Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20190328 POS DT-1

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正直、花粉が厳しい季節です😭🤧( >д<).;':ブェッキシュイ

置く場所がないだけで、本当はエフェクターよりも空気清浄機を買って部屋に置いときたいとすら思ってます(爆

(まぁこの期間が過ぎれば、空気清浄機は無用の長物となるとも考えてるから買わないけどね( ‘-^ )b

今月はお金をセーブするつもりが、またまたエフェクターを爆買いしたのでレビューして行きます(笑

 

POS DT-1です。

かなり昔のディストーションペダルです。

「。。。は?それだけ。。。?(ꐦ ´͈ ᗨ `͈ )」

という風になりかねない程、俺はこのペダルに対して最初は興味も無いし、見向きもしなかったです(笑

コレを買おうと思ったのは、ツイッターで結構話題になってて、興味本位で導入しました(笑

噂だと、「バイパス音が超絶劣化して他のエフェクターの音が死ぬ」という話を見つけ、エフェクターコレクターの血が騒いだのが動機です(笑

 

このエフェクターはマジで詳しくないんですが、喩えるならばJOYOやMooer、Hotoneなどのメーカーよりも大分古いものらしく、上記のメーカーよりも相当マイナーですね🤔

という事で(笑)、早速見ていきましょうかね🧐

 

インターフェース、見た目

インターフェースはVol、Tone、Gainとなっており、一般的なエフェクターと差し支えがないですが、Toneの効き方がやや特殊なので後述します。

それぞれの名称は無いですが、TS系と同じなので操作にも困らないと思います(笑

電源も今のBOSSとかと同じなので取り回しに困らないでしょう(笑

見た目なんですが、「Ibanez TS-5」をもじったものです(笑

(一部ではゴキ(ryとも言われたり😅)

丸みを帯びた筐体や、玉のようなものが付いたフットスイッチが特徴的ですね。

 

歪の性質やトーンなど

歪の範囲はごくごく普通で、クランチから一般的なディストーションまでこなせます。

歪の質はやや安っぽいファジーな感じで、JC-40内蔵のディストーションと比べるとこちらの方が歪むのですが、音が細く分離感があまり良くない印象。

但しピッキング時のコンプ感はJC-40のものと同等くらいはあるので、アタックは良い感じです(*>ω<)b

 

特徴的なのはToneつまみで、ここを弄ると化けます(笑

左に回しきるとハイが無くなって、ローミッド〜ミドルが大幅に「出ます」。

ローパスフィルターでは無く「出ます」。

なので回し切っても破綻はせず、ミドルの効いた太いディストーションが出せます。

また歪みも滑らかな感じになり扱いやすいです。

ちょっとした抜け感を足したければ、少しづつ右に回すことによっていい塩梅で足されていきます(*>ω<)b

11時くらいからローミッドが減り、ハイが出てきます。

出てくるハイは凡そ3〜4kHz位、一般的なディストーションペダルと同じですね。

右に回し切るとローが無くなってハイが目立ちます。

元々全体的にややファジーな歪なんですが、それが強調されるような感じです。

「VOX Satchulator」と同じく、俺的にはToneを12時より結構下げ目にした方が好きな音ですね😃

 

バイパス音

さて、このペダルの目玉?として話題のバイパス音について書いていきます✍

まず結果を端的に書きますと、「超絶劣化」します✧٩(ˊωˋ*)و✧(*Ü*)ノ"✮(*´꒳`*)✌︎

普段バイパス音なぞそこまで気にしない俺ですらめっちゃ気になるくらい変化します(笑

Playtech Heavy Metalでも「劣化してるなぁ〜」位にしか思ってませんでしたが、こちらはその比ではありません(笑

巷では(悪意を込めてw)フィルターとかエンハンサーとか言われてますが、正にその通りです(笑

 

ではどのように劣化してるのか?というのを列挙してみますと、

・ローがバッサリカットされる。

・ハイが(爆裂にw)減衰し音に張りが無くなる。

・全体的にアンプ直より音圧、音量が下がる。

つまりレンジの広さも音圧も音量も目に見えて劣化するク○みたいな音になります(笑

ここまで来ると、これをボードに加えるならば一から音作りしないとならないレベルですね(笑

その位劣化するので、評判通りと逆に嬉しかったりします(爆

 

VOX Pathfinder 10

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VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10

VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10

 

[rakuten:shibuya-ikebe:10046606:detail]

はいはいパス10ね(笑

というわけでチープなエフェクターをチープなアンプで試しました(笑

JC-40の時もそうなんですが、兎に角コレを噛ませると音痩せが激しいのでコレを併用してます👇🏻

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コレを使えばエフェクトループ用のプリアンプの比較も捗るので何かと便利です( ‘-^ )b

で、結果なんですが、「どう足掻いてもパス10単体で使った方がいい」という結論に至りました(爆

まずPOSとOD chでは全然太さが違い、パス10に噛ませたらそれこそスピーカーの影響を受けてめちゃくちゃしょぼくなる、具体的にはザラザラとしたファズ感が強調されてチープな歪みになる感じです。

またクリーンサウンドも例に漏れず超音痩せするので使い物になりません(笑

やはりチープなエフェクターはアンプやスピーカーを選ぶという事ですね(何様だ━━╋⊂(´、ゝ`)彡 スパッ (・∀| |・)

 

次回は、恒例の似通ったペダルをチョイスして比較実験を行います✧٩(ˊωˋ*)و✧

サウンドハウス

20190325 Randall RGOD Pt.2

今回はRGODを、パス10への乗り具合や、他のエフェクターとの差異を検証してみたいと思います🧐

パッと見アンプキラーな部分はあり、どのアンプでも安定したRandallトーン(笑)を奏でてくれる感じはひしひしと伝わってきますね🤘🏼🤘🏼

それでは。。。レッツチェキラ!(死語?🧟‍♂️

 

VOX Pathfinder 10

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VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10

VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10

 

まずはパス10実験(笑)から参りたいと思います。

因みにパス10の設定はGain 12時、Treble Min、Bass 6といつものオキニ🤘🏼設定となってます(^o^)/

 

結果、やはりメタル系のエフェクターの例に漏れず、パス10の癖を排除しRGODの音になりました(๑´ω`ノノ゙ぱちぱちぱち✧

 

パス10のOD chでTrebleとBassをMAXにしても出ない重低音と超高域を扱っており、またOD chとは帯域のピークが違う個別のMiddleつまみもあるので、ドンシャリメタルは元よりミドルが盛り上がったディストーションでも差別化が図られてます。

 

JC-40に比べるとやはりスピーカーの径で劈くような感じが強調されますが、パス10でも充分メタルサウンドが狙えます🤘🏼👍💗

 

家にパス10しかなく、ヘヴィなメタルサウンドを出したければ一考かもしれません(但しお値段はパス10の約4倍w)

 

Electro-Harmonix Metal Muff with Top Boost

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続いては今回のメインディッシュ(笑)、Metal Muffとの比較(ง🔥Д🔥)ง(ง🔥Д🔥)ง

俺の中でMetal Muffは最強のメタルディストーションの一角を担ってるので、この比較は非常に楽しみなんですよね‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

