッチを見ていくと、こちらはゲインの他歪のキャラを構成するクリッピングスイッチとは異なり、単純にゲインの補正となってます。

左がローゲインモードで、クリッピングスイッチのローゲインモードと併せてブースターやオーバードライブ系エフェクターの音を再現するのに使いやすいです。

右がミドルゲインモードで、Crunch Box V1の時のローゲインモードに相当する歪量との事。

左より気持ちゲインが上がったかな?という感じで、オーバードライブのゲイン量の最小値・最大値を左か右かで決める感じですね。

真ん中がハイゲインモードで、クリッピングスイッチの方のハイゲインモードと併せてアンプライクで刺激的なハイゲインディストーションを再現出来ます🤘✨

"Crunch" Boxなのでハイゲインの1歩手前のディストーションなんでしょうが、ハイゲインと言っても差し支えないでしょう笑

非常に爽快なハイゲインサウンドが得られます🤘🤘🤘

 

筐体上部側面のスイッチは倍音成分の調整という感じで、左が一番豊富に倍音成分を含み、チューブアンプのようなザラつきが再現されてます。

真ん中、右と変えるにつれて倍音成分が減り、タイトなローエンドになってスッキリした音になっていきます。

この辺は好みが別れそうですが、絶妙なチューニングがされててどのモードも使いやすい音になってます。

 

EQに関しては、まずPresは凡そ6~8kHz辺りの帯域を司り、歪のエッジ感や倍音成分の調整をします。

TS系やトランスペアレント系のオーバードライブを再現するなら下げ目、ブラウンサウンドとかなら上げ目がいいかなと思いました。

 

Hiは凡そ4~6kHzを司り、音の硬さや刺激的な感じをここで調整します。

下げればモコモコ、上げればキンキンと分かりやすく変わります。

OD系ならPres同様下げ目、ハイゲインディストーションならお好みで調整するのが良いでしょう。

 

Midは(みんな大好き)500Hz辺りの調整で、下げるとMarshall風のドンシャリサウンドが得られ、上げると80年代に流行った分厚い中域が豊富なサウンドが得られます。

ここは完全に好みが左右されるので、EQ弄る時はまずこのMidで大まかなキャラ決めをし、後から他の帯域で補正するのがいいかも知れませんね😉

 

Lowは~80Hz辺りのローエンドの増減という感じで、下げると低域がスッキリとし、上げると重低音のような迫力が得られます。

ADA MP-1なんかと出方は似てて、逆に同社のMegalith Deltaみたいに散るような低音では無いですね。

個人的にはMegalith Deltaよりもこっちの方が低域に関しては使いやすいなと感じました。

 

鳴らしてみた

今回はCrunch Boxの源流となるMarshall Guv'norと、Crunch Boxの派生系とされるSuhr Riot Reloadedを比較してみました🎶

比較した限りだとGuv'nor→Crunch Box→Riot Reloadedの順に歪の粒が細かくなっていき、滑らかでチューブライクになっていく印象です。

トーンはGuv'norがフラットとすると、Crunch Boxは高域が強調され、Riot Reloadedは500Hz辺りのミドルが強いですね。

ゲイン量は圧倒的にCrunch Boxが多く、Riot ReloadedのGainが3時くらいで漸くCrunch Boxの12時、Guv'norに至ってはフルにしても及びませんでした。

Guv'norはディスコンなので入手は困難で現実性が無く、RiotかCrunch Boxのどちらかという事になりますが、幅広い音作りを取るならCrunch Box、CAAアンプの音を即席で出したいならRiotかなと思いました。

 

総評

入手は2022年10月現在MI Audioから直接オーダーする形となっており入手はやや面倒ですが、Crunch Boxそのもののサウンドの良さ、綿密に音作りが行えるパラメータ、以上をもってしても比較的安価(¥24,000前後)で買える点から非常にオススメの逸品です!

Megalith Deltaとどちらが良いか?と訊かれたら、Megalithシリーズのアンプの音が欲しいならMegalith Delta、Megalithアンプはやや癖があるので汎用性の高いアンプライクなエフェクターが良いならCrunch boxという感じですね😃

サウンドハウス

DJI

20220824 KarDiaN Titania

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今月最後のmngにするつもりです笑

KarDiaN Titaniaです!

