Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20200618 ピック比較実験

最近妙にピックにハマってて、この記事を興しました(笑

というのが、先日楽器店にふらっと立ち寄って、興味本位でピックを幾つか買いまして自宅で試したところ、いつも使ってるJohn Petrruci Jazz IIIより好みな音が出てきたやつがありまして、ピックの魅力に取り憑かれてしまったという感じです(笑

なので井の中の蛙、若しかしたら世の中には凄まじい音を叩き出すピックがあるのかもしれない、という事で、今回は前々から持ってるピックに加え、買い増ししたピックも併せて比較実験を行いました‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

 

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基準としては、

0.5mm以下=シン(Thin)

0.6〜0.7mm=ミディアム

0.8〜1.0mm=ヘヴィ

1.1mm以上=エクストラヘヴィ

となってるようです。

昨今では2mm以上のものが結構出てる反面、0.5mm以下のものは中々見かけないような気がします(俺が興味無いから視界に入ってこないだけか?w)

 

Jim Dunlop ULTEX Jazz III

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巷ではド定番と呼ばれる、ヒトの爪のようなニュアンスを出してくれるウルテックス素材のピック。

音としては、表面のザラつきからか倍音成分が豊富で柔らかめな印象ですね🤔

かと言って輪郭が無いわけでもなく、前述通りオールマイティに使える印象があります。

癖が少なくソフトな音色なので耳に心地よく、またピックではごくごく普通の値段なので、初めて買うならコレが良いですね😊

 

Jim Dunlop FLEX Jazz III 1.35mm

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音色はULTEXに非常に似てますが、表面がツルツルしてるのでほんの少しだけ硬い音かな?という印象です。

ULTEXより輪郭を強調したい場合はこちらが良いかもです👍✨

 

Fender 351 Shape Premium Celluloid Ocean Turquoise Heavy

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Fenderのピックも割と普及してるので、キレイだったコレを買いました(笑

音は良くも悪くもごく普通のピックですね(笑

ティアドロップ型でピックに変な癖やトーンが要らない場合はコレですかね?

(俺的には後述のMaster 8の完全下位互換という感じでしたw)

 

CLAYTON EXOTIC PICKS PICKS (Wedge Wood)

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木で作られたピックです(¥330)

全く撓る気配がないのと、表面が木特有のザラザラ感があり、木なのでピックの中に空洞があり、縁が太いままなので、他のピックとは一線を画す音です(笑

具体的にはアタック時にピックが弦に微妙に引っかかるのでカリカリし、ピック自体が撓らないので低音が出ない、ミクロの単位で沢山ある空洞で独特のウォームなミドルレンジがあり、生音が目立ちやすいです。

ピッキングハーモニクスとか速弾きは非常に困難を極めます(笑

 

Jim Dunlop Tortex Pitch Black 0.73mm

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恐らく大体の楽器屋とかで売られてて、試奏コーナーにも置いてあるピックですね😊

僕は厚みのあるやつが好みなんですが、通常の厚さはこの類のものかと思われます。

音は芯があって厚みが程々に抑えられ、比較的小さ目なのでオールマイティに使えるかなと思います。

 

Jim Dunlop Tortex Pitch Black 0.88mm

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0.73mmのものより芯が薄まり、音の厚み(ミドル)が増した感じで、よりロック向けな印象です。

しかし誤差の範囲なので、やはり試奏して自分に合った方を選ぶのが良いのかなと思います😆👍

 

Jim Dunlop 205 Jazztone

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2.05mmと分厚く、一見HR/HMに最適かなと思ったんですが、先端や縁が丸く、音がまったりと甘くなり、名前通りジャズ向けの音ですね🤣

小さいので小回りが効きやすく、テクニカルなプレーなんかに適してるかなと思います。

 

Jim Dunlop Stubby 3.0mm

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3.0mmと分厚く、先端やその付近の縁はシャープで完全にメタル向けな逸品。

とにかく音が分厚いんですが、Jazztoneと違って音がタイトで刻みやすく、また音も大きいです🤘✨

小さいので速弾きやリフを刻むのにも最適です🤘🤘🤘

 

Jim Dunlop Gator Grip Standard 2.0mm

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楽器屋で物色した中では1番厚みのあったワニ君🐊

音はと言うと、表面が独特のサラサラした触り心地の素材で、ピッキング時にほんのりザリっとしたファジーな成分が加わり、ややタイトさが失われてる印象です。

他のツルツルとしたピックとは違う、柔らかさや味などを付加したい場合に良いかもです😊

 

Ibanez Heavy

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(多分ピックスライドの練習で先端がガギガギになってますwww)

10年前にギターの初心者セットかなんか買った時に、その中に含まれてたっぽいピック(笑

音は0.73mmを全体的にエンハンスした感じで、特に高域がハッキリと出てるので音が際立ってます。

音は比較的タイトですが柔軟性は高いです👍

 

Jim Dunlop Max Grip Jazz III

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HR/HMの定番ピックとして有名なコレですが、同じくHR/HM用として使われるStubbyと比べると、とにかく音がソリッドでザクザク刻めます⚔️

Tortexとほぼ同じサイズなので、そっちに慣れてれば硬さ以外はフィットするかと思われます😆

 

Jim Dunlop XL Series Jazz III

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厚さはMax Gripの方と同じくらいなんですが、サイズ大きいのか篭った様な感じになります。

メタルにも使えますが、やはりタイトに鳴るMax Gripの方が刻みやすいです🤘✨

 

Jim Dunlop John Petrucci Jazz III

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XL Seriesより僅かに小さい程度ですが、弦の当たる部分がシャープでツルツルなので兎に角切れ味抜群でザクザク刻めます🤘

音も全然違い、XL Seriesはミドルが強めなのに対し、JPはスッキリしてフラットな特性になってます。

Max Gripとほぼ同じ音なので、大きさやきめピッキング時の感触で決めるのが良いかなと思いました。

 

Jim Dunlop John Petrucci FLOW PICK

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ピッキングの感触はJP Jazz III、音はXL Seriesのトーンを継承しつつ分離感が良くなってる感じで、激しいリフなどを刻むならJP Jazz IIIの方がいいかも知れません。

ジャズ用ピックとしては非常に優秀なサウンドです👍

 