メタルメタルしい両者、果たしてどのような違いがあるのか?!🤯🤯🤯🤯

 

まず双方オール12時で、歪みの量や低域、高域の出方は非常に似てます。

違いはミドルレンジで、Metal Muffは800Hz帯を扱い所謂鼻詰まりなトーンが目立ちます。

その点RGODはフラット寄りで、アンプのような太さが感じられました。

 

ゲイン幅はMetal Muffの方が広いですが、どちらも高めで歪ませるのに適している為、俺的にはあまり気にならないです(笑

歪の性質は、RGODの方がやや丸っこい歪で分離感が良く、温かみが若干あり、「アンプから出してる」感があります。

Metal Muffの方がきめ細かく滑らかで、且つエッジも鋭いので、「絵に書いたようなメタルサウンド」が堪能出来るのはこちらです。

どちらも甲乙つけ難く、適材適所ですね(笑

 

低域はRGODの方が素で出る上、Bass Boostもあり、扱ってる帯域もかなり低いので、Metal Muffより迫力があります。

逆にMetal Muffは低音を上げ過ぎるとブーミーになり、メタルサウンドに必要なタイトさが薄れる為あまり上げられないです(><)

 

中域に関してはMetal Muffの方がブースト/カットの振り幅が大きく、よりアグレッシブにミドルを削る事が出来ます( っ'-')╮ =͟͟͞͞ 🔪ブォン

但しミドルレンジの微調整はMid BoostやT.S.Sの機能で実質Freqを変えられるRGODの方が優れており、ミドルの出方でギターサウンドは結構変わる為こちらの方がミドルの音作りに関しては幅広いのかなと思いました。

 

高域はMetal Muffの方が断然出ます(笑

Trebleの他Presenceを持つRGODでもMetal Muffのような鋭さは出ません🥴

更に(一般的には使いづらい)Top Boostを使えば、実質高域のFreqを弄ったような効果が得られる為、高域ではMetal Musicの圧勝です👍

 

さて、どちらが良いか?と訊かれると、正直どちらも良いです!😆✨

ドンシャリ設定にすれば思い描いたようなメタルサウンドが出せるMetal Muffの方が扱いやすく、ドンシャリでもアンプのようなニュアンスやふくよかさが欲しければRGODという感じです(⊙ꇴ⊙)👍✨

 

Megalith Delta

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続いても試したかったMegalith、君に決めた!(っ'-' )╮ =͟͟͞͞◒

 

まずMegalithはブーストONで歪量は飽和するので、それと比べると同じ位です。

EQ全て12時で全体的にRGODの方が低域と高域が出ます。

Megalithはトグルスイッチの「1」がミドルが凹んでRGODに近い感じですが、チューブアンプエミュレータらしくやはりローエンドとハイエンドが丸く削られ、相対的にウォームなサウンドに感じられました(-。-)y-゜゜゜

 

EQセクションはRGODの方がBassとTrebleの効き目が強く、MiddleはMegalithの方が強烈にブースト、RGODの方がカット出来るという感じです。

また扱うミドルレンジが、MegalithはMiddleとContourの相互作用で500Hz辺り、RGODは1.2〜1.4kHzとかなり差があり、根本的に音色は違います。

ブーストするとBognerやCAE OD-1を彷彿とさせ、カットするとMarshallやDiezelを彷彿とさせるようなトーンを出すMegalith、ブーストすると古臭いソリッドな歪み方、カットすると極悪ドンシャリサウンドを叩き出すRGODという感じです(笑

 

歪の質は、Megalithの方が太い、分離感があり奥行がある、温かみがある、チューブのSAG感やサチュレーション感がニュアンスにこれでもかと現れてます👍

逆にRGODはRedとBlue関係無く歪のエッジが鋭くファジーでタイト、それでもって通常のトランジスタアンプとは違う独特なコンプレッションや丸みを帯びている、正にFETの特長をまんま出力する感じです。

 

で、どっちがいいか?と言われると、ハイゲインチューブアンプらしさが欲しければMegalith、ソリッドなメタルディストーションが欲しければRGODと、完全にトーンや性質が違うので要所要所ですね(笑

 

Orange Bax Bangeetar

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今度はチューブアンプのニュアンスがありながら、歪みの傾向が似てるかな?🧐と思ったコイツとの比較。

 

まず双方12時でやはりBaxの方がウォームでファットなサウンドという感じです。

歪量は大体同じ位か、ややRGODの方が高めで、高域も強めなので固いサウンドに聴こえます。

 

しかしながら、少なくともEQに関してはBaxでRGODの特徴をほぼ完全に再現出来ました(⊙ꇴ⊙)👍✨

Baxの方がレンジが広く、またミドルに関してはFreqやQが付いてるのでRGODの特徴をかなり綿密に再現出来ます。

歪み方もBaxの方が上品で、相対的にRGODは安っぽさが感じられました(笑

ミドルブーストは元より、ドンシャリサウンドでもBaxの方が抜きん出ている印象ですね🤔

 

Diezel VH4-2

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Diezel / VH4-2 PEDAL ディーゼル オーバードライブ

Diezel / VH4-2 PEDAL ディーゼル オーバードライブ

 

rakuten:aikyoku-bargain-center:10080877:detail

ラストはモダンハイゲインの筆頭VH4-2!!✧٩(ˊωˋ*)و✧

早速比べましょう(*>ω<)b

まず歪量はRGODの方がある、と言うよりVH4-2はGainを2時以上上げると音が潰れてファズになりがちになるのであまり上げられないのが正解です(^^;;

それを踏まえて歪の性質を見ていくと、音の輪郭や太さはVH4-2、タイトさやピーキーなのはRGODという感じですね。

EQ全て12時にした時のトーンが結構似てるので比べやすいです(^o^)/

ピッキング時のコンプ感は双方とも心地良い感じですが、VH4-2の方は大元のアンプに近い感じで、Vol上げると顕著なのですが指が指板に吸い付く感じが堪らないです。

RGODはFET特有の粘りがあり、これもまた気持ちいいですね(^^)

低音はやはりVH4-2の方がかなり低い帯域を扱い、RGODは前回のMP-1CH位の帯域です。

改めて聴くとVH4-2のDeepによる低音は「音色」というより「存在」という感じです。

そこに大型筐体の12インチ4発キャビがあるみたいな雰囲気を出してきます。

RGODはその点無難に「音色」に留まってます(笑

MiddleはRGODの方が可変範囲が広いですが、それはカット方向での話で、両方12時〜MAXでは大体同じような感じです。

なのでカットしてメタリックなサウンドを出せるのは断然RGODとなります🤘🏼

つかぶっちゃけVH4シリーズはドンシャリメタルには不向きな感じはありますね😓

Treble〜PresenceはVH4-2は丸く削られてアンプライクな感じになってあるのに対し、RGODは相対的にザクザクとエッジの立った刺激的な音となってます。

この部分が「太さ」か「鋭さ」を明白に分けてる感じですね(他のエフェクターのそうですがw)

総合的に、VH4-2はやはりDiezelそのものの範囲に留まり、RGODの方はRGシリーズを継承しつつ音作りの幅が広いという感じでした。

サウンドハウス

20190322 Randall RGOD

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今月早速買いましたMy New Gear!(っ'-' )╮ =͟͟͞͞◒ GETだぜ!

