Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20210406 Guyatone Harmonic Distortion

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前回の旅行

www.guitarstuff.jp

で買ったペダル第四弾!

GuyatoneのHarmonic Distortion(以下HD2)です!(Guyatone好きだなオイw)

このペダルは色々調べ、結構商品レビューなどは見かけるのですが、いつ頃製造されたのかは不明です。

取り敢えずMicroシリーズという名目で、この形状の筐体でいくつか種類は出ていたそうです。

 

インターフェース

シンプルにLevelとDistortionのみとなっており、トーンなどは一切いじれません(漢

電源は9Vアダプターのみで動作します。

やはり注目すべきはその筐体の小ささで、MXRサイズのペダルより一回り小さくなったような大きさです。

なのでボードに入れる時にスペースを確保しやすいかもしれませんね👍✨

 

サウンド

youtu.be

まず歪ですが、現代のディストーションと比べるとファズエフェクターに感じるかもしれません(爆

本場のファズほどでは無いですが、とにかく音が散るのでコントロールが難しいかも知れませんね🤔

トーンは低域から高域までバランスよく出るフラット型で、昨今流行りの低域と高域をカットしてタイトにしたディストーションとは対局の位置にあります。

兎に角倍音成分が豊富で、また一般的なファズと違って音が潰れず、謳い文句である「コードの分離感がいい」というのは納得です😊✌️

勿論単音でも中々良いのですが、フルコードでも使えるので、アルペジオやジャカジャカとアコギみたいに弾くのもいいかもしれません👍✨

またギターアンプやギター(PU)では勿論の事、ピックの種類でも結構音が変わります。

上の動画では、序盤の単音とフルコードを、Excel Apex Pro、中盤の単音がIbanez JTC1、終盤のリフはMobiusで弾きました。

個人的には、やはりタイトなリフやパワーコードには不向きなので厚めのピックでは相性があまり良くなく、このペダルを活かすのは1mm前後の厚さのピックかなと考えてます。

 

Two-Rock Studio Signature

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youtu.be

この手のファズディストーションは大概チューブアンプとの相性が抜群なのでやってみました😁

結果、やはりJC-40よりも奥行きがあり、滑らかなサウンドになりました!👍✨

歪の粒が丸く太くなったような印象で、豊富な倍音成分や分離感の良さもあってかフルコードでとても気持ちのいいファズサウンドが出てきます🤤

恐らくチューブアンプならどれも相性抜群と思われます👍✨

 

Guyatone対決

 

HD2 vs PS-011

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古い順で行くと、まず最初はPS-011との対決⚔

youtu.be

歪量はHD2の方があり、PS-011は纏まった歪とコンプレッサーが内蔵された長いサスティンで勝負をかけてきてます!‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

これは全くキャラが異なり、音は散るけど歪の分離感や芳醇な倍音成分を堪能したければHD2、長いサスティンが加わった普通のディストーションが欲しければPS-011という感じですね。

トーンに関してはHD2の方がレンジが広く、低域から高域までガッツリ出ます。

歪の分離感もいいので、ファジーな歪で活かしきってる感じですね👍✨

総合的にディストーションとして使いやすいのはPS-011ですが、俺は個性の強いHD2の方が良いかなと思いました✌️😊

 

HD2 vs PS-001

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お次は83年頃からラインナップがリニューアルしたPS-001との比較⚔

PS-001もPro Co RATに近い歪成分なのでファジーですが、HD2と比べてどうなのか?

youtu.be

まず歪量は圧倒的にHD2の方があり、歪の可変の広さはPS-001という感じです。

性質としては、PS-001もかなりファジーな部類の歪ですが、やはりHD2の方が音が散る印象。

歪のきめ細かさや分離感もあるので倍音成分が非常に豊富、特有の立体感を形成してます🤤

トーンに関してもHD2の方が圧倒的に広く、相対的にPS-001は低域と高域がカットされてミドルに寄ったようなサウンドになってます。

なのでコントロールはPS-001の方がしやすいですね🤔

RAT系の歪が好きならPS-001、ファジーで倍音成分が欲しければHD2という感じで、俺はHD2の方が面白くて好きですね🥰

 

HD2 vs MM-1

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ラストはチューブディストーションの名機Metal MonsterシリーズのMM-1との比較。

因みにHD2の歪は最初からMAXにしてます(笑

youtu.be

まず歪量はやはりMM-1の方があります。

加えて歪成分もタイトでコントロールしやすく、またチューブ特有の奥行感のある歪を形成します。

MM-1を比べた後だと、いくらHD2の倍音成分が豊富とはいえ歪が潰れてるような印象を受けます(笑

レンジに関してもMM-1の方がアクティブの3バンドEQを兼ね揃えており、かなり効き目が強いので、結果的にかなり広いです。

MM-1と比べるとHD2はペラペラのファズという感じで、例えばサイケロックとか60年代のイナたいロックとかやるならHD2の方が有利ですが、それ以外のジャンル(特にHR/HM/Punkなど)ならMM-1の方が使いやすいかなと思いました。

 

総評

最初はファジーで「なんだこりゃ?!」と思いましたが(笑)、ファズディストーションとして割り切って使うと倍音がとにかく気持ちよく、分離感もあるので独特の魅力があります👍✨

ネットで見た感じどこも売り切れてる状態なので、文化屋楽器店さんで掘り当てたのはラッキーでした✌️🤘😊✨

サウンドハウス

DJI

20210403 Effects Bakery Croissant Distortion

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前回の旅行

https://www.guitarstuff.jp/entry/2021/03/28/152643

で買ったペダル第三弾!

Effects Bakery Croissant Distortionです!🥐( '-' 🥐 )クロワッサンパンチ

これは静岡市にある楽器店、すみやグッディで買いました。

すみやグッディはアコースティックギターに力を入れており、エフェクターは殆ど無く、特に歪に関してはオーバードライブが多い印象でした。

その中で数少ないディストーションとして、またこちらの店舗としてオススメだったのが、このEffects Bakeryのブランドでした🌭

 

Effects Bakery

このEffects Bakeryは非常に安い価格(3,000円〜)で商品を提供してる事で有名で、これはパーツの一括入手や一括生産でコストを徹底的に抑えてるので安く提供出来るのだとか🤔

また音も専門チームが綿密に拘ってるので、値段は安くて良いサウンドを提供するのがモットーみたいです。

 

インターフェース

シンプルにLevel、Tone、Gainの3つのつまみとなってます。

また電源は 平均的な9Vアダプターで動作します。

特徴的なのがこの小さな筐体で、高さはBOSSコンと同じくらいですが、縦は約3/4、横は約1/2の大きさで如何に小さいかが分かります。

他のブランドでもこの位の大きさのペダルはちらほらありますが、技術の賜物かと感心させられます🧐

 

サウンド

youtu.be

まずGainとToneが12時の状態だととてもディストーションとは言えず、完全にオーバードライブのサウンドです(笑

なのでGainを絞れば少し歪んだクリーンからクランチまで作る事も出来ます。

Gainをフルにしてもオーバードライブにコンプレッションが掛かったようなゲインブーストをされる感じで、ディストーションとオーバードライブの中間のようなサウンドを奏でます。

Toneはよくある高域に効くパッシブEQですが、この機種では同時にゲインブーストも兼ねてるような効き方で、あまり可変範囲が広くないので両方MAXにしてゲインを稼ぐのが良いのかなと思います。

もしくはオーバードライブやブースターを前段に噛ませてゲインブーストするのもいいかもしれませんね🤔

 

比べてみた

 

BOSS SD-1 Super Overdrive

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youtu.be

BOSS Super OverDrive SD-1

BOSS Super OverDrive SD-1

  • メディア: エレクトロニクス
 

真っ先に似てるなと思ったのがSD-1だったので比べてみました(笑

まず12時での歪量は同じで、Gain(SD-1側ではDrive)とToneをMAXにするとCroissantの方が歪みます。

歪の性質はほぼ一緒で、Croissant側はコンプレッサーが掛かって音が均一になり、サスティンが伸びるという感じです。

トーンに関しては、Croissantの方が低音が出るので迫力がありますが、比べてるのはあくまでオーバードライブなので、迫力も何もあったものでは無いです(爆

 

Croissant vs Kingtone The Duellist

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youtu.be

お次は名機Kingtone The Duellistとの比較⚔

Duellist側は今回Drive-AのTS808系のクローンと比較してみました。

その結果、やはり若干Croissantの方が歪が深いですが誤差の範囲でした🤔

Duellist側は兎に角ニュアンス超重要視型で、パワーコードで弾いてもコンプ感が全然無く、余計にCroissantのコンプ感が目立ちますね🧐

低域はDuellist側でFATモードにしてもCroissantの方が出てますが、ミドル〜ハイミッドにかけてDuellistの方が圧倒的に出ており、相対的にCroissantは篭った印象を受けました。

また単音の太さや和音の分離感等でもDuellistの方が圧倒してるので、やはりCroissantはオーバードライブにコンプレッションを掛け、ゲインとサスティンを稼いで作ったディストーションという感じが浮き彫りになりました。

 

Croissant vs BOSS JB-2

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youtu.be

[rakuten:sakurayama:10152453:detail]

最後はBOSS JB-2との比較。

最初はBOSSモード(BD-2)、中盤がCroissant、後半はJHS Angry Charlieの順で比べてみました。

まずBOSSモードと比べた場合歪量は同じくらいですが、BOSSモードの方が高域のエッジ感が強い為歪が深く聴こえます。

この時点でJB-2はToneが12時、CroissantはMAXなので、JB-2側のToneをMAXにすればより明るさやエッジ感が強調されますね。

次にJHSモードですが、やはりといいますかJHSモードの方が断然歪みます。

JHSモードはミドルが強めな正統派ディストーションな為、余計にCroissantのBOSS系オーバードライブ感が浮き彫りになった印象です(笑

 

総評

確か3,300円くらいだったので一見お得に見えますが、BehringerやDonner、Rowin辺りの中華ペダルの中に、更に安価でハイゲインディストーションを奏でられるものがある為、国産と言えども選択肢としてはやや厳しいかなと思いました😅

BOSS SD-1より低音が出て、コンプレッションを掛けたようなディストーションが欲しければ一考ですかね🤔

サウンドハウス  

DJI

20210401 Smart People Factory Red Threat

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前回の旅行

www.guitarstuff.jp

で手に入れたディストーションペダルその2!