Jim Dunlop John Petrucci Trinity Pick

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トライアングル型としては小ぶりで取り回しが良いです👍

音はミドルの出方がJP Jazz IIIとFLOW PICKの中間という感じで、FLOW PICKの太さを継承しつつタイトなリフを刻みたい、という(贅沢なw)要求に応えてくれるピックですね(トライアングル型に抵抗が無ければの話だけどw)

 

Ibanez JTC Pick

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2020年6月現在、俺的に一番気に入ってるピック😂🤘👍✨

FLOW PICKの豊富なミドルを活かしつつタイトにした感じで、分離感がめちゃくちゃ良くなったバージョンという感じです🤘✨

分厚く堅牢で、縁や先端が計算され尽くしたシャープさを兼ね揃えてるので、タイトで分厚い音で刻めたり速弾き等に適してますし、逆に豊富なミドルを活かしてジャズなどにも応用出来ます👍✨

お値段は通常のピックの倍くらいですが、ピック自体の相場を考えれば、100円追加してハイクオリティなピッキングニュアンスやサウンドを堪能出来ると考えれば安すぎます(笑

 

Jim Dunlop 486R Heavy

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8年くらい前にランダムで買い漁ったピックの1つ(笑

CDと同じ素材のポリカーボネートを使用してるピックで、独特なアタック音が特徴的です。

具体的にはパコンパコンします(笑

多分ポリカーボネートの素材で絶妙にしなるのと、ツルツルな表面の効果で、この独特のアタック音が鳴るのかなと思います🧐

 

Jim Dunlop 486R Extra Heavy

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Heavyよりも更にパコンパコン度が強烈になってます(笑

8年前にHeavyと同時購入し、一時期コレの音が好き過ぎてボロボロになるまで使いました(笑

こんな感じ⤵︎ ︎

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(因みにボロボロの方はパコン度が急激に下がって丸くてペラペラな音になってますw)

HR/HM系の推奨ピックを使ってて、時折コレに切り替えて弾くと、独特の味があって気分転換になります😊

 

Master 8 Infinix Jazz Type with Hard Grip 1.2mm

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巷では昨今定番になってる、非常に人気のピックメーカー、Master 8 Japanからのピック。

印象としては、JP Jazz IIIがほんの少しザリっとしたタッチになり、低音が「物凄く」出てくる感じです。

兎に角低音の出方がガラリと変わるので迫力のあるサウンドになりますし、ややザラつきはありますがシャープなサウンドは健在なので鞍替えしても遜色ないかと思われます🤘

 

Master 8 Infinix Jazz Type Hard Polish with Rubber Grip 1.2mm

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Hard Gripから進化させたものらしいこちら(笑

音はガラリと変わり、Hard Gripよりも高域が削られてマイルドなサウンドになってます。

ギターサウンドの美味しい部分が聴こえやすくなってる反面、刺激さがスポイルされてるように思えるかもしれません🤔

僕は味のあるPolishの方が好きですが、好みが分かれやすい感じです。

 

Master 8 Infinix-U Jazz Type with Hard Grip 1.2mm

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InfinixにUltemを配合した新商品らしいです😊

音やタッチはHard GripとPolishの中間という感じで一番バランスが良く、俺はこの3つの中では1番好きです👍✨

輪郭があるのでザクザク刻みやすく、かつ美味しいミドルも豊富に含まれてるので扱いやすいです👍✨

 

YAMAHA Soft

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これも初心者セット買った時に付いてきたと思われるが定かではないピック(笑

ソフトなのでかなりペラペラ、どちらかと言うとアコギ向けですね😅

激しいリフを刻もうとしてもガシャガシャとなります(笑

アコギ用としてはごく普通のピックだと思います。

 

Shimokura Fernandes M

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(塗装が経年劣化で剥げてますw)

多分何かを下倉楽器で買った時に付いてきたと思われるピック(笑

(もう昔過ぎて覚えてないwww)

ごく普通のトライアングル型のミディアムピックで、それなりのペラペラ感なのでゲイン落としたオーバードライブや、やはりアコギとの相性が良いです。

勿論HR/HMには使えません!(爆

刻もうとすればペラペラで、ピッキングハーモニクスはやりづらく、大き目のトライアングル型ピックに1.2mm以上があまり無いのも頷けます(V-Pick?あれはまた別w)

 

Jim Dunlop Tokyo Pedal Summit 2019 0.6mm

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東京ペダルサミットの記念品🤘✨

Fernandesよりも柔らかいので恐らくソフトタイプのピックと思われます。

音はやはりニュアンスが出やすいので、ゲインの低いエフェクターやアンプとの相性が良いです。

 

Garrison Guitars

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名前からして中々怪しいピックですが(笑)、硬さはFernandesのやつと同等なので恐らくミディアムでしょう🤔

後にググってみたら、どうやら99年にカナダで設立された会社らしく、07年にGibsonに買収された模様です。

大きさも全く同じなんですが、こちらの方がエッジ感がほんの少しだけ出てる気がします。

(素材か着色料の違いかな?🤔🤔🤔)

 

Custom Try 0.71mm

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ほぼミディアムスケールの平均的厚さを持ってるので、音の厚みとペチペチとしたエッジ感を兼ね揃えてるバランス型という感じです。

冒頭のPitch Black 0.73mmとほぼ同じ厚さですが、ほんの僅かに薄いのと面積が広いのでミドルが出やすくなってます。

 

Jim Dunlop 483C Steve Vai Medium

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Steve Vaiのシグネチャーピックで、厚さや大きさは↑のCustom Tryのやつとほぼ同じで、音も非常によく似ているのですが、Custom Tryの方が気持ち低音が出るかな?という感じです。

 

Jim Dunlop 424C Slipknot Jim Root 1.0mm

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SlipknotのJim Rootのシグネチャーピックで、素材の質感は恐らくSteve Vaiのものと同じかと思われます。

厚さが1mm (ハード)なのでこちらの方が刻めると思いきや、Vaiのものよりやや大きいのでしなります(笑

刻むならコレよりJP Jazz IIIやMaster 8の1.0〜1.2mmの方が断然良いです🤘✨

 

Big-West Creation Cu

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最初(8〜9年前)に手に入れたCu(銅)の金属ピックです☺️💭

音はウルテムやナイロンなど高分子化合物の素材に比べるとよく滑り、金属的なジャリっとしたような倍音が出て柔らかいサウンドとなってます。

硬貨とかで弾くサウンドに似ており、それがティアドロップ型になって弾きやすくなったという感じです😊

 

