Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20220529 BOSS EH-2 Enhancer

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実は買ってました爆

BOSS EH-2 Enhancerです!🤣🤣🤣

きっかけはご存知かと思われます笑

 

EH-2はディスコンですが、つい最近まで楽器屋やリサイクルショップに大量にあり、さほど珍しいものではありませんでした。

普通に使うと効果がイマイチ感じにくいというのもあまり手に取られない理由でした。

しかし今月、とある某B'z研究家の方がエキサイター(位相反転させた波形を追加し意図的にノッチを作るエフェクター)として使える事を見出し、そこから急激に爆売れし、2022年5月現在どこのオンラインショップでも在庫が無い状態となってます😳

俺はどうせ在庫が無くなるだろうと早期に察知し、6000円くらいで入手してました😆✌️

 

インターフェース

Mix、Freq、Sensという特殊なつまみで構成され、Sensには呼応するLEDが別途で付けられてます。

 

まずMixですが、12時で通常のサウンド(ミックス無し)、左のInvの方向に回すと逆位相の波形を付与し、右のNorだと正位相の波形を付与します。

この逆位相の波形を追加する事によって、通常の波形にノッチ(とある帯域の中心周波数が極端に減少する現象、Qは非常に狭い)が発生し、これがRockmanにおけるPhase NotcherやRocktron RX-20のような効果を生み出します。

逆に正位相の波形を追加すれば音圧が上がる変化が起きます。

 

Freqは最も強くエンハンス効果が掛かる中心周波数を決めます。

文字通りLoであれば低い周波数、Hiは高い周波数に集中します。

 

Sensは入力された信号の大小でエンハンス効果が掛かるかどうかを決めるつまみで、左に回し切ると大きな信号のみ、右に回していくにつれて段々小さい信号にも掛かるようになって行きます。

エンハンス効果が効いてる場合は右隣のLEDインジケータが呼応します。

 

鳴らしてみた

今回は色々つまみを弄り回した実験と、Rockmanぽい効き方をする実験を試みました。

まず第一印象としては、「高域の詳細な調整をするペダル」という感じです。

よくあるトレブルブースターとかは、決められた中心周波数のハイミッドとゲインを持ち上げるような効き方ですが、こちらはトレブル〜プレゼンスが大幅に変わるという感じです。

正位相と逆位相では変化に違いがあり、正位相は単純に音が太くなり、逆位相はやはりノッチが発生するのか、やや音が細くなります。

但し音が細くなる代わりに特有の奥行感も出るので、これが2~4基のスピーカーを搭載してるキャビの、位相干渉を再現してるようにも聴こえますね🧐

Freqを弄ると確かにRockmanのPhase NotcherにおけるFreqを弄ってる感じで、キャビシミュにおけるマイクの位置をずらしてるような感じです。

 

あの音

基本的にコレを使う場合、

Rockman→EH-2→EQ→IRなど

となるそうです。

SustainorやDistortion GeneratorはPhase Notcherをオフにして使用し、XPRはポストEQは基本弄らないのでループでもLine OutでもどちらでもOKみたいです。

特にノッチを作れないXPRに絶大な効果を発揮し、Rocktron RX20の代わりに成り得るそうです。

 

総評

確かに世間で言われる「イマイチ効果が分かりづらい」感は、繋ぎ方によってはありますね🥺

特にクリーンサウンドとかだと余計わかりづらいかもしれません。

歪系の後段や、ドライブさせたアンプのループに使うと効果を発揮します🤘

それを加味してハイトレブル(プレゼンス)ブーストや、Rocktron RXシリーズのような位相干渉をシミュレートしたサウンドを構築するなら、このペダルは持ってこいですね✌️

サウンドハウス

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