KarDiaNは日本のペダルビルダーで、東京エフェクターが2017年2月に開催した「第4回エフェクタービルダーズ・コンテスト」で優勝し、その年の8月に優勝を勝ち取ったペダル「C3H5N309/ニトログリセリン」を販売し有名になったビルダーです。

化学式を用いたネーミング、エイジド加工を施されたような筐体などが特徴で、今日でも人気ビルダーの1つとして認識されてます。

 

Titaniaは日本人ギタリストであるLeda氏のシグネチャーペダルで、開発の経緯などはLeda氏の公式サイトに事細かく記載されてます。

Leda氏がアンプよりエフェクターの歪の方が好みで、より自分の好みの音がするエフェクターを製作してもらおうと白羽の矢が立ったのがKarDiaNでした。

そしてバージョンを重ねて完成したのがこのTitaniaとなります。

Titaniaは通常版とレーザー彫刻が筐体にあしらわれているものがあり、レーザー版は約8千円程高くなってます。

中身は変わらず、そのレーザーの模様の有無のみの違いとなってます。

 

インターフェース

Volume、Gain、Bass、Middle、Treble、Presenceの6つのつまみと、H、M、Lの3-WayトグルスイッチであるCharacterで構成されてます。

電源はアダプターのみで9~18V対応となってます。

9Vの場合コンプレッションやゲインが強くなり、18Vではレンジが広くなります。

 

トーン

まずCharacterスイッチはL→M→Hの順にゲインの最大値が上がります。

歪のキャラや音量は変わらず単にゲイン量のみの変化なので、曲ごとにゲイン量を変えたい場合は便利です👍✨

一見Bogner La Grangeのgainトグルスイッチに似てますが、あちら程顕著には変わらずLでもディストーション並のゲインを持ち合わせています。

それに連動してGainつまみでゲイン量を調整します。

 

GainつまみはCharacterスイッチによって変化の幅が違い、Lでは最も広くM、Hの順に狭くなっていきます。

Lではオーバードライブ~ディストーションまでカバーし、Mではディストーション~ハイゲインディストーション、HではGainつまみが9時くらいで既にハイゲインで右に回していくと倍音が付与されていく感じです。

全体的にBE-ODよりはややゲインが弱い気がしますね🤔

 

Bassは80Hz辺りの箱鳴りや地鳴りといった部分に作用します。

繋ぐ先のアンプが口径の小さいスピーカーを搭載してる際ここを上げて低音を補強したり、スタジオのスタックアンプでも重厚な低音を演出するのに非常に使いやすいです😎🤘

Middleは500Hz辺りのブースト/カットで、ここで歪の性質やトーンが大幅に変わります。

左に回していくとMarshall風のドンシャリサウンドが得られ、逆に右に回せば往年のハードロックなどで聴ける分厚いミドルが顔を出してきます。

また歪もそれに伴って左側に回せばエッジが鋭く、右に回していくにつれ滑らかになっていきます(がハイゲインなエッジは残ってます)

Trebleは凡そ3kHz辺りの増減で下げ切っても多少籠る位で輪郭は残り、フルにしても耳に痛くない程度に上がります。

この効き方は選んだ帯域も増減幅もかなり綿密に工夫されており、非常に使い勝手が良くなってます。

トーンの明るさ、抜けをここで一括で可変させる感じです。

Presenceは主に倍音成分に関与する箇所でほんのり変わる程度です。

歪のきめ細かさや輪郭、明るさに作用する感じで、全てのトーンを作り終えた後に微調整する形で弄るのがいいかなと思いました🤔

 

鳴らしてみた

今回は元ネタと囁かれているFriedman BE-ODとの比較です笑

個人的に思ったのが、

「BE-ODの歪成分はそのままに大幅にトーン調整したもの」

というものです。

具体的にはBE-ODの象徴である強烈な高域〜超高域をかなりマイルドにして、相対的に中域〜中高域が聴きやすいサウンドになった印象です。

またミドルレンジのキャラも異なり、ここでも全体的なトーンの差別化が図られてます。

一応

こんな感じでTitania側のTrebleとPresenceを1時位にすれば高域成分は近付ける事は可能ですが、ミドルレンジの違いによってやはり全体的なトーンが違ってきます。