Big-West Creation Bs

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Bs(真鍮)で作られたピックで、基本的に金属ピックの特徴は踏まえてますが、Cuに比べるとローミッドがボコっと出てきて音が太くなり、エッジ感が薄れた感じです。

 

Big-West Creation Al

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Al(アルミニウム)で作られたピックで、CuやBsより明るいサウンドで音に輪郭があり、普通のピックと金属ピックの中間みたいな感触です。

 

Big-West Creation SUS

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SUS(ステンレス)製のピックで、Alよりやや柔らかいアタック音で、ハイミッドが強調されたような印象です。

Bsとは対称的な音ですね😊

 

Big-West Creation Ti

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Ti(チタン)製のピックで、音としてはSUSとCuの中間という感じです。

適度な硬さとミドルレンジを持つバランス型ですね🤔

 

因みにピックを音の性質で並べると↓みたいな感じになります。

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左に行くほど輪郭が強調され、音が高域寄りになり、右は甘いニュアンスでローミッドがきゃうちょうされます。

 

Apex Pro Excel 1.0mm

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長野の工房で作られてる、マンドリン用のピックをギター用に昇華させたもので、TOTOのSteve Lukatherもこれと同型のものを使用してる事で有名です。

Jazz IIIより小さく、それによって速弾きやピッキングハーモニクスを出すのに適しており、ヘヴィに該当する1mmの厚さのみラインナップされていて、この1mmが弾き方において絶妙なコントロールを可能にしてます。

素材がセルロイドとあまりピックでは用いられないものを使用しており、これが指に吸い付く感じや、他の同サイズのピックとは違う分離感を担ってるのかなと推測してます。

総じて弾きやすく、俺的にはJTCと同じくらい好きですね😆👍✨

 

V-Picks Insanity 11.85mm

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高級ピックとして有名らしいV-Picksの最上位モデル、Insanity。

アクリル製の非常に硬い素材と、驚異の11.85mmという石のような分厚さで、しなるという事は全く無いです(笑

まるで石をそのままピックとして使ってる感じが否めませんw

音はと言うと、独特の倍音が出てるのか普通に弦を弾いた音に加え、まるでナットとペグの間の弦を弾いてるような、ポロンという金属的な音も聴こえます。

ハイゲインで歪ませた場合、より倍音成分が目立ち、輪郭が失われ、まるでファズを弾いてるような感触です(笑

なのでロックとかよりも、単音を聴かせるブルースやカントリー、ブルーグラス向けかなと思いました🧐

 

総評

やはりピックによって弾き心地は当然変わりますが、音もかなり変わりますね。

「何か低音が足りないな〜」

とか

「もっとマイルドな音が良いなぁ」

って時に、気分転換にピックを変えるのもいいのかなと思います(安いですし♪)

 

個人的には

1. Ibanez JTC

2. Apex Pro Excel

3. Master 8 Infinix-U 1.2mm

4. Jim Dunlop JP Jazz III

5. Master 8 Infinix Rubber

という感じで順位が付いてます👍✨

因みに思ったのが、Craytonの木のピックとV-Picks Insanityは異端過ぎて手に余りました(爆

サウンドハウス  

DJI

20200520 Rockman XP-100a

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(下の方です😆✌️)

 

アンプのmngは先日のPiggy以来、約1ヶ月ぶり?となります。

しかしそんなことはどうでも良くなるぐらい(笑)の重鎮アンプを思い切って(ローン込でw)買いました🤘✨

 

Rockman XP-100aです!(最&高🐬🏖🐠☀️🐳🍹🌴)

Rockmanの中では所謂「XPシリーズ」に属するもので、ご存知の方も多いと思われますが「XP-100」の後継機種です。

XPシリーズはXPRが1989年に開発が始まり、91年に50W+50Wのパワーアンプと2×6.5" Pyle Driverスピーカーを積んだXP-100、同じく50W+50Wのパワーアンプに2×12" Celestion(型番不明)スピーカーを積んだXP-212、50W+50Wのパワーアンプだけを積んだSuperheadなどの拡張された製品を一気に展開しました(エコータイムはXPRより若干縮んでる)

XPR自体はバージョンの明記無しに回路のマイナーチェンジが幾度と繰り返され、個体によって音が違ってくるという現象が度々報告されてきましたが(笑)、今回「a」表記が付いたあたり、比較的大きめな改良が施されたと推測してます。

「a」の付く製品はXPRaとコレのみで、制作時期は1991年。

XPシリーズが作られてたのも91年。

つまり「a」シリーズが付いた製品は91年の極僅かな時期にしか製作されてない事が伺えます。

因みに巷での「a」の評価としては、XPR系統に比べ「高域が弱い」「歪みが弱い」などの意見が散見されます🧐

 

インターフェース

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基本的にはXP-100と同じですが、おさらいとして書いていきます✍

 

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因みにXP-100はこちらです(色が濃い)

 

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XPRはこんな感じ(雰囲気は一番カッコイイ😎)

 

Sustain

文字通りサスティン調整。。。と思いきや、Rockmanシリーズでのこのセクションは歪量やコンプレッション調整など、トーンの根幹に関わる部分になってますm9っ`Д´)

さしずめ

「コンプレッサー+インプットゲイン」

と書くと分かりやすいですね(こんなにセクションが小さいですがw)

0、8、16、24と数字が振られてますが、(中の回路も適当なので)気にしないで音作りの指標として使うのが良いでしょう(笑

 

Clean/Dist Range

プリアンプセクションで、プリEQとクリーン、クランチ、ディストーションなどをこのセクションで決めます。

 

まずEQですが、プリアンプの前段で調整するEQで、Bass、1.8kHz、Trebleの3バンドを+10dB、+5dB、±0dB、-5dB、-10dBの5段階で調整します。

プリEQなので全体の雰囲気を調整するという感じで、後述のPost EQでガッツリ音を作りこんだ後、最終的な傾向をこのセクションで決めるという感じですかね🤔

MIDIによってコントロールされるので、微調整が出来ないのが玉に瑕です(が、エフェクトループがあるので外部EQを持ってくればOK😆)

 

プリアンプは詳しく明記がされていませんが、SustainorやX100で言うと、

赤色LED・・・DIST(上下でゲイン量が違います)

黄色LED・・・上がEDGEで下がSEMI CLN

緑色LED・・・上がCLN1で下がCLN2

となってます。

またDIST2種に関してはCLN1とミックス出来るモードも存在し、計8種類のプリアンプが搭載されてます(ミックスは恐らくAUTO CLNモードの再現と思われます)。