Randallのペダルシリーズの筆頭、RGODです!👨🏻👨🏿👨🏽

(何で漢のアイコンが並んでるかと言うと、漢のアンプメーカー、漢のゴリゴリサウンドだからです💪(థิ👄థิ 💪)

Randallのアンプは昔RG8040という、Randall社の40周年を記念した改良型RG80のアンプを持ってました。

どんな音かは昔記事を書いたので、Googleで「Randall RG8040」と検索してもらえれば出てくると思いますが、端的に書くとFETの特性を生かしソリッドステートアンプの良さを引き出した、ファジーで極悪なメタルサウンドという感じですね(ง🔥Д🔥)ง

メタルサウンドの構築においての扱いやすさはMetal MuffとかMegalith、Empress Heavyなどの方が上ですが、独特の粘り、ファズ加減など癖の強いアンプで、かのDimebag Darrel氏はメインにお馴染みWarhead、サブとして同じシリーズのRG1305のヘッドを控えに用意していたとか🤔

(詰まるところ彼のサウンドメイキングではディスコンで希少なWarheadが手に入らずとも、妥協案としてRGシリーズでもOKという事ですな👍)

で、このRGシリーズは余程自信があるのかラインナップが豊富で、1305の他に300Wの3005、先程の80、8040、1wのフロア型アンプRG13(これは既にディスコン)などありましたが、今回はディストーションペダルとしてRGODが出たという感じです😆

(因みにソリッドステートアンプ自体はもっと豊富で、先程のDarrel氏の他Nuno Bettencourt、Kirk Hammett、Michael Amottなどの超爆裂大御所のシグネチャーもラインナップにありました🥶😱✨)

 

今回のRGODはそのRGシリーズのプリアンプを抜き出し、ディストーションペダルとして改良を加えたものになります。

なので記憶にあるRG8040と比較が出来そうなので楽しみです🤘🏼🤘🏼

 

まずインターフェースは2ch式でGain、Volつまみが独立、Pres含む4バンドEQが共有となってます。

またプッシュ式の3つのスイッチも共有です。

電源は9〜12Vで、アダプターが同梱されてるのでそれがオススメです(笑

ちょっと不親切なのは、バイパス時にLEDが点く事。

恐らく緑色の意味も含めて「クリーンch」という意味なんだと思いますが、バイパス時はLEDを消して、オンにしたら点いて欲しかったです(笑

 

歪量やニュアンスなど

まずGainですが、Gain幅は狭く9時くらいからハイゲインになります(笑

直ぐにハイゲインになり、コンプレッションが強めなので、ギターVolへの反応性やピッキングニュアンスは出にくい、というかほぼ出ません(爆

Red chとBlue chでは歪み方や歪量が変わり、これはRGシリーズにおけるブーストのオンオフの違いと全く一緒です。

具体的にはRedが通常だとすると、Blueは更に歪量とファズのニュアンスが加わり、Redには無かった倍音成分が加わって滑らかできめ細かい歪になります。

またRedではGainを3時以降にすると、Apex Preampのような強烈なノイズゲートが掛かったようなニュアンスが加わり、更に刻みやすくなります。

Blueは滑らかなまま歪を上乗せしていく感じですね( ‘-^ )b

アタック時の粘りが強く、チューブとはまた違う独特のコンプレッションが掛かっており、FETの特性を活かした特徴かなと思いました。 

歪の分離感は比較的良く、パワーコードを弾いた時の奥行き感は感じられました( ‘-^ )b

また歪の成分はやはりソリッドという表現が相応しい、刺激的で鋭い感じです🗡

Metal Muffと同様、ハイゲインのチューブアンプエミュレータよりも当然鋭いエッジが有り、メタルなどをやるにはうってつけの成分ですね👍

元々ハイゲインソリッドステートアンプに長けてる企業なので、このペダルも例に漏れずソリッドな歪みでありながら非常に使いやすいチューニングが施されており、メタル系のディストーションならコレも一考かなと思います🤔

 

 

トーンつまみ

まずBassは200〜250Hzのローミッドを扱ってるみたいで、DiezelやMegalithのような重低音、MP-1CHのような迫力のある低音という感じでは無いです。

ソリッドな歪み方と併せて低音は非常にタイトで、やはりダウンチューニングに適してるな、と思いました🤔

但し低音が足りないというわけでもなく、寧ろ最初からかなり出てる上、後述のBass Boostスイッチで更に重低音をブースト出来るので、逆に出過ぎると感じるかも知れません(笑

 

Middleは1.2〜1.4kHzとミドルにしてはやや高めの帯域を扱ってる印象。

ここを上げると70年代のイナたさを纏い全体的に太いサウンドになり、カットすると重厚なドンシャリサウンドが得られます。

ドンシャリメタルは元より、上げた時のふくよかなミドルの効いたディストーションサウンドも中々で、RGODの懐の深さが伺えます(笑

(多分Randallアンプ使う人は大体カットすると思いますがw)

 

Trebleは3〜4kHzの正にトレブルの帯域を扱います。

耳を劈くか否かのギリギリの所を司る感じで、これがチューブライクでなく、またそこらの安物ソリッドステートアンプのようなザラザラ感も出さず、Randallが売りにしてる「FET」らしさを最大限に享受出来る箇所かなと思います(大袈裟

明るさと適度なエッジ感を調整する感じで、非常に使いやすく積極的に音作りするならまずはこのつまみから弄ると良いかもです(^^)

 

Presenceは大凡6kHz辺りで、全体的にやんわりと明るさ、倍音の調整をします。

これは本来のアンプヘッドに取り付けられてるPresenceそのものの効果という感じで、プリ段で音を作った後マスターで明るさを調整する、という役割を果たしてる感じですね(^o^)/

 

3つのスイッチ

RGODの最大の特徴として、つまみの下に3つのスイッチが搭載されてます🤩

 

まずBass Boostですが、文字通り低域を底上げします(笑

扱う帯域はBassつまみよりも低く、重低音に属す部類かなと思います。

これはアンプにも搭載されており、ヘヴィなサウンドを構築する際にみんなオンにしてたとか🤔

JC-40でもJC-40らしからぬ重厚な低音が得られます👍🤘🏼

(つか寧ろRandall標準のスピーカー、Diavloを彷彿とさせるようなエミュレータとも取れますね😎)

 

次にMid Boostですが、押すとミドルがカットされます(💣💥🔥😂😂

アンプには「Mid Scoop」というミドルをカットする機能があるんですが、それと全く効果が同じなので、恐らく名前を付け間違えたんでしょう(笑

なのでドンシャリサウンドを構築する際は押すとミドルがカットされるので便利です(笑

具体的には1kHz周辺を広い範囲でやんわりと減衰させる感じですね。

 

最後にT.S.Sスイッチですが、これは「Tone Stack Shift」の略で、ミドルのピークを微妙にずらすスイッチです。

具体的には、オンにすると微妙に尖った400Hzのピークを600Hz位にする感じで、奥行が出てくる感じでしょうか?🤔

効き方が本当に極小なので、よく耳をすませないと気付きにくいです(笑

(デモ動画とかだと絶対分からないと思います🤣)

 

基本的にアンプのインターフェースを踏襲し、ブーストのオンオフを2chに分けたような感じですね😉

 

因みに全部12時にした場合、限りなくフラットに近いトーンかなと思いました。

Marshallよりもミドルが出てるという印象ですかね。

EQやそれに付随するスイッチの効きがかなり良く、「色んなトーンに染める」というのがこのRGシリーズかなと思いました。

 

Randall知らないんだけどどんなジャンルに合う?