低域はBE-ODの方が司る帯域がやや高めでミドルにもほんのり掛かってますので、単純に地鳴り感が欲しかったらTitaniaの方が便利かも知れません。

 

総評

BE-ODとかなり似てますが中域が弄れるのと微妙なトーンの違いで差別化が図られており、改造Marshall系のAIABが気になっててどちらも持ってない場合は一考かなと思われます。

サウンド面では特に癖が無く普通に使いやすいMarshall系のディストーションで各種つまみの効きも良く、また値段も国産のビルダーのものにしては比較的リーズナブルなので手に取りやすいです👍🤘✨

サウンドハウス

DJI

20220815 GOAT Stereo Echo

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Gallien Krueger 250MLに続きmy new gear...

GOAT Stereo Echoです!🤘😆🤘✨

GOAT BLUEシリーズはSR&D社のRockmanシリーズの言わばリバイバルを目指した製品群で、Distortion Generatorを再現した「GOAT Generator」、Stereo Chorusを再現した「Stereo Chorus」、そして今回のStereo Echoを再現した「Stereo Echo」の3機種がラインナップされてます。

このStereo Echoが現段階での最後の製品になります(が、このワタクシGuitarstuffがTC楽器に一応EQの再現もお願いしておきました!w)

このStereo ChorusとEchoはCoolaudio社のBBDを使用しており、ChorusはV3207、Echoは恐らくV3205とV3207の併用みたいです。

 

インターフェース

Stereo Chorus同様Preamp Levelがあり、ここでインプットレベルの調整が出来ます。

特に断りが無ければ12時の-6dBが安定してるかと思われます。

Echo Timeはディレイのこだまの鳴る感覚を決めます。

右に回していくとこだまの感覚が長くなります。

左に振り切ってダブリング効果やスラップバックディレイを作ったり、10時くらいにしてリバーブっぽくしたり、逆に長くしてサウンドオンサウンドなんかを狙えたりします。

Feedbackはこだまの鳴る回数を決めます。

左に振り切るとほぼこだま無し、逆に右に振り切ると永遠と鳴り続けます。

右に振り切るとディレイ音は段々大きくなっていくので、特定の演出とかに使えそうです🤔

逆にダブリング効果などを狙う場合はこだまの回数を1~2位にするのが良いですね。

PANは左右のスピーカーでディレイ音の鳴り方を決めます。

「◀︎Echo▶︎/▶︎Main◀︎」は左がエコー無し、右がドライ音+ディレイ音という形で鳴ります。

「◀︎Echo▶︎/◀︎Main▶︎」は左右でディレイタイムが違う形でドライ音+ディレイ音で鳴ります。

「Echo▶︎/◀︎Main」は左側でドライ音+すぐ消えるディレイ音を鳴らし、右側ではディレイ音のみ(ドライ音はカットされて音の遅れが生じる)を鳴らします。

Stereo Chorusと組み合わせる際はStereo Chorus側がWideやNormモードになっている場合、Stereo Echo側のPANが1番上か1番下になっているとコーラスとして機能しないので、WideかNormの場合はStereo EchoのPANは真ん中、Equalならどこでも良いという感じです。

Echo Volumeはディレイ音の音量を調節します。

俺的にはリバーブ的に使うなら8〜10時くらい、普通のディレイでも12時付近がいいかなと思いました。

 

鳴らしてみた

今回はGOATシリーズ3機種同時に鳴らし、Stereo EchoのPANは真ん中、つまみは全て12時にしてます。

感想としてはアナログディレイとしては中々優秀でRockmanのものに結構近いという印象でした。

気持ちRockmanの方が奥行感が出てるかなという程度で、左右で異なるディレイタイムやアナログ特有の温かみのあるディレイ音はやはり宇宙空間のような奥行を演出してくれます。