Smart People FactoryのRed Threatです!💥

これは名古屋市にあるエフェクター専門店、エフェクターフリークスで店員さんに勧められたペダルでございます。

店員さん曰く兎に角高域がギャンギャン鳴って凶悪なディストーションとの事で、旅の思い出と、名のある店の店員さんのオススメという事で購入しました🤘✨

因みに新品よりも3分の1程の値段でした😋

因みにSmart People Factoryについては

SMART PEOPLE FACTORY エフェクター各種 - きになるおもちゃ -ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト-

で詳しく記載されてますので省略します(笑

 

インターフェース

シンプルにLevel、Tone、Gainとなってます。

筐体には旧ソビエト連邦の国旗がモロにあしらわれてる事からElectro-HarmonixのRussian Big Muffを連想させますが、音質は微妙に違うそうです。

電源は通常のエフェクター同様9Vアダプターで動作します。

 

サウンド

youtu.be

まず歪に関してはきめ細かく、低音がタイトで非常に扱いやすいディストーションというイメージでした。

特に高域が強いという訳では無いのですが、プレゼンスと呼ばれるような帯域までカバーしてるので倍音の出方が気持ちいいです🤤

Russian Muffを触った事が無いのですが、動画などで聴く限りRussian Muffよりも纏まってて扱いやすいディストーションですね👍✨

倍音の出るディストーションと言えばPro Co RATもそうですが、あちらは低音がかなり散るので、そういった意味ではこちらの方が扱いやすいディストーションです(後ほど検証します)

歪の可変範囲については、0~10時くらいまではオーバードライブ、それ以降はディストーションという感じで、3時以降だと歪み過ぎて音が潰れてしまい、倍音成分による奥行き感が失われてのっぺりとした感じになる気がします(Diezel VH4シリーズと似たような挙動です)

Toneに関してはパッシブタイプで、左に回すと高域が強烈に減衰します。

ただ右に回し切ってフラットを狙っても、やはり音がキンキンになって使いづらいので、12時を基準に音作りするのが良いかなと思いました。

 

比べてみた

 

Red Threat vs Pro Co RAT

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まずはPro Co RATとの比較!

この比較によって凡その1981 Invations DRVと比較した時の想像が付くかもと思いやってみました🤘😋

youtu.be

まず歪量はRed Threatの方があり、低音がタイトで歪がきめ細かく整っており、全体的に扱いやすくなってます。

やはりRATは歪みが散りやすく、Red Threatに比べると相当ファジーな成分がありますね。

トーンに関してはRed Threatは芳醇なミドル成分が出ており、これがタイトな低音と良くマッチして抜け、太さ、タイトさを両立したディストーションに仕上がってます。

RATも音はバイパス時より太くなるのですが、ローエンドが出るのと低音が散りやすいのでボワつく印象です。

このファズとディストーションの境のような独特なサウンドが欲しければRATですが、歯切れのいいディストーションが欲しければRed Threatの方が断然良いかなと思いました🤘✨

 

Red Threat vs VOX Satchurator

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続いては何となく出音が似てるかな?と思ったSatchuratorとの比較🍎❤️🍓🍒🍉

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最初はSatchuratorのブースト無し、その次にRed Threat、最後にSatchuratorのブースト有りでその後各種つまみを操作して音の違いを検証しました。

まず歪量ですが、Satchuratorのブースト無しだと断然Red Threatの方があり、ブーストをオンにすると同じくらいになります。

ただSatchuratorでブーストオンにするとGainを絞ってもかなり歪むようになり、上げてもそこまで歪が増えるわけでもないので、Red Threatの方が融通が利きます。

 

歪の性質についてですが、Red Threatの方がきめ細かく適度なエッジ感があり、Satchuratorは"相対的に"丸っこい歪となってます(他のペダルと比べたらザクザクです🤘🤘🤘)

低音のタイトさは同等で、双方共コントロールしやすい優秀な歪ですね🤘✨

トーンに関しては、Red Threatはミドルレンジが豊富で低域がカットされた感じで、逆にSatchuratorはややドンシャリ気味でローエンドが豊富に出ます。

抜け感や明るさはRed Threat、低音の迫力はSatchuratorに分があり、どちらも甲乙つけがたいといったところですね😌

個人的にはRed Threatの方が好きですが、本当に接戦でした⚔💥

 

Red Threat vs Friedman BE-OD

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Friedman BE-OD オーバードライブ

Friedman BE-OD オーバードライブ

  • メディア: エレクトロニクス
 

続いては同じ価格帯で攻めていきたいと思います(っ'-')╮ =͟͟͞͞💣💥💥💥

まず最初はご存知BE-OD!

果たしてこのペダルほどのポテンシャルはあるのか?!

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まず歪量は実質BE-ODの方があります(Red Threatは上げすぎると音が潰れるのでBE-ODの方が優秀です)

歪の性質はBE-ODの方が柔らかくアンプライク然とした音で、Red Threatの方が音が硬い印象。

この音の硬さが刺激的と捉えるか、エフェクター臭いと捉えるかで評価が変わるかと思われます。

トーンはやはりSatchuratorの時と同様、Red Threatは下が削られてミドルが持ち上げられてる印象。

これがBE-ODよりも分厚いサウンドという雰囲気を醸し出してます。

最後にRed ThreatでBE-ODに似せてみたのですが、やはり歪の硬さが残るものの、概ね似たようなサウンドが出来たと思います。

この歪みの硬さがやはりアンプライク系とは違うなと感じました🤔

 

Red Threat vs Suhr Riot Reloaded

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お次はSuhr Riot Reloadedとの比較👍✨

果たしてこのかつて一世風靡したペダルに太刀打ちできるのか?!

youtu.be

まず歪量は圧倒的にRed Threatの方がある、というかRiot ReloadedのDistが12時だとかなり歪が弱いです(笑

歪の性質についてはRiot Reloadedの方がプリっと丸っこくて太く、Red Threatの方がきめ細かいです。

トーンについては、Red Threatの方が抜けや明るさなどで完全に勝っており、Riot Reloadedを後から弾くとモコモコしたような違和感を覚えます(笑

またRed ThreatでRiotに似せてみたのですが、かなり似たサウンドになり、更にバランスのいい高域が追加された抜けの良いサウンドになりました🤘✨✨✨

Riot Reloadedの方がニュアンスの出やすさやローミッドのふくよかさは有りますが、どちらも初見の方だと恐らくRed Threatの方が使いやすいかもしれません🤔

 

Red Threat vs Horizon Devices Apex Preamp

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ラストは新鋭Apex Preampとの比較!

個人的にはApex Preampを相当気に入っておりますが、果たして比較するとどうか?

youtu.be

まず双方共Level以外全て12時で鳴らしました。

歪量はApex Preampの方があり、Red ThreatのGainが3時でApex Preampの12時くらいです。

歪の性質ですが、Apex Preampの方がよりきめ細かく、それに伴うSAG感などが際立っており、Red Threatがのっぺりとした音に聴こえるほど立体感が出ています。

トーンについてはRed Threatの方が高域がかなり出ており、Apex Preampの方がバランスのいい調整をされてると感じました。

Red Threat側でToneツマミを絞り、Gainを3時まで上げて似たような音を作ってみたのですが、やはり歪みのきめ細かさやチューブアンプのような柔らかさはApex Preampの方が勝ってますね。

入手難易度はかなり高めですが、さほど値段は変わらないので、音質や各種機能の充実さからして俺はApex Preampを推しますね😁

 

総評

かなりクオリティの高いディストーションでした😋

ビルダー名もデザインも製品名もふざけてますが(笑)、その実かなり高品質なエフェクターで、かの💩のTurd Fuzzと通ずるものがあります(あれもファズエフェクターとしては"音だけ"は優秀と評判w)

流石エフェクターフリークスさんの耳はプロフェッショナル故に確実ですね👍✨

アンプライク系としてはやや硬めな音ですが、トーンコントロール次第ではそれらに追従する音を叩き出すので非常にオススメです!

サウンドハウス  

DJI

20210330 Tokai TDS-1

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さーてさてさて、今回の旅行でGETしてきたペダルその1、ディストーションのTokai TDS-1です!

