KSR Ceresに続き入手しました(笑
BOSSの超ド定番老舗ディストーション、DS-2です!🤘😆👍✨✨✨✨
俺自身、BOSSの歪に関してはかなり遅めのデビューで、初めのディストーションはRockman Distortion Generator、その後に長らくSansampのキャラシリーズを集め、その間にXPRのブースターとしてSD-1を買ったのが始まり(多分7〜8年前)でした。
その後入手したのが2年くらい前のST-2 Power Stack、最初期OD-1 Over Drive、正月のイケベのセールで買ったJB-2 Angry Driverと、敢えて王道を避けてニッチなペダルやヴィンテージなどを集めてました(笑
その間にも数々のアンプライクペダルやハイエンドペダルなども体験してきましたので、そろそろ王道で定番とされるペダルを手に入れ、今まで定番とされなかったペダルだけを使い続けた俺にはどう聴こえるのか?という意味も踏まえ、今回コイツを手に入れました🤘✨
多分世間一般では至極常識的な話だと思われますが、俺は初めてなので事細かく解説します(笑
インターフェース
Level、Tone、DistとDS-1に通ずる3つのつまみと、歪やトーンの特性が違うIとIIのディストーションを用意したTurboセクションで構成されており、Turboセクションは別売のフットスイッチ(ラッチ信号)をRemote端子に接続する事によりコントロールが出来ます。
電源はBOSSのコンパクトエフェクター同様9V電池か、PSA-100などごく普通のエフェクター用9Vアダプターで動作可能です(マルチ型パワーサプライでも500mA以上あれば余裕で動きます👍)
バッファードバイパスなので、ギターの直後に繋げば、他のエフェクターがトゥルーバイパスの場合バッファとして使えなくもないです(が、BOSSのバッファは賛否両論と言われてるので、音質に拘るなら別の物を用意した方が良いでしょうw)
トーン
まずIの方から説明すると、恐らくDS-1譲りの荒々しいフラットな歪です。
Distつまみでの歪の設定幅が広く、ジャカジャカした歯切れのいいオーバードライブから、ファジーにならない程度までの荒々しいディストーションまでこなせます。
この辺はMXR Distortion+やPro Co RAT、Marshall Guv'norと通ずるのかなと思いました(後で勿論比べますw)
一方、IIの方はゲインや音圧が上がり、同時にワウ半止めをしたような鼻詰まりっぽいミドルレンジが追加されて音が太くなってます。
Iがバッキング向けだとすれば、IIは専らリード向けですね🤘✨
(この辺は歪の特性が似てるので、Iの前段に半ワウかFocus NX置いて似るか検証します🧐)
Iよりはゲインが高いので音作りの幅はやや劣りますが、ディストーションとして使うなら問題無いですね👍✨
Toneは12時を基準に、左に回し切ると高音がゴッソリと無くなって音がモコモコし、逆に右に回しても破綻しない程度でトレブルが持ち上がり、この辺はローパスフィルタなのかなと考えてます。
チューブ?ソリッドステート?
BOSSのエフェクターはJC-120に最適化されてるとか聞いた事があるので、早速実験しました🧪⚗️🧐
JC-40
他の汎用ディストーション同様、ソリッドステート特有のジリジリとした成分が顕著に感じられました。
メタル向けのファジーで硬めのディストーションが欲しいならソリッドステートが良いですね。
JC-40の内蔵ディストーションと比べた場合、トーンはDS-2がフラットだとすると、JC-40のは低音がかなりスポイルされて高域が強い印象、歪の質は凡そ一緒という感じです。
Two-Rock
チューブアンプの補正により太くてウォームな、耳に痛くないディストーションサウンドなのは他のエフェクターと同様でした。
ただ、IとIIの違いがJC-40ほど顕著に出ないのと、エフェクター然としたディストーションなので硬さはやや残ります。
個人的にはチューブアンプ(今回はTwo-Rock)のサウンドの方が好きですね😊
DS-2 vs JB-2 vs ST-2
我が手持ちの(ニッチなw)BOSSディストーション達と比較🤟✨
まずJB-2のBOSSモードは同社のBlues Driverのエンハンスド版らしいのですが、歪の質はよく似てます。
気持ちJB-2の方が歪みが強いかな?という感じですね。
音の太さもほんの少しだけJB-2の方があるように思えます。
トーンに関しては、JB-2はDS-2の丁度IとIIの中間という感じのミドルの盛り上がりと、補正されて迫力の増した低音が出てるという印象でした。
喩えるなら、フラット〜少しドンシャリ気味な歪がJB-2、ワウ半止めのような効果を加えたのがDS-2ですかね😆🤘✨
一方ST-2と比べると、ST-2はまんまアンプ直らしい音色でウォームで太く、DS-2はこじんまりとした印象を受けました(BE-ODと接戦だったしね😊)
EQもST-2は2バンドあってそれぞれの効き方が絶妙で、アンプライクな感じが欲しければST-2の圧勝です🤘🤘🤘
しかしST-2はコンプやEQ、ブースターなど歪やトーンの性質を変えるものは殆ど効果が無いので、そういった外部エフェクターを駆使してサウンドメイキングするならDS-2の方が良い場合もあります。
Suhr Riot Reloaded
似たものペダル大会は第2章でやるとして(笑)、今回は昨今定番で大人気のRiotの、ゲインアップ版であるReloadedと比較してみました🤘✨
Riot Reloadedは公平に9Vで動作させ、ディストーションペダルがどう進化したかを確認しました🤘
その結果まず書けることは、Riot Reloadedの方が大幅にトーンのレンジが広がり、特に低音が強く出るので、迫力が段違いです👍✨
相対的にDS-2は低音が根こそぎカットされたような印象を受けました😅
高域に関しては、Riot Reloadedはチューブアンプのようなエッジが丸く削られた感があり、単音が太く存在感があります。
DS-2の方が高域は出るんですが、相対的に音が細く感じました。
総評
Iは兎も角、IIは鼻詰まり感が強烈な印象を受けました。
その他はToneの効き方や歪量を含め、手持ちの他社のディストーションとどっこいどっこいな感じはしましたが、若干綺麗に纏まった感があり、これが良く言えば頭一つ抜けたクオリティ、悪く言えば「BOSS臭い」のかなと考えてます。
次回は最新のBOSSディストーションや、同年代のエフェクターと比べます🧪🧪🧪🧪