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今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20190422 Custom Tones Ethos Overdrive Pt.1

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さて、待ちに待っていたオーダー品が漸くやって来ました!🎊🎉✨✨

多分Dumbleアンプマニアなら当然、それ以外の人でも知ってるかもしれないフロアプリ、Ethos Overdrive(以下Ethos)です!🤘🏼🤘🏼🤘🏼

 

コイツは昨今のペダルブームでDumble系ペダルが乱立する前までは不動のDumbleエミュレータの王者として長年君臨してた超高級ペダルの一つで、そのブームが去りつつある2019年4月現在でもDumbleの音を再現する最終候補の一つとして度々挙げられるペダルでもあります。

10年以上前はそこそこ出回り、値段も5〜6万前後だったのですが、これを書いてる2019年4月現在では10万超とかなり高騰してます🥶

 

DumbleアンプについてはVan Weelden Royal Overdriveの記事でも書きましたが、完全オーダー制で発注者のギターサウンドに特化したトーンとなっており、一口にDumbleと言っても全く違う音です。

しかし一方で「Fender Blackface系」のアンプを基軸にして造られており、そのトーンから昇華したものでもあります。

Ethosは同じくそのBlackfaceのトーンを元に、各種スイッチを満遍なく搭載することによってありとあらゆるDumbleアンプの音を再現するペダルとなってます。

 

このペダルは完全オーダー制で、表面だけにスイッチやつまみが実装されてるベーシック型に、料金を追加する事によりCab Sim OutやFX Loop、GAC SW、Hi-Cut Filterつまみ、TLE/Classic SW、HRM EQなどのオプションが付けられるシステムになってます。

(因みに俺のはフルオプションの完全型ᕙ( ˙-˙ )ᕗ)

 

インターフェース

まず2ch式のペダルとなっており、下段がクリーンで上段がODとなってます。

クリーンが付いてるのでプリアンプとしての役割が大きいですが勿論歪ペダルとしても充分使え、更に別途キャビシミュアウトも搭載されてるのでミキサー直とかも行ける万能ペダルです👍💗

 

クリーンとODに関しては表面のEQやトグルスイッチは完全独立で、側面の各種スイッチは共有となってます。

但し後述するHRM EQに関してはOD chのみに効きます。

 

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プリアンプ故かエフェクトループが付いており、パワーアンプに付いてない場合は重宝します。

 

電源は0062Pのド定番エフェクター用電池か、付属の12Vアダプターで動作します。

 

各chでは3種のトグルスイッチ(Brite、Modern/Classic、Rock/Jazz)と4種のEQつまみ(Bass、Mid、Treble、Presence)が個別に用意され、Clean chではVolのみ、OD chではVolとGainが付いてます。

 

側面の各スイッチについて

このプリアンプはありとあらゆるDumbleサウンドを再現する為、様々なギミックが施されてます。

単体のペダルみたいな「○○○が所有してたDumbleアンプ」では無く、「幾つかのDumbleアンプのトーンを集約した」感じで、狙ってる音までたどり着くのは少し時間がかかるものの、上手く行けばコレで網羅出来るかなとは思います( ‘-^ )b

 

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まずこの右側面の写真から説明しますと、左からHRM EQ切替スイッチ(左がHRMモード、右が通常モード))インプットジャック、Hi-Cutフィルター、GACスイッチとなってます。

 

まずGACスイッチですが、上側がギターアンプ出力、下がラインやミキサー、PA直となってます。

恐らくライン用はCab Sim Outから出力して使うものだとは思いますが、正直どちらのモードにしてもギター用アンプから何ら問題も無く出力されます(笑

具体的には、アンプ用が普通だとすると、ライン用は低域と高域が強調され、音に張りが出てきます(^o^)/

但し高域成分が強く、Hi-Cutフィルターがアンプモードでオフだとすると、ラインモードは12時まで回して同じようなEQになりました。

(まあGACとHi-Cutで音作りをしていくのも全然いいと思います٩(๑>ᴗ<๑)۶)

アンプモードの方がチューブコンプレッションの再現度が高く、ラインモードはもっとオープンな感じでもありますね。

 

次にHi-Cutフィルターですが、恐らく4kHzからのハイエンドを減衰させていく感じですね。

右に絞り切るとハイがかなり丸っこくなり、ローミッドが強調された分厚く、篭ったサウンドになります。

ここの調整でクリーンなら煌びやかさからヴィンテージなジャズトーン、ODならエッジの立った刺激的な音から70年代ロックという感じの音をシームレスに表現出来ます。

 

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これは左側面の写真ですが、左からTLE/Classic SW、アウトプット、キャビネットシミュレータアウトとなってます。

 

最近代理店がオーダーする際にオプションとして付け、大々的にアピールするのがこのTLE/Classic SWで、TLEとは「Tight Low-End」の略、つまりローエンドをバッサリとカットしてタイトにするスイッチです。

このスイッチはEthosオーナーの間では、元々強めな低音をバランス良くカットして使いやすくなると専ら評判らしいです✧٩(ˊωˋ*)و✧

俺は。。。どっちのモードも使えるので適材適所ですかね(笑

 

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HRM EQについては、次回の記事に詳しく書きたいと思います(^o^)/

サウンドハウス

20190419 Bogner Ecstasy Blue Mini Pt.3

暫くペダルを買う予算が無いので、Red Miniに引き続きコレもレビューするんだな〜コレ🍃🍥

 

