はてさて、今回も似たようなペダルを比較していきたいと思います🤘😁🤘✨
元々BognerのAIABなので、やはりアレを比べるのは必至ですが、他にもミドルが分厚いディストーションなども比べていきます🧪⚗️🧐
Bogner Ecstasy Red Mini
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まずは筐体の大きさやインターフェースが似てるEcstasy Red Miniを引っ張って比較してみました(笑
因みにEcstasy Red Miniの内部トリマーはレギュラー版やアンプに近い1kHz にしてあります。
AMT B2と比べたところ、盛り上がってるミドルレンジが根本的に違うのかなと感じました。
Ecstasy Red Miniは最低値が750Hzなので、そこにすると半ワウのような鼻詰まり感のあるミドルが出てくるのですが、AMT B2はさらに低い500Hz帯が盛り上がっており、同時に2kHzが減衰してる、Rockmanのようなイコライジングがやんわりと施されてるのかなと感じました。
ピッキングの感触としては、Ecstasy Red Miniの方がチューブアンプのようなザラっとした特有のSAGみたいな成分が感じられ、相対的にAMT B2は良く言えばタイトで扱いやすい、悪く言えばエフェクター臭い(あくまでEcstasy Red Miniと比較した場合)という感じがしました。
次にEcstasy Red MIniをAMT B2に近付けてみました。
Youtubeのページにセッティングは書きましたが、近付ける場合Ecstasy Mini Redはドンシャリ設定に近い形になりました。
恐らく内部トリマーを2kHzにすればもっと煮詰められるかなという感じですね。
しかしやはりニュアンスの違いか、AMT B2の方が音が硬いという印象です。
全体的なEQのバランスがいいのはAMT B2なので、即席でいい音が出せます。
Bogner Ecstasy Red
Ovaltone Q.O.O
今度はレギュラー版のEcstasy Redと、何となくキャラが似てるんじゃね?という事でQ.O.Oを引っ張り出してきました。
3者を比べた場合、ミドルの出方はほぼ同じで、後は低域と高域の違いという感じですね🤔
どれも500Hz辺りが強烈なアンプライクディストーションで、Bognerがチューブアンプに近いSAGを持ってるのかなと感じました。
全体的なEQとしては、Ecstasy Red→Q.O.O→B2の順にチューブらしさが薄まり、エッジ感が強くなる感じです。
基礎的な音は殆ど同じなので、後は好みの問題なのかなと思いました(笑
Suhr Riot Reloaded
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続いてはRiot Reloadedとの比較。
Riot側はVoiceを左(LED)にしてます。
比べた結果、低域から中低域にかけてはB2の方が出ており重く、中高域の分厚さはRiotという感じでした。
歪の粒がRiot Reloadedの方が太いですね🤔
高域はB2の方がありエッジ感があります。
Riotと比べて納得したんですが、B2は2kHz帯を削ってますね🤔
ローミッドの出方がそんな感じで、また音圧もRiot Reloadedに比べ低いのもそれを彷彿とさせます。
GOAT Generator
ラストは今年の大ヒットディストーションペダル、GOAT Generatorとの比較😡👊
(俺の中では2020年の日本製ディストーションペダルでは"今のところ"グランプリかと予想してます→12月までまだまだ3ヶ月ありますしね😁)
比較したところ、やはりGOATはキャビシミュが入ってる為、アンプのインプットだと滑らかでヴァイオリンのようなサスティンを持つ心地のいいサウンドでした🤤
(B2をキャビシミュモードでアンプで鳴らせ?B2のキャビシミュは悲惨だからアンプに最適なモードでやってるんだよ!😡👊)
チューブアンプらしさはやはりB2ですね(当然かw)
トーン面では、GOATの方が700Hz辺りも出てるのかワウ半止めのような鼻詰まりのミドル成分も出てます。
B2は250〜500Hzの方に波形の山がシフトしてる感じで、低音が段違いで強いです。
この違いが、ロングトーンとか奏でた時に「あの音」ぽくなるかどうかの違いに直結するのかなと思われます。
総評
ミドルブースト系ディストーションとしては他ブランドに負けず劣らずなディストーションだと改めて考えさせられました🤔
Bogner Ecstasyのペダルと競合するかと思いきや、エミュレート元がTriple Giantなのでミドルの出方が違く差別化を図れたり、Ecstasy系と一緒に試奏して好みの方を選ぶのが良いくらい優れたペダルでした🤘✨