基本スラッシュ、デス、ブラック、ドゥーム、ゴアグラインド、メタルコアです💣💥🔥😂

ただ前述の通り、EQの弄り方次第では割と古めのHR/HM(70年代中盤以降)なんかも行けます。

少量の歪やニュアンスを重視するような楽曲は全く向いてません(笑

Metal Muffのようにガッツリ歪ませてゴリゴリの漢らしいリフを刻むのに最適な(ソリッドステートアンプライクな)ディストーションペダルです‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

 

じゃあメタルなら買い?

MegalithやOKKO、Emma、Empressなどの使いやすくヘヴィなディストーションペダルに比べると、ファジーで癖が強く、万人向けではないです(笑

ただ設定次第で出る「禍々しさ」は他のペダルではなかなか出せない味なので、一風変わってる歪を求めるなら十分選択肢には入れてもいいと思います。

サウンドハウス

20190319 Engl Reaper Pt.2

前回の予告通り、今回はReaperを様々なハイゲイン系のペダルと比べ、どのような違いがあるのか早速試してみました。

 

おさらいとして、ここで一応試す機材を紹介しておきます(^^)

ギター→Epiphone Les Paul Custom (Burst Bucker PU)

アンプ→Roland JC-40 (Bright SW OFF、Treble4、Mid MAX、Bass 2)

(将来的にはSuhr Bellaとか欲しいですw)

パワーサプライ→9VはBOSS PSA-100、18VはOne Control RPA-1000

パッチケーブル→Monster M Rock、K.Garageの型番不明品(笑)、EX-Pro FA0.5LLなど

シールド→カナレ、Monster SP-2000 ×2、VOXのカールケーブルなど(笑

*シールドについては思うところがあるので、今度ブログに書きたいと思います。

 

それでは。。。Let's & Go!!!🏎🏎🏎🏎🏎

 

・Friedman BE-OD

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FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

 
Friedman BE-OD DELUXE ギターエフェクター

Friedman BE-OD DELUXE ギターエフェクター

 

まず第1発目はハイゲインアンプライクペダルの大ヒット商品にして最右翼、BE-ODとの比較です!(ง🔥Д🔥)ง

Englもハイゲインアンプ界では名の通ったメーカーなので、ここは善戦したいところ!

果たして結果は如何に。。。!?

 

結果、BE-ODが圧勝でした(笑)

「どういう風に圧勝なんだ?!Σ\( ̄― ̄;)」

「だから言葉通り圧勝でした‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o(*3○;)」

てな具合にあっさりと決着が着きましたm(_ _)m

 

まずBE-ODの内部トリマーは10時、双方9V駆動でBE-ODはVol以外全て12時、ReaperはGain MAXでBE-ODの方が歪みます(笑

ただ歪むだけではなく、アンプのようなふくよかさ、低音の迫力、バランスの良い高域など全てが完璧に出来上がっており、コレを聴いた後でReaperを聴くと全体的にレンジが狭くこじんまりとし、エフェクター臭さ的なものが感じられてしまいました(笑

ReaperのTrebleがエフェクター臭さの要因の1つなので、BassとMidをMAX、Trebleを0にすればアンプライクな太さが得られますが、その分EQが縛られ、BE-OD側でEQをちょっとブーストすればたちまち大差をつけられます(笑

歪みの質も全く異なり、BE-ODの方がきめ細かく滑らか、逆にReaperは硬質な印象を受けました。

BE-ODの方がより刺激的なのに聴いてて疲れないという、人間の聴覚に訴えるような上品な歪が浮き彫りになったという感じです🧐

Reaperの中々良いクオリティやお手頃な値段を考えても、BE-ODを買った方が幸せになれると思うぐらいの差ですね。・゚・(ノД`)・゚・。

 

・REVV G4

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続いては比較的新鋭のG4です🤘🏼(^^)🤘🏼

G3よりは何となく似てるかな、という事でこちらを選択しました(笑

まず、両方Vol以外全て12時、G4のAggressionスイッチはオフで同じくらいの歪量、両方Gain MAXでReaperの方が歪みます。

G4側のAggressionスイッチをBlueかRedにするとこちらの方が歪が強くなります。

トーンはReaperはローミッドに集中し分厚くふくよか、G4がハイミッドに集中し明るいという印象です。

歪の粒の分離感はG4の方が上、Reaperは前回の記事通り癖のあるコンプレッションがあるので、相対的に平坦な印象を受けました。

それ以外のアタック時のコンプ感は似ており、サスティンはReaperの方があります。

EQは両者ともBass以外はほぼ同じ帯域を扱っており、G4の方が効きが強めです。

なので同じようなつまみの位置にすると、(全体的なトーンの癖は残りますが)両者とも似たようなトーンになります(笑

総評として、G4にはやや似てるかなと思いました。

より激しいサウンドを求めるならG4、アンプのようなふくよかさが欲しいならReaperが良いですね( ‘-^ )b

 

・Diezel VH4-2

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Diezel / VH4-2 PEDAL ディーゼル オーバードライブ

Diezel / VH4-2 PEDAL ディーゼル オーバードライブ

 

では同じドイツのアンプメーカーからのペダルではどうなのか?

まず双方全て12時、VH4-2は18V駆動でこちらの方が歪む、低音が出る、ミドルがふくよか、音圧がある、歪の分離感が上という感じです(笑

Reaperの方がハイがいい塩梅で出るのでより刺激的な音は作れますが、どうしても音の細さが目立ちます。

サスティンも長いんですが、やはり潰れたようなアタックが目立つので不自然な感じです🤔

しかしながらReaperも中々善戦してるし、上で挙げた違いも僅差なので、「コストパフォーマンス」で考えればReaperもいいかなと思いました🤘🏼(^^)🤘🏼

 

・Megalith Delta

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まだまだ行くよ〜Reaperの実力計測!(ง🔥Д🔥)ง

次に現れたのは。。。泣く子も黙る大人気ハイゲインアンプライクペダルの筆頭Megalithだ!(ง🔥Д🔥)ง

果たしてどんな結果を見せてくれるのか?!‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

 

まず結果から述べるとMegalithの圧勝( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

BE-ODの時と同じような結果となりました(笑

(別にReaperに黒い噂があるから、とか安いからとかで相手を贔屓してる訳じゃないんだからね!🦹‍♀️)

音圧、太さ、分離感に伴う奥行き感、立体感、歪みの強さ、低音から高音までのレンジの広さ、ピッキングに対するニュアンス、ギターVolへの反応性全てにおいてMegalithが勝っており、Reaperは相対的にこじんまりとしエフェクター臭さのようなものが感じられました(爆

なのでミドルをブーストしようが、ドンシャリメタルを狙おうがMegalithの方が圧倒的に良い音になる感じです🤘🏼👍

差別化を図るとすれば、ReaperとMegalithではミドルのピークが違う為、Reaperの方がやや明るめのサウンドとなり、Megalithよりもミドル〜ハイミッドが欲しいな、って思ったら、定価でもMegalithの半額なので一考かもしれませんが、音作りの幅や取り回しの良さ、素の音の質を考えれば俺はMegalithの方が良いと思います(笑

 

・BOSS ST-2

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最後は同価格帯からコイツを選択(っ'-' )╮ =͟͟͞͞◒

やはり価格がフェアなら張り合い甲斐があるというもの( ‘-^ )b

BOSSのディストーションのターニングポイントの1つ、ST-2はどんな風に違いを見せ付けてくれるのか?!