さて今回は、様々なロー〜ミドルゲインのエフェクターと比べ、Blue Miniが如何にODペダルとして優れてるか、という事を検証していきたいと思います☝( ◠‿◠ )☝

 

REVV G3

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「Red MiniとG4比べたんならコレはいつやるの?今でしょ!」

という感じでチョイスしてみました(爆

同じ赤青コンビですし、取り敢えずチェキラ🤘🏼(*>ω<)b

まず歪量はつまみ全て12時、Blue Miniのpre eqは「B2」でgainは「H」、G3のトグルスイッチは「N」でG3の方が強め、双方のGainつまみをMAX付近まで上げると同じくらいになります。

 

トーンはBlue MiniのMid Freqトリマーでミドルを変えられるものの、G3はハイミッド、Blue Miniはローミッドにピークが集中しており、それに付随してローが強いのはBlue Mini、高域の抜け感が抜群なのはG3と明確に違いが出ました。

ハイゲイン設定ならG3の方が全然好きかな٩(๑>ᴗ<๑)۶

但し今回はODペダルとして比べるのがこの記事の趣旨なので、早速ローゲインで試した所、やはりクリーン〜クランチでは圧倒的にBlue Miniの方が良いです(笑

G3でのローゲインセッティングはクランチとして使えなくもないかな、という感じで微調整が難しく、クリーンサウンドが歪むか歪まないかの絶妙な匙加減はBlue Miniでは意図も簡単に操作出来、それを各種トグルスイッチで自分好みに補正すら出来るので、そういった意味ではBlue Miniの圧勝でしたᕙ( ˙-˙ )ᕗ

(但ししつこいですがハイゲインに歪ませたらG3の方が良いですw)

 

Bogner La Grange

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Bogner ボグナー / La Grange 【国内正規品】

Bogner ボグナー / La Grange 【国内正規品】

 

続いては同じBognerからLGの登場。

Blueの通常版では「Plexi」モードがありましたが、こちらのMiniだと果たしてどう違うのか?

まず歪量は断然LGの方があり、クリーンも作れるので幅も広いです。

その上で歪みの性質を見ていくと、Blue Miniは今の音楽シーンらしくハイファイで全体的にタイト、LGはローファイで低音が散り気味な感じですね🤔

クリーンはBlue Miniの方が音の分離感や艶があり、LGはモコモコと篭った感じです。

少し歪ませたクランチ〜ミドルゲインODでは、Blue Miniは兎に角ハイファイで上品に歪む感じで、ローミッドにピークが集中しウォームな感じがあります。

対してLGはチューブのコンプレッションやサチュレーションがかなり再現されており、指にまとわりつく感じがあります。

またローファイで古臭い感じがあり、Blue Miniより帯域の高いミドルにピークが集中し凝縮したようなサウンドが得られます。

ハイゲイン設定では更に上記の違いがより一層浮き彫りになり、Blue MiniはまんまBognerらしく、LGはMarshall SLPな音になる感じです。

ODペダルとして見たらどっちもどっちという感じで、やるジャンルや傾向で選んだほうがいいのかなと思いました( ‘-^ )b

 

Catalinbread RAH

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一応そこそこMarshall系なコレ(と言ってもキャビの部分だけねw)を比較してみました🤘🏼

RAHを買った当初は、

「歪まないな(-。-)y-゜゜゜」

と思っていたのですが、Blue(通常&ミニ)も同様なので、この際良い機会なのでチョイスしました(笑

 

まず歪量に関しては、双方のつまみが全て12時の場合、Blue Miniのpre eqを「B2」、gainを「M」にして凡そ同じくらいです。

それ以下のクリーンサウンドは両方とも作れるので、ハイゲインまでカバー出来るBlue Miniの方が歪みの幅は広いです。

その上で歪みの性質を見ていくと、やはりRAHは荒っぽいファジーでヴィンテージなサウンド、対するBlue Miniは歪がきめ細かくタイトでモダンなサウンドという印象を受けました。

やるジャンルにもよりますが、使いやすいのは圧倒的にBlue Miniですね( ‘-^ )b

チューブのSAG感はRAHの方があり、Blue Miniは整ってるといった感じです。

ニュアンスはRAHの方がセンシティブに反応します。

トーンはRAHの方がハイミッド〜トレブルまで強いので音が前に出て、Blue Miniはやはりローミッドが強力なので音が太く奥行があります。

「アンプらしい音」とするならBlue Miniですね( ‘-^ )b

ではどちらがMarshallっぽい音か?と訊かれたら、RAHですかね?(笑

RAHのMiddleを削ってBassとTrebleを上げた音はかなりヴィンテージなMarshallっぽい質感があります。

Bognerはやはり上品、シルキーでMarshallらしい荒削りな感じは無かったですᕙ( ˙-˙ )ᕗ

 

Friedman Dirty Shirley

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Friedman DIRTY SHIRLEY ギターエフェクター

Friedman DIRTY SHIRLEY ギターエフェクター

 

お次はFriedmanの必殺DS🤘🏼🤘🏼

(BE-ODに)隠れた名機として昨今徐々に注目を集めてるミドル〜ハイゲインペダルは果たしてどうなのか?(ง🔥Д🔥)ง

 

まずDSの電源は18Vで駆動させ、双方共につまみ12時、DSのTight SWは下段(タイト方向)にした場合、Blue Miniはpre eqを「B2」、gainを「H」にして全くと言っていいほど同じ歪量になりました( ‘-^ )b