全体的には、やはり噂通りXPR系統よりギラついた高域が抑えられ、ゲインもほんの若干抑えられてます。

ただゲインに関しては誤差レベルなので、そこまで抑えられてるという感じでは無いです👍✨

その代わりミドルレンジが大幅に追加された印象で、原点回帰したような感じを受けました(俺は「a」シリーズの方が好みです😊🤘✨)

 

まずDISTですが、往年のRockmanの歪がXPシリーズで洗練され、より現代的な歪になった印象です。

上はやはり一番歪み、厚みもあって使い勝手は抜群です🤘😡🤘✨

しかし下も捨て難く、分離感や奥行きがあってニュアンスが伝わりやすく、サスティンやゲインも充分あるので、兎に角奥行感や空気感が欲しければこっちですね🤔

 

EDGEはリズムやバッキングに最適なクランチですが、Rockman系統でクランチを作ろうとすると癖が強くて使いづらい印象がありますね(笑

クランチはチューブアンプが自然にサチュレートしたような音が好まれる傾向にあるので、Rockmanだとコンプ感が強いのと音が兎に角硬いです(笑

SEMI CLNはCLN1に若干ミドルレンジを加えて歪ませたような感じで、こちらも使い勝手は微妙です(笑

Sustainセクションを下げてジャジーなミドル強めのクリーンサウンドを狙ったりするのが良いかもです😅

 

CLN1はお馴染み高域がキラキラしたクリーンで、Rockmanのフィルターをガッツリ通ってるのでディストーションと似たような成分のミドルもあります。

完全に単体で使用する為のクリーンなので、他社のディストーションペダルとかの乗りは最悪ですが(笑)、ディストーションだけでなくクリーンとしてもRockman特有の唯一無二で煌びやかで美しいサウンドとなってます✨

CLN2はRockmanのフィルターを通してない、アコースティックギターのサウンドをシミュレートしたクリーンで、フラットなレスポンスのスピーカーの特性を一番生かせるのでは?と思ってます👍✨

これも他社のアンプでは出せないような煌びやかさを持っており、CLN1よりレンジが広くギターアンプ感が薄いので、よりニュアンスを拾い易いサウンドとなってます。

因みにディストーションペダルとかの乗りは(ry

 

改めて振り返ってみましたが、やはりRockmanはディストーションもクリーンも独特の色を持っており、他の追随を許さないクオリティだと改めて気付かされました😊

黄色LEDモードも手を加えれば、Rockmanのフィルターが通ってるので良いサウンドになるかも?と考えてます🧐

 

Loop

エフェクトループのオンオフをこのボタンで行えます(少な!

 

Chorus

マルチエフェクターなのにBBD MN3007を使ってる、今では大変豪華なアナログコーラスで(笑)、ステレオとモノラルを選択可能となってます。

こちらもオフを含む6段階調整が可能で、単にダブラー効果を狙って揺れを無くしたSTOPの他、SLOW、NORM、FAST、XFSTの順に揺れ(一般的なコーラスのRateとかSweep Speed)が速くなっていくプリセット式のコーラスを選択出来るようになってます。

深さ(Depth)やエフェクトレベルは固定です。

このコーラスも中々使い勝手は良く、単体のStereo ChorusやStereo Chorus/Delayみたいな個性の強いものではありませんが、透明感や立体感があってデジタルコーラスでは出せないサウンドだと思います(Marshall MG-15FX、Roland JC-40内蔵コーラス比)

モノラルだと音が中央に寄り、ステレオだと横に広がる印象で、出力先によって使い分けができるのもGood👍✨

 

Echo/Reverb

こちらも(貴重な)BBD3007を使った空間系セクションですが、正直目立つセクションでは無いです(笑

まずEchoモードですが、左は20、60、140、220で、右は30、80、160、220(恐らく単位はms、ミリ秒)と左右でエコータイムが異なってます。

アナログディレイでこの方式を採用してるとなると、2つのディレイセクションを個別に設けて組み込んでると思われますが、ディレイタイムが最大でも220msなのと、フィードバックが左右それぞれ1回のみなので弱いです(笑

ただ、やはりアナログディレイ独特の温かみのある音なので、デジタルのくっきりしたディレイや、アナログシミュのディレイとはやはり違う味わいのあるサウンドになってます😅

またディレイタイムを下げてスラップバックディレイとして使えば、Stereo ChorusのLong Chorusモードのような立体感が出せます👍✨

 

リバーブはX100のエコーエフェクトのような効かせ方をしたリバーブシミュという感じで、REVB1はシリアル、REVB2はパラレルミックスという感じです。

原音をぼやけさせて幻想的な感じを出したければREVB1、原音をくっきりとさせたければREVB2が良いかなと思いました🧐

 

Output EQ & VOL

所謂ポストEQと呼ばれるセクションで、プリアンプの後段に来てる、ガッツリとサウンドキャラクターを決めるセクションになってます🤘😡🤘

扱える帯域は150Hz、500Hz、1kHz、2kHz、5kHzの5バンドで、+8dB、+6dB、+4dB、+2dB、±0dB、-2dB、-4dB、-6dB、-8dBの9段階でプリセットが出来ます。

150Hz・・・一般的な低域に属しますが、Qが広めなので上げると若干ぼやけますが、同時にウォームな感じが出ます👍✨

Diezel VH4のBassつまみみたいな効き方ですね🤔

500Hz・・・Rockmanシリーズのキモとなる帯域で、上げるとガッツリ美味しいミドルが出てきますが同時に籠りやすくなります(笑

下げるとRockmanらしさが薄れて若干Marshallぽさが顔を出すので、ここでキャラクターが大きく変わります😆✌️✨

1kHz・・・500Hzがガッツリとキャラクターを変えるのに対し、こちらは全体的なミドルの押し出し感を調整する感じで、古いRockman(無印とかX100)などを再現するならココを若干上げるとそんな雰囲気が出たり、逆に下げてハイファイな音を狙ったりと、500Hzとはまた違った使い方が出来ます👍✨

2kHz・・・俗に言うハイミッドで、全体的なサウンドの明るさの調整という感じです。

他社の一般的なディストーションペダルでRockmanぽいサウンドを再現する場合は、後段にMXRの10バンドEQを持ってきて500Hzと4kHzをブースト、2kHzをカットするとそれっぽいサウンドになりますが、元々切られてるRockmanの場合だと、ここを切るとモコモコしがちなので、明るさ調整で微調整に使うのが個人的には良いかなと思いました🧐

