6月はmngを抑えようかと思ってましたが、意外に結構買ってました笑
(昨今"何でもかんでもRockmanにしよう"計画にハマっておりまして、歪系が欲しくなってしまってますw)
今回はYAMAHAの90年代のディストーション、MBD-100を導入しました😙✌️
筐体から察するにDI-100と同じシリーズかと思われます。
このMBD-100の画期的な特徴としてBalanceつまみがあり(後述)、Toneつまみと併せて綿密な音作りが出来ます。
電源は通常のエフェクター用の006P電池やアダプターで動きます。
トーン
まずゲイン量としては一般的なディストーションエフェクターと殆ど変わりませんが、80年代のものとしてはゲインを上げて結構ドライブさせても音が太い印象です。
DI-100もそうだったんですが、YAMAHAのこのシリーズの歪系ってチューブアンプを意識してるのか、中域がふくよかでエッジは丸みを帯びており、太くて温かみのあるサウンドという印象が強いですね。
YAMAHA DI-100 vs MBD-100
— Guitarstuff@ROCKMAN🇯🇵🤝🇺🇦 (@gtrstfgitagia) 2022年6月9日
ToneやBalanceつまみは全て12時、ゲインはMAXで比べたところ、DI-100はミドルが太くてアンプライク、MBDはハイミッドが修正されたのか明るくなり、またゲインが大幅に増えている。
共に80年代当時の歪を体現してる感じで、古き良きディストーションって感じ。 pic.twitter.com/eDmuyUbjqy
DI-100と比較した場合、デフォルト(トーン関係のつまみが12時)でDI-100の方が高域が削れて丸いサウンドです。
ガチのチューブアンプっぽさはMBD-100の方が上かなと思います(特にプリ管を歪ませたザラっとした感触がMBD-100の方にあります)。
またゲイン量もMBD-100の方があり、使いやすさや調整の幅広さを考えるとMBD-100に軍配が上がるかと思われます。
ゲイン幅も広いので、MBD-100でDI-100のようなサウンドも作れます😊
Balanceつまみ
MBD-100の特徴として「Balance」つまみが挙げられます。
これはローパス、バンドパス、ハイパスの3つのフィルターが備わってるつまみで、LPFは300Hz、BPFは600Hz、HPFは900Hzが割り当てられてます。
12時でBPFが作用して600Hz帯を中心に低域と高域がカットされた音が原音にミキシングされ、左に回すとLPFが効いて300Hzより上の帯域、右に回すとHPFが効いて900Hzより下の帯域がカットされた音が原音にミキシングされます。
ToneつまみはBalanceつまみと相互作用するアクティブEQで、左に回せば低域がブーストされて高域がカットされ、右に回すと高域がブーストされて低域がカットされます。
BalanceとToneでアグレッシブに音色を作れる感じですね🙃
総評
中古で3千円位で買いましたが、1万円台のエフェクターと比べても全然勝負出来ます(流石に2万〜のものだとキツいですw)
Pearl DS-06と似てますが、あちらは主に狭いQの特定の中域を6段階に分けてブーストするのに対し、こちらは低域、中域、高域それぞれのフィルターを通した音を原音に混ぜるやり方なのでやや毛色が違います。
良くも悪くも古臭い音が出るディストーションなので、80年代のJ-POPやアニソンみたいな、中域に寄ったサウンドが欲しければ楽に出ますよ🤩