一般的なアナログディレイと比べてしまうとやはり癖は強いですが、ディレイをディレイとしてでは無く、その名の通りエコーサウンドとして見ればその特異な広がりを生かせるかもしれません🤘✨

因みにPANは真ん中の状態で左右どちらかからアウトすればモノラルディレイとしても一応は使えます(Leftが75~300ms、Rightが125~500ms)

 

総評

Rockmanのクローンとしてもまあまあ申し分無く、アナログディレイ(エコー)としてはかなり良いと思います🤘✨

Rockman Stereo Echo自体出回ってないので、これを買ってしまうのもありですね。

ただアナログディレイとしては2022年8月現在¥46,200と高価で、モノラルで使うならMXR Carbon Copyというキャラが被って安価という強力なライバルがいますし、デジタルでも良ければStrymon TimelineやEmpress Tape Delay、BOSS RE-202なんかもあります。

ただステレオだとやはりRockman(GOAT)でしか出せないエコーサウンドというのも事実で置き換えが利かないし、Rockmanのものは基本無いか出てきても高価なので、そういった意味ではオススメです🤘✨

サウンドハウス

DJI

20220807 Gallien Krueger 250ML

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安かったので買いました笑

Gallien Krueger 250MLです!😎🤘✨

Gallien Kruegerはアメリカのギター/ベース用アンプのメーカーで、1969年から続いている老舗のベースアンプメーカーとして有名です。

Carlos Santana氏が1968年にGMT 226Gギターアンプを買い、その翌年にWoodstockのライブで即行で使われてその名を一気に馳せる事になりました。

その後GKシリーズとしてラックマウント型やBi-Ampなどをリリースし、ベースアンプメーカーとしての地位を築き、AmpegやMark Bass、Trace Elliot、Hartkeなどと並んで代表的なメーカーとなってます。

1983年、ギターアンプの250MLを発売します。

6.5インチスピーカーを2基搭載し、100wのパワーアンプを搭載したその小型コンボアンプは瞬く間に人気になり、その年のベストセラー商品になったそうです🧐

80年代のHR/HM系バンドにこよなく愛され、RockmanやADA MP-1と共に時代を築き上げたアンプです😂

 

インターフェース

Ch AとBに分かれており、Aは主にクリーンとクランチ、Bはディストーションとなっております。

双方のCh共Volのみとなっており、Gainスイッチでゲインブーストする方式です。

 

Ch Aは基本クリーンサウンドで、Compスイッチでコンプレッションを追加してアタック音の強調やサスティンを長くします。

Gainスイッチを押すとクランチ程度まで歪が足されます。

ゲインの調整幅は狭いですが、クリーンかクランチしか使わないよって人には便利かと思われます😃👍✨

 

Ch Bはオーバードライブで、Gainスイッチを押すとディストーションまで歪みます。

但し、Gainスイッチをオンにした時のゲイン量は結構増えるのですが、全体的なゲイン量が少なくBOSS DS-1位かなと思われます。

 

EQは8kHz、2kHz、500Hz、120Hzと帯域が書かれており、それぞれPresence、Treble、Middle、Bassと置き換えると分かりやすいです😉

8kHzは高域の倍音や輪郭に関与し、また歪のエッジが鋭くなります。

2kHzはどちらかと言うとハイミッドに分類され、明るさ、抜け感、音の芯などを司ります。

8kHzと相互調整して高域のキャラを決めるといいかも知れません。

500Hzは多くのギターアンプやエフェクターなどで採用されるミドルレンジで、やはり音の太さや厚みに深く関わってきます。

下げるとMarshallっぽいドンシャリ感が得られ、上げるとハードロックなどで聴ける分厚いミドルが顔を出してきます。

2kHzと共に重要なEQです。

120Hzは低音で、ローエンドがスッキリしつつも箱鳴り感を出すような効き方をします。

上げてもモコモコしたり音割れとかは無いので、6.5インチスピーカーを12インチスピーカーにしたかの如く低音を増強したければ、ここを上げると良いかなと思いました。

 

