前回に引き続き、ST-2の使い勝手について書いていきます。
因みに俺は巷で言われる「BOSS臭い」と言われるトーンの癖?がイマイチよく分からないので、他のペダルとかと比べて、
「ST-2は(他社ペダル)と比べて多少BOSS臭さがありますね(`・ω・´)キリッ」
みたいな事は現時点では書けないですね(笑
(つか俺は比較的糞耳なので、ある程度BOSSペダルを経験しても分からないんじゃないかなと思います(爆)
ただ単に比較した時の印象をコツコツと書いていくのみです☝( ◠‿◠ )☝
まずはアンプとの相性からチェックして行きます。
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で、でたー(ry
まあ定番のパス10でございます(笑
"パス10を制すものは全てを制す"
とはよく言われますが(←言われねーよw)、果たしてST-2の乗り心地はいかがなものか?
因みにクリーンはいつも通りTreble 0、Bass 6となってます。
結果、かなり良い感じに乗りました(b`>▽<´)-bイエーイ☆゛
パス10のODよりもミドルにピークが集中しており、かつ低音も高音も輪郭がはっきりとし、奥行き感がありますね。
ワウ半留めのようなイコライジングはパス10でもMarshallらしいカラッとしたドライブサウンドを奏でてくれます。
但しスピーカーの影響も受けるため、やはりJC-40よりも低音が出ず、また音も細くザクザクとした感じはあります。
逆に言うとザクザクとしたディストーションが好きならパス10みたいな小型のソリッドアンプの方がいいかも知れません(´>ω∂`)
・Peavey Bandit & Backstage
次はまたお馴染みのTranstubeシリーズ。
エフェクターの乗りが軒並み良いアンプですが、果たしてST-2はどうなのか?
次にBackstageですが、こちらはかなり(*>ω<)b
備え付けのODはどうしても籠る音なんですが、クリーンch+ST-2だと音が前に出て、歪がきめ細かくなって滑らかで使いやすくなり、元々ミドルが強めに出るアンプなので美味しい所がグッと出るため、(やっぱw)パス10よりは良いですね。
ただあくまでEQの傾向がやや違うだけで、歪み方はほぼ同じ、ST-2特有のイコライジングによる奥行き感はどちらでも感じられます。
またSoundを左に回し切ったCrunchも良く、相性は抜群です!
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お次はBandit。
こちらはクリーンはVintage、Classic、WarmでST-2を掛けた音と、Banditの歪はModernモードで比較しました。
こちらに関しては俺はBanditのModernモードの歪の方が好みです(^^;;
まずBanditのVintageモードだと高域が強調され、メタルメタルしい音になります(笑
ST-2のCrunchモードでエッジを立たせたい時に打って付けですね。
Classicモードは1番OD chのModernモードに近いですが、ST-2側は低域と高域を意図的に削ってるのか、Modernモードの方がワイドレンジで迫力が有るように感じました。
WarmモードはClassicモードよりも更に低域がやや少なくなり、ミドル〜ハイミッド辺りの帯域が極ブーストされるので、エフェクター臭さみたいな部分が浮き彫りになり相性はあまり宜しくないです(^^;;
Transtube効果でチューブっぽいニュアンス、コンプレッションが強調されるのですが、ST-2に搭載されてるニュアンスと相殺され、やはりミドルの強いディストーションペダルという感じになってしまい、ST-2の良さが殺される感じがします。
JC-40のクリーンと比べた場合、まんまトランジスタクリーンのJC-40の方が天地の差で相性が良く、ST-2もJC-120との相性を念頭に置いて作られてるのかなと思いました。
・BOSS Katana Mini
BOSS×BOSSのコラボ第1弾(*>ω<)b
Katanaのクリーンも中々エフェクターとの相性が良いので早速試しました。
まずKatanaとST-2のCrunchモードを比較した場合、Katanaはミドルにピークが集中しており、ST-2はハイに集中してます。
なので音の抜けはST-2の方が良いですが、Katana自体の歪がきめ細かく、それが折り重なった事による奥行き感で分がありますね。
KatanaのBrownとST-2のDrive〜Ultraでの調整した音では、Brownの方がハイが強めで、更にPresenseが強く高域の倍音成分が豊富で、相対的にST-2の歪が小綺麗に纏まってる印象を受けました。
これは恐らくブラウンサウンドを意識してるのも一因だと思います。
ワイルドに歪ませたければBrown、優等生的な堅実な歪はST-2がいいですね(*>ω<)b
因みにどちらが好きか?と訊かれたら、俺はBrownの方ですd('∀'*)
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続いては「最早ディストーションペダル要らねー(笑)」なアンプとの相性を比べました😁
比べたのはST-2+Mesaのch1のCleanと、ch3のExtremeモードです。
結果、やはりアンプ直の方が低域と超高音が豊富で自然、迫力のあるサウンドになりました。
しかしながらST-2の方がハイが強く、抜けの良さは断然こちらですねd('∀'*)
ExtremeでBass 0、EQオフにして比べてもST-2では低音があまり出てこず、これがやはりエフェクター臭さっぽいものが感じられます。
またプリアンプ、パワーアンプ、スピーカーが全てブギーサウンドを奏でるように最適化されており、ST-2でさえブギーのような音になってしまいます。
具体的にはJC-40に繋いだ時よりもローミッドに重心が移動し、Marshallらしからぬ重厚な音になる感じで、JC-40とはまた違ったテイストが楽しめる一方、Mesaそのものの歪みと比べると、敢えて使う必要が無いんじゃないかなと思いました(笑)
・BOSS eBand JS-10
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最後はBOSS×BOSS第2弾!(笑
JS-10のキャビシミュ+オーディオスピーカーというフェアな条件で果たして違いはあるのか?
という実験を試みました(^o^)/
比べ方としては、ST-2を繋ぐ際はJS-10側はJC-120のモデリングにし、なるべく俺のJC-40の音色に近いクリーンサウンドを作り、対する歪は1959 I+IIが近かったのでそれと、ST-2に使ったJCクリーンのモデリングにGuv'norのディストーションのモデリングを掛けたものを比較しました。
結果、ST-2に似せる音作りをすれば、ほぼ同じような音色を作る事も可能です(^^;;
つまりGT-100でも充分カバーが出来るのでは?という考えもあります(^^;;
「マルチエフェクターは重いし高いし、余計な機能は要らないから、歪だけ欲しい!」
という方にはいいかもしれないです。
単体でクランチからモダンハイゲインまでカバー出来るし、アンプのような太さ、奥行き感も出せるので質実剛健という感じです。
ただ、今回は同じ条件(COSMのJC-120モデリング、キャビシミュ、パワーアンプ、スピーカー)なので、個性が出にくい中での比較なので、サラッとチラ見程度でお願いしますm(__)m
総評として、やはり多少はアンプの影響を受けるもののST-2の個性はちゃんと出ており、安定したクランチ〜ハイゲインディストーションは一律出せます。
しかも特有のイコライジングやデジタル処理をされてるのか、小型アンプでも大型スタックのようなテイストを味わえるのも( ・∀・) イイネ!
やはり4年以上経った現在でもMDPでは無くCOSMでも現行品なのが、高評価の裏付けだと思います。
次回はお待ちかね、Marshall系、ブラウンサウンド系エフェクターとの比較を行います(b`>▽<´)-bイエーイ☆゛