前回の予告通り、今回はReaperを様々なハイゲイン系のペダルと比べ、どのような違いがあるのか早速試してみました。
おさらいとして、ここで一応試す機材を紹介しておきます(^^)
ギター→Epiphone Les Paul Custom (Burst Bucker PU)
アンプ→Roland JC-40 (Bright SW OFF、Treble4、Mid MAX、Bass 2)
(将来的にはSuhr Bellaとか欲しいですw)
パワーサプライ→9VはBOSS PSA-100、18VはOne Control RPA-1000
パッチケーブル→Monster M Rock、K.Garageの型番不明品(笑)、EX-Pro FA0.5LLなど
シールド→カナレ、Monster SP-2000 ×2、VOXのカールケーブルなど(笑
*シールドについては思うところがあるので、今度ブログに書きたいと思います。
それでは。。。Let's & Go!!!🏎🏎🏎🏎🏎
・Friedman BE-OD
まず第1発目はハイゲインアンプライクペダルの大ヒット商品にして最右翼、BE-ODとの比較です!(ง🔥Д🔥)ง
Englもハイゲインアンプ界では名の通ったメーカーなので、ここは善戦したいところ!
果たして結果は如何に。。。!?
結果、BE-ODが圧勝でした(笑)
「どういう風に圧勝なんだ?!Σ\( ̄― ̄;)」
「だから言葉通り圧勝でした‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o(*3○;)」
てな具合にあっさりと決着が着きましたm(_ _)m
まずBE-ODの内部トリマーは10時、双方9V駆動でBE-ODはVol以外全て12時、ReaperはGain MAXでBE-ODの方が歪みます(笑
ただ歪むだけではなく、アンプのようなふくよかさ、低音の迫力、バランスの良い高域など全てが完璧に出来上がっており、コレを聴いた後でReaperを聴くと全体的にレンジが狭くこじんまりとし、エフェクター臭さ的なものが感じられてしまいました(笑
ReaperのTrebleがエフェクター臭さの要因の1つなので、BassとMidをMAX、Trebleを0にすればアンプライクな太さが得られますが、その分EQが縛られ、BE-OD側でEQをちょっとブーストすればたちまち大差をつけられます(笑
歪みの質も全く異なり、BE-ODの方がきめ細かく滑らか、逆にReaperは硬質な印象を受けました。
BE-ODの方がより刺激的なのに聴いてて疲れないという、人間の聴覚に訴えるような上品な歪が浮き彫りになったという感じです🧐
Reaperの中々良いクオリティやお手頃な値段を考えても、BE-ODを買った方が幸せになれると思うぐらいの差ですね。・゚・(ノД`)・゚・。
・REVV G4
続いては比較的新鋭のG4です🤘🏼(^^)🤘🏼
G3よりは何となく似てるかな、という事でこちらを選択しました(笑
まず、両方Vol以外全て12時、G4のAggressionスイッチはオフで同じくらいの歪量、両方Gain MAXでReaperの方が歪みます。
G4側のAggressionスイッチをBlueかRedにするとこちらの方が歪が強くなります。
トーンはReaperはローミッドに集中し分厚くふくよか、G4がハイミッドに集中し明るいという印象です。
歪の粒の分離感はG4の方が上、Reaperは前回の記事通り癖のあるコンプレッションがあるので、相対的に平坦な印象を受けました。
それ以外のアタック時のコンプ感は似ており、サスティンはReaperの方があります。
EQは両者ともBass以外はほぼ同じ帯域を扱っており、G4の方が効きが強めです。
なので同じようなつまみの位置にすると、(全体的なトーンの癖は残りますが)両者とも似たようなトーンになります(笑
総評として、G4にはやや似てるかなと思いました。
より激しいサウンドを求めるならG4、アンプのようなふくよかさが欲しいならReaperが良いですね( ‘-^ )b
・Diezel VH4-2
では同じドイツのアンプメーカーからのペダルではどうなのか?