GainつまみMAX方向への差は同じ、Min方向へのゲイン減少量はBlue Miniの方が減りますので、Blue Miniの方が幅広いですね。

ニュアンスやチューブアンプの特徴はどちらも同じくらい掴んでおり、歪み方でバイト感があるのはDS、シルキーなのはBlue Miniと半ば強引に線引きをする位で、(Blue Miniのgain Hでは)両者ともかなり似通ったペダルだと思います。

 

トーンに関してはかなり面白い変化があり、まずローゲインだとDSの方が低音が強く、歪量が増すと低音が減って中域が押し出してくるのに対し、Blue Miniは低域が減らないので終始重厚でやや篭ったサウンドという感じでした。

この点に関してはDSの方がナチュラルに変化してる感じですね🤔

EQつまみは、BassはBlue Miniの方が効きが強く帯域も低めでズンズン鳴ります┏( ^o^)┓ドコドコドコドコ

MiddleはBlue Miniが750〜3.5kHzなのに対しDSは500Hz、俺的にはDSの方が扱いやすいです。

TrebleはDSはハイミッドの調整でバランス良く明るさ調整、Blue MiniはDSのPresenceに近い帯域を扱います。

 

どちらも甲乙つけ難いクオリティはありますが、ローゲインなクランチを狙うならBlue Miniですかね(*>ω<)b

ローミッドが出て、そこそこ歪むクランチならDSでも選択肢に入ると思います。

 

総評

今回はヴィンテージからモダンまでのアンプライクペダル中心に比較しましたが、やはりBlue Miniはモダン寄りなペダルでした🤘🏼

また他のペダルに比べると圧倒的に低音が出ており、キャビの空気感が出てると思えられれば、ちょっと篭ってるかなとも取れます🤔

但しそれもEQで調整が出来るので、俺は個性として認識してます。

   ODペダルとしてはアンプ(Bogner)の空気感を醸し出すので、従来のそれとは使い方や役割が違ってくるかもしれませんが、相応の箇所で使えば割と広い範囲でカバーで出来るんじゃないかなと思いました。

サウンドハウス

20190416 Bogner Ecstasy Blue Mini Pt.2

今回は「オーバードライブ」として見たBlue Miniは強豪に勝てるのか?実験を行いました(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

音作りの幅が広くポテンシャルが高いコレは、ODペダルにどのような差を見せつけられるのか?!(ง🔥Д🔥)ง

因みに今回のBlue Miniのトグルスイッチは「variac OFF」「gain LかM」で、「pre eq」を色々変えて行いました。

 

Bondi Effects Sick As Overdrive

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Bondi Effects ボンダイエフェクト オーバードライブ Sick As Overdrive
 

まずはトランスペアレント×ケンタウロスな今流行りのコレ✨😉

共に最高峰に匹敵するODペダルですが、その中でどのように違うのか?

 

まずSick Asのトグルスイッチは上、双方のつまみ全て12時で、Blue Miniのトグルスイッチの「pre eq B2」「gain M」に非常によく似た音になりましたオオォォォ(゚ロ゚*)(゚ロ゚*)

巻き弦の振動などは酷似してますね🤔

それを踏まえて、やはりBognerのペダルは全体的に低音がかなり出てる印象で、太さがある分ちょっと籠り気味な印象を受けました。

相対的にSick Asの方が輪郭があるかなという感じですね(^^)

 

GainをMAXにした時の感じは、Blue Miniの方が歪み方がきめ細かく滑らか、Sick Asは丁度Blue Miniと前回の記事のWessexを足して2で割り、低音をとっぱらったような、シルキーさと程よいヴィンテージ感が絶妙な匙加減でチューニングされてるような音でした。

俺的にはどちらも甲乙つけがたいですが、僅差でSick Asの方が好きかな。。。σ( -ˇ.ˇ-。)ウーン

次にSick Asのトグルスイッチを下にしてGainを9時くらいに絞ったクリーンと、Blue MiniのGainを8時に絞り、「pre eq B2」「gain L」にした時のクリーンを、「JCクリーン」と比べてみました。

結果、Sick Asはほんのり低音を減らし、ミドルを加えて艶のあるクリーンに昇華し、Blue Miniはハイミッドを加えてブライトな音になりました。

これに関しても甲乙つけがたく、ブースターなど補助的な役割でもBlue Miniは使えるのかなと認識させられました(*>ω<)b

 

Mad Professor Sweet Honey Overdrive

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続いてはブティック系ODペダルの雄、SHODです(ง🔥Д🔥)ง

Sick Asほどカバー出来る範囲は広くないですが、高級ODペダルとしての意地を見せつけられるのか?!‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

 

まず双方全て12時、Blue Miniのトグルスイッチは「pre eq B2」「gain M」でやはりSHODの方が輪郭があり、音が前に出る印象です。

Blue Miniの方が低音が出るのですが、それが籠るような性質も持ってるので、「オーバードライブ」として見た場合はSHODの方が断然好きです👍💗

またSHODをBlue Miniのローゲイン設定でゲインブーストした音も格別で、Blue Miniのハイゲイン設定よりドライブ感があってこちらの方が好みです( ‘-^ )b

