今回は昨今大人気で定番化しつつあるアナログディレイ、カーボンコピーの感想を書きます。
巷だともう大体の人がこのディレイを使ってると言っても過言では無いような気がします(笑
確かにアナログディレイとしてはクオリティが非常に高く、かつ手頃な値段なので分からなくも無い気がします。
MXRの自慢の製品ですしね^ - ^
因みに限定版でCarbon Copy Brightというのがありまして、こちらはこだまの高域を強調し輪郭がはっきりしてるものです。
ノーマル版と組み合わせることにより、テープエコーのような複雑なディレイを奏でることも出来ます。
操作はいたってシンプル、Regen(erate)はフィードバック、MIXはエフェクトレベル、Delayはディレイタイムです。
名前は違えど他のディレイと操作はほぼ一緒です。
またMod(ulation)スイッチがあり、こちらはテープエコーのような独特のうねりを加え、コーラスのような効果を作り出すものです。
下部を開けてマイナスドライバーでうねりの速さを調整出来ます。
まずディレイですが、最長600msまで設定出来ます。
わがロックマンのエコーより100ms長く、重ね弾きなども容易です。
またショートディレイも可能で、アナログ独特のこだまの劣化でリバーブのような効果も狙えたり、Modをオンにすれば立体的なコーラス効果も得られます。
Flyrig5のD.L.Aセクションを使わなくてもこれで同等の音を得られ、尚且つアナログという聞こえのいいスペック(笑
Modは特にクリーンにして使うと大変気持ちがよく、巷ではコーラスの代わりに使ってる人もいるとか。
歪に関しては、これを後段繋ぐと若干トーンが変わる気がします。
なんとなく抜けが悪くなるような感じです。
なのでディストーションとかに使う際は、MIXは低めに設定すると良い感じです。
またデジタルディレイと比べると、こだまが若干丸くなる性質があるので、輪郭のあるディレイが欲しければデジタルディレイの方がいいです。