Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20180614 Hughes&Kettner Tubeman2 Pt.3 (Mesa Boogie Mk V)

今回はメサのマークVコンボのリターンに接続し、アンプ直の音とTubeman2のプリアンプの音を比べます٩(ˊᗜˋ*)و

巷では、Tubemanはチューブのパワーアンプに接続して真価を発揮すると良く聞くので、クセの強いCelestion C90スピーカーをマウントしたメサなら一体どうなのか?という事が注目ですね(笑

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まずアンプ直(マークV)の方が音が前に出ます。

リターン経由だとそうなるのか、はたまたTubeman2とC90の相性なのか、Tubeman2独自の仕様なのかは分かりませんが、結果的にチューブアンプ特有の生々しさは若干薄れたような印象を受けました。

しかしながらそれでもチューブアンプの太さ、豊かなミドルレンジは顕在で、相性は巷の噂通りソリッドステートより真空管積んだパワーアンプの方が良いですね。

機会があればVintage 30とかGreenbackとかでも試したいです(^^)

それを踏まえて、丁度両者とも3ch仕様なので比べました。

 

まずクリーンはマークVは煌びやかでどちらかと言うとミドル、ハイミッドがやや高めで、Tubeman2はドンシャリ傾向のレクチのようなクリーンです。

俺はマークVの方が好みですが、重たい雰囲気のアルペジオなんかはTubeman2が良いですね。

 

ch2はマークV側は個人的に気に入ってるEgdeモードで両者を比べました。

まずEdgeモードの方が歪が深く、ゲインの可変幅は比例してEdgeの方が広いです。

歪の傾向は、Tubeman2はやはりマーシャルらしい荒々しさが若干残り、それをシルキーに昇華させてるのに対し、Edgeモードは最初から歪の粒が細かく、メサ譲りの無機質さが出てますね。

俺はどっちも好きですが、、、どっちか選べって言われたら僅差でEdgeですね(^^;;

 

ch3はTubeman2はやはりフラットな印象が強く、どんなジャンルの曲にも合わせやすいというオールマイティで使いやすい音で、対するメサ(Extreme)はミドルの押し出し感、コンプレッションが強く、歪はきめ細かく無機質な感じで、やはりHR/HMに最適化されてる感じです。

俺はメサの方が好きですが、これに関しても両極端に意見が別れると思います。

因みにTubeman2でもVoiceノブを12時より右に回していくと、歪がきめ細かくなりメサの歪み方に近くなる感じです。

 

マークVとJC-40を比べた場合

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JCのリターンに繋ぐとマークVに比べ高域がかなり強調され、エッジが鋭く、良くも悪くもザクザクとした音になります。

これは多分パワーアンプだけじゃなく、スピーカーの特性も相当影響が出てると思います。

C90はワイドレンジとは言われますが、やはり重心はかなり下、またミドルもかなり出ます。

対するJC系のスピーカーはキーボードアンプにも代用されるような、どのギターアンプ用スピーカーよりもレンジが広くかつフラット寄りな為、相対的に高域が目立つのかもしれないです。

しかしながら、Tubeman2側のTrebleを絞って容易に似た音を出せる上、耳に刺激的なメタルサウンドを出したいなら寧ろこちらの方が有利ですね٩(ˊᗜˋ*)و

 

C90を積んだメサのリターンに繋いでも独自のカラーを保ち続けるTubeman2、恐るべし:(;゙゚'ω゚'):