ただ、Sick Asもそうなんですが、恐らく低音をどう見るかによって評価がガラリと変わってくるのもまた一理ありますね🤔

Sick AsでBassが「追加」されたのは、ODペダルでイマイチ足りない低音を底上げする為と言われ、事実このつまみを重宝する人が多いです。

Bogner系ODペダルは他のそれと比べるとあからさまに低音が強く、従来のものを使ってた人には(俺含めてw)違和感がある人もいるかもしれませんが、逆に低音が強調されて使いやすくなった、と評価する人もいると思います🧐

低音が強いと迫力ありますしね(*>ω<)b

ただ、素朴なOD系ペダルという事なら、SHODの方が使いやすいと思います(^o^)/

 

BJFE Honey Bee Overdrive

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最後はSHODを(価格的に)凌ぐHBODとの比較。

 

まずやはりBlue Miniでは低音が強く、高音が弱い気がしたので、ちょっとHBODに合わせるセッティングをしてみました┗(^o^ )┓三

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他のODペダルに比べてHBODは低音が出るので、Blue Miniで結構似通った音は作れましたが、やはりBass削ってTrebleをかなり上げる結果となりました。

で、歪み方としては、

 

Blue Mini=Gainを上げると歪みがきめ細かくなり、バイト感が増してMarshallらしい歪になり、下げてもあまり変わらない。

HBOD=Gainを上げてもあまり変わらず、従来の丸みを帯びた分離勘のいいヴィンテージな歪みで、下げると極上のクランチトーンが顔を出す。

 

と、12時を基軸にGainの効き方がかなり違いました。

ただHBODのGainを12時で運用する場合だと、Blue Miniでも充分代用は利きますね( ‘-^ )b

Gainの使い方や、やるジャンルで選択するのがいいかなと思います(^^)

 

総評

今回は巷で人気のODペダルと比較してみましたが、やはりBognerは例に漏れず低音が強いという印象を受けました。

「低音が強い=アンプの臨場感が出る」という捉え方をすれば、Blue Miniは本来のODペダルとは違いますね(HBODもSuproの小型アンプをイメージしてるアンプライクペダルだから低音が出るのかな🤔)

ただ言えることは、同価格帯、若しくはそれ以上のペダルとも渡り合えるポテンシャルは充分にあり、音作りの幅広さも踏まえ、クランチ〜バッキング、若しくはソロに使えるペダルを探してるなら一考かと思いました。

 

次回もまだまだ引っ張るBlue mini🤘🏼

(ちょっと暫くmng出来なさそうなので(´TωT`)

サウンドハウス

20190413 Bogner Ecstasy Blue Mini

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Bogner ECSTASY BLUE - MINI ギターエフェクター

Bogner ECSTASY BLUE - MINI ギターエフェクター

 

Bogner Ecstasy Blue MINI

Bogner Ecstasy Blue MINI

(当たり前ですがw)Red Miniと共に買いました(っ'-' )╮ =͟͟͞͞◒GET!

Bogner Ecstasy Blue Miniです。

これもRed Mini同様去年の1月のNAMMショーで発表され、しばらく音沙汰が無いまま、去年の11月に突如発売されたペダルです(^^;;

これもペダルボードに収まりやすいよう改良を加えられたもので、インターフェースもコレ独自に変更されてます。

Red Miniと同じ筐体ですが、トグルスイッチの効果が若干変わってて、gainが「Low」「Mid」「High」と3段階で決められるようになってます🤔

また電源は9Vアダプターのみで、Red Mini同様BOSS PSA-100はそのままでは挿さりません(笑

(これはわざとなのか、それとも設計段階で失敗したのかは不明ですw)

 

Bogner Ecstasy Blueと比べたらどうなの?

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[rakuten:shibuya-ikebe:10080769:detail]

やはり注目すべき点は通常版との相違٩(๑>ᴗ<๑)۶

Redの時とは違い、通常版のmodeやstructureトグルスイッチ、ブーストのオンオフも考慮する必要があるので早速比較しました。

 

まずローゲイン設定、通常版では「mode plexi」「structure 20th」「Boost OFF」で、ミニ版の「gain L」に相当します。

(Gainつまみは12時、variacはOFF、pre eqは「n」にしてます)

「structure 20th」だとややゲイン高めな設定ですが、トーンや歪量が合致するのがコレなので、ミニ版の方がゲインの最低値が高いです。

またEQつまみは全て12時ですが、ミニ版の裏のFreqトリマーはデフォルトの750Hzでミニ版の方がハイミッドが豊かで、若干歪んだクリーン〜クランチではこちらの方が音が前に出てキラキラした感じがあります✨

 

次にハイゲイン設定、通常版では「mode blue」「structure 20th」「Boost ON」で、ミニ版は「gain H」にしてみました。

(両者共今度はGainつまみはMAX、variacはON、pre eqはB2にしてます)

結果、歪量は同じくらいなのですが、トーンでかなり違いがあり、通常版は低域から高域までオープンな感じ、ミニ版はコンプ感が強まりミドルに集中してるようなトーンになりましたː̗̀(ꙨꙨ)ː̖́

特にハイゲインにすると高域の出方が逆転するのが面白いです(^^)

ミニ版でTrebleを2時くらいにしてほぼ同じような感じになります。

しかしながら全体的な歪み方やトーンは似通っており、やはりRedの時とは違いますね🤔

 

ではミドルゲイン設定はどうなのか?