このペダルはとある女性のギタリストの方がボードに入れていた事で一時期有名になり、在庫も殆どネットから消えた経緯があります。

俺も欲しいなぁと思いつつ、他に欲しいものがあったので頭の片隅に置いてた状態だったのですが、奈良県橿原市のセカンドストリートで偶然見つけ、いそいそとレジに持っていきました(笑

 

「Tokai」と名の付く事から、恐らくギター製造業者の東海楽器から出てたペダルかと思われます。

調べると他のラインナップにはオーバードライブのTOD-1や、メタル系ディストーションのTMD-1などがあり色々出してたみたいです。

コレが造られてたのは80年代で、他にギターメーカーのARIAや、あのドラムメーカーとして有名なパール楽器までギター用エフェクターを出してた事から、やはりこの当時はバンドを組んだりエレキギターを嗜む人が多かったのかもしれませんね🤔

 

インターフェース

シンプルにLevel、Distortion、Toneの3つのつまみとなっており、また電源も006P電池か9Vの一般的なアダプターで動作します。

またフットスイッチが広かったり、電池を入れる箇所がフットスイッチの下で、それを開ける時の手で回せるネジの箇所などがBOSSのペダルに酷似してます(噂では回路がBOSS DS-1のパ○リとも言われてますw)

 

サウンド

youtu.be

まずゲインに関してですが、0~9時くらいまでは変わらない感じのオーバードライブで、そこから徐々にゲインが追加されていきます。

12時でもかなり弱め、3時くらいまで回して漸く強めのディストーションが得られます。

MAXにすると更にゲインが追加され、俗に言うハイゲインディストーションの一歩手前くらいの歪量やサスティンを得られます。

歪の性質に関してはやはり80年代の雰囲気が強く、昨今のアンプライクで立体感や奥行き感のあるディストーションに比べるとのっぺりとした平坦なイメージです🤔

恐らくBOSS DS-1のサウンドを踏襲したものかと思われますが、正に

「ザ・ディストーションエフェクター」

という感じですね(笑

トーンはToneつまみが12時でほぼフラットで微妙にドンシャリ気味なサウンドで、全体的にカラッとしたドライなサウンドです。

Toneつまみはパッシブタイプで、左に回していくと高域が減衰していくタイプですが、右に回しきっても耳に痛い音なので12時がフラットと思っても大丈夫かと思われます😅

12時より左に回すとかなり高域が減衰し、ローエンド〜250Hz位までのローミッドが浮き彫りになり、モコモコしたサウンドになります。

逆に右に回すとかなり耳を劈くようなエッジのあるサウンドになります。

 

比べてみた

TDS-1 vs ARIA ADT-1

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youtu.be

まずはARIA ADT-1から。

双方ゲインはMAXにしてます。

比べてみるとTDS-1の方が歪量があり、またタイトに纏まっており扱いやすい印象です。

ADT-1は音がとにかく散り、歪もそこまで強くないのでディストーション全体でも使いづらいかと思いますね(笑

トーンはやはりTDS-1の方がミドルが凹んだ印象でドライなサウンドです。

Toneつまみは双方同じような効き方で、左に回せばモコモコ、右はジリジリした音になります。

効きの強さはややTDS-1でしょうか。

またアウトプットもTDS-1の方が大きいです。

この両者のどちらかを選ぶなら、迷わずTDS-1を選びますね😁✌️✨

 

TDS-1 vs ARIA DT-5

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www.youtube.com

ADT-1の次は同社のDT-5。

果たして進化したディストーションはTDS-1に太刀打ちできるのか?

まず歪量ですが、ややDT-5の方が強くなってます。

これに関しては誤差なんですが、歪みの性質が違います。

それはDT-5の方が圧倒的に分離感があり、それに伴う立体感や奥行き感がTDS-1に圧倒的な迫力で勝ってます!😡🤘✨

寧ろDT-5は作られた年代(86年頃)にしては昨今のモダンハイゲインのようなディストーションで、他の同年代のディストーションと比較しても頭一つ抜けてるぐらいです。

これを比べてしまうとやはりTDS-1ののっぺりとした歪が浮き彫りになります(笑

またトーンにも差異があり、DT-5の方がガッツリミドルが出て音が太いです。

後からTDS-1を聴いてみると、やはりスカスカで音が細くなった印象ですね(笑

ADT-1ではTDS-1の圧勝でしたが、DT-5には遠く及ばないという感じで、逆にARIAの超絶進化を垣間見る事が出来ました🙃👍✨

 

TDS-1 vs Pearl DS-006

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お次はPearl社製のディストーション、DS-006との比較。

一応このDS-006は80年代当時高級路線のディストーションだった模様で、ここで普通のディストーションであったTDS-1に差をつけられるのか?

youtu.be

まず歪量は一緒で、性質にやや違いがありますね。

DS-006の方がきめ細かく滑らかという感じで、一般路線の歪みの性質を持つTDS-1より確かに高級感のある歪という感じです🍷💎

トーンについては、DS-006は帯域を選んでのミッドブースト式、TDS-1は高域のパッシブEQと効き方が全く異なります。

ギターにとって重要な帯域のミドルを自由に弄れるDS-006の方が音作りをより綿密に行う事が出来、そういった点でもTDS-1より分があるように思えます。

従来のトーン回路のような効き方が良ければTDS-1ですが、個人的にはPearlの方が良いですね🤔

 

TDS-1 vs YAMAHA DI-100

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お次はYAMAHA DI-100との比較🎶

YAMAHAの見解では「アンプのナチュラルな歪を再現した」との事で路線が違うみたいですが、そこも踏まえて比較します😋

youtu.be

まず歪量は圧倒的にTDS-1の方があり、また高域も強くエッジ感があるため、より歪が強く感じられます。

歪の性質はDI-100の方は高域が削れており、かなり丸っこく太い歪という感じで、確かにTDS-1なんかと比べればアンプっぽいニュアンスにも受け取れます。

普通のディストーションとして選ぶならTDS-1の方が解になるかもしれませんね🤔

トーンに関しては、DI-100が高域が削れたミドルブースト型、TDS-1がややミドルの凹んだドンシャリ型という感じでかなり違います。

DI-100を聴いた後にTDS-1を聴くとメタル系のディストーションに聴こえてくる位です(笑

どちらも一長一短はありますが、使いやすさで言えばTDS-1に軍配が上がると思います🚩

 

TDS-1 vs BOSS DS-2

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DS-1が無いので、代替としてこちらで比較(爆

youtu.be

BOSS TURBO Distortion DS-2

BOSS TURBO Distortion DS-2

  • メディア: エレクトロニクス
 

まずTDS-1とDS-2のIモードですが、TDS-1の方が低域がタイトで高域が出ており、歪量や音圧も上です。

Iモードは全体的に歪が散る傾向にあり、また高域がやや少ないので、滑らかなファズディストーションという感じですね。

使いやすさはTDS-1かと思われますが、IモードはRAT系のサウンドに近いので、その手のサウンドを求めるならIモードでしょうか。

IIモードはガラリと変わって低音がタイトになり、フィックストワウを噛ませたような鼻詰まりなミドルが出てくる感じです。

高域の強さや歪量ではやはりTDS-1の方が勝っており、IIモードは歪がきめ細かく滑らか、上品さが感じられます。

Toneの効き具合は圧倒的にTDS-1の方が強く、音をアグレッシブに変えられます。

DS-2は全体的に音が破綻しないような歪量・トーンコントロールを維持してるという感じですね。

どちらが優れてるか?と聞かれると、DS-2なのかな〜って思いますが、よりハイゲインでエッジ感があるのはTDS-1なので難しいところですね(笑

 

TDS-1 vs Marshall Guv'nor(UK)

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最後はMarshallの80年代の名機、Guv'norとの比較💥🇬🇧

80年代に独自路線(Marshall in a Box)で一世を風靡し、後の殆どのアンプライク系ディストーションの源流となったコイツとどう違うのか?!

youtu.be

まず歪量はTDS-1の方があります。

TDS-1の方が歪みがきめ細かく、ディストーションエフェクターとして使うならこちらの方が使いやすいです。

Guv'norはというと兎に角音が太く、歪がゴロっと塊のような感じで分厚い印象です。

トーンに関してはTDS-1はやはりドンシャリなのかかなりドライな印象で、Guv'norは80年代のMarshallサウンドを感じさせるような特有のミドルが出ており、その時代の雰囲気を味わうならGuv'norの方が良いかなと思いました。

 

総評

巷ではガチで賛否両論な感じのTDS-1でしたが、トーンがドンシャリなのを除けば確かに平均を取って「普通」という印象でした。

このドンシャリ感をどう捉えるかという感じですね🤔

80's HR/HMに御用達のサウンドか、ドライでスカスカなサウンドかという感じで好みが別れるかと思われます。

DS-1(日本製)と比べられないのは残念ですが、歪の性質からしてその当時のサウンドという感じはひしひしと伝わりました(笑

サウンドハウス

DJI

20210328 楽器屋探訪〜東海・近畿地方篇〜Pt.2

前回のPt.1は奈良県までのご紹介でしたが、今回は大阪、名古屋、静岡辺りの紹介をしていきます!🤘✨

 

大阪編

奈良から車で約50キロ走り、大阪市の市街地へ🚗

 

三木楽器 アメリカ村店

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まずは大阪の楽器店でも大規模な三木楽器から(今回ギターやアンプ忘れてしまい、エフェクターのみ写真撮ってます🤣)
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流石は最大手の楽器店と言ったところ。

エフェクターの数が半端ないです!🤘🤘🤘

また一部の商品のセールもやっていて、新品でもかなりお買い得のものがチラホラありました。

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Atomicのマルチはあまり他の楽器店は見かけないレア機材かと(但しハイエンドなのでお値段します😅)
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確かCharさんのシグネチャーのマルチエフェクターだった気がする。

大体中古で7~9万とかで設定されてるので、ファンならこれはお買い得かも?