因みに500Hzをカットしてココを上げるとMarshall感が増します👍✨

5kHz・・・トレブルに属す帯域で、一般的な4kHzより高い帯域を扱ってます。

つまりどうなるかと言うと、メタリックでキンキンな感じになります(笑

ただ、Rockmanのプリアンプやフィルターによって低域と高域はザックリとカットされてるので、エッジの強いメタルサウンドとかは出ません(笑

「Rockmanの範疇で」エッジ感のあるサウンドが出せます👍✨

VoL・・・全体的なレベルを最終調整します。

ここだけ+6dB、+4.5dB、+3dB、+1.5dB、±0dB、-1.5dB、-3dB、-4.5dB、-6dBの値の違う9段階でのプリセット式となってます(がRockmanシリーズは値が適当なので、これも参考程度ですねwww)

 

参考までに、後段に5バンドEQを持ってきてるMesa Boogie Mark Vの場合、80Hz、240Hz、750Hz、2200Hz、6600Hzとなっており、XPシリーズが如何にミドルレンジに帯域を集中させてるかが伺えます🧐

 

Master Out

Line Outは「Output EQ & VOL」セクションまでが適用されますが、それ以降はこちらのセクションも込み込みで適用されます。

このセクションのみスライダーとDIPスイッチのアナログ機構が適用されてる稀有なセクションとなってます。

Treble・・・明記はされてませんが、かなり高い帯域を狭いQで調整する感じで、ここでキャラクターがガラリと変わります。

一見小さいスライダーですが、±dB値の振り幅大きく、使う場合は微調整が必要です🤔

Bass・・・こちらもTrebleと同様、±dBの振り幅が大きくQの狭い重低音の調整という感じで、上げれば6.5"スピーカーらしからぬ臨場感が味わえる低音が出てきます(笑

自宅でライブ感覚を味わいたければココを上げると良いかもです😎👍✨

VOL・・・文字通り音量調整ですが、0でもしっかり音が出ます(おいw

Sustainorもそうですが、Rockmanシリーズは音量を0にしても音が出てくるので、アンプのリターンに挿す場合は注意が必要です⚠️⚠️⚠️

ステレオアウトなので、Volスライダーは2つあります(因みにこのVolスライダーの部品は希少価値が高いので、丁寧に扱いましょう😅)

Power Range・・・アッテネータの役割で、HIがフル出力、LOが半分の出力(つまり25W+25W)、Phones Onlyがヘッドホン専用になってスピーカーから音が出なくなります。

自宅ではLOにしてVOLスライダーを0にすると使いやすいです。

ではHIにしてVOL最大にし、ライブハウスなどで使えるか?というと、6.5"カーステレオスピーカーでは音が割れるので(笑)、パワーアンプ部までを使用し、別途スピーカーキャビを用意した方が良いかもです😅

 

XPR系統と比べて正直どうなの?

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これはぶっちゃけ完全に好みの問題です(笑

指標としては、

XPR系統・・・高域や歪量が多く、90年代のビーイング系などをやるにはコレ一択。

XPRa系統・・・歪や高域がいい塩梅で抑えられ、ミドルが強めでBOSTONや80年代の産業ロックはこちらが有利。

という感じです🧐

特に高域の変化は顕著で、メタリックな感じのXPR系統に比べると、XPRaではBOSTONさながらのマイルドになってます。

ノイズに関しては改善されたと散見されますが、同じくらいです(笑

 

しかしながら、XPR系統でも中のパーツが色々違ってたりして音が結構違ったりするので、大まかな音はXPRですが、よくよく考察してみると違いがあったりするかと思われます😊

 

総評

言わずもがな、Rockmanの音でした(笑

Rockmanの音が好きな人には堪らない逸品ですね👍✨

XPR系統よりハーフラックモジュールな印象が強く、自宅でBOSTONやりたければXP-100aですね😆✌️✨

しかし製造された時期がごく短期間で世界に50台未満しかなく、約30年経った現在では極めて入手困難なアンプです😅

因みにレア度で言うと

1位・・・Superhead (10台未満)

2位・・・ステージヘッド類(各10台)

3位・・・Sustainor REV.19&20(併せて13台)

4位・・・XP-212 、Pro Bass Preamp(20台未満)

5位・・・PA500(パワーアンプ)、XP-100a、Dual Remote Loop(50台未満)

となってます🧐

Rockman自体が入手困難な現在で、コレが手に入ったのは奇跡ですね✨😂✨

という事で、今回はおさらいも含めて記事を書きました🙇‍♂️

サウンドハウス  

DJI

20200517 YAMAHA FX-550 Pt.4

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暫くmngしない予定(仮)なので、引き続きFX-550にプリセットされてるサウンドを考察していきます😂

 

Erotic Harmony

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説明書を読む限り、多分Dream TheaterのJohn Petrucciのギターサウンドかと思われます。

で、どこで出てくる音かと言うと、恐らくImages And WordsのPull Me Underの中間のソロの音がそうかも?と思いましたが、なんか違うので断定は出来ません(笑

むしろハーモナイザーの掛かってないMesa Boogieアンプ直のサウンドの方が印象に残ってます😅

何れにせよ(シフター系の例に盛れず)使いづらい音なので、効果的に使う以外は流用は難しいですね😅

 

Brick Wall

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Pink FloydのAnother Brick In The Wallの後半のソロパートのディストーションサウンドと思われますが、これは中々似てますね👍✨

オケに混ざれば遜色無いサウンドが出せるかと思われます。

余計なモジュレーションが掛かっておらず、コンプも切られてるので他のロックやハードロック系の楽曲にも流用出来そうです😆✌️

 

Single Coil

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(シングルコイルのギターを持ってないので)説明書にイラついてレスポールで弾きました(笑

500Hzがやや持ち上がった、全体的にフラットなディストーションという感じですね😆✌️✨

歪も平坦で味気ない感じなので、シングルコイルだと変わるんじゃないかな?と思いました😊

(つまりハムバッカーだと個性の出ない、しょぼいディストーションだというwww)

 

Universal
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上のSingle Coilと似てますが、歪量を抑えてよりミドルレンジ(Qは広め)を強化したものという感じです(多分説明書通りニュアンスを出しやすくするため?)