これに関してはミニ版は「gain M」にすればいいんですが、通常版は各トグルスイッチの相互作用で微妙に歪量やトーンが変わるので、一概にこれといった設定が無いです(笑

逆に言えば、通常版の方が音作りの幅が広いと言えますね(*>ω<)b

しかし全体的には、ハイゲイン設定の時とトーンやニュアンスが被り、ワイドレンジなのは通常版、若干コンプレッションが強くミドルに集中してるのはミニ版という感じです。

 

各つまみやトグルスイッチを見ていくと、まずBassは同じくらい、Middleは750Hz設定ではミニ版の方がモコモコしてるので、同じ値にするには大体1kHz辺りが合致してるかなと思います。

TrebleはRedの時とは違い、ミニ版の方が丸まっており柔らかい音になってます。

(しつこいですがw)Blueの方がオープンと言えます。

variacは通常版の方がコンプレッションや歪量の増加率が高いような気がします(このモードは音量以外目立った効果が無いので誤差ですw)

pre eqはRed同様ミニ版の方が効果が強いです。

通常版だとほんのりハイミッド~プレゼンスや歪量を調整する感じですが、ミニ版だとガッツリ変わり音量も若干変化します(笑

効果が分かりやすく、よりアグレッシブに音作りが出来るキモとなってます🤘🏼🤘🏼

 

通常版の「mode」スイッチと「structure」スイッチはミニ版の「gain」スイッチで一括りにされてる感じで、通常版では歪量の他トーン調整も兼ねてましたがミニ版では単に基礎的なゲイン調整のみとなってます。

これは簡素化して音作りが楽になったと取るか、絶妙なトーン調整が出来なくなって不便と取るかで評価が分かれる感じですね🤔

(俺的にはどちらでも構わないので、簡素化で良いかなと思ってますww)

 

Bogner Wessex

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Bogner [ボグナー] Wessex

Bogner [ボグナー] Wessex

 

 

俺の中では今のところイマイチな評価のWessex氏ですが(笑)、それを払拭する目的としても今回比較してみました✨

まずWessexが全て12時に対し、Blue Miniは全て12時、トグルスイッチは「variac OFF」「pre eq N」「gain M」で殆ど同じ音になりました🤘🏼

これだとイマイチ分かりづらかったので、ちょこちょこステータスを弄ったら明確に違いが出てきました。

こんな感じです👇🏻

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EQ調整は双方寄り合わせようとは全くしてません、というかどう弄っても似ません(笑

これで測ったのは主に歪みの性質で、なるべく高域を強調し、低域を抑えることによって歪み方の個性がより浮き彫りになるかなと思った結果です🧐

 

それで歪みの性質ですが、

 

Blue Mini=歪がきめ細かく滑らか、EQをどう弄ろうがバランス良く出力され、現代的な歪。

Wessex=歪はヴィンテージ小型アンプのような巻き弦のブルン感が強調され、低域はややブーミー、SBODのようなアンプ直の感触が出る感じ。

 

こんな所でしょうか。

使い勝手の良さはBlue Mini、アンプの生々しさはWessexと一長一短となりました。

因みに人に勧めるなら、好みにもよりますが大抵はBlue Miniになると思います🤘🏼

 

総評

今回は矢継ぎ早に纏めましたが、やはりBognerらしく高い品質を保ってると言った所です(^o^)/

ミニ赤よりも歪の可変範囲が広く、ブースターやクランチ、オーバードライブ、ディストーションと何でもこなせ、しかもどの設定でも使える音質なので非常にオススメです!٩(๑>ᴗ<๑)۶

特にクランチ〜軽めのオーバードライブではバランスのいい低音がかなり出る為、低音の弱いアンプ等でも迫力のあるサウンドが得られるのもポイント✨

 

次回は、早速精鋭のオーバードライブペダルと比較してみたいと思います🥴🥴🥴

サウンドハウス

20190410 Bogner Ecstasy Red Mini Pt.3

ペダルを買い過ぎて、暫く金欠なので引っ張ってますBogner Miniの記事(爆

通常版より一般大衆的な歪へと昇華した為、比較しやすくなったので頑張って実験していきます!💪💪🏻💪🏼💪🏽💪🏾💪🏿

 

REVV G4

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まずは同じ赤色のコレ(笑

何となく高音の出方が似ているようなそうで無いような気がしたので比較しました(*>ω<)b

 

結果、全く違う音でした(爆

参考になるかどうかも疑わしい程違う音なのですが一応書いておきますと、やはりBogner Miniの方がミドルが豊富で、G4はフラットに聴こえます。

また低音から高音までのレンジの広さもBogner Miniが圧倒しており、どちらが良いか?と訊かれたら迷わずBogner Miniを推します🤘🏼

G4の利点は、Diezelのペダルシリーズのような感触があり、JC-40みたいなトランジスタアンプで比較的フラットなスピーカーでもギター用スピーカーから出力したような音に強制変換してくれる所ですね🤘🏼(^^)

 

Tech21 Flyrig RK5

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お次はRichie KotzenのシグネチャーのRK5。

昔からの俺の予想でコレはBognerのアンプを元にして作られたペダルだと思ってますので比較しました(笑

(この流れだとAMT B1辺りを出した方がいいんですが、持ってないですw)

この比較ではJC-40のInputの他、Return端子にも接続し、Bogner Miniをプリアンプとしても比較してみました٩(ˊᗜˋ*)و

 

まず歪の量は大体同じくらいで、RK5の方が高域が強く、ミドルはBogner Miniの方があります。

しかしInputではそれも誤差なので、やはり両者とも歪みの性質やトーンは結構似てます。

気持ちBogner Miniの方が生々しいといいますか、RK5は整ってる感じです。

Returnに接続した場合、やはりBogner Miniのつまみが12時の時点ではモコモコとした音になりますが、Bassを0にしてTrebleを3時以上に上げると似通った音になります。