まず双方12時でややReaperの方が歪み、Gain MAXで同じ位の歪量になります。

それは置いといて明確に違うのは、Reaperは音が前に出て、ST-2は奥行き感がえらく出てる点です🤔

同じ位置のJC-40なのに、スピーカーが前方と後方にあるという感じです(笑

で、どうなの?と訊かれると難しいんですが(笑)、より明瞭なのはReaper、立体的で迫力があるのはST-2という感じですね。

ピッキング時のコンプ感はReaperの方がアンプっぽく、ギターVolへの反応性はどちらも同じくらいですね。

全体的なトーンは、ローミッド〜ミドルにかけての周波数のピークはST-2の方が高く、ハイミッド〜ハイではReaperの方が高い感じで、俺的にミドルの美味しい部分を捉えてるのはST-2かな、と思いました。

またST-2は元々用意された、完璧にチューニングされたトーンを2バンドEQで適宜調整する感じ、ReaperはST-2よりある程度EQが効き、12時ではやや癖のある音なので個人の好みで(場合によっては大幅に)調整するといった感じです。

総評として、これはどっちもどっちという感じですが、俺が他人に勧めるとしたらST-2の方ですね(^^)

 

・まとめ

Reaperは確かに値段にしてはかなり優れた機材かなと思いました。

チューブアンプらしいニュアンスはおおよそ網羅しており、低音の重厚感、出過ぎず適度に出力される高域など、モダンハイゲインらしい所も確かにあります。

ただやはりコンプレッションが強めで、その効き方に癖があるので、人によっては気になるかもしれません。

(勿論その分サスティンはかなり長いですw)

この記事を書いてる後にディスコンになりますが、もし見つけたらハイゲインペダルとして候補に入れるのも悪くないなと思います👍💗

サウンドハウス

20190316 Engl Reaper

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イケベ楽器で「希望小売価格の50%引セール」をやってたので買いました(笑

Englのディストーションペダル、Reaperです(*>ω<)b

Englはドイツのアンプメーカーで、ハイゲインアンプ、Powerball IIが有名です🤘🏼(><。)🤘🏼

他にもシグネチャーモデルを出したり何かとノってるメーカーでもあります。

(そう言えば、今や世界的ギタリストのMarty Friedman氏もこのアンプを使ってました( 'o' )!!!)

ドイツのアンプと聞くと、Bogner、Hughes&Kettner、Diezelなどのモダンハイゲインアンプの超人気メーカーがズラリと並び、このEnglも例に漏れず人気なので、やはり音響工学に強い国なんだなとしみじみ思います(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝⸝)♡*゜

さて、今回買ったReaperなのですが、これはちょっとあまり宜しくない噂があり、値引きしなくても価格が安いにも拘わらず暫く手を出しませんでした🤐

それは某ロシアのエフェクタービルダーの製品の外側だけを替え、中身が一緒でEnglの名前を冠して売ってるといった内容で、実際ググってみると確かにそんな感じの内容を匂わせるビルダーのサイトは見つけました(何か問題があるとアレなので伏せておきますw)

BognerやDiezelなどもペダルを出しており、それらはそこそこ値が張る物なのに、一流アンプメーカーのEnglはボスコンに毛が生えた程度の値段でエフェクターを取り扱ってたので不審には感じてましたが、裏付けは取れたので成程、という感じです。

(ここだけの話ですが、中国のエフェクタービルダーのJOYOのディストーションペダル、Ultimate Driveと中身が全く一緒で、外側だけ某有名バンドアニメの絵にして公式が売ってたという事もありま。。。( ´ཫ`)💥🔫(*´∀`🔫)スダダダダ)

しかし今回、ボスコンかそれ以下の値段で手に入ってしまったので(笑)、早速レビューしたいと思います(⊙ꇴ⊙)👍✨

因みにラインナップとしては他にオーバードライブのRetro、Reaperより歪むディストーションStraight To Hell、コンプレッサー、アナログコーラス、リバーブ、ディレイなどが有りますが、Reaperが1番有名&人気&使いやすいという事でコレにしました(笑

 

コントロールはVol、Gain、3バンドEQとプリアンプ的な標準装備で、9Vアダプターか0062P(四角い)電池で動作します。

またエフェクター下部に無線LANのコネクタを差し込むような穴(笑)があり、そこに専用のケーブルを挿す事によって、パッチケーブル要らずで他のEngl製品のエフェクターと繋げられるとか。

でも他のEnglのエフェクターは買わないので無用の長物ですね(笑

 

・トーンなど

まずGainは、正直MAXでの運用が望ましいです(笑

何と言うか、絶妙に調整してどうこうするより、回し切ってハードなディストーション狙った方がこのペダル向きかな、と思いました🤘🏼

なので9〜10時くらいにしてクランチ狙いとかする位なら、同じEnglのRetroや他社のオーバードライブペダル買った方が全然マシです(笑

ギターのVol絞ってクリーンとかも作れなくもないですが、ガンガン弾いていくスタイルがこのペダルには合ってますね(*>ω<)b

歪みの質感は、流石Englが認めただけの事はあるなと思いました。

適度なコンプ感、伸びるサスティンは心地よく、チューブアンプ程くどくない感じです。

また倍音成分がかなり豊富なのか、ブリッジミュートを掛けた時の奥行き感のある余韻が独特で癖になります(笑

最初はメタルマフのように劈くようなディストーションかなと思ってましたが、高域は案外丸く、アンプライクなディストーションですね٩(ˊᗜˋ*)و

しかしながらEnglの名に恥じぬハードなディストーションである事は間違いないので、一風変わったディストーションをお探しならオススメです(*>ω<)b

(但しGainはMAX固定での運用前提ですがw)

気になった点として、コンプレッションがやや強めに掛かってる点ですね。

アタックはそこまで強くは無いんですが、Rockmanのヘッドホンアンプ、Aceシリーズに見られる、

「ピッキングした後一瞬だけ音量が下がり、そこから徐々に大きくなってサスティンが伸びる」

という現象が(ヘッドホンアンプほど顕著では無いが)確認出来、人によっては不自然でかなり気になるかも知れません。

ザクザクリフを刻んだりしてる分にはそんなに気にならないし、単音でも気にならないのですが、パワーコードを弾いてる際に目立つ感じなので注意が必要です(笑

 

