久しぶりのmy new...では無くmy "rental" gear...です!笑
Twitterのフォロワーの方である@299guitars 様からお借りしたVemuram Myriad Fuzzでございます😎🤘✨
Vemuramと言えばトランスペアレント系オーバードライブのJan Rayが有名ですが、Ibanezとの限定コラボペダルであるTS-808Vが2022年現在中古価格が暴騰したり、その他のペダルも軒並み売り切れたりする程の人気ブランドです☺️
Myriad Fuzzは昨今人気のブルースギタリスト、Josh Smithとのコラボレーション企画から始まりました。
それだけでもかなり話題となりましたが、昨今
「使うエフェクターを必ず品薄にする」
と称されるYOASOBIのギタリスト、AssH氏が使った事により案の定現在品薄となってます爆
僕はVemuramのペダル自体触った事が無く、
「ああ、Jan Rayは有名だよね」
位の認知度でした。
その後Twitterで相互フォロー致してる299さんがMyriad Fuzzの他のフォロワーの方へのプレゼント企画をやっていて、僕も気になってYouTubeの動画を漁りました。
その時の印象が、
「ファズと銘打ってるのに、ディストーション的な滑らかなサスティンが得られるペダルだな」
と良い感じに思えました😊
そして企画当時も希少なペダルだったのに、それをあげてしまうという大胆さに感嘆し、僕も(何故か)安いMXR EQをあげることにしました笑
でもタダで受け取るのに躊躇なさったので、僕はRockman Stereo ChorusとEQを、299さんは手持ちのMyriad Fuzzを相互に送り、互いに「推し」のエフェクターを楽しむという事にしました。
こうしてお借りしたのが、今回のMyriad Fuzzという事です~Fin~
インターフェース
フロントパネルには大きいつまみでLevelとFuzz、小さいつまみでFeelとToneとあります。
また筐体上側面には精密ドライバーで回せるトリマーが付いてて、これでシリコンとゲルマニウムダイオードのバイアス調整をします。
左に回し切ると音が出なくなり、右に回していくとブーミーなサウンドから徐々にタイトになっていく感じです。
電源は一般的なセンターマイナスの9Vアダプターで動作します。
トーン
Myriadの方をVol以外全て12時にし、各種IRで試してみたが、IR(キャビ)との親和性が非常に高い。
— Guitarstuff@ROCKMAN🇯🇵🤝🇺🇦 (@gtrstfgitagia) 2022年4月21日
Jan Rayもそうだと思うけど、Vemuramのペダルはアンプのトーンを活かしつつ、そこに一味加えるような立ち位置な気がする。
(なのでRockman Simにも従順w) pic.twitter.com/fVzwXMQjDr
Myriad Fuzz、何が出来るかと言うと、往年のヴィンテージファズサウンドと、イナたい感じのディストーションだぜ!🐺👍✨
— Guitarstuff@ROCKMAN🇯🇵🤝🇺🇦 (@gtrstfgitagia) 2022年4月21日
Feelつまみがローカット、Toneつまみは高域のパッシブEQかと思われる。
Fuzzつまみで歪の性質がガラリと変わるのが非常に興味深い。 pic.twitter.com/81JYzdqAZf
こんな感じで、イナたいディストーションからウォームなヴィンテージファズまでカバー出来る稀有なサウンドとなってます。
これはFuzzつまみがゲインだけでなく歪の質感をもガラリと変え、右に回していくとコンプがめちゃくちゃ強くなっていく感じですね。
0にするとトランスペアレント系を彷彿とさせるグラッシーなオーバードライブが得られ(これも凄く良い、人によってはメインになるかも?)、9~12時くらいでディストーション、それ以降はニュアンスが徹底的に潰されてファジーになりサスティンが補強されていきます。
要所要所でFuzzつまみを回すだけで使い分けが出来、万能選手といった感じです👍✨
また別の方法としてFuzzつまみを最小にし、前段にオーバードライブなどのゲインブースターを置くと、モダンハイゲインサウンドが得られます。
Fuzzつまみを最小にするとコンプ感が極めて薄くなりオープンなサウンドになり、そこにブースターを入れることにより歪がきめ細かくなり、ファズでは無いコンプ感やサスティンが足され、スムーズなディストーションサウンドが得られるという感じです。
Feelは主にローカットとして働き、右に回していくと低域がスッキリしていきます。
相対的に高域が強調され音が明瞭になります。
Fuzzつまみを最大まで回し、低域のもたつき感を調整したい場合は、ここを調整すると良い感じに整えてくれますね。
Toneは文字通りトーンコントロールで、凡そ2kHz辺りの高域のパッシブEQですね。
丁度良い塩梅で変化するので、音作りには使いやすいなと思いました😊
総評
オーバードライブ、ディストーション、ヴィンテージ系ファズと多彩な 歪を作り出し、そのどれもが高水準で纏まってるので、流石はVemuram × Josh Smithといった感じです👍✨
売り切れ続出で希少になるのも頷けます(。'-')(。,_,)
非の打ち所のないペダルですが、強いて書くならドンシャリメタル系のサウンドには(ブースター噛ませても)非対応です笑
2022年4月現在入手は困難な状況なので、もし楽器屋等で見かけたら値段次第で検討してもいいかもしれません(転売ヤー?シッシ👋
- 価格: 47080 円
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