やはりBogner Miniの方がミドルが出ており、また12時より右に回すと更に旨みが増す(笑)ので、アンプで使うならBogner Miniの方が上位の音という感じです。

しかしながらRK5もいい線を行っており、ライン直ならコレの方が便利かもです( ‘-^ )b

 

MI Effects Megalith Delta

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続いてはお馴染みアンプライクハイゲインディストーションペダル、Megalithタンのご登場ԅ(//́Д/̀/ԅ)ハァハァ♡

ハイゲインアンプの音なら大体網羅出来るコレとミニペダルはどんな違いがあるのか?

 

まず歪量はBogner Miniの方が若干多い印象です。

しかしそれも誤差な上、歪ませ過ぎると音が潰れるので、実用的な範囲では同じくらいですね🤔

その上で歪の性質を見ていくと、Megalithの方がタイトで纏まりがあり、コントロールがしやすいです。

逆に言うと、チューブのSAG感はBogner Miniの方があるかな?という感じです(*>ω<)b

トーンに関しては、全て12時で低音は圧倒的にMegalithの方があり、Bognerでは2時くらいまでBassを上げて同じくらいになります。

高域に関してはBognerの方が高い帯域を扱っており、エッジを効かせた歪を得られます。

さて、両者共にメインディッシュ(笑)であるミドルレンジですが、Megalithの方は500Hzを中心に可変、Bogner Miniは750Hz~3.5kHzの間でFrequencyを弄り、そこで決めた帯域の増減になります。

つまりMegalithはBognerよりも可変出来るミドルの周波数が低く、全体的に重心が下がり、総合的に太いサウンドという感じに聴こえました٩(๑>ᴗ<๑)۶

Bognerは最低値750Hzだとどうしても上げた時に鼻詰まり感があり、Mesaよろしく削るなら兎も角、ブーストするなら1kHzがバランスがいいかなと思いました。

 

どちらがオススメか?と訊かれたら、かなり悩みますがMegalithを推すかな?

音圧や低音に優れ、ミドルレンジも俺好みの帯域な上、Bogner Miniは何となくブラウンサウンドな感じに聴こえるので(通常版に比べると)没個性な為です(笑

 

VOX Pathfinder 10

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VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10

VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10

 

最後は恒例のパス10!😆😆

JC-40では中々良い感じに歪が乗りましたが、パス10の強制変換には耐えられるのか?!((((;゚Д゚)))))))

 

まずOD chに比べると音がかなり細いです(笑

ペダルで音を出した後、アンプ本体の歪を聴いたら「ぶっとい!」となること請け合い(笑

これはBE-ODや5150 ODなんかを繋いだ時と全く同じ現象で、エッジが鋭くきめ細かい歪でSAG感はバリバリ出てるんですが、その鋭いエッジで(アンプやスピーカーの組み合わせによっては)音が細くなるデメリットもあります。

通常版はエッジを丸く削り低音〜中域に掛けて豊かにした為、パス10のザラザラになりがちな特性を上手く相殺してたんですが、こちらはそうはならなかったという感じです🤔

余談ですが、音の分離感、音が前に出る感じはBogner Miniの方が圧倒的でした。

 

総評

前回同様、答えは「ブラウンサウンド」です(笑

まあ一口にブラウンサウンドと言っても、Jose Modified MarshallやPeavey 5150 (6505)、EVH 5150 IIIでそれぞれ結構音が違いますから、厳密には「これがブラウンサウンド!」というのは無いんですが、傾向として考えれば充分当てはまります。

ブラウンサウンドにBognerの整ったような優等生のテイストを加えたような感じがあったり、荒々しいバイト感があったりと、しっかり個性も出てます(^o^)/

通常版とどちらがいいか?と訊かれたら、俺は通常版の方が好きですね👍💗

Bognerらしさが出てるのは通常版で、特有のシルキーな歪はかのRockmanにも若干通ずる部分があります(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝⸝)♡*゜

価格的にも他のブラウンサウンド系のペダルと大差無く、その手のサウンドを求めてるのなら候補に入れても良いのでは?と思います(^^)🤘🏼

サウンドハウス

20190407 Bogner Ecstasy Red Mini Pt.2

さてさて、Bogner Ecstasy Redも小さくなり、歪の量が大幅に増し、トーンも一般大衆向けに扱いやすいものとなったので、技量を図るべく早速他のペダルと比較してみたいと思います(*Ü*)ノ"✮

 

Suhr Riot Reloaded

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Suhr Riot Reloadedギターエフェクター

Suhr Riot Reloadedギターエフェクター

 

通常版と何となく似てたので比べました(笑

まず歪量はRiot側でVoiceスイッチの右側(LED)で同じくらいになります。

(個人的には真ん中のシリコンダイオードが好きです✧٩(ˊωˋ*)و✧)

歪の性質についてですが、Riotの方でLEDモードにするとエッジ感が出てBogner Miniに似て、シリコンにすると巻き弦のプルン感が出て通常版に似る感じですね。