アナログ回路のマルチなのも魅力😊🤘✨
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MatchlessのプリアンプにAce Toneのファズ!!(ファズは写真右上ですw)

これらも中々市場に出回らないので見入ってしまいました(笑

昨今ヴィンテージも含めてファズが非常にアツい傾向にあるので、Ace Toneのファズは気になりました🤤

その他アクセサリーやギターなんかも充実しており、やはりアメリカ村では一番大きい店舗かなと思いました。

 

イケベ楽器 プレミアムギターズ

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(すいません、あまり写真を取れる雰囲気でなかったのでこれだけでした😅)

続いてはイケベ楽器のアメリカ村verです!

やはりイケベらしい独特なロックな感じのお店は渋谷と変わらないですね🤘

写真を取り損ねてしまったのですが、雰囲気はまんま渋谷のアンプステーションという感じで、そのまま切り取って大阪に持ってきたという感じです(笑

扱ってるエフェクターも大体同じメーカーのものが多く、ハイエンド揃いという感じでした。

 

イシバシ楽器 心斎橋店

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何かとニッチなものやレア物が多い印象のイシバシ楽器、ではアメリカ村ではどうなのか?
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まず、このOrangeアンプを模したド派手なエフェクター棚が目に入りました(笑

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国内ハンドメイドビルダーの製品が結構あり、その方々を応援してる雰囲気がヒシヒシと伝わってきますね👍✨
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そんな中光るのがこちら!

ヴィンテージUni-Vibe(恐らくJimi Hendrixが使ってたものと同一)にBJFE Pine Green Compressor(これは欲しい!)、BPCリイシューのTone Bender、それに俺は分からなかったレアなペダルまで並び、かなりそそられます🤤

 

アメリカ村では本当に狭い範囲にでかい楽器屋が三件も立ち並び、激戦区のような感じになってます(渋谷や御茶ノ水も割と纏まってますが、ここまで近い所に立ち並んでるという感じでは無いですwww)

 

イシバシ楽器 梅田店

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イシバシ楽器の梅田店はショッピングモールの中に存在し、かなり広い範囲の面積を誇ってます!

それがこちら↓
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横一面ギターがズラーっと並び、壮観な光景です!😭

Gibson)Fenderは勿論、PRSなども豊富で、渋谷店と同等くらいの在庫数ですね!👍✨
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アクセサリー系もかなり広いスペースを誇っており、シールドやカポ、ピック、ストラップとなんでもござれという強者ぶり!👍✨
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しかしエフェクターに関しては店舗の規模にしてはかなり弱く、また汎用品のみで心斎橋店に遠く及ばないという感じです😅
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これ、両方JC-120だけど、年式で大きさが違うの初めて知りました😳

兎に角こちらの店舗はギターがやたら強く、ハイエンドものなら大概はここで揃うという感じですね。

 

因みに大阪で買ったお品物はこちらです。

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ピック2枚(笑

(だってどれもヴィンテージかハイエンドか汎用品しか無かったんだもん😅)

次行く機会があれば、もう少し色々回って見ようと思います🙃

 

晩飯はこちら!😋

大阪でしか食べられない「かすうどん」と「さいぼし」

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かすうどんはホルモンを乾燥させたやつ?で、周りはサラミみたいな皮と中がふやかした天かすみたいな食感の食べ物で、風味があって美味しいです!(こっちに乾物で売ってればうどんに入れたいな😋)

さいぼしはベーコンがジューシーになったようなやつで、これもまた美味しゅうございました😋😋

 

名古屋編(リベンジ)

まだまだ大阪には楽器店は一杯あると思われますが、時間が少なくなってきたので名古屋へリベンジに行きました😡💥

 

ハードオフ シマダ南店

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目的のお店がまだやってない時間だったので、少し離れたこちらのお店に行きました。f:id:acidmb:20210327071120j:image

ギターはアコギとエレキが半々という感じで、やはり低価格帯の物が多い印象です。
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History Las Vegasタイプのギター(笑
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最初「olan」というどっかの得体の知れないメーカーのかと勘違いしました(爆

(Rolandの"R"と"d"が取れてただけでしたw)
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Fender '57 Champ。

ちょっと欲しいけどやはり中々なお値段です😂
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アンプは面白いものがあり、JubileeのコンボやHughes&Kettnerの2Uラックプリ、「ZIP」とかいうMarshallみたいなデザイン(笑)のソリッドステートアンプヘッド、そしてEpiphoneのフルチューブスタックアンプ!

Epiphoneはフルチューブのコンボは何種類かあったのですが、スタック型は初めて知りました😳

しかもヘッドとキャビ合わせて24,200円なので、家の広さに余裕があって、主にエフェクターで歪ませ、スタック型のアンプが欲しいという方にはいいかもしれませんね🤔

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エフェクターはあまり強くない印象(最下段のDS-1の多さw)

唯一のブティック系ペダル、Shigemori Mighty Stoneが燦然と輝いてます✨

 

KOMEHYO 名古屋本店 本館

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名古屋市のリユースデパートとして規模がかなり大きいKOMEHYOグループの本館。

どうやらギター関連も多く、デジマートにも時折出品されてるみたいなので行ってみました🤘✨

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圧倒的中古ギターの数!!

所狭しと並べられており、また変形ギターもそれなりにあるので、ギターを探すにはもってこいの場所ですね!🤘✨
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アクセサリ系も豊富で、特にギターの弦はめちゃくちゃあります👍

但しハイエンドなシールドやピックは無いかなという印象です。
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飾られてたGibson TAK DC Aqua Blue!

TAK DCはもちろんの事、とりわけAqua Blueの色はかなり人気なのか、大体売り切れてる場合が多いような気がします。

その中で見つけたのがこちらでした(俺も色的に超好み🥰)
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エフェクターはかなり規模が小さく、やはり汎用品が多い印象。

Revolのエフェクターは新品も扱ってますね。

名古屋で中古のギターを探すならやはりここが最大手なのかなという印象ですね。

 

エフェクターフリークス

さて。。。前回メンテでお休みだったエフェフリさん、果たして開いてるのか。。。?!

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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

早速楽器屋探訪部隊(一人)突入!!!

以下、エフェフリさん御協力の元、色々写真を撮らせて頂きました🙇‍♂️


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やはりまずはBOSS群。

汎用品が多い印象ですね。
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ガラスケースのものは高めの汎用品や国内HMBモノ、そしてキワモノまで色々揃ってます🤤

そして店員さんオススメのエフェクターをご紹介してもらいました。

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コイツです🤘✨

JC-120に繋いで鳴らした印象はバリッとしたエッジ感のあるディストーションで、極悪なのでハイゲインディストーションとしてオススメとの事です🤘✨

なので買いました(笑

(後日改めて記事にします✍)
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店内には来訪者の方々のサインがあり、俺もTwitter上で交流のある方々のサインまであり壮観でした😭

店員さんもかなりマニアックな方で、マニアックなお話を色々聞かせて頂いたり、(俺がROCKMAN・ROCKMAN・ROCKMAN!と宣伝したりwww)、非常に盛り上がって楽しい所でした!😊👍✨

 

静岡編

最後に寄ったのが静岡県。

何やら複数の国内HMBの方々がお世話になってる店舗があるという事でCheck it outするのと、あと全国の60'sのベンチャーズやGS、エレキギターブームの頃の世代に大人気な楽器店があるという事で俺が行きたかった為です🤘✨

 

すみやグッディ 本館

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名古屋から車をかっ飛ばし、凡そ3時間くらいで着いた頃には時刻は19時10分でした(閉店は20:00)

最初鍵盤中心のANNEXの店舗と間違えた後(笑)、本館にダッシュで向かいました。
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店員さんに許可を頂いて写真撮りまくりました📸
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全体的にアコギやウクレレ、セミアコ等に力を入れていらっしゃる印象です(比率としてエレキ:アコギ・ハコモノ=4:6位?🤔)f:id:acidmb:20210327211544j:image
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その他にも管楽器のコーナーもありますね🧐
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アンプはやはりスペース上と、アコギやハコモノが強いので規模は小さめです。
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同じくエフェクターも規模は小さめですが、Sound Project "SIVA"さんやKarDiaNさん、Effects Bakeryさんなど、国内 HMBの方を非常に応援されてる印象でした👍✨

なので

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買いました(爆

Effects Bakeryのは俺も気になってたし、手頃な値段なのでついポンと買ってしまいました🤘✨

時たまエフェクターのセールもされてるみたいなので、上記の写真のようなメーカーのものが欲しければ要チェックです🔫

 

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桜が咲く川と富士山、絶景です🗻

 