EQはパッシヴタイプで、どのつまみもやんわりと効く程度に留まってます。

BassとTrebleをMAXでMidを0とか、MidをMAXでBassとTrebleを10とかみたいに、極端な設定にしない限り基本のトーンを保ってる感じです。

まずBassはかなり下の帯域を扱っており、他を12時にしてこれをMAXにするとかなりズンズン響きます└( 'o')┘

正に重低音という感じで、昨今のDiezelのペダルなどにあるDeepつまみと同じような帯域で、それがパッシヴタイプになったという感じですね。

次にMidですが、凡そ1kHz帯を幅広く上下させてる感じで、音色より音の太さを変化させるという効き方です。

なので俺はMAXが好きですが、ドンシャリメタルサウンド狙いでも9〜10時くらいが良いんじゃないかなと思います🤔

本当に根本的なトーンは変わらないと言った感じです。

Trebleは逆にかなり効きます(笑

やはり高い帯域は人間の耳で聴き取りやすいのか、他のペダルやアンプでもココを弄ると結構音が変わりますしね(^^)

具体的には2kHz辺りを局所的に操作する感じで、音色の傾向はかなり変わります。

またココを0にしてBassとMidをMAXにしても音があまり篭もりません。

MidがTrebleの役目を果たしてる為かな、と弄る限りそんな風に感じました。

逆にMAXにするとメタルペダルのようなザクザク感までは行かない、Marshall程度のキンキン感が得られます。

 

・Powerball IIと比べてどうなの?

正直Powerballは弾いた事がありません!(爆

なのでYoutubeで似たような音のデモを探してみました。

https://youtu.be/Rc7r2w3r0fA

コレですかね?(笑

ちょっとファジーな質感や、倍音成分の出方が何となく似てるような気がします。

(あくまで何となくですw)

動画はEnglスタックセット(4×12")で、こちらはペダル+JC-40(2×10")ですが、似てるという点では中々善戦してるとは思います( ˊᵕˋ ;)💦

一般的なディストーションペダルと比べても、値段やクオリティの部分でかなり上位に入るのでは無いでしょうか(おそロシアクオリティwまあエレハモも昔旧ソヴィエトにあったし、AMTとか最近活躍してるし、侮れないおそロシア😱)

 

・VOX Pathfinder 10

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恒例のパス10での乗り具合を試してみました٩(ˊᗜˋ*)و

いつも通りパス10はGain 12時、Treble 0、Bass 6の設定で試してます。

結果、JC-40とは違いかなりファジーな歪、即ちパス10のOD chと同じような歪み方になりました(笑

JC-40の時はエッジが丸くなり、滑らかなディストーションを奏でていたのですが、こちらはVOX特有の鼻詰まり感のあるミドルが乗った、かなり毛羽立ったサウンドになりました(^^;;

但しOD chとは違い高音はより高く、低音はより低い帯域でピークがある為、相対的にワイドレンジになった感じはあります。

またOD chよりもやはり高音が出る為、音が明瞭になり前に出て、立ち上がりが速くなった感じもあります。

結果としてはそこそこアンプの影響を受けるペダルかなという感じですね😵

 

・まとめ

価格にしては良く出来たペダルだなと思いました( ‘-^ )b

高域があまりザクザクとしないため、ソリッドなメタルサウンド狙いよりは、アンプライクなディストーションサウンドの方が得意かもしれません。

しかし他のアンプライクペダルも然りなので、次回はお馴染みの比較実験を行います😎🤓🧐

サウンドハウス

20190313 雑記・楽器屋巡り(八王子編)

取り寄せ商品が中々来ない為、ここでまた箸休めとして楽器屋探訪の記事を書きます(笑

(こういう所に行くとついつい財布が緩む傾向にあるから怖いんだよね(-。-)y-゜゜゜

今回は、あの有名なリサイクルショップがある八王子に行って来たレポートになります🤘🏼🤘🏼🤘🏼🤘🏼

あのリサイクルショップのみならず、ここでは大手楽器屋が軒を連ね、一部激戦区になってる所もあり、中々面白い場所でもあります( ‘-^ )b

(もう少し近かったらリピートしてるんだけど( ˊᵕˋ ;)💦

 

・山野楽器 セレオ八王子店

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お休みでした(爆)(*^^*)

駅ビル内なんですが、行った当時に休館に遭遇してしまったという悲しい結末でした😭

(まあ今度また来ると思うので、その時に寄ります(笑)

 

・下倉楽器 八王子店

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京王八王子駅〜JR八王子駅に跨る道路にある下倉楽器さんです。

規模的には御茶ノ水のセカンドハウスさんと同等といった感じですかね?

 

アンプの品揃えは普通ですね。

大型アンプは無かった気がします🤔

右下にはかつて小型のリーズナブルなフルチューブアンプと一世を風靡した、Bugera V5があります(^^)

(多分実機を見るのは初めてです( ゚Д゚)

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ヤバいのはエフェクター郡。

この画像は全て中古なんですが、市場にはあまり出回らない物が幾つか見受けられました😆✨

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フェンダーのマルチエフェクター🤠

存在自体知らなかったので驚きです欲しいです(が優先順位は低いですw)
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Mesa Boogie V-Twinも多分初めて見た( ˙ỏ˙ )wao!!‪(ᯅ̈ )/‬

多分人によっては結構見てるのかも知れませんが、僕が御茶ノ水や渋谷新宿を徘徊してた時点では無いです(笑

12AX7を積んだMesaのフロアプリで、見た目通り(笑)Rectifierのようなハイゲインディストーションを目的としたレアアイテムですね。

でもMesaのユーザーの評価は厳しく、レクチの音を期待して買うと肩透かしを食らうとかなんとか(笑)

俺的にはThrottle Box EQと比べてみたいところ(お金があればwww)

因みにコレ専用のACアダプターがRockmanのハーフラックエフェクターにも流用出来るとかで一時話題になりました。

なんか一般のアダプター挿してRockmanの回路焼いたユーザーが多数いたみたいで、この情報で代理店に問い合わせが何件か出たとか(笑

(俺は焼いたことないですが、焼いたら泣くと思う😭)
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その他VOX Conquerorのアンプのプリ部の回路を完全再現したCastledine Magical Mystery Boxがあり(これは密かに欲しいと思ってますw)、中々物欲を刺激するのにエグいアイテムが多かったです(笑

 

・島村楽器 八王子店

こちらは駅ビルの京王八王子ショッピングセンターにある島村楽器さんです。

店舗の雰囲気的には、島村楽器さんです(笑)

ごちゃごちゃしてない、いかにもショピングモールにありますという感じのお店です(^^)

 

まず見つけてきましたヴィンテージアンプのYAMAHA DGシリーズのアンプ!٩(ˊᗜˋ*)و

確か98年くらいに作られたヤツらで、かれこれ20年近く経つフルデジタルのモデリングアンプです!