 

Strut-crunch

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これもシングルコイル用。

ハムだと音が篭もりまくり、ジャズ用としてみても音がぼやけて使えないですね(笑

 

Breakdown

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コレ単体の歪はどうしてもペラペラなので、70〜80年代の汎用ディストーションエフェクター(ARIA ADT-1)と比べてみましたが、正直ADT-1+FX-550の空間系の方が断然音が良いです(笑

80年代のポップミュージックに最適な音とすればシンセとの相性が重要視されるので、シンセを活かすフラットであまり主張しないディストーションなのかも知れません(シンセと相性が良いと言われてるRockmanは。。。?!)

 

Clipper

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上記のBreakdownの高域をブーストして音が前に出るようになり、音の輪郭も際立ち使いやすくなったような感じですね(少な😳

 

New Fuse

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Clipperをよりハイゲインにし、ミドルを盛って、より使いやすくなってる感じです👍✨

(つまりBreakdown→Clipper→New Fuseとだんだん使いやすくなってる。。。つまり上二つは要らない子😓)

 

LA Luck

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レスポールで強めのピッキングで弾くことを勧められてるプリセットですが、それ以前にモコモコするような低域が出てきてて高域が弱く、全体的に篭った感じのトーンです🤔

(シングルコイルのギターの方が良い気がする。。。)

 

Sky High

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Eric Johnsonのトーンらしいですが、ミドル強めなディストーションに、揺れが遅くて深いコーラスと、エフェクトレベルの高いパラレルミックスされてるディレイとリバーブが加わり、残響を活かしたプリセットとなってます。

パワーコードより単音のロングトーン向けな感じですね🤔

 

次回もまったりと感想でも書いていきます😅

サウンドハウス

DJI

20200513 YAMAHA FX-550 Pt.3

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今回もまたFX-550に入ってるシミュを個人的な解釈で考察していきたいと思います٩(ˊᗜˋ*)و

 

Over-flow

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「何しろ重い感じの強力なディストーション」とありますが、如何せんこのマルチのディストーションは(Input GainをMAXにしても)弱く、帯域の上と下がガッツリ削られてるので、低音は出てはいますが無理矢理感があってルーズな感じ、ゲインは昨今のペダルと比べれば相対的に低いですね🤔

またコーラスとディレイ、リバーブに重きを置いていて、普通のディストーション(Marshall系)に強めのステレオ効果を掛けてます。

 

Beads

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「B'zの個性的なディストーション・サウンドです。これまた、メロディアスなフレーズに良さそう!!」(原文ママ)

みたいに書かれてますが、全然違います!

この機器が造られた90年代のB'zのサウンドは主にRockmanを主軸に、各種機材(Rocktron RX20とかTC1140など)を用いて作られてますが、このプリセットにそんな感じ(特にRockman感)は微塵も無く、前回の記事の「Boston Bag」より酷いです(笑

(多分これ、B'zファンが弾いたら激怒するレベルw)

半ば強引に弁護すれば、フロントPUでソロなどを弾く時はなんとな〜く似てるような気がしなくもないですが、やっぱ似てませんね(爆

あの頃(90年代初頭)の機材は今と違って技術がそんなに発達してないから、何となく似せてアーティスト名を出しちゃえば売れると思ってたのかなと思われます🤔

(でもプロユース用と思われるハーフラックエフェクターの説明書で、そんな謳い文句を書いても大丈夫だったのか疑問が残る🤔🤔

これはもし叶うなら、「然るべき場所」に送って試してもらいたい気持ちがあります😏✌️

 

/ Metal

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Metallicaのサウンドですが、これもかなり違います😓

やはり上と下が削られてるのが特にこの手のサウンドには響き、ザクザク刻むには柔らかすぎます。

別途EQを弄って似させても、元々がアレなので難しいですね(笑

(彼らが当時使ってたMesa Boogie Mark IVの音とは完全に別物、低音がそもそもFX-550はブーミーなので全然違います)

 

All Paul

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名前からじゃ全然想像付きませんが(笑)、Fender Black Face系ですね。

Dumbleに何となく近い感じもありますが、帯域が削られてるのでダイナミックレンジでは無いです(笑

「アメリカ南部のビールとバーボンが似合いそうな音です。」と説明文にありますが(想像出来ねーよ!🤬)、70〜80年代のJ-POP、J-Rockとかにも使えるようなサウンドにも感じました。

 

Gritty Blue

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適度にエッジ感のある、エフェクターライクなディストーションという感じで、スラップバックディレイで奥行き感出してます。

レンジが狭いので、多分DS-1とか一般的なディストーションの方が使いやすいかもです😅

 

True Blue

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ステレオピッチシフターで左右に分け、殆ど揺らさずディレイ音も極小なクランチですねw

奥行感がありますが、これはスラップバックディレイによるものです。

素朴なフェンダー系のクランチサウンド狙いなら良いかもですが、マルチエフェクターでわざわざ作る音でもないような気がします(笑

 

Rapid Fire

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Allan Holdsworthの音のシミュレートですが、凡そ2kHz辺りが持ち上がってそれより上のトレブルレンジがカットされたディストーションです🤔

歪みはあまり強くなく、リフ刻むには丸すぎなのもあり、専ら空間系を活かしたソロパート向けのトーンです。

 

Double Fatigue

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同じくAllan Holdsworthのシミュで、ディストーション部分は上のRapid Fireと同じ、ハーモナイザーのキー2度上げを追加したサウンドになってます(ので超使いづらいですw)

リフは当然、単音でもかなり不協和音なので(笑)、飛び道具的な使い方やシューゲイザー向けですね😅

 

One Heart

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キー4度下げを追加したTrevor Rabinのギターサウンドのシミュらしいですが、寧ろYESの曲、Lonely Heartの終盤のギターソロの部分の音とかなり限定的です(笑

イントロのリフももっとエッジが効いてて、ピッチシフター切っても似てないですね😅

但し彼のソロ名義のギターサウンドにおいては、ピッチシフターだけOFFにすればそれなりに似てます。

 

May Queen

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QueenのBrian Mayのサウンドとの事ですが、これもKeep Yourself Aliveとかで聴けるハーモナイザー付きの音ですね。

これも限定的な意味では似てますが、A Night At The Opera以降の楽曲ではハーモナイザーの存在は薄く、寧ろトップブースト付きのミドルモリモリAC30ディストーションのシミュを作った方が良かったかも?と思いました🤔

 