Echoはアナログディレイで、回路図によるとBBD MN3007を採用してるみたいです。

エコーというよりもリバーブのような効き方で、Rockman X100のEchoやXPRのRevbモードに近いですね🤔

ChorusもEcho同様MN3007と、比較的珍しいMN3011を採用してるみたいです。

ステレオコーラスで、2基のスピーカーから空間合成で出力したり、Stereo OutputではRingとTipからそれぞれドライ音とエフェクト音が出てきます。

 

鳴らしてみた

今回は歪を中心に鳴らしてますが、ディストーションエフェクターのような歪という印象です。

確かに従来のソリッドステートアンプなどに比べるとエッジが丸く滑らかな歪ではありますが、チューブなどに比べると硬めで平面的な歪ですね。

ただこういった系統の歪はブースターや空間系の恩恵を受けやすく、事実内蔵のコーラスやエコーとの相性はすこぶる良いです👍✨

EQの効きはどれも良く、ここで積極的に音作りが出来ます✌️✨

 

ゲインブーストしてIRを当ててみた

某伝説のバンドはコレをMXR Distortion+でゲインブーストし、Marshall 1960 G12T-75で鳴らしてたという情報を得たので、早速やってみました笑

今回は1960キャビはそのままに、中のスピーカーを色々取り替えて(G12M25、Vintage30)鳴らしてみました🤘😉✨

まずG12T-75は基本フラットで、ややハイミッドが強いという印象です。

これに対しG12M25はミドルが濃厚で、個人的にはコレが一番好きですね🥰

Vintage30は英国製で、こちらはG12T-75に非常に近いサウンドという感じですが、V30の方がミドルがある印象です。

昨今の中国製のは音が細くひたすらドンシャリサウンドですが(Bogner 412キャビのIRで確認)、英国製は音があからさまに太く、またミドルも豊富に出てる事が分かりました(*^^*)

 

Gallien Krueger 250ML vs Rockman XP-100

最後に似たもの同士の対決🤘😎🤘✨

因みに、250MLがリリースされたのは1983年、XP-100は90年となってます。

つまり250MLはXP-100よりかなり前の、ヘッドホンアンプであるRockman IIBが発売されてた頃に出たということになります。

アンプとしては250MLの方が先ですが、コンプ+プリアンプ+キャビシミュ+コーラス+エコーの複合体ユニットとしてはRockmanの方が先ですね。

比べた結果、XP-100の方が時代が経ってるのか、やはりハイゲインでレンジが広いという印象を受けました。

スピーカーユニットが1基ずつ独立してるというのも、箱鳴りという意味では有利なのもありますね。

倍音もXP-100(やXP-100a)の方が豊富で、ザクザクしたメタルなサウンドもこちらの方が得意かなと思いました。

250MLはなんと言うか、Rockman IIB時代のソフトクリッピングによる歪を模倣してるという印象で、そう考えるとIIBやSoloistに似てるかも知れませんね🤔

 

総評

数々のメタルバンドが愛用してたアンプですが、思ってたより歪まず、やはりゲインブースターは必須です。

ただそのゲインブースターもバンドによってまちまちで、さっきのDistortion+の他にTube Screamer TS9か808を使ってたという事例もあるそうですし、なんならCentaurやTimmy、Precision Driveなんかも良さげかもしれません笑

クリーンやディストーションは内蔵のコンプやコーラス、エコーと組み合わせる事により80年代の雰囲気がバリバリ出るので、その時代のサウンドを再現するならとても重要なパーツと言えるでしょう😂

サウンドハウス

DJI

20220717 BOSS DS-1

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7月最初のmy new gear...

という事で、(なんの目新しさも無い)BOSS DS-1でございます😁

さて、なんでこんなボロボロのDS-1をわざわざ中古で買ったか?