「20年前のデジタルモデリングなんて、デジタル臭くねーの?」

と思いますが(俺も若干思ってるw)、このシリーズは一般向けではなく、主にスタジオミュージシャン向けに作られた業務用スペックらしく、今の基準を照らし合わせてもかなりクオリティが高いそうです( ゚Д゚)

値段も3万円くらいなので、コレクションがてら財布が若干緩みましたが(笑)、置く場所がないので即却下しました(爆

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壁にはFenderに混じって自社製品のHistoryやCoolzのギターが飾られてます(笑

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小型アンプ見本市。

こちらもラインナップは普通ですね🤔

自社製品のカラフルなLouisアンプが上段にありますね。
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Blackstarの、いかにもアナログソリッドステートなアンプを発見( ゚Д゚)

IDシリーズ、Fly3などのデジタルモデリングか、HTシリーズなどのフルチューブアンプしか知らないので、コレは初めて知りました(^^;;

(ちょっと試してみたいですww)
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・ハードオフ八王子大和田店

最後は(俺の中では)最強の中古楽器専門店、ハードオフ八王子大和田店さんに伺いましたm(_ _)m

以前Guyatone Metal Monsterを買った所がココです( ‘-^ )b

兎に角めちゃくちゃでかい!(笑)

楽器フロアもめちゃくちゃ広いんですが、他のフロアも一応載せておきます(^^)🤘🏼

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Off Houseにある、家具の海(笑

写真だとイマイチ分かりづらいですが、実際はもっと広く、家具平線が見えそうな勢いです(笑

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レコードやCDのフロア。

まるでどこかのレコードショップを連想させるような飾り方ですね(笑

ビートルズやディラン、ELP、サンタナ、トム・ペティなど名盤が並んでます🤔

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大量のオーディオコンポーネント群。

プリメインアンプ、スピーカー、メディアデッキ、ターンテーブル、チューナー何から何まで勢揃い(´,,•﹃ •,,`) 

俺も昔「より良いコンポで音楽を聴きたい」というワガママ(笑)が物欲を支配し、Luxmanとか色々集めました(笑

古いプリメインアンプを使って、ミドルレンジの豊富な味わいのあるサウンドを目指してましたね( ‘-^ )b

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そしてそして。。。お待ちかね楽器コーナー(パフパフニャーニャー🐱🐱🐱🐱🐱)

 

まずは入口からお出迎え、SlayerのKerry KingシグネチャーだったMG10KKです。

確かデザインに彼のタトゥー柄があしらわれてるだけで、スペックはMG10と変わらなかった気がします🤔

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とある日本の大物ギタリストが楽屋で使ってたとかなんとかで有名になったVOXのモデリングアンプ、AD15VT。

Valvetronix技術の黎明期の作品で、後のVT20+が大ヒットしました🤘🏼(^^)🤘🏼
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楽器専門店でもお目にかかれない光景。。。Two-RockとDiezelのツーショット写真💜❤💙💚

方やDumbleクローンとして名を馳せ、もう一方はMarshallの進化系として昨今のモダンハイゲインのシーンを担う両者の組み合わせ。。。SNS用に仕組んだ組み合わせでしょうか(笑)
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そして追い打ちをかけるFenderの名コンボ2種(^o^)/

もうね、この壁だけで夢現な気分ですよ(´TωT`)

因みに右側のTwin Reverbはヒズミ屋さんにエフェクター試奏用のデモ機としてあったやつと多分同機種ですね。
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そんな中、同じエリアに飾られてるコイツを発見(笑

「ようフォトジェニ(^o^)/ベース初心者用セットの時以来だな‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o」

と思いきや、何やらデカールに「by Maison」と書かれてる(笑

「Maison」が何者かは存じ上げませんが、少なくとも名アンプビルダーでは無さそうです(笑

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その他Marshall Lead20やValvestate、JCM800、VOX AC4、Blackstarのフルチューブアンプなどが並び、こんな光景はめったに拝めない、正に眼福と言った所ですね٩(*´ᗜ`)ㅅ(ˊᗜˋ*)وイエー‼
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マルチエフェクターも山のようにあります(笑

店舗の広さを生かした、豊富なラインナップがそそります( -`ω-)b
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ハードオフの試奏コーナーは店員さんに声を掛けずとも、ここに用意されてるエフェクターであれば勝手に弾いてOKという、正に「手ぶらでギターorベース」(笑

気になった商品は、勿論声を掛ければ試奏可能です( ‘-^ )b

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「Rockman PGE-2」の代わりに買おうかな、と思ったYAMAHAのラック式グライコ。

でもコレは完全にミキサーの後段で調整する用で、ギターアンプに繋いだら+4dBという超過大入力で爆音を上げて破壊してくる代物なので止めました(笑

(ペダルの方のDiezel VH4-2の0dBですらとんでもない爆音なので、+4dBなんて想像しただけで恐ろしい😱)
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象さんや、豚鼻や、ビザールなハートギター(笑

アンプ内蔵ギター、1度経験してみたいなと思ってます😊
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リズムマシン郡。

EDM界隈では全てパソコン任せという訳ではなく、こういうヴィンテージでアンティークな機材を使われたりもします( ‘-^ )b

ギターアンプにおいて現在でもモデリングやチューブが混在してるようなものですね。

音作りは「この方式がBEST」というのは全く無いですしね✋(´・ᴗ・` )

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ジャンクコーナーも充実しており、寧ろ聞いたことない珍しい銘柄のアンプはこっちの方が多いです(笑

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そして俺の最大の目的、エフェクターコーナーです٩(ˊᗜˋ*)و

吉祥寺店に比べると少な目ですが、中々な代物にお目にかかれます🧐
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ISO FuzzやSpice(笑)やPuri Puri(笑)で有名なホンダサウンドワークスのFUJIYAMA DRIVE。

新品で販売されてた頃は10万前後という超高額なブティック系のエフェクターでした😱f:id:acidmb:20190220020258j:image

 

なななんとケンタウロス(絵柄無し、銀色筐体)もありました🤩

こちらは最後期のものですね( ‘-^ )b

何れにせよオフ時のバッファードバイパスや、オンにした時のブースターとしての効果は定評があります。
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やはりハードオフさんの商品ラインナップは他社を圧倒し、レア物が物凄いありますね!🤘🏼

多分アメリカの楽器屋レベルの規模だと思います(笑)

特にアンプのラインナップは目を見張るものがあり、(お金があれば)Two-RockとDiezelを抱き合わせ購入したいです(爆

他店も含め、八王子は今後楽器探しの拠点になると思います!*1

サウンドハウス

*1:┌|o^▽^o|┘

20190310 ADA MP-1 Channel Pt.3

今回もMP-1CHの性能比較実験を行いました🤘🏼🤘🏼🤘🏼

ラック版のMP-1自体の知名度は言わずもがななんですが、こちらはイマイチ盛り上がりが無いので、GETした俺がどんどん紐解いて世間に広めようと思ってます(笑

 

・Sansamp Classic

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まずは近い年代に一世風靡したSansampとの比較。

厳密に言えば、MP-1の後にコレのブームが来た感じですかねσ( -ˇ.ˇ-。)ウーン

果たしてどのような違いがあるのか。。。?

