さて今度は激安ギター機材製造のPlaytech社より激安なデジタルディレイです。
紹介するまでも無いですが、コーラス同様オーソドックスなデジタルディレイとなってます。
特に原音・エフェクト音の劣化は無く、忠実に輪郭のあるこだまを返してくれるのでコスパは良いです(^^)
と、思いきや、現在本家(Sound House)では取り扱いが無さそうです(^^;;
コントロールはエフェクトレベル、フィードバック、ディレイタイム、そしてショートとロングの2段階調整となってます。
E. Levelは、帰ってくるこだまの音量調節です。これを小さめにして薄く響かせたり、逆に大きくしてディレイタイムを伸ばして原音とディレイを重ねる技を駆使したり色々出来ますw
F. backは返すこだまの回数を決めます。最大はやった事ないですが、多分発振してとんでもないことになりそう(ーー;)
D. Timeはこだまの鳴る間隔ですが、これは最大400msと800msの2系統のスイッチがあり、400を選ぶとショート〜通常のディレイ、800だとロングディレイになります。
アンビエント的な使い方ならショートにし、エフェクトレベルを少なめにし、ディレイタイムを8〜9時くらいにする事によって、あたかも空間で鳴り響いてるかのような音になります。
まあ、普通のディレイとして使いたいなら800が良いです(^^)
ディレイタイムはお好みで(笑
まず、やはり単体のディレイペダルなので、某ベリンガーのマルチFX600に入ってるディレイより輪郭がはっきりとして機能も豊富です。当然ディレイタイムの設定幅は天と地ほど違います。
アナログディレイ(主にRockman)との違いは、やはりアナログの場合こだまが劣化してエコーのような感じになり空間が広がる印象に対し、デジタルはこだまの輪郭がはっきりしてるので、ショートにするとサイバーチックな奥行き感が出ます(笑
僕はディレイとして使う場合、輪郭のあるディレイが好みでは無いので完全アナログ派ですが、これはこれで奥行き感(立体感)が出るので使い方次第で化けますw
Playtech Super Chorusの後段にショートディレイ設定(フィードバックは2くらい)を繋げて鳴らすと、コーラスでぼやけた音に芯が加わり、擬似的に立体的なコーラスサウンドが得られます。
Rockman SCのLong Chorus(モノラル)を安く簡易的に体験する感じですね(^^)
記事を書いた17年3月時点では廃盤になってるので残念です(><)