恐らくお気づきの方もいらっしゃると思いますが、コイツは何を隠そう銀ネジ、全角ハイフンの初期型モデルなのです!😉👍🤘✨

 

昨今ヴィンテージBOSSコンは目を見張る程価格の高騰が続いており、初期OD-1(オペアンプがレイセオンRC3403ADB)なんかは7万を超えたり、Slow GearやSpectrumもその位か更に超え、XtortionやPower Driverなんかも徐々に上がりつつあります(限定発売のTone Benderは例外)。

このDS-1や初期の日本製DS-2なんかも例に漏れず中古価格が上がっており、DS-1なんかは当時の価格より2倍位の高値で買いました(多分今後もっと上がるので、今のうちに差押えしておきましたw)

 

DS-1は1978年から販売が開始され、1989年まで生産されました。

1989年にDS-2がリリースされたので一旦ディスコンになりましたが、2001年に復活して現在も販売されてます。

現行品は持ってないので比べようが無いのですが、現行のロットは小型基盤になってモディファイがほぼ不可能になった代わりに、バッファが改善されてるという評判があります。

 

何れにせよMXR Distortion+やPro Co RATと並んで、70年代終盤から現在に至るまでディストーションペダルの代表格として君臨してます👑

 

インターフェース

シンプルにTone、Volume、Distの3つのつまみで構成されてます。

特徴的なのが、左からTone、Volume、Distとつまみが並び、真ん中のVolumeが小さいつまみになっている点でしょうか。

3ノブ系のペダルは大体Toneが真ん中に来るんですが、こちらはVolumeが真ん中に来るので(俺みたいに)間違える人がいるかも知れません笑

電源は006P電池か、ACA仕様の9Vアダプターになります。

今回のDS-1に限らず初期のBOSSコンはACAアダプターに対応しており、PSA-100などの現行のアダプターやパワーサプライを使った場合電圧不足で音量が足りなくなったり、下手すると最悪壊れます😨

なのでアダプターで駆動させる場合、素直にACAを買うか、それに近い電圧(12V)を供給するものを使うか、LS-2やTU-3、NS-2なんかに搭載されているパワーサプライ機能を使うのが良いでしょう。

 

トーン

MXR Distortion+やPro Co RAT同様、古き良き荒い歪でフラットなトーンという感じです。

昨今はアンプのようなきめ細かく、レンジが広く、奥行感や分離感が感じられるディストーションが主流になりつつありますが、このDS-1はそんな流れとは皆無ですね笑

現行品とは音の差が分かりませんが、「噂」によると滑らかになって、BOSSらしいコンプが掛かってると言われてます。

 

OD-1でブーストしてみた

77年製のレイセオン搭載のOD-1をゲインブースターにして79年製のDS-1をブーストしてみました。

IRはJC-120です(75年発売)

ギリ70年代で再現出来るハイゲインディストーションですが、OD-1のLevelつまみがそこまで大きくなく、際立ったゲインブーストは出来ないです😅

Driveつまみを12時くらいまで上げてそれなりにゲインを稼げる感じです。

 

比べてみた

DS-1 vs eBand JS-10(Distortion)

現行のDS-1を持ってないので、JS-10に内蔵されてるDistortionモードと比べてみました。

アンプタイプはJC-120です。

比べてみた限りでほぼ同じであり、JS-10の方が若干歪がきめ細かく低音が出てるかな?という補正が掛かってるという印象ですね。

 

DS-1 vs DS-2

「DS-2のIモードがDS-1」という都市伝説を聞き比べてみました笑

感想としては、DS-1の方が高域が強くエッジ感があり、音が前に出る印象です。

相対的にDS-2は音が引っ込みがちで丸い歪ですね。

ゲイン量は変わらないので、マイルドさをとるかエッジ感を取るかでしょうか。

DS-2の方がやはりBOSSらしいという感じですね。

 

DS-1 vs Tokai TDS-1

DS-1のクローンその1。

比べた感じほぼ同じサウンドです笑

ほんの僅かにDS-1の方が高域が出てるかな?程度で、恐らく回路のパーツの個体差かなと思われます。

なので音という面ではTokaiでもいいと思いますし、なんなら現行のDS-1の方が安いのでそれが一番コスパ的に良いと思いますが、そこは浪漫ですね😁🤘

 