全体的なトーンが違い、Riotの方がロー〜500Hz辺りまでのローミッドが豊富で、ミニ版はローが少なく、ミドルは750Hzから調整出来、ハイが出るので、

Riot=重厚なサウンド

Bogner Mini=全体的に明るいサウンド

という感じです。

個人的には扱いやすいのがBogner Mini、よりチューブアンプの雰囲気をトランジスタアンプでも味わえるのがRiotかなと思いました。

 

Friedman BE-OD

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FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

 

(狙ったのかどうかは分かりませんがw)丁度同じ日にBE-OD Deluxeが発売されましたので比較せざるを得ませんでした(確信犯

 

写真だとミニ版のつまみはバラバラですが、実験時はVol以外全て12時、Middle Frequencyは1kHz、トグルスイッチは「variac OFF」「gain +」で「pre eq」を色々変えて比較してみました(^^)

 

まず言える事は、ミニ版は通常版よりかなりBE-ODに近いトーンにチューニングされてるという事です。

ぶっちゃけBE-ODの亜種?というくらい両者が似てます(笑

BE-ODの方が歪がきめ細かく滑らか、低音から高音までバランス良く出力するのに対し、Bogner Miniは少し歪み方が荒々しくバイト感があり、BE-ODよりはミドルに集中してる音という感じです。

個人的にはどちらも甲乙つけがたいものがありますが、人に勧めるならBE-ODかな?w

またBogner Miniのpre eqは「B1」モードが近いですね🤔

これを踏まえてBogner Miniはやはり個性が若干失われたのかな?と思いました。

 

MXR 5150 Overdrive

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MXR EVH5150 OVERDRIVE

MXR EVH5150 OVERDRIVE

 

続いてはやはり似た系統のコレ笑

BE-ODと5150ODは似て非なるものですが、Bognerの進化版ならどうなんでしょうか?٩(ˊᗜˋ*)و

 

まず全て12時の状態で、BE-ODの時と同じくらい似通ってました(^o^)/

5150ODの方がBE-ODよりバイト感があるので、よりBogner Miniに似てると言えるでしょう🤘🏼

5150 ODの低音の出方は、どちらかと言うとBogner MiniよりBE-OD寄りです。

Bognerのpre eqを「B1」にした状態で、Bassを3時くらいまで上げ、Trebleを11時くらいに若干下げると、ほぼ同じ音になります笑

(背面のトリマーは相変わらず1kHz)

BE-ODの時もそうなんですが、やはりBogner Miniはかなりブラウンサウンド系のエフェクターに似せてきた感があり、Bogner特有のミドルレンジやシルキーさが失われているような気がしなくもないです(^^;;

 

BOSS Katana Mini

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本日のラストはこちら、久し振りのご登場です🔪🔪🔪Katana Mini🔪🔪🔪

同じミニ同士としてどちらが優れてるのか?!

 

結果、やはりBogner Miniの方が全体的に優れてると思いました(笑

レンジの広さ、音の分離感や解像度、音圧全てにおいてBrown chを圧倒してます🤘🏼(^o^)🤘🏼

歪み方や大まかなトーンは大体同じなので、Bogner Miniもブラウンサウンドと言えるでしょう🤔

強いてBrown chを擁護するなら、音の解像度がBogner Miniに比べて低い為、ぼやけた感じが大型アンプの空気感を再現してなくもないかな?という感じです(笑

Bogner Miniの方が音が整い過ぎてるとも言えますね(-。-)y-゜゜゜

Brown chは結構ブティックペダルに対しても善戦してたので、そう考えるとBogner Miniはブラウンサウンド系のペダルとして非常に優れてるのかなと思いました(^^)

 

総評

今回はブラウンサウンド系のアンプやエフェクター中心に比較してみました。

先のRiotとの比較で分かったんですが、やはりBogner MiniはBE-ODや5150 OD寄りですね🧐

明らかに通常版やBurnleyとは違う音です。

個人的にはちょっと個性が薄れたかな?という思いがありますが、歪量は増えたし、ハイエンドがよりオープンになったので扱いやすくなったとも言えます。

 

次回はその他ハイゲインディストーションと比べていきたいと思います(まだやるのか!!?(っ'-' )╮ =͟͟͞͞💣💥_(´ཫ`* _)⌒)_

サウンドハウス

20190404 Bogner Ecstasy Red Mini

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Bogner ECSTASY RED - MINI ギターエフェクター

Bogner ECSTASY RED - MINI ギターエフェクター

 

最近好調なペースでペダルをゲットしまくっております(っ'-' )╮ =͟͟͞͞◒

(次買うペダルも決めましたwww)

やっぱりペダルジャンキーになると中々抜け出せないものがありますね(笑

昨今のはアンプ並か、製品によっては凌駕するペダルもあるし、何より手頃な大きさ(値段とは書いてないw)なのでつい集めたくなるんですよね(*>ω<)b

しかもビジュアル面でも並べると面白いものがあります٩(ˊᗜˋ*)و

 

Bogner Ecstasy Red Miniです!🤘🏼(^^)🤘🏼

2018年のNAMMショーで初めて公開され、その年の11月にBlueと共にリリースされたBognerの新商品でございます(*Ü*)ノ"✮

元々のEcstasyシリーズがブースト付きでちょっと大き目の筐体だった為、サイズダウンしペダルボードに入れやすくしたものとなります。

またレギュラー版からサウンドにチューニングが施され、機能なども色々差別化を図られており、「Mini」と付いてますが実質別物でもあります。

因みにコレと全く同じ日にFriedman BE-OD Deluxeも発売され、両者のいがみ合いが続いてる感じです(ง🔥Д🔥)ง

Friedman:レギュラーからデラックス化

Bogner:レギュラーからミニ化

とレギュラーから相反するベクトルの製品をリリースしたのは興味深いです🤔

 