お昼は静岡名物、噂では日本で最強のハンバーグを出すという、炭火「さわやか」に訪れました✌️✨

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早速看板商品であるげんこつハンバーグを注文したのですが、、、最早ステーキのようなジューシーさ、食感でハンバーグの域を軽く超えた上品な味わいでした!!😭😋😭😋😭😋

これ食べた後だと、ハンバーグのパサパサの挽肉を固めて焼いた感が浮き彫りになるほどです(笑

SNSなどで気にはなってましたが、想像以上に美味く、また行きたくなりました(爆

 

富士鑑定団

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「さわやか」は人気店で整理券が必要で、整理券を取った後に45分間空き時間があったので、近場にあったこちらに足を運んでみました(散策してたら偶然見つけましたw)

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やはりゲームやホビー用品などが軒を連ね、かつて行った万代書店長野店や千葉鑑定団に雰囲気が非常に似てます。
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総合中古ショップにも関わらず、見よ、このギターの数!✨

ただ、やはり安価な練習用ギターが非常に多いです(笑
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高価な部類のギターはこのようにガラスケースに収められてます(しかしハードオフや楽器店では普通に手に取れる場所に吊るされてるような価格帯ですw)
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これは隣に500円ガチャがあり、引いた数字でこのケースの中の該当する数字の商品が取れる「ギター機材ガチャ」となってます(笑

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アクセサリーも充実。

ハイエンドなものはありませんが、弦やピック、クロスなどはここで揃います。

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アンプは小型の練習用から中型のコンボまでが中心で、大型のスタックなどは2台くらいでしょうか。

それもMarshall DSL100やHughes&Kettnerのクリーン専用ヘッド位でした😭
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エフェクターも汎用品が多い印象。

一部ディスコンもありますが、市場価格は低めです。

こういったなんでも系のリユースショップにしてはギター関連の機材は多いような気がしましたね🤔

しかしやはりパンチには欠けます😅

 

文化屋楽器店

旅のフィナーレを飾るのは、富士駅からすぐの所にある文化屋楽器店さんです!🤘🤘🤘

昔からYoutubeで色々配信されてる楽器店で、主に60年代のエレキギターブームに青春時代を過ごされた方、ベンチャーズフリーク、GSファンの方にとっては「聖地」とも言うべき場所でしょうか🎸🎸🎸

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入口は狭く、個人経営の楽器屋ばりのアングラ感が出てます✨

因みに店主の五十棲淑朗さん、なんでもあの寺内タケシ氏にテクニックを認められた唯一の方で、総師範代の肩書きを持っていらっしゃるとか。
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店主曰く、ベンチャーズやGSファンのお客さんがほぼ100%なので、Mosriteやエレキギターブームの頃を連想させるような形状の特注のビザールギターがすぐ売れるとの事。

しかも値段交渉などでかなり安く提供する場合もあるので、その手のギターが欲しい方にはうってつけの場所ですね😊✌️

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アコギもチラホラあります。
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アクセサリーなどもチラホラあります。

ただ万引きが多発してるみたいで、やや困ってるそうです(万引きは犯罪です、やめましょう!)
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アンプはあまり無さそうです。
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こちらがいつもYoutubeを撮影されてる場所!

ここでギターの紹介や毒舌を披露なさってます(笑

個人的に一番思い出になった場所でした😭

最初は柄が悪いのかなとビクビクしてたんですが(笑)、物凄い気さくな店主で色々お話をしてとても楽しかったです😊✌️✨

しかも俺がピック買おうとしたらくれますし(笑)、それは悪いと思ってエフェクター買おうとしたら半額以下にしてくれたり(爆)、サービスが半端なかったです😭😭😭

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因みに買ったGuyatone Harmonic Distortionです。

後々試してレビューしたいと思います😊✌️

GS系統に強い楽器店はそうそう無いですし、その手の相談には真摯に乗ってくれるので、年配の方でこれからエレキギターを始めようという方にはうってつけのお店ですね!👍✨

 

まとめ

東京から車で1000㌔以上走り、かなり疲れはしましたが充実な旅行でした。

名古屋、奈良、大阪、名古屋そして静岡と回り、色々な機材や人との出会いは感慨深いものがございます😭

やはり楽器探し以上に、その土地で触れ合うという事が楽しいという事を実感させられた、大満足な旅でした🤘✨

サウンドハウス  

DJI

20210328 楽器屋探訪~東海・近畿地方篇~Pt.1

様々な楽器屋を探して紹介する企画、今回は貯めていた年休を消化すべく東海・近畿地方を回り、関東では味わえない楽器屋を色々堪能してまいりました。

今回は予算を楽器屋巡り(とmy new gear

 w)に全振りしたので、全て下道を通って行くことにしました(この選択が後々ハードになるとは。。。

 

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道中お披露目された富士山。

雄大さが伝わります🗻

 

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藤枝の道の駅。

朝4時半から走って、ここに着いたのが12時位だったので仮眠しました(笑

 

名古屋編

 

ブックオフ熱田国道1号店

という事でかなりの疲労の末に見つけたのが名古屋市のブックオフ♪

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ここは「PLUS+」と書いてある通り、通常の本やCD、ゲームソフトなどの他にフィギュアや楽器なども置いてる、比較的規模の大きい所となっております。

お目当てのエフェクターフリークスに行く前に見つけてしまったので(笑)、対向車線沿いにも関わらずわざわざ回って行ってみました✊✨

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とてもブックオフとは思えないトレカやプラモの数、そしてその塗料!

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ギターは「ブックオフ」としてはかなり多い部類で、「ハードオフ」と比べても店舗次第では勝ります👍✨

ただやはり銘柄は安価なものが多いです(笑f:id:acidmb:20210327021144j:image
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アンプは大体ハードオフにも転がってる小型の練習用しかありませんが、これらの銘柄は初めて見ました😳

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エフェクターもこんな感じで汎用品ばかり。。。ん?
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「VOX×けいおん!」Amplugキキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

それも第一弾の唯モデル!

けいおん!Amplugについては

20170424 VOX Amplug けいおんver - Guitar Stuff Blog

でも述べましたが、それぞれのキャラの音を再現した特別仕様のAmplugで、特に唯のものは一時期デッドストックの価格が万を超えるほど暴騰しました😨

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なのでmy new gear(爆

新古品らしく、外も中も綺麗な奇跡の個体でした!🤘✨

ブックオフでもやはり規模の大きい店舗は侮れないという事を痛感させられました(笑

 

暫く走ってると、有名と思われる名古屋駅周辺の高層ビル群が顔を連ねてきました。

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エフェクターフリークス

そしてお目当てのエフェクターフリークスに漸く辿り着き、意気揚々と店へ足を運んだのですが。。。

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! (’ω’ ⊃)⊃三二一

💥💥💥💥💥💥💥💥

▂▅▇█▓▒(’ω’)▒▓█▇▅▂

なんと偶然にもメンテナンスの日!!🤣

真っ先に行きたかった店だったので、メンタルをガッツリ持っていかれました😭😭😭

 

奈良編

という事でこの日は名古屋をスルーし、大阪を目指す事にしました。

しかし奈良県に到着した頃には夜9時を回っていたので、その日は奈良で羽を休めることに致しました🦆

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奈良駅到着〜🚃

駅周辺は繁華街なんですが、少し出るともう田舎です(奈良の方さーせんw)

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繁華街を出るとラーメンか焼肉の店しか無いので(笑)、努力の末見つけてきた定食屋で晩飯🍚

ヘルシーで安価で美味しゅうございました😋

 

セカンドストリート奈良橿原店

翌朝、大阪行く前に折角なので奈良の店を散策する事にしました。

ネットで見つけたのは「天理楽器橿原本店」と「ハードオフ橿原店」でしたが、またもや偶然こちらの店を見つけたので早速入りました🤘✨

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ギターはセカストでは普通レベルという感じですかね🤔

SepiaCrueのブランドがやたら多い印象でした。

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アンプはやはり小型練習用が多い印象。

YAMAHA THRやMarshall CODE20がアクセント効いてます👍

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エフェクターコーナーはやはりこんなもの。。。
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おおお!Tokai TDS-1!!

多分少し前まではちらほらあったのかと思われますが、昨今のネットやSNSで某女性ギタリストがボードに入れてたという情報が独り歩きし、軒並み在庫が消え去った経緯を持つディストーションペダルです!