DS-1 vs VOX Satchurator

DS-1のクローンその2。

比べた感じほぼ同じサウンドです爆

昔はSatchuratorの方が低域が出てるとか、歪がきめ細かくなって使いやすくなってるとか思い込んでましたが、同じサウンドでした🤣

強いて言えば、SatchuratorではMoreスイッチで過剰なゲインブーストを行え、Gainつまみを9時くらいにしてバッキング設定にし、Moreを踏む事でリードサウンドに素早く切替えられるというアドバンテージがあります。

Joe Satriani氏のシグネチャーという立ち位置なので、DS-1から大幅に変わったかと思いきや、蓋を開ければほぼ同じサウンドなので、如何に氏がDS-1を気に入ってたかが分かりますね😊

 

DS-1 vs Guyatone DS-011

Guyatoneはディストーションと呼ばれるペダルを多く作ってるので一概に代表作を絞れませんが、取り敢えず手持ちのDistortion Sustainerと比べてみました。

比較した感じでは、DS-1の方がエッジが効いていて、DS-011は相対的に角の取れたサウンドという感じですね。

ゲイン量はDS-011の方がGainとSustainをMAXにすれば若干上ですが(サスティンは断然DS-011)、その分ノイズが酷いので、ノイズレスなDS-1の方が使いやすいかもしれません。

 

DS-1 vs Pro Co RAT(86年製)

80年代のド定番ディストーション対決!

という事で、過度期の86年製RATと比べてみました!⚔

結論としては、歪量はRATの方が上ですが、DS-1を超えるゲインを稼ぐとファズになるので、ディストーションとして使いたければ同じ位か、ややDS-1の方が融通が利くという感じでしょうか。

歪のきめ細かさや音圧面ではRATの方が勝ってますね。

またトーンにもかなりの差異があり、DS-1がフラットだとするとRATはミドルが分厚い印象です。

80年代のディストーションはスラッシュメタルなどを除けばミドルレンジが分厚い印象があり、そういった面ではRATの方が有利ですし、80年代を代表するディストーションなんだなと思いました。

 

総評

「ディストーションの代表的な音」という意味では、MXR Distortion+、Pro Co RATそしてDS-1が御三家かなと思ってます(Marshall Guv'norはアンプライクディストーションの類かなと認識してます)

昨今は至極個性的なものから没個性なディストーションまで山ほどあり、DS-1に関しても同じBOSSからDS-2、MD-2、MT-2(W)、ST-2、ML-2、DS-1X、HM-2Wなど様々な選択肢があり埋もれてしまってる感が半端ないです笑

ただ銀ネジ、全角ハイフン、70年代製というコレクター心をくすぐる今回のDS-1は正しく浪漫であり、また小型実装基板の現行品とはバッファも含めて音が違うらしいので、「70年代当時のDS-1の音」という点では唯一無二です😎🤘🤘🤘

サウンドハウス

DJI

20220629 GOAT Stereo Chorus

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多分一昨年ぐらいにオーダーしたと思うのですが、漸く届きました!!🎁

GOAT Stereo Chorusです!

GOATはTC楽器 | 楽器の買取りと販売(旧 THE中古楽器屋)の専属ペダルメーカーみたいな所で、これまで野球チームのシグネチャーペダルとか作ったり、前回の記事

でご紹介した通り、Rockman Rockmodulesをペダル化してリバイバルしたりしてます。

Rockmanのリバイバルシリーズに関しては、最初はRockman Distortion GeneratorをモチーフにしたGeneratorをリリースし、今回ご紹介するStereo Chorus、そして今後リリース予定のStereo Echoと続きます。

RockmanひいてはBOSTONサウンドの要は、最低限ディストーションとコーラスと言われてるので、その重要なパーツが揃ったという感じですね🤘✨

このStereo Chorusはオリジナルに準じてBBD素子が使われており、アナログのコーラスサウンドを出力します。

またこのコーラスはBBD素子の入手が困難な為、数量限定生産みたいです。

 

インターフェース

youtu.be

Preamp Levelは入力ゲインを調整します。

コーラスの前に繋ぐ機種によって入力レベルが異なり、場合によってはクリッピングして音割れを起こす可能性があります。

基本は12時(-6dB)で使い、0dBや+6dBでもクリッピングを起こさなければ上げても大丈夫です。

上げると音に芯が出てきます。

 