総評

「特徴のある一部の曲」に限定すればそれなりに似てますが、そのアーティスト全体の曲でどうなのか?と言われたらやはり難しいものがありますね(笑

特にハーモナイザーを使用したサウンドにおいては使い回しが困難ですね(使い回さないかw)

特徴の薄いプリセットにおいては、恐らくキャビシミュ噛ませてDAWに突っ込めば、ヴィンテージアンプの再現なんか出来るのかなと思いました🤔

因みに一番酷いと思ったのはBeadsのプリセットで、マジでどの楽曲のギターサウンドなのかさえも分かりません(爆

5150期のサウンドに近いものがありますが、コレが発売された当時('92)はRockman全盛で、5150は全くシステムに入ってなかったと思われます。

なのでRockmanのサウンドを再現してるのかな?と思いましたが、「5150とRockmanは似てるの?」って話になります(勿論全く似てませんwww)

 

次回もゆるりと試していきます😅🤘

サウンドハウス

DJI

20200509 YAMAHA FX-550 Pt.2

前前々回買ったコイツですが、はてさて90年代初頭のマルチエフェクター黎明期のデジタルディストーションによるプリセットパッチは如何なものか?という事で早速考察してみました!🤘✨

(俺がコレを買った目的はまさにそれ😉)

 

Van-tage

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MXR EVH5150 OVERDRIVE

MXR EVH5150 OVERDRIVE

  • メディア: エレクトロニクス
 

rakuten:aikyoku-bargain-center:10053776:detail

Van Halenのギターサウンドのモデリングで、5150辺りの音をシミュしてる感じです。

ミドルゲインのやや粗めな歪で、大元の有機的な歪み方を再現してるのかなと思われます。

MXR 5150 ODと比べたんですが、ウォームさを意識してるのか特定の帯域からのローエンドとハイエンドがカットされている点で違和感があり、またSAGやサチュレーション感などは無いためエフェクターライクな歪が拭えないです(笑

モジュレーションに関しては、ピッチシフターに揺れを追加してお馴染みのフェイザー効果が適用されてます。

 

Big

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Mr. Bigのギターサウンドのシミュで、2kHz帯のハイミッドがやや盛り上がってるディストーションです。

大元の柔らかめで抜け感の強いディストーションは軒並み再現されており、コーラスもいい塩梅で効いてます👍✨

元々がラインっぽい音なので、これは中々良い感じに再現されてますね😊🤘✨

 

Extreme

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同名のバンドの再現ですが、これはかなり良いです!🤘✨

しかし本物の方はMarshallアンプのバイト感がガッツリ出てるんですが、こちらはチューブでは無いのでスポイルされて平坦な感じが否めません(笑

オケに混ざれば、ピッキングの食いつき感以外は良い感じに聴こえます😊👍✨

 

Sizzler

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何のモデリングかは不明ですが、シングルコイルでニュアンスが出やすいディストーションだそうです(適当

ハムで弾きましたが(おい😡)、恐らくMarshallに繋いだRAT2だと思います。

うちのRATに近いトーンやニュアンスで、かつファジーさが丸くなってミドルがやや盛り上がった滑らかなディストーションなので、特徴を踏まえるとRAT2になりました(笑

 

Doctor V

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Michael Schenkerの「Doctor Doctor」のギターサウンドをモチーフにしたと思われるパッチで、ややザラつきのあるディストーションです。

これもトーンに関しては概ね同じような感じで、ニュアンスなどに重きを置かなければセッションで使えそうです😊👍✨

 

More & More

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Gary Mooreの恐らく「Still Got The Blues」をモチーフにしたサウンドですが、こちらはトーンは似通っているものの、ブルース系のギターサウンドはピッキングの強弱やチューブアンプのニュアンスが大いに活かされ、またドラムやベースなどのリズムは抑えてギターソロを聴かせる楽曲が多いので、強弱やニュアンスが出にくいデジタルだとやはり薄っぺらい印象です。

 

Boston Bag

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🤯全然似てません(終)😡

。。。と締めくくるのもアレなので(笑)概要を書いていくと、セルフタイトルのアルバム「BOSTON」からの「More Than A Feeling」や、80年以降の機材である「Rockman X100」と比べた場合、ピッキング時のコンプ感が全くなっておらず、ただファジーな歪にダブラー(デチューン)やアナログディレイを乗せただけという感じです😡🤯🤬

肝心の「2kHz帯を狭めのQで削る」ようなイコライジングもされておらず、例えるならRATかなんかに同じモジュレーションを乗せても同じような音になるかなという感じです(ので許せないですね😡👎👎)

Boston、特にRockmanにおいてはコンプレッションが非常に重要で、アタック時の強烈なゴンゴン感、SAGやサチュレーション、ファズ感のないキッチリとしたタイトなニュアンスが例の独特の病みつきになる特徴で、またコンプレッサーがゲイン調整も兼ねてるので、FX-550のようにただ単に「コンプ+ディストーション+ポストEQ」では似ないのは至極当然と言えます。

またモジュレーションに関しても、Rockmanはステレオ出力だと左右で独特の揺らし方をした、正逆位相合成と空間合成を駆使した「アナログコーラス」で、鳴らせばやはり丸みを帯びたような効果の他、独特の広がりや奥行をごく自然に再現してるのに対し(しかもあのX100でです)、FX-550のプリセットは揺れ無しの、単にピッチを左右でごく僅かにずらし、ショートディレイで右のディレイタイムを㍉秒単位で遅らせただけの単純なデチューンエフェクトで、元々Bostonが目指してた「ダブラー」効果は出てはいますが、音が固く、滑らかさがスポイルされてます。

ディレイに関しても単なる「ローパスフィルタを通したデジタルディレイ+リバーブ」です🤔

(Stereo Echoと決して比べてはいけない!)