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なのでmng...しました(爆

帰ったら早速音を試してみたいと思います🤘✨

序盤から色々レア物が手に入るので中々圧倒されますね(これだから足で探すのが止められない止まらないwww)

 

ハードオフ橿原店

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続いて向かったのはハードオフ橿原店♪

やはりハードオフレベルになると色々期待してしまうわけなんですよ🤤🤤🤤
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ギターはそこそこありますね🧐f:id:acidmb:20210327025800j:image
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アンプはリニューアル前のMarshall DSL40CやDiezel Herbertヘッド、Hughes&KettnerのクラスAチューブアンプヘッドなど中々豊富です。

Line 6 Spider IIIがちょっと高いかなと思いました😅

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エフェクターは汎用品が多い印象で、その中のパステルカラーのやつが綺麗で気になりました(笑

マルチに関してはZOOM G1KというKiko Loureiroというギタリストのシグネチャーがあり、初めて知って驚きました(笑

 

アンプはやや強めですが、やはり全体的にギター関連はこじんまりとしてる印象ですね🤔

 

天理楽器橿原本店

続いて向かったのがこちらの天理楽器。

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ギターはSchecterやGretschがやや多めで、他は国内のメーカーのものが多い印象ですね。
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エフェクターはこんな感じ。
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ZOOM G1Nが新品で売られてる!(笑f:id:acidmb:20210327030811j:image

iStompがセールしてますね。

(確かiPhoneかなんかで色んなエフェクターのモデルをダウンロードして、コレに繋げてインストールすると、このペダルがそのモデルになるとかなんとかだった気がする🤔)

管楽器に力を入れてるみたいで、下の階のフロアは音楽教室のようになってました。

 

まとめ

初日〜2日目から飛び飛びで色々回りましたが、やはりオンラインストアでは手に入らないようなものがゴロゴロ転がってる印象で俺得でした(笑

(やはり中古ショップは自分の足で探すべきですね👍🤘✨)

反面、東京の楽器店やハードオフなどに比べると、どこも規模としてはかなり小さめなのは否めません😭

 

Pt.2では大阪〜名古屋(リベンジ)~静岡を目指します!🚗💨<ウッヒョオオオアアア!!!

サウンドハウス  

DJI

20210319 Empress Effects Heavy Pt.2

さて今回はHeavyのポテンシャルを測るべく、強豪ハイゲインディストーションペダルと比べていきます!⚔️

3~4万円台のハイゲインディストーションペダルをぶつけて、当時高級品とも言われたHeavyは価格相応なのか、はたまた高いのか安いのか見極めていきます😡💵

 

Heavy vs BE-OD Deluxe

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Friedman BE-OD DELUXE ギターエフェクター

Friedman BE-OD DELUXE ギターエフェクター

  • メディア: エレクトロニクス
 

まず最初はBE-ODの上位機種、BE-OD Deluxeから行きます!🤘

因みにお値段は2021年3月現在でHeavyが39,600円、BE-OD Deluxeが42,240円となってます。

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まずEQ全て12時でのトーンに関してはBE-OD Deluxeの方が高域が強く、Heavyは"相対的に"篭って聴こえます。

歪の性質はBE-OD Deluxeの方が粗く、Heavyの方がきめ細かくスムーズ、音の分離感もHeavyの方が良く上質な歪です。

歪量はややHeavyの方が強いですが、誤差の範囲ですね。

EQを見ていくと、まず低域に関してはBE-ODの方がQ(ピークを中心とした可変範囲)が広く、帯域もHeavyと比べるとローミッド寄りで分厚くなる代わりに音が軽い印象です。

HeavyはQが狭い感じで、特定の帯域をピンポイントで上げ下げしてるような聴こえ方に、扱ってる帯域がBE-OD Deluxeよりも下なので、より重厚なサウンドという印象です。

恐らくどちらもアクティブタイプなのかなと思われますが、可変値はHeavyの方が大きいです。

中域に関しても同様で、恐らくBE-OD Deluxeは500Hzの値を取ってると思われますが、Qが広いので上げるとかなりモコモコしてきます。

Heavyの方で500Hzに設定して上げても、500Hz特有の厚ぼったさはありますが、Qが狭いのかスッキリした感じで中域が持ち上がります。

この辺に関してもHeavyの方が優秀で、更に250Hzと2kHzも選択出来るので、カスタマイズ性もHeavyに分があります。

高域に関しては、BE-OD DeluxeのTrebleはHeavyのHighよりも下の帯域でピークを取ってるらしく、Heavyよりもエッジ感が弱い代わりに硬い歪成分と明るさが付与されていきます。

代わりにPresenceつまみがHeavyよりもかなり上の帯域を司り、ここでSAG感や強烈なエッジ感を表現してる感じです。

TrebleとPresenceでタダでさえ高域が強めなBE-OD Deluxeを更にキンキンにするので、高域の強さはBE-OD Deluxeですが、Heavyは土台のトーンを崩さない完全バランス型の上がり方をし、いくら上げても破綻せず、上質なヘヴィメタルサウンド的な高域を出してくれます。

この点においても俺的にはHeavyの方が優れてるなと感じました。

総合的にHeavyの方が断然使いやすいですが、アンプのBE-100やブラウンサウンドにニュアンスやトーンが近いのはやはりBE-OD(Deluxe)なので、それらのサウンドを求めるならBE-OD(Deluxe)の方が良いかなと思いました。

 

Heavy vs Ecstasy Red

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お次はBognerの大人気ペダルEcstasy Redとの比較🍷

EQ12時事点や各種EQの効き方、HeavyでEcstasy Redに似るかを試しました🤘✨

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まずEQフラット時のトーンでは、Heavyがフラットなのに対しEcstasy Redはかなりローミッドが強い印象です。

歪はEcstasy Redの方がややファジーですが、音をミュートした後のリリース音が絶妙に短くされていてまとまっており、ややエッジが丸くノイズゲートOFF時ではリリース音が自然なHeavyとキャラは違いますが、どちらもアンプライクな歪でコントロールしやすい部類ですね👍✨

歪量は(やはり)Heavyの方があり、Ecstasy RedのGain MAX + Gain Boost MAXでHeavyのGain 3時くらいです。

EQを見ていくと、まず低域に関してはHeavyの方が帯域が低く、Qが相対的に狭く下げれば抜けの良いスッキリとした音、上げれば重厚で迫力のある重低音が付与され、どちらもバランスの良いサウンドです。

更にWeightでローエンドをも加工出来るので、低音に関しては拡張性、音質共に非常に優れてます。

これに対しEcstasy Redは、下げればハイミッドが浮き彫りになって抜け感が良くなるのですが、上げるとブーミーでモコモコしかなり使い辛い音になってしまいます😓

個人的には基本下げて、持ち味のミドルやハイミッドを強調し、かつ低音をスッキリさせて輪郭を出すやり方が良いかなと思い、Heavyのように上げて低音を強調するのは難しいかなと思いました😅

中域に関してはそれぞれキャラが異なり、Heavyは元々フラットな音を250Hz、500Hz、2kHzの何れかを選んで増減させる方式で、これにより音をガラリと加工する感じで自分好みのサウンドが非常に作りやすいです!👍🤘✨

これに対しEcstasy Redは元々500Hz辺りが強烈に出ており、それを概ね1kHz位の帯域のMiddleつまみで増減させる感じで、Qも比較的広めです。

上げると太さや抜け感が強調されて良い感じなのですが、下げると音圧が低くなり、高域のザラっとした成分とブーミーな低域が出てくるという印象を受けました😅

高域に関しては、Heavyは最大まで上げてもピーキーにならず絶妙なエッジ感を出したり、逆に0まで下げてもそこまで音が籠らずバランスの良い効き方をし、サウンド全体のバランスを崩さないような感じです。

Ecstasy RedはHeavyよりも上の帯域を司り、上げるとザラっとしたな高域が付与されていきます。

なのでザクザクとした感じはEcstasy Redの方がやや強めですが、同時にかなり安っぽい音になるので、あまりガッツリは上げられないですね🤔

 

HeavyでEcstasy Redの音を再現する場合、Ecstasy RedのEQ全て12時とかミドル~ハイミッド強調型のスッキリとした音は再現しやすいのですが、Bassを上げて音が潰れたブーミーなサウンドやTreble上げてシャーシャーな音は、Heavyの方では低音がどうしてもスッキリとし、高音も滑らかになってしまうので再現出来ませんでした(爆

さて、値段はHeavyが4万弱、Ecstasy Redはバラツキが激しく新品33,000~42,000円台です。

個人的にはBognerの美味しい音は再現出来るし、なんなら(アンプの方の)Uberschallの音も再現出来るかもしれず、その他の美味しいサウンドも容易に作れるHeavyの方が良いかなとは思いますが、最初からプリっとしたコンプ感やローミッドの分厚いBognerアンプのような音を出したい、Bognerの銘柄が好きという方はEcstasy Redが良いでしょう😌

 

Heavy vs VH4

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VH4 PEDAL

VH4 PEDAL

  • メディア: エレクトロニクス
 

続いては「アンプのVH4の音やニュアンスをまんま再現した」と名高いVH4のペダルとの比較😤🤘✨

実際比べてみると全く違うベクトルという感じでした(笑

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まず歪量はHeavyの方があります。

またVH4の場合、MAXまで回し切るとやや歪が潰れる傾向があり(VH4はまだマシな方でVH4-2やHerbertになるとそれが顕著)、MAXでも音が潰れず分離感を保ってるHeavyの方が優秀です👍✨

肝心なのが歪の性質で、VH4は兎に角エッジが丸くなってて全体的に粗め、これがアンプらしいプリっとしたぶっとい歪を形成してる感じです。

程良いザクザク感ときめ細かい歪の粒、滑らかなサスティンを持つHeavyはそれはそれでアンプライクな部分がありますが、ベクトルが全然違う感じです。

この辺は完全に好みが分かれると思われ、扱いやすさはやはりHeavyに分があり、アンプらしい有機的な挙動はVH4ですね🤔

次にトーンですが、Heavyは全体的にフラットなのに対し、VH4の方が低域~ローミッドに掛けてかなり盛り上がっており、逆に高域はある一定の帯域からカットされてます。