Sweep Speedは一般的なコーラスのRateやSpeedに当たる部分で、揺れの速度を調節します。

設定次第ではRockmanよりも速い揺れが得られますが、Rockmanらしさが消えて普通のコーラスぽくなっていくので、ここは0から少しずつ上げて微調整するのがいいかなと思います。

 

Deep Chorusは一般的なコーラスのDepthとディレイタイムを調節します。

両方同時に効くので、上げるとディレイタイムが長くなり、またうねりがエグくなっていきます。

Rockman Stereo ChorusにおけるLong Chorusに該当するつまみですが、Long Chorusはディレイタイムを2倍に長くするだけなのに対し、こちらは深みまで調節されるので、Rockmanらしさを出す場合あまり上げない方がいいかも知れません。

 

Outputはドライ音+エフェクト音に完璧に分かれて左右のスピーカーから出力するWide、片方に弱めのエフェクト音、もう片方に比較的多めのエフェクト音を掛け、空間で合成するNormal、左右とも同じくらいの比率のエフェクト音で、モノラルでも使えるEqualの3つの中から選べます。

Wideだとスピーカーの位置やセッティングにかなり左右されるので、Rockmanらしいコーラスを1発で出したい場合はNormalかEqualがオススメです。

 

因みにこちらが、WideモードでもRockmanらしいコーラスが出せる俺のセッティングです↓

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Sweep SpeedとDeep Chorusを上手く合わせないと変にうねって音程が狂い、不協和音になる音が重なるので、色々試行錯誤した結果こうなりました笑

なので個人的にはDeep ChorusはLong Chorusのように

スイッチ式にし、音程が狂うようなうねりを無くしてディレイタイムの延長効果だけ欲しかったです😅

 

このGOAT Stereo Chorusは前作のGeneratorとは違ってバッファードバイパスになっており、理由は「このバッファを通す事によってRockmanらしいコーラスが出るから」という事。

因みにバッファとバッファ無しの音を比べてみましたが、差は感じられませんでした。

 

電源はGenerator同様006P電池か、センターマイナスの9Vアダプターで動作します。

 

比べてみた

youtu.be

やはり気になるのは本家本元Rockmanとの違い。

正直に書くと、似せられるけど違うかなという印象でした。

やはり上述の通り、Rockmanはエフェクト音の揺れが変にドライ音に干渉して不協和音が出てくるという事は無く結構強めな揺れはあるんですが、その揺れ方や比較的長めなディレイ音を駆使し音が二重に聴こえる効果を上手く生み出してます。

GOATの場合、ディレイ音がやや短いのかRockmanに比べると奥行感が足りないなという印象ですね。

ただこれはWideモードでのお話であり、NormalやEqualになるとRockmanらしい立体感や奥行感が作りやすく、Rockmanらしいコーラスを手っ取り早く得るならそれらの出力方式がいいかなと思いました。

 

今度はPlaytech Super Chorusと比べてみました😝

Twitterに書いた通りGOATとPlaytechでは値段が15倍近く違ってきますが、やはり音もそれなりに違いますね🧐

単純にGOATはアナログ、Playtechはデジタルという違いがありまして、GOATの方がウォームで音が太く奥行感があり、Playtechは相対的に音が細く平面的なサウンドという印象でした。

一応PlaytechにはToneつまみがあるので、そこでハイカットすれば近づくんですが、全体的に音が細く、奥行感などは再現出来ないので、Rockmanのコーラスの音を再現度はやはりGOATの圧勝です👑🏆

 

総評

ディレイタイムが短い、Deep Chorusの効き方が残念という以外は概ねRockmanのコーラスを再現出来ており、リバイバルとしては中々良く出来てると思います👍✨

ただアナログコーラスとしては少々高め(2022年6月現在¥46,200)なので、やはりRockman風コーラスに拘らなければ同価格帯か、もっと安いものがあり選択肢が広いのが厳しいですね😓

ペダルボードだけでBOSTONのコピーをやりたければ、最有力候補となり得るでしょう😎🤘✨

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