Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20200924 Metal Muffはアンプキラーとなりうるのか?

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以前からMetal Muffは「どんなアンプでもMetal Muffの音が出せる」論を解いてきましたが(笑)、ならば手持ちのアンプで同じような音が出せるのか?という事で早速やってみました٩(ˊᗜˋ*)و

因みに今回のMetal Muffの設定は、よりドンシャリメタル感を出す為、敢えて

「Top Boost ON:Minより少しだけ上げ、Treble 2時、Middle 9時、Bass 1時、Gain 4時」

の設定で試してます。

 

Roland JC-40

ROLAND JC-40 ギターアンプ

ROLAND JC-40 ギターアンプ

  • メディア: エレクトロニクス
 

まずは基準をJC-40に決めました。

動画とかでよく聴ける、オーソドックスなMetal Muffのサウンドです。

僕はEQをTreble 1.5、Middle 6、Bass 3でいつも弾いてますが、リターン接続に一番近い設定がこれかなと思い、この設定を愛用してます(Metal Muffの事を話せw)

他の歪ペダルにも言える事ですが、恐らくJC-40側を全て12時にするとかなりピーキーでジリジリな硬いサウンドになりかねないので、やはり使いやすい音にするためにはEQ調整必至ですね🤔

これを書いてる2020年9月現在では、BOSS Metal Zoneをアンプのリターンに繋ぐとめちゃくちゃ良い音になると言われ、再びプチヒットしましたが、Metal Muffは殆ど変わらないのである意味便利です(笑

 

プリンス電子工業 Piggy

70年代のプリンス電子工業製の小型ソリッドステートアンプであるPiggyの場合、筐体がかなり小さい&奥行きが殆ど無いのでかなりピーキーなサウンドになります。

スピーカーが6.5インチというのもあるんですが、パス10やPeavey Backstageなんかに比べると明らかに箱鳴りによる低音がコレには無いんですよね🤔

それでもザクザクとエッジ感のあるサウンドは健在で、ヘヴィメタルサウンドを全く想定してなかった時代のアンプもそれらしい音にしてくれます🤘😎🤘

 

BOSS Katana Mini

恐らく全体的にチューブのようなウォームになるフィルターが掛かってるのか、スピーカーが小さいにも関わらず上記のアンプに比べまるっとしたサウンドになり、またスピーカーの径以上のレンジ感があります。

それでもMetal Muffのザクザク感は出ており、Katana Mini単体でこのサウンドを出すのは無理です(笑

 

BOSS eBand JS-10

BOSS AUDIO PLAYER with GUITAR EFFECTS eBand JS-10

BOSS AUDIO PLAYER with GUITAR EFFECTS eBand JS-10

  • メディア: エレクトロニクス
 

キャビシミュの掛かったクリーンのアンプタイプ、Natural Cleanで試しましたが、やはりMetal Muffのザクザクとした感じが出てます😎🤘

クリーンのアンプタイプを変えれば違ったキャラが出てくると思いますが、「Metal Muff→フィルター」という感じで、根本的なサウンドは変わらないです(笑

 

YAMAHA MSP-3

YAMAHA パワードモニタースピーカーMSP3 (1本)

YAMAHA パワードモニタースピーカーMSP3 (1本)

  • 発売日: 2001/09/15
  • メディア: エレクトロニクス
 

モニタースピーカーに直で挿して鳴らしてみたところ、やはり他のディストーションペダル同様ファズっぽさが強いサウンドにはなりましたが、それでも元々があの音なので違和感が薄いです(笑

程よく低音も出るのでファズディストーションとして見れば使えなくもないですね😉

 

Rockman XP-100

これもRockmanのプリアンプ(キャビシミュ込)→モニタースピーカーなので、キャビシミュ付きのクリーンのCLN1で鳴らしましたが、やはりRockmanでは出せないザックザクのメタルサウンドが出せました(笑

参考までにXP-100単体で鳴らしてみたので、如何にMetal Muffがザックザクなのかが分かります😆

 

Two-Rock Studio Signature + 112 Oval Back Cab(EVM-12S Speaker)

ソリッドステートアンプに比べると、大分柔らかいサウンドになります。

特に高域が顕著に丸くなってるのと、低音がかなり特徴的なのは恐らくキャビの性質によるものでしょう🧐

メタルサウンドではありますが、ソリッドステートのようなザクザクさがやや足りないかなという印象でした。

しかし音の太さや、ソリッドだとバランスが悪くなる低音が、Two-Rockだと重厚になってるので、必ずしもソリッドがいいという訳では無いです。

因みにInputとReturnですが、Inputが普通だとすると、Returnはやや奥行感が出るという感じで丁度60年代頃のアンプにあった、通常のインプットとトレブルインプットを挿し変えたような感じで殆ど変わらないです(万能説

 

Mesa Boogie Mark V Combo

Two-Rockよりスピーカー(Celestion C90 Blackshadow)がハイゲイン向きなのか、ややMesaっぽさはあるものの、エッジ感があり刺激的なサウンドになりました🤘✨

EQなどを工夫すれば、Mark Vの歪とは違う粗めの歪なので、Rectifier系のサウンドも狙えるかもしれません(笑

InputとRetusnですが、Returnだとかなり高域をロスする感じなので、Mark VだとInputの方が良いかなと思いました。

 

総評

アンプによって多少は左右されますが(特にソリッドステートとチューブ)、Metal Muffによるザックザクなサウンドは普遍です😎🤘

インプットとリターンでの音にさほど差が無いのも強味で、取り敢えずギターアンプさえあれば何処でもメタルサウンドが奏でられます😆👍✨

「EQはミドルスクープさえ出来ればいい」という方は、Small CloneやMemory Toyが一緒に付いてくるTone Tatooなどが安くて便利かもしれません😉

自宅に練習用の小型アンプしかない、という方には是非オススメです!

サウンドハウス  

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