で、違いなんですが一目瞭然でした(笑

なんつーか接続先の用途が違う感じでして、MP-1CHはパワーアンプ、Sansampはミキサー直という感じですね。

つまり、MP-1CHはギター用のパワーアンプやスピーカーあっての機材、Sansampはキャビシミュまで搭載した一体型、寧ろミキサーやパワードモニターへ出力する感じで、MP-1CHと比べると明らかに高域が足りないです(笑

それを踏まえて音作りの幅は、色々機能を搭載してるSansampより、各つまみの効き方が強いMP-1CHの方があるように思えます。

Sansampが色々なアンプのシミュレータならば、MP-1CHはEQやゲインで全く違う音の出る1つのプリアンプという感じですね。

歪みの強さはMP-1CHの方が上で、Classicではメタルは出来ません(笑

またMP-1CHと比較してSansampでも軒並みチューブのような丸み、温かみはあるものの、やはり奥まった感じや輪郭、解像度がMP-1CHに比べ低いという印象を受けました。

 

・Suhr Eclipse

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幅広いゲイン幅、幅広いEQ可変幅という事でコイツを持ち出しました(笑

現代の音楽シーンを担う(であろう)Eclipseは果たして80'sの王道に違いを見せつけられるのか?

まず双方全てのつまみが12時で、全く同じ音を奏でました( 'o' )!!!

気持ちMP-1CHの方が音が前に出る感じがしなくも無いですが、そもそもアウトプットの出力が桁違いにEclipseの方があるので、総合的な迫力はEclipseですね。

歪量はEclipseの方がやや上ですが、こちらも僅差です。

EQについては、Eclipseはパッシヴタイプで元のトーンにあまり影響せずに、しかしながら効きの良い可変の仕方をするのに対し、MP-1CHはアクティヴタイプなので大幅にトーンが変わる点が大きな違いです。

Eclipseでメタルは出来ません(笑

またEclipseはSuhrのエフェクターの類に漏れず意図的に低域と高域が削られており、MP-1CHの方がレンジが広いです。

その分Eclipseの方が全体的にタイトな音色で、チューブサチュレーションのようなザラザラ感が無く、滑らかなディストーションという雰囲気もあります。

MP-1CHではEclipseのトーンはほぼ完全に網羅出来、かつ音が前に出る、チューブのようなサチュレーションやコンプ感が味わえるという利点があるので、人によっては完全上位互換と言えなくもないかもしれないです(笑

 

・Bogner Ecstasy Redf:id:acidmb:20190228014118j:image

まだまだ行くよ〜モダンハイゲイン!‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

今度はBogner Redとの比較!(最近ミニ版の方がやたら気になってる今日この頃ですw)

ブティックアンプビルダーのペダルはどんな違いを見せ付けてくれるのか?!🥶

まず双方12時で、Bognerはミドルこんもりのやや篭った音、MP-1CHはシャリシャリという違いが見受けられました。

歪量は一緒です。

しかしEQやトグルスイッチを弄って行くと、Bognerは大型スタックアンプのEL34管をフルクランクさせたような重厚な歪み方が根底にある感じで、MP-1CHの方が低音の重心が低く、また低音の量も上なのでこちらの方が迫力があるかと思いきや、Bognerの方が分厚い歪みという感じです( 'o' )!!!

なんと言うか、MP-1CHの方が低域でも高域でもレンジは勝ってるんですが、ミドルレンジにおける凝縮感、輪郭がBognerの方が上な感じで、これが所謂獅子の咆哮の異名なのかな、と思いました(笑

勿論ミドルのブースト量はMP-1CHの方が断然上なんですが、Bognerと比べると何となく薄っぺらい、奥まったという感じの音に聴こえ、そういった意味でも真空管を一切使ってないBognerのペダルは凄いと思いました🤩

 

・Friedman BE-OD

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お次はやっぱりBE-ODのご登場!✨✨

モダンハイゲインへ昇華させたMarshallの音色はMP-1CHで再現出来るのか?!

まず双方全て12時、MP-1CHのゲイン両方MAXでほぼ同じ音になりました(笑

内部トリマーは相変わらず10時ですが、BE-ODが他のペダルと比べてもゲインが高い証拠です

気持ちBE-ODの方が低音が出て、MP-1CHは高域が強い感じなので、MP-1CH側でBassとMiddleを1時、Presenceを11時位にして更に同じようになりました。

しかしやはり低域における帯域のピークが違うようで、BE-ODの方が重心が低く底から突き上げるような低音、MP-1CHの方がミドルに近いので分厚いと言った感じですね🤘🏼

因みに各EQの効きはMP-1CHの方が強く、Deluxe版をもってしてもやはり多彩な音を出せるのはMP-1CHですね(*>ω<)b

また凄かったのは、BE-ODでもMP-1CHの様なアタック感が得られ、非常にチューブらしさが感じられた点ですね😍

トーン的にはドライなんですが、ピッキングに粘りがあり、これがMP-1CHとそっくりなんですよね(^^)👍

 

・Megalith Delta

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今度はMegalithタソ😍

ハイゲインアンプライクディストーションの新定番と旧定番との一騎打ち!!!⚔️

まず双方つまみは全て12時、Megalithの内部トリマーは3時、ブーストオフで同じ歪量です。

内部トリマーは変えずにブーストオン、Gain 2時くらいでMP-1CHのOD1とOD2がMAXとほぼ同じ歪量ですね。

それを踏まえてトーンを考察すると、Megalithの方が低音が強く、MP-1CHの方が高音がシャリシャリという、Bogner Redと似たような感じになりました。

BE-ODもそんな感じなので、昨今のアンプライクディストーションは低音重視なのが伺えますね🤘🏼

「エフェクターとは思えないくらい低音が出る」というキャッチフレーズが昔流行りましたが、それも今は昔🍵

それを踏まえてMP-1CHとMegalith、両方で幾つかのパターンでトーン作りを行いましたが、ほぼ同じ位音作りの幅が広いという印象を受けました。

ただし、BassとMiddleにおいて明確に違いが出てるので以下に書きます。

まずBassはMegalithの方が重心が低く、DiezelのDeepつまみに近い帯域を扱うので、箱鳴り感が出るのに対し、相対的にMP-1CHはローミッド寄りで音を太くさせる印象です。

Middleに関しては、MegalithではMidつまみで大体1kHz帯、Contourつまみで500Hz帯を操作するのですが、どちらもQがMP-1CHのMiddleに比べ比較的広く、またMP-1CHの方が可変値が高いため、MP-1CHの方がガラリと音色が変わります。

TrebleはMegalithで扱う帯域は丁度MP-1CHのTrebleとPresenceの中間という感じで、MP-1CHほどシャリシャリする感じでもなく、また他のEQと相互作用する感じなので、直感でブーストorカットが出来るMP-1CHの方が使いやすいかなという感じですが、慣れればMP-1CH程ではないにせよかなりエッジの効いた高音を狙えます🤘🏼

総合的には、兎に角低音の出方が全然違う為何とも言えませんが(笑)、迫力はMegalith、守備範囲の広さはMP-1CHという感じでした👍

 

ADA プリアンプ MP-1 Channel 【国内正規輸入品】

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サウンドハウス