このイコライジングがアンプライクな丸みを帯びた歪と直結してるという感じですね🤔

EQの変化を見ていくと、VH4の低音はBassとDeep、HeavyはBassとWeightが司りそれぞれ役目が全く異なります。

VH4のBassはパッシブEQでローミッドのカットに働き、(EQ全て12時で)上げるとモワッとしたぼやけた感じ、下げると低域がタイトになる印象です。

DeepはアクティブEQで恐らくHeavyのBassよりも下の帯域を司り、地鳴りのような轟音を伴う低音が出せます。

但しシェルビングっぽく、ローエンドも膨らんでくるので、上げ過ぎるとかなりぼやけますね😅

これに対しHeavyのBassはQの狭いアクティブEQで、ピンポイントで重低音を底上げするので迫力とタイトさを兼ね揃え扱いやすいです👍

またWeightでローエンドの膨らみを調整するのですが、ここを最大まで上げてもブーミーになったりせず、程よくふくよかにしてくれます☺️

中域に関しては、まずVH4のMiddleはパッシブEQで、恐らくかなり広めのQを取った1kHz辺りを操作し、アグレッシブに変えるというより全体的な音の太さや明るさを調整する感じです。

アクティブEQでQが狭く帯域の選択肢が3つもあるHeavyの方が綿密に音が作り込め、ミドルにおける自由度はやはりHeavyに分があります。

高域に関しては、VH4はTrebleとPresenceのEQで調整し、TrebleはやはりパッシブEQでQが広く、Middleと共に音の明るさなどの調整という感じに留まってます。

PresenceはアクティブEQなのですが、VH4のトーン自体があまりザクザクとした高域が出る機種では無く、また可変値は大きいですがQが広く、アンプに準じた全体的な高域の強さ、音の硬さなどの最終調整をここで行うという感じです。

HeavyのTrebleはアクティブ型で、VH4の上記のEQよりも高い帯域を扱い、Qが狭いので音作りをガッツリ行えますね🤘✨

総合的にVH4の方が土台となるトーンがメインでEQなどはあくまで調整程度に留まり、Heavyは土台のトーンを活かしつつ拡張性も高いという感じです。

最後に値段ですが、VH4はバラツキがあり4万前後、Heavyは4万弱です。

「Diezelが出した、Diezel VH4のアンプの音をまんま出せるペダル」

としては唯一無二でHeavyでも再現は出来ないので、Diezelアンプの音が好きならこちらですが、「普遍的に」使いやすいハイゲインディストーションサウンドが欲しければHeavyを推します🤘✨

 

Heavy vs Megalith Delta

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約6~7年前、「ハイクオリティで最強のディストーション」と謳われ度々競い合ったこの両者、果たしてどちらが優れてるのか?!😡😡😡🤯💥

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まず歪量ですが、Megalith側のBoostオフでHeavyの方が断然有り、Boostをオンにして同じ位です。

歪の性質については、Megalithの方がやや角が取れて柔らかく、チューブアンプらしさはMegalithの方があり、Heavyの方がザクザクのメタルサウンドが容易に作れます🤘✨

どちらも高いレベルで歪の分離感を醸し出しており、またどちらもモダンハイゲインディストーションは簡単に作れる感じで、EQの性質も兼ねて自分が音作りしやすい方が良いかなと思いました。

トーンについては、双方EQ12時でフラットなのですが、気持ちMegalithの方が全体的にミドルに寄りがちという感じです。

低音はHeavyの方が下の帯域を扱い、かつQが狭いので重厚かつスッキリした低音を奏でます。

Megalithはローミッドに近い低音を司り、Heavyに比べると僅かに音が散り、コンボアンプのようなウォームな印象を与えます。

どちらもブーミーになったり篭ったりはせず、低音のキャラが違うだけという風に留まってますね。

中域に関しては、Megalithの「Contour」が恐らく500Hzを扱い、「Middle」が2kHz付近で可変してると考察してます。

Heavyの500Hzと2kHzで似たような帯域の上がり方をした様な気がしました為です😃

HeavyはやはりQが狭いので、他の帯域をあまり巻き込まずブーストやカットを行う感じで、Megalithの方がやや広い範囲で音が変わるという印象ですね。

2箇所のミドルレンジを弄れるMegalithか、3種の帯域の中から選び、広い可変値でアグレッシブに音を変えるHeavyといった各々の個性が感じられました。

高域に関しては、Heavyの方が高い帯域を司り、メタルメタルしい硬質な音が容易に作れます。

Megalithはハイミッドとトレブルの間という感じで、Heavyよりもエッジ感が無い代わりに硬質な音になります。

Middle全部カットしてBassとTrebleを上げ目にしたドンシャリメタルなどはHeavyの方が得意です。

総合的にHeavyの方が音作りしやすいですが、Megalithには「EQ Shift」のモードがあり、これによって基礎となるトーンを変更出来るので、必ずしもHeavyが圧倒的有利という訳ではなく、寧ろMI Audio社のMegalith Betaなどのアンプのトーンを基礎とし、その基礎から様々なハイゲインサウンドを構築したいという場合は逆にMegalith Deltaが有利に働きます。

最後に値段はHeavyが4万弱、Megalithが3万弱です。

使いやすいのはHeavyではありますが、音の質は同等で値段などを考えるとMegalithの方が有利ですね🧐

 

Heavy vs KSR Ceres Preamp

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「チューブライク」と名高いモダンハイゲインプリ、KSR Ceresとの比較!(((ꎤ'ω')و三 ꎤ'ω')-o≡シュッシュ

因みにHeavyはJC-40のInput、CeresはReturnに繋いで鳴らしてます。

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まず歪量は同じ位ですが、Ceresの方が高域が出るので強く感じます。

歪みのキャラが異なり、どちらもきめ細かいんですが、Heavyの方が平坦でCeresはチューブのように音の塊が前に出るという印象です。

Heavyも単体で鳴らしたり、他のエフェクターと比べるとチューブライクなディストーションなのですが、Ceresと比べるとエフェクターらしさが浮き彫りになりました。

ただ音の分離感などは同等のクオリティで、歪の扱いやすさや癖の無さといった点でHeavyの方が優秀かなと思いました。

トーンは前述の通りHeavyがフラットだとすると、Ceresはハイミッド〜高域が若干強く、逆に低域が弱めという印象を受けました。

普通アンプのリターンに挿すと、プリアンプでは補強される高域が無いのでモコモコした音になるんですが、それを補ってHeavyよりも強い高域が出てます。

HeavyのHighつまみを3時にして同じ位の出方ですね🤔

EQを見ていくと、まず低域に関してはHeavyはLowのアクティブタイプのEQとWeightによるローエンドで調整します。

これに対しCeresはパッシブタイプのBassつまみと、Feelの3-Wayトグルスイッチを下段にすることによって低域強調型にするという感じです。

Heavyの方がアクティブなので圧倒的に多い低音が増強され、またカットすればCeresのような低域にも調整出来ます。

Ceresは一般的なプリアンプと比べると普通に効きますが、やはりHeavyと比べてしまうとパッシブでそこまで可変値も高くないですね。

Feelスイッチを使っても気持ち程度なので、総合的にHeavyの方が調整幅が広いです。

中域も同様で、HeavyはMiddleのアクティブEQと3つの帯域の中から選べる仕様で、CeresはMiddleのパッシブEQ(恐らく500Hz)とFeelでの中域強調(恐らく1kHz)に留まってます。

当然Heavyの方が中域の増減もカスタマイズ性も上で、Ceresは総合的にアンプのような効き方に留まってます。

高域に関しては、HeavyはHighつまみのアクティブEQで、CeresはTrebleつまみのパッシブEQ、Feelでのハイミッド強調、そしてBrightのトグルスイッチで高域を更に持ち上げます。

元々高域が出る傾向のCeresですが、これらのコントロール系統によって更に増幅したり、逆に削ってバランス調整したりと、ある意味Heavyよりも柔軟な対応が出来ます。

その他の点としては、Heavyはノイズゲート機能が付いており、これにより楽曲毎に有無や効き具合を調整出来ます。

CeresはModeスイッチにより、全体的な歪の性質や歪の強さ等を3段階で調整出来ます。

さてお値段ですが、Heavyは4万弱、Ceresは日本では正規代理店が無く安定した日本円での価格は無いですが、俺が公式サイトから買った時は47,000円でした。

安定した音質、安定した入手経路、相対的に安価、アンプのインプットで使えるという点からしてHeavyの方がオススメです。

ただ、こと音質に関してはCeresをリターンに挿すとHeavyが無機質に感じるほど生々しいチューブライクなハイゲインディストーションが得られるので、個人的にはCeresに軍配が上がりました🏆

おまけですが、HeavyをJC-40のインプットに直接繋いだ音と、CeresのClean Chを介してリターンに挿した音を比べました。

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JC-40直ではザクザクとしたメタルなサウンド、CeresのClean Chでは音が丸くなって前に出るという印象を受けました。

個人的にはJC-40直の方が好きですね🤘✨

 

Heavy vs ADA MP-1-CHANNEL

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お次はプリ管12AX7を2本搭載した、歴史的名機MP-1のペダルタイプとの比較!\\\└('ω')┘////

個人的にMP-1-CHANNELは(Rockmanを抜かして)5本の指に入るほど気に入ってるペダルですが、忖度無しで比較しようと思います(笑

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まず歪量に関しては同じ位で、きめ細かさはHeavyの方があり、歪の粒の太さや前に出る感じはMP-1-CHANNELの方がありますね。

