Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20220509 Source Audio EQ2

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EQを集めまくった結果、遂にハイエンドEQを入手してしまったGuitar Stuffでございます😇

EQと言えば沢山のスライドバーが並んでるグライコや、TC1140のように中心周波数とQ、増減を決めるパライコがあります。

ではこのEQ2は何イコか?というと、

「グライコとパライコの良いとこ取り、オールイコ」

に尽きます🤣

(詳しくは後述)

インターフェース

フロントパネルにはそれぞれ帯域の増減を弄る銀色のつまみ、マスターVolを司る青色LEDのつまみ、4つまでプリセットを保存し、それらを呼び出す押下式スイッチ、そしてフットスイッチで構成されてます。

上部のデジタルパネルには現在有効になってるセッティングが表示されてます。

側面にはインプット1つに対し、アウトプットが2つ搭載されてます。

これはCh1とCh2で個別の設定が出来、それぞれ別々の設定でステレオアウト出来る上、Ch1と2をパラレルミックスしてモノラルで出力も可能となってます。

またMIDIにも対応しており、プリセットした設定を即時呼び出す事も可能です。

電源はアダプターからのみとなっており、BOSS PSA-100などの一般的なエフェクター用のもので動きます。

 

Neuro Desktop App

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このEQ2の醍醐味は、PCやiOS端末、Android端末などで自由度の高い編集が行える点です!🤘✨

専用のNeuroアプリをダウンロード&インストールし、インストールした端末とEQ2をケーブルで繋いで相互リンクすると、EQ2の内部パラメータを操作出来るようになります😳😳😳

で、何が出来るかと言うと、知ってるだけでも

 

・ノイズゲート機能

ロー/ハイエンドの周波数特性の変更(ローならピーキング/シェルビング、ハイならLPF/ピーキング/シェルビング)

独立HPFのオンオフや中心周波数の編集

10バンド全ての中心周波数を、小数点第1位まで任意に変更可能!!←最重要

10バンド全てのQを、0.5~3.0まで0.5刻みで任意に変更可能!

・青色LEDのマスターVolとは別に、プリセット毎にマスターVolを編集可能

 

と、盛り沢山な内容となってます🤪🤪🤪

更に可変値が±18dBと幅広いので、ほぼ全てのギターやベース用グライコペダルの上位互換と成りえます😂

但し自由過ぎるので、中心周波数の値がごちゃごちゃになったりもします笑

例えば左から125、250、500Hzと設定してたのに、次のバンドは50Hzとか出来ちゃったり、逆に22000Hzとかにも出来ちゃったりします🤣🤣🤣

指やマウスで値を入力していくので、逐一確認しないとミスります笑

因みにデフォルトの中心周波数はパネルに印刷されてる値になりますが、このEQ2を買う人は99.99%色々編集すると思われるので、ぶっちゃけ意味が無いですね🤣

 

使用例

このEQはかなり弄れるパラメータがあり、ツイートのようにアナログのキャビシミュ替わりにも使えます✌️✨

似たような機種でアナログ回路のパライコ、Sansamp Q Stripというものがありますが、こちらはLPFとHPFの値が固定で、キャビシミュとして使おうとすると高域がかなり削れた音になるので、EQ2の方に分があります。

デジタルにアレルギーが無ければEQ2は上位互換になり得ます😃

またその拡張性からギターやベースだけでなく、ヴォーカルやその他の楽器などにも使いやすいです👍✨

 

総評

取り敢えず小型のラップトップPCやタブレットなどの端末を持ってて、グライコorパライコに迷ったら迷わずコレという感じです笑

但しコンパクトEQとしては2022年5月現在で36,300円と高めの部類なので、巷にある固定中心周波数のもので自分の欲しい値が無い場合は、コレが唯一無二のアイテムとなり得るでしょう😉✌️

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