Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20180829 Diezel Herbert Pedal Pt.2

まだまだインターネットでの情報が乏しく、俺みたいなエフェクター狂(笑)でないと人柱になりにくいHerbertですが、今回はパス10とJS-10に繋ぎ、それでもJC-40のようなパフォーマンスが充分引き出せるのか?という実験をしました(^o^)/

 

・VOX Pathfinder 10

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VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10

VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10

 

まずは毎度お馴染みパス10からです(笑)

パス10に拘るのは、安く、殆どの楽器屋に置いてあり、広く知れ渡ってる、小型トランジスタアナログアンプの代名詞的存在なので非常に参考にしやすい点ですね*1

Peavey Backstageでも良いんですが、あれは2018年8月現在国内正規品は入手困難であり、並行輸入も限定的なので敢えて外してます。

歪ペダルの乗りで言えば圧倒的にPeaveyに軍配が上がるんですけどね(爆)

話が逸れましたが、パス10のクリーン設定はGain 1時、Treble 0、Bass 6となってます。

で、Herbertの乗りに関しては、正直微妙でした笑

第一印象はまんまパス10のOD chと一緒で、比較的プリアンプやパワーアンプ、スピーカーの影響が出やすいかなという印象。

しかしながらDiezelが誇る同社のアンプの名前を冠したペダル、パス10の歪よりやはりアドバンテージはあります。

まず歪の粒がきめ細かく、それらが重なって立体的に聴こえ、音の押し出し感が全然違います。

特にミドルレンジ、超高域に歴然とした差があり、Herbertの方が音の抜けが良く、また倍音成分が非常に豊かで音に艶がありますね✨

またピッキング時のチューブライクなコンプレッションも顕在で、指に纒わり付く感じは有機的でクセになるものがあります(^^)

Herbertの歪を聴いた後パス10のOD chを聴くと、なんか人工的といいますか、無機質で味気ない印象です。

大まかな点は似てるので、やはりHerbertはレンジの広さ故に大型のアンプで鳴らして真価を発揮するのかな、と思いました(-。-)y-゜゜゜

 

・BOSS eBand JS-10

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BOSS AUDIO PLAYER with GUITAR EFFECTS eBand JS-10

BOSS AUDIO PLAYER with GUITAR EFFECTS eBand JS-10

 

前回の記事で、JS-10に於ける外部歪ペダル専用のクリーンサウンドをメイキングし、今回それをherbertでは如何なものか?という事でやりました(๑˃̵ᴗ˂̵)

結果、ある意味パス10より宜しくない音となり、ちょっと複雑な気持ちになりました(;^_^A

なんつーか全体的にキャビシミュのようなフィルターが掛かっており、本来Herbertが持ってる歪のバイト感、高域の煌びやかさがスポイルされ、大き目のスピーカーで堪能出来た迫力のある重低音は、サブウーファーの仕様上違和感のある音となってしまいました。

なんつーか、低音は出るのですが「重」という感じではなく、軽いです(笑)

特に、JC-40では「これヤベーよwww(´^q^`)」と半ばジャンキーになりかけるぐらい(笑)クオリティの高い歪み方や分離感、それに伴う立体感や奥行き感が全て失われ、良くも悪くもごく普通の、アンプライクではないフラットなディストーションペダルみたいな音になったのはある意味凄いです(爆)

Power Amp Outputから単体のキャビシミュ+オーディオインターフェースで1度弾いてみたいですね(^^)

 

・Mesa Boogie Mark V Combo

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Mesa Boogie/MARK V 1×12 Combo

Mesa Boogie/MARK V 1×12 Combo

 

おまけでメサのアンプでも試しましたd('∀'*)

インプットに繋いでクリーンで鳴らしたもの(グライコはオフ)と、リターンに繋いで鳴らしたものと両方比べ、Ch3のドライブサウンドと比較してどんな感じなのか?というのを実験しました(^o^)/

結果、やはりC90スピーカーの影響、ロー~ミドルに掛けてメサ特有の癖のようなものは感じられましたが、歪み方やトーンが別物です。

メサ単体の歪はきめ細かく低音が据わってますが、Herbertの低音の方が気持ち高目でMarshallの影が若干ちらつき、歪はワイルドで有機的という印象は顕在でした。

リターン接続だとJC-40の時に比べ高音が抑え気味で篭もりがちですが、12インチスピーカーやパワー管の影響か奥行き感が断然上で、小音量での迫力はメサに繋いだ方に軍配が上がりますね( ‘-^ )b

VH4の時もそうでしたが、Diezelペダルはある程度接続先のアンプに影響は受けるものの、自身のキャラを保ってる部分もあり、そのバランスがDiezelアンプの音を上手くエミュレートしてるのかなと思います。

 

サウンドハウス

*1:PG-10?何それ美味しry