まず双方全て12時、VH4-2は18V駆動でこちらの方が歪む、低音が出る、ミドルがふくよか、音圧がある、歪の分離感が上という感じです(笑
Reaperの方がハイがいい塩梅で出るのでより刺激的な音は作れますが、どうしても音の細さが目立ちます。
サスティンも長いんですが、やはり潰れたようなアタックが目立つので不自然な感じです🤔
しかしながらReaperも中々善戦してるし、上で挙げた違いも僅差なので、「コストパフォーマンス」で考えればReaperもいいかなと思いました🤘🏼(^^)🤘🏼
・Megalith Delta
まだまだ行くよ〜Reaperの実力計測!(ง🔥Д🔥)ง
次に現れたのは。。。泣く子も黙る大人気ハイゲインアンプライクペダルの筆頭Megalithだ!(ง🔥Д🔥)ง
果たしてどんな結果を見せてくれるのか?!‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o
まず結果から述べるとMegalithの圧勝( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
BE-ODの時と同じような結果となりました(笑
(別にReaperに黒い噂があるから、とか安いからとかで相手を贔屓してる訳じゃないんだからね!🦹♀️)
音圧、太さ、分離感に伴う奥行き感、立体感、歪みの強さ、低音から高音までのレンジの広さ、ピッキングに対するニュアンス、ギターVolへの反応性全てにおいてMegalithが勝っており、Reaperは相対的にこじんまりとしエフェクター臭さのようなものが感じられました(爆
なのでミドルをブーストしようが、ドンシャリメタルを狙おうがMegalithの方が圧倒的に良い音になる感じです🤘🏼👍
差別化を図るとすれば、ReaperとMegalithではミドルのピークが違う為、Reaperの方がやや明るめのサウンドとなり、Megalithよりもミドル〜ハイミッドが欲しいな、って思ったら、定価でもMegalithの半額なので一考かもしれませんが、音作りの幅や取り回しの良さ、素の音の質を考えれば俺はMegalithの方が良いと思います(笑
・BOSS ST-2
最後は同価格帯からコイツを選択(っ'-' )╮ =͟͟͞͞◒
やはり価格がフェアなら張り合い甲斐があるというもの( ‘-^ )b
BOSSのディストーションのターニングポイントの1つ、ST-2はどんな風に違いを見せ付けてくれるのか?!
まず双方12時でややReaperの方が歪み、Gain MAXで同じ位の歪量になります。
それは置いといて明確に違うのは、Reaperは音が前に出て、ST-2は奥行き感がえらく出てる点です🤔
同じ位置のJC-40なのに、スピーカーが前方と後方にあるという感じです(笑
で、どうなの?と訊かれると難しいんですが(笑)、より明瞭なのはReaper、立体的で迫力があるのはST-2という感じですね。
ピッキング時のコンプ感はReaperの方がアンプっぽく、ギターVolへの反応性はどちらも同じくらいですね。
全体的なトーンは、ローミッド〜ミドルにかけての周波数のピークはST-2の方が高く、ハイミッド〜ハイではReaperの方が高い感じで、俺的にミドルの美味しい部分を捉えてるのはST-2かな、と思いました。
またST-2は元々用意された、完璧にチューニングされたトーンを2バンドEQで適宜調整する感じ、ReaperはST-2よりある程度EQが効き、12時ではやや癖のある音なので個人の好みで(場合によっては大幅に)調整するといった感じです。
総評として、これはどっちもどっちという感じですが、俺が他人に勧めるとしたらST-2の方ですね(^^)
・まとめ
Reaperは確かに値段にしてはかなり優れた機材かなと思いました。
チューブアンプらしいニュアンスはおおよそ網羅しており、低音の重厚感、出過ぎず適度に出力される高域など、モダンハイゲインらしい所も確かにあります。
ただやはりコンプレッションが強めで、その効き方に癖があるので、人によっては気になるかもしれません。
(勿論その分サスティンはかなり長いですw)
この記事を書いてる後にディスコンになりますが、もし見つけたらハイゲインペダルとして候補に入れるのも悪くないなと思います👍💗
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