Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20190105 Guyatone Metal Monster MM-1 Pt.2

今回はMM-1について、他のペダルと比較したり、色々なアンプに繋いでポテンシャルを測りました∠( ˙-˙ )/

コイツはかなり潜在能力を秘めてるので、他の強豪ペダルに引けを取らないと確信してます(`_´)ゞ

 

・Guyatone PS-001 Distortion

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最初はやはり同社のディストーションペダルとの対決!

果たしてどのような結果になるのだろうか!?

で、その結果(笑)、MM-1の方が圧倒的に優れてました(爆

まず歪量、レンジ、音の分離感、太さ、奥行感全てに於いてMM-1の圧勝で、ここまで来るとPS-001の存在意義が「?」な感じがしてきます(笑

(まあ多分PS-001の方が古いから、あまり洗練されてないのかな、と推測してます🤔)

MM-1の歪みの特徴は、ピッキングした時に生じるチューブ特有のコンプレッション、スコーンと伸びるサスティン、深いけど温かみとザラつきのあるディストーションです。

PS-001にはそのアタック時のコンプレッションは無く、その時点でペラペラな音に聴こえます(笑

サスティンも何か膜が張ったような感じでMM-1に比べると音抜けが悪いです。

歪の質もMM-1に比べるとファジーで、輪郭が無いので扱いが難しい印象を受けました。

またトーン調整に関しては顕著で、MM-1はザクザクのエッジを表現するHighやワウ半留めからドンシャリメタルまで再現するMid、大型キャビネットの箱鳴り感を再現するLowなど扱いやすく個性的な3バンドEQに対し、PS-001はToneつまみ1つしか付いておらず、それも12時を基準に高域の増減のみなので音作りが狭く、MM-1のようにトーンをガラリと変える事は(外からイコライザーを持ってこない限り)無理だと思います(^^;;

総じてMM-1の方が優れている感じです(´>ω∂`)

 

・Hughes & Kettner Tubeman2

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今度は同じプリ管を使ったフロアプリとの対決。

前回の記事でニュアンスが似てると書きましたので、改めて比べてみました‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

まず歪量はTubeman2の方があり、かつMAXにしてもスムーズに歪みます。

どちらかと言うとMM-1は(Tubeman2に比べ)粗く、ファジーと言うべきですね。

またピッキングやギターVolに対するレスポンスもTubeman2の方が優れており、よりアンプらしさを感じられました。

トーンに関しては、Tubeman2の方が低音に優れており、それにより音圧が高くワイドレンジであり、相対的にMM-1はこじんまりとした感じでちょっと細いかな、という印象を受けました。

特に低音に関しては顕著で、Tubeman2では重低音による飽和感や迫力などが感じられましたが、その後でMM-1を弾くと低音がスカスカになりしょぼい音という感じになってしまいました(笑

Lowを上げて低音を補充しようとすると、3時くらいから似たような音圧にはなるものの、やや散り気味の低音なので音が篭もりがちになるので不自然に感じられました。

しかしながらミドルレンジの可変範囲はMM-1の方が圧倒的で、Tubeman2のVoiceとMiddleつまみを駆使しても音作りの幅は圧倒的にMM-1に軍配が上がります。

また低域と高域の調整もMM-1の方が効きが良く、Tubeman2は破綻しない程度に収まってる印象でした。

ただしTubeman2はVoiceコントロールによって歪の性質を変化させることが出来るという強みがあり、粗削りなMM-1では表現出来ない点もあります( ‘-^ )b

コンパクトな筐体にBOSSのアダプターが使える取り回しの良さや音作りの幅、お手頃価格でチューブサウンドが楽しめるのはMM-1、3ch仕様でH&Kさながらの高品質なクリーンやディストーション、アンプやミキサーなど多彩なインターフェースで使い分けられるのはTubeman2という感じですね(*>ω<)b

 

・Playtech Heavy Metal PTHM

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インターフェースが似てるので比べてみました(笑

まず双方とも全て12時にした場合、ほぼ同じようなサウンドを出力しました(*゚Д゚)(*゚д゚)(*゚Д゚)オォォ...

トーンは一緒で、歪の性質が多少違う感じです。

MM-1はチューブよろしく粘り気のあるコンプレッションが感じられるのに対し、PTHMは相対的に平坦で硬い印象を受けました。

またMM-1の方が音の粒が太く分離感があり、結果的に音圧があり音が前に出てきます。

それに比べPTHMはやはり平坦で、一枚膜が張った印象でした。

ミドルの可変範囲はFrequencyと増幅量共に一緒ですが、やはりMM-1はつまみに偏りがありPTHMの方が使い易いです(^^;;

HighやLowもわりかし同じような可変値なので、どちらかで音を作り、もう一方で似させるという芸当は比較的容易ですね( ‘-^ )b

歪量に関してはPTHMの方が強く、かつクランチまでカバー出来るので可変範囲も広いです。

またピッキングやギターVolに対するレスポンスもPTHMの方が良いです。

チューブ特有の味を堪能したければMM-1、それ以外ならPTHMという感じで、キャラはほぼ同じという結果でした🤘🏻

 

・Diezel VH4-2

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これも何となく音が似てるような気がしたので比較しました(笑

因みに写真の設定は、まずVH4-2で予め音を作り、それにMM-1を似させるという形で作った設定となっております(つまり俺のお気に入り爆)

まず双方とも全て12時にした場合、歪の量はさほど変わらず、ややMM-1の方が高いかな、という感じです。

歪の飽和感や太さなどはVH4-2に分があり、MM-1は高域が強く、エッジの効いたメタルサウンドが出しやすいという感じです。

チューブ特有のコンプレッションはVH4-2でも再現されてますが、高域が丸くカットされてるので、MM-1では感じられるチューブを歪ませた時のザラつきは無いです。

ピッキングに対するレスポンスはVH4-2に分があり、やはりMM-1はギターのVol 10で弾くのが良いですね(^^)

また音の分離感もVH4-2の方があります。

トーンコントロールは、低域はVH4-2の方が可変値が広く、中〜高域はMM-1の方があからさまに広いです。

またMM-1でもLowをMAXにすれば重低音が出せるので、低域調整もそこまで大差は無いです。

Frequencyも付いてるMiddleはもとより、Highも突き刺すようなエッジが立ち、MM-1の方がより刺激的な音を奏で、VH4-2でもTrebleとPresenseをMAXにすればエッジが立つんですがMM-1と比べると柔らかいかな、という感じです(*´ェ`*)

気になったのは、MM-1は前項でPTHMと似てると書きましたが、トーンの根底にかなり癖があり、ワウ半留めのような強烈な鼻詰まりサウンドがあります。

この鼻詰まり感が俺的に音が細く感じられる要因になり、トーンコントロールで幾らか緩和出来るとはいえ、やはりVH4-2と比べると無機質なエフェクター臭さが感じられました。

(多分この癖は作られた時代、90年代のシンセと相性の良いギターサウンドに特化した為かなと推測してますw)

方向性はやや違うので何とも言えませんが、少なくともMM-1はVH4-2に比べ引けは取らないという印象でした( ‘-^ )b

 

・総評

俺的にはPS-001の完全上位互換として位置付けてます。

一部ですが昨今のエフェクター、フロアプリと比べても全く引けを取らないポテンシャルはあります🤘🏻(*>ω<)b

FLIPの名を冠しただけのクオリティはありますので、引き続き他のペダル達と比較したいと思います(🤘🏼🔥Д🔥)🤘🏼

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