インターフェースや見た目など

見た目や質感は、レギュラー版より全体的にかなりチープな感じになってます(爆

筐体がかなり軽くなっており、またフットスイッチも高級なカーリング製から、軽い押し心地のものになってます。

色合いもレギュラー版はメタリックレッドという感じなんですが、こちらは「赤」って感じです(笑

電源は9Vアダプターのみとなっておりますが、BOSS PSA-100はなんと刺さりません!(笑

なので別のアダプターを使うか、PSAを使うならマルチケーブル等を挟めば接続出来ます(^^)

 

インターフェースは、つまみに関してはGain、Vol、Bass、Middle、Trebleとレギュラー版と同じです。

トグルスイッチはvariac、pre eq、gainと、若干簡略化されてます。

また筐体裏側に精密ドライバーで回せる、Mid Frequencyが付いており、これでMiddleつまみの帯域を750Hz〜3.5kHzの間で変える事が出来ます。

 

Ecstasy Redと比べてどうなの?

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恐らく単体でどうこう書くより、比較した感想を書いた方が分かりやすいかな、と思います(笑

 

まず歪量は通常版よりも大幅に増えてます(^^)🤘🏼

「Ecstasy単体だと、付属のゲインブースター使ってもイマイチ歪まないんだよな。。。」

と俺も思ってましたが、ミニ版はgainトグルスイッチのマイナスで通常版のブースター(Gain MAX)含めたゲインフルテン位歪みます(笑

なのでプラスの方向に倒せばブースター無しでハイゲインサウンドが手に入ります(*>ω<)b

 

全体的なトーンは、通常版がロー〜ミドルに掛けて豊富で、ミニ版はトレブル〜プレゼンス辺りが強くなってます。

なのでエッジが鋭く、全体的に明るいサウンドとなって、歪量の増加でハードに歪ませる事が楽になった代わりに、音の太さで劣るかなと思いました。

また通常版では感じられた巻き弦のプルン感がミニ版では感じられなくなり、Bognerらしさがちょっと薄れてると感じます🤔

万人に扱いやすくなった代わりに、アンプらしさがスポイルされてると感じました。

 

各つまみの効き方はMiddle以外は概ね同じですが、全体的なトーンが違うので、ボードで通常版からミニ版に交替、或いはその逆を行う場合は最初から音作りを余儀なくされますね(笑

Middleは後ろのFreqトリマーで帯域を変えられるのですが、通常版と同じなら大体1kHzが近いかなと思います。

750Hzだと変な鼻詰まり感が目立ち、1kHzより上げるとBognerらしからぬキンキンとした高域が目立つ感じです。

そのミドルの可変範囲、つまりQは狭く通常版に比べアグレッシブにミドルが可変します。

これも踏まえてミニ版の方が積極的に音作りを行えます。

 

共通する箇所のトグルスイッチの効きは通常版よりかなり強化されており、通常版ではやんわりと変わるpre eqセクションがミニ版だと高域がガッツリ変わり、分かりやすくなってます٩(ˊᗜˋ*)و

variacも効きが強くなっており、通常版だと音量調整がメインで、ほんのりコンプレッションが掛かる程度でしたが、こちらはバイト感を潰し音を均衡に保つ感じがモロに出ており、好みは分かれますが、通常版のようなオマケ感が払拭されてます(笑

(因みに俺はオフの方が好きですw)

 

低域のゲイン調整やアンプタイプの選択が無いのはちょっと手痛いですが、低域はミニ版では恐らく「Tight」モード、アンプタイプはさしづめ「20th」モードと言った所でしょうか。

20thモードよりバイト感やエッジ感があり、また別のタイプ(Customとか?)ですね(笑

 

Bogner Burnley

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お次は同社のBurnleyとの比較( ‘-^ )b

同じディストーションで、筐体の大きさも価格も結構被るので、どちらがどうなの?という事で実験しました(笑

因みに今回はBurnleyのトグルスイッチを「T」に固定して比べてます。

 

まず歪量は圧倒的にミニ版の方があります。

寧ろBurnleyはディストーションにしては結構弱い部類ですね(^^;;

その代わり音の太さや低音に優れ、よりアンプらしい感じはBurnleyにあります。

歪の性質はやはりミニ版は尖りブラウンサウンドのような印象で、Burnleyは丸くなっており本来のBognerアンプのトーンに近いものがあります。

価格はBurnleyの方がちょっと高いですが、音作りのしやすさや扱いやすさはミニ版の方が優れてるのかなと思いました(^^)

 

総評

通常版とは結構毛色が違いますが、言うまでもなくBognerの音であり、よりハードに歪むので、ディストーションペダルとしては非常に使いやすくなってます。

通常版に別途ブースターを前段に繋いでゲインを稼いだりしてる人は一考の余地はありますね🤘🏼(^o^)/

価格的にはBE-ODよりちょっと高いくらいでしょうか?

しかしながら、ディストーションペダル全体で考えるとかなり上質でシルキーでアンプライクな歪であり、また3バンドEQにFreqトリマー、3種のトグルスイッチなど機能面も豊富、同価格帯のペダルでは、Riot (Reloaded)、BE-ODと共に抜きん出てるような気がします。

流石はBognerと言ったところですね😁

サウンドハウス