アンプライクと時折評価されるHeavyですが、やはり本物のチューブ内蔵ペダルと比べるとHeavyは平坦な感じが出てきます(ただ開発側はあくまでエフェクター然としたサウンドを狙ってます)

またMP-1-CHANNELではOD1とOD2の組み合わせにより、滑らかな歪からザクザクとメタリックな歪まで表現出来(ファズは出来ませんw)、こういったチューブならではの有機的な自由度でポテンシャルを発揮してます👍✨

EQ12時でのトーンはどちらもフラットで同じような印象です。

各々のEQを見ていくと、まず低域はHeavyの方が帯域が低くQが狭いのでスッキリした重低音を出せますが、MP-1-CHANNELの方がブースト量が半端ないので(±16dB)、低音の迫力が段違いにあります。

Weightでローエンドをブーストしても追い付かず、低音での迫力はHeavyを大きく引き離してますね🤘✨

中域も同様で、MP-1-CHANNELでは500Hzを司りますが、Heavyの500HzよりもQがやや広くて可変値が高く(±12dB)、太い音からドンシャリサウンドでの音作りがよりアグレッシブに行えます😁👍

高域に関しては、MP-1-CHANNELのTrebleは恐らく2~2.5kHzの範囲のハイミッド(±16dB)と、Presenceで6kHz辺り(±12dB)を司り、これらの相互作用によってHeavyのHighつまみのような音を出せ、更に高域の拡張性が高くなってます。

全体的にHeavyを(暴力的にw)上回ったような音質で、個人的にはMP-1-CHANNELの圧勝という感じではありますが、アンプのインプットで使える、入手のしやすさ、チューブでは無いので音質の安定度、音質のクオリティを鑑みるとHeavyも中々善戦しているように思えました。

また価格は日本の正規品で7~8万、Heavyは4万弱なので、音質を考えるとHeavyの方がコスパの面で勝ってると思いました👌💵

 

Heavy vs Ovaltone Q.O.O Blue Edition

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さて今度はOvaltone Q.O.Oとの比較!‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

Heavy側のMidつまみで「250Hz」をガッツリ上げればQ.O.Oに近づくのではないか?と考え引っ張ってきました(笑

まずは通常の音出しから。

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まず歪量やニュアンス、分離感、解像度などは同じくらいです。

決定的に違うのがEQ12時の際のトーンで、Heavyがフラットだとすると、Q.O.Oはかなりローミッドが膨らんでおり、ハイが埋もれてます。

この辺りはToneとMiddleのつまみで調整は効きますが、調整幅は圧倒的にHeavyの方が広いです。

Q.O.OのToneは所謂トレブルに当たる部分で、恐らくHeavyのHighよりも帯域が高いメタリックな高域を操作してます。

HeavyのHighつまみは3kHzで、やはり上げ下げした時の印象は違いますね。

Q.O.Oの方が鋭い高域になる印象で、それを最初から出てるローミッドと組み合わせることにより、重厚なモダンハイゲインサウンドを形成してる感じです。

Heavyの方がギラっとした抜けの良いサウンドになる印象です。

Q.O.OのMiddleはハイミッドの操作で、音色を変えるというより明るさや抜け感の調整という感じでバランスの良い効き方をします。

Heavyの「Midつまみ+2kHzモード」はアグレッシブに音色を変える感じで効き方が異なります。

どちらも土台となるサウンドがあり、Q.O.Oはローミッド超ブースト型、Heavyはバランスの良いフラット型と、EQ12時ではかなり差異がありますね。

 

続いてHeavyをQ.O.Oに似せてみました。

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Heavy側の250HzのミドルをブーストするとQ.O.Oに似るような気がしたので、そのセッティングを中心に作ってみました。

案外Q.O.Oの低域はスッキリしてるので、Heavy側でLowをカットし、その代わりWeightで若干ローエンドを膨らませ、Highもややカットして籠るようなサウンドを再現しました。

 

それがこちら🤘✨

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個人的にはかなり追い込んだとは思ってます(笑

あくまでQ.O.O側のToneとMiddleのつまみは12時の設定で、Heavy側では扱わない帯域なので、ここを動かすとHeavyでは再現がかなり難しくなります。

幸いどちらもきめ細かく分離感の良い上質な歪という部分が合致するので、Heavyでもある程度は似せる事は可能です。

さてお値段ですが(笑)、Q.O.Oは新品当時35,000円で現在はプレミアが付いて4万前後、Heavyは4万弱です。

かなり接戦ですが、個人的にはHeavyで似た音が作れますし、拡張性の高さからもHeavyの方が良いかなとは思ってます。

ただ土台がローミッドバリバリ出て、その上で明るさ調整が出来たり、ザクザクした高域を付加したようなサウンドが欲しければ、Heavyでは出ないのでQ.O.Oという選択肢もありますね🤔

 

Heavy vs GAZON

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ラストは、去年俺が「紅白歪合戦」と称して比べたかった、同じく最強ディストーションと名高いHerbe&Chick GAZONとの比較!🔥🔥🔥(ง🔥Д🔥)ง

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まず歪量ですが思ってたよりGAZONが歪み、なんと同じくらいですね!😳

ただニュアンスが違うのでHeavyの方が歪んでるように感じます。

GAZONは一定の数値以下の低域と数値以上の高域をカットしてるようで、全体的に丸みを帯びたサウンドとなっており、レンジの広いHeavyの方がエッジのある高域が出るので歪んでるように聴こえます。

EQフラット時のトーンはやはりHeavyの方がガッツリ低音が出ており、逆にGAZONは低音が無いのでスッキリした反面、迫力でHeavyの方が勝ってます。

EQはどちらもアクティブタイプですが、Heavyの方が強めに効きます。

特に低域においては、GAZON側でBassをMAXにして漸くHeavyのLow&Weightを「0」にした音色と同等の出方なので、低域に関しては天地の差でHeavyの方が出る上、籠らずそのまま迫力に直結する上質な重低音なので、低域における音質はHeavyの圧勝です!👍🤘✨

中域に関しては、どちらも独特の拘りがひしひしと伝わってくるような上質な出方をし、またキャラクター(帯域など)が違うのでかなりの接戦です!⚔

GAZONは主にMiddleつまみで凡そ500Hzを司り、全体的に1kHzかそれ以上のハイミッドが盛り上がったような、明るいミドルレンジを持ってます。

これが音の太さや抜けの良さを同時に賄い、バランスよく保ってるという感じですね。

対してHeavyはというと、通常時はほぼフラットか、気持ち1kHzが若干盛り上がってる感じで、3つのトグルスイッチで250Hzのローミッド、500Hzのミドル、2kHzのハイミッドのいずれかからピークを決める感じで、通常時の独特のカラーはGAZONの方が上で、拡張性の高さはブースト/カットの量も兼ねてHeavyの方が勝ってます。

あまり音作りが得意でない方で、かつ心地の良いミドルが最初から出てるのが好きという人はGAZON、ギターサウンドで重要なミドルを比較的自由に決めたいという人はHeavyがいいですね🧐

高域に関してもキャラが全く異なり、GAZONはある一定の値以上はカットされてるようで、これがチューブアンプのような丸みを帯びた柔らかくて太い歪みの粒を形成している感じです。

TrebleつまみをMAXにしてもエッジは立たず、ふくよかなミドルは残したまま明るさと抜けを強調するような感じで、やはりGAZON特有のハイミッド帯のキャラを崩さずにエンハンスするような方針という感じです。

これに対しHeavyは、高域を耳に痛くないように、かつスラッシュメタルにもマッチするようなエッジ感を保つ絶妙なチューニングを施しており、これがチューブのようなSAG感を高次元で表現してるように思えます。

こちらもHighつまみが3kHzと高域を司る値としては低めであり、これが高域の上品な音質を担ってます。

さて値段ですが、GAZONは「約3万円」、Heavyは「約4万円」。

1万円の差があるかと言われれば微妙なところです(笑

GAZONのサウンドクオリティ自体はHeavyに迫る勢いではありますが、やはり高音や低音が無いので、高音質で迫力があるという点からしてHeavyに1万円付加価値が付いても良いかなとは思ってます(ノイズゲートや歪の性質を変えるHevierもあるしね😏)

正直これは接戦で、デフォでミドル〜ハイミッドが出てて柔らかめの歪が欲しいならGAZON、それ以外ならHeavyが良いかなと思いましたε-(´∀`*)ホッ

 

総評

やはりHeavyはハイゲインディストーションペダルとしては万能選手で、名だたる強豪とも渡り合える実力は充分にあります。

フロアプリと比べると生々しさや前に出る感じが薄いですが、ディストーションエフェクターとしては恐らく隙の無い万能型ですね🤘✨

2012年当時としては値段が高い印象が持たれてたHeavyですが、昨今では知名度が抜群に上昇し、また国内外問わずこの価格帯のペダルは当たり前になっており、

「なんでこんなぽっと出のペダルにこんな値段が付くの?!😳😳😳」

というペダルまで蔓延してるので、それらを軽く一蹴するサウンドを持つHeavyは寧ろコスパとして最高なんじゃないかと最近考えてます(笑

サウンドハウス  

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