総じてちょっと肩透かしで、「Boston風だけどかなりエグいモジュレーションが掛かったディストーション」を堪能したければ。。。同じく中古で出回ってるBOSS OD-20と勝負という感じです🤔🤔🤔

 

Saturation

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Joe Satriani先生のサウンドをモチーフにしたディストーションなので、早速Satchuratorと比べてみました🤘

歪の質に関してはSatchuratorの方がきめ細かで使いやすくモダンな感じ、Saturationは粗く硬質ですね🤔

トーンに関してもSatchuratorの方が低域も高域も出るのでより迫力があり、完全に上位互換。。。というのは早計というもの(笑

Saturationにセットされてる空間系を双方に掛けた場合、Satchuratorの方は歪の主張が強く、コーラスやディレイの感じが出てるのは(相棒の)Saturationです。

但し勝てない歪の質を空間系で補ってる感がありますねw

 

Tight Wire

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「指で弾くことをお薦めする」プリセットらしいです(笑

ニュアンスが出やすいようにコンプ感は薄くアタックは強めな感じですね🤔

ただゲインも強めなので、アルペジオとかは向かないです。

Def LeppardのPhotographのイントロのフレーズがなんか近い感じは出ます(が、あちらは全てピックで弾いてますw)

 

Voodoo Haze

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名前通りJimi Hendrixの初期の音をモデリングしたらしいんですが、あの荒々しい歪は得られないです😓

ゲインも本人より弱く、ファズでも無く、普通のディレイが掛かったディストーションという感じですね🤔

ヴィンテージ系の音色のファズペダル(オススメはJim Dunlop Jimi Hendrix Fuzz Face)買った方が断然近い音が出ます(笑

 

次回は11〜20のパッチの感想を書いていきます🤘✨

サウンドハウス

DJI

20200505 Dimebag Pedal考察

前回最後のパズルのピースが揃ったので、ここはやらざるを得ないと思い、早速Dimebag氏のサウンド研究を行いました🤘✨

(後半、比較実験の感想を書きますが、1つの結果は目に見えてますwww)

 

MMV × ブースター編

まずはMMVの独特の癖を改善すべく、以下のブースターを使って実験してみました😆🤘✨

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Sick As Overdrive

Sick Asの場合、MMV側のGainは1時くらいまで下げ、Sick AsのGainを9〜10時くらいまで上げてゲインミックスした方が良い感じにチューブサチュレーション感が出てるような気がします。

それを踏まえやはりSick Asの効果か、歪全体に艶感が出て明瞭になるようなブーストが出来ました😊👍✨

BassとTrebleの効きも良く、特にスポイルされがちな低音をある程度補えるのもGood!😉

 

Precision Drive

こちらはMMVのGainをMAXより若干下げ、PDはGain 0で、ほぼMMVでゲインを稼ぐやり方が良いです。

しかしながら、このPDに関してはあまり相性は良くないです😓

元々ソリッドな歪のMMVに、硬さやハイトレブルを強調するAttackやBrightのつまみが余計に硬さを強調し、またMMVの強みである重低音がAttackの程度によってカットされるので薄っぺらくなります(笑

 

SD-1

BOSS Super OverDrive  SD-1

BOSS Super OverDrive SD-1

  • メディア: エレクトロニクス
 

SD-1に関しては、正直無難にブーストしてるという感じでした。

トーンに殆ど干渉せずブーストさせる場合は、安価で手に入りやすいコレがオススメです😊👍

MMV側のGainは2時くらいが良い感じですね🤔

Toneつまみはやや効きが良い方で、下げれば低音がルーズになり、上げればハイミッドが持ち上がるので、好みに応じて使い分けるか、デフォの12時に固定がいいかなと思いました。

 

TS9

Ibanez Tubescreamer TS9

Ibanez Tubescreamer TS9

  • メディア: エレクトロニクス
 

個人的に一番良かったのはコレ、TS9!🤘😊🤘✨

ゲインブーストすると共に、MMVでは圧倒的に足りないミドルを補って、ただでさえぶっといトーンのMMVの太さを更に強調してくれます👍✨

MMV側のGainはSick As同様1時位にし、TS9はVol MAXのGain 0でOKです٩(ˊᗜˋ*)و

Toneは殆ど影響が無く、どちらかに振り切ってもさほど変わらないので、微調整に使えます(笑

 

Sick AsとTS9がこの中では特に相性が良く、特にTS9に関しては派生系のペダルが星の数ほどあるので、どれか持ってれば代用出来るので便利ですね(笑

 

DIME Distortionテコ入れ編

続いてはDIMEで行きたいと思います(笑

コレに関しては改善の余地があるので、定番から応用まで色々やってみました🤘✨

 

SD-1 + MXR 6band EQ

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[rakuten:n-aegis:10037724:detail]

[rakuten:premiumgt:10001575:detail]

まずはOla Englund氏が試してたものの一部を纏めて繋げました(笑

多分スライダーやつまみの位置は動画と同じになってます😉

結果、尖ってた800Hz帯のミドルレンジがある程度抑えられ、SD-1のブースト効果で密度の濃いマイルドな感じの歪にはなりました。

しかし6band EQを見ても分かるように、絶対的にミドルレンジに集中しており、これだと歪が飽和して音が潰れたりハウります(笑

SD-1を切ればある程度改善されますが、それだとあの安っぽい歪(笑)になりますね😓

両方同時がけはオススメ出来ません(笑

 

その他ブースター編

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(写真汚くてサーセン😆)

今回は上記のブースターを使ってDIMEをブーストしてみました🤘✨

まず言えることは、全体的にはブーストをしない時よりも歪がきめ細かくなって密度が高くなってます。

ブースターの効果は抜群と言えるでしょう👍✨

 

TS9

Ibanez Tubescreamer TS9

Ibanez Tubescreamer TS9

  • メディア: エレクトロニクス
 

[rakuten:shibuya-ikebe:10100521:detail]

元々上と下がガッツリ削られ気味なDIMEに使うと、更にレンジが狭くなったような気がします(笑

Dimebag氏のトーンの再現にミドルレンジはあまりブーストしたくないのもあり、相性はそこまで良くないです。

但し、氏の使ってた6band EQでは800Hz帯を中心にブーストしてたので、一概にミドルスクープするという訳でもないようです(DIMEにはミドルスクープスイッチが付いてるけどね😅)

 

Sick As Overdrive

やはりSick As側のGainを9時くらいまで上げる必要がありますが、歪の分離感が良く、フラットなトーンでブーストしてくれるので良さげな感じです👍✨

特にTrebleつまみを上げると、DIMEではスポイルされ気味な箇所の高域を増幅してくれ、明るさや抜けの良さを改善してくれるので非常に使いやすいです😉👍✨

逆にBassつまみは上げるとブーミーにるので12時のまま弄らない方が良いです(笑

 

FOCUS-NX

[rakuten:miyajimusic:10057463:detail]

これも音に艶を与え、無難にブーストしてくれるので扱いやすいです👍

こちらもVolだとヘッドルームが高いのでGainつまみによってゲインブーストを行います。

またColorの1と2を上手く調整すれば、DIMEでは得られない抜けの良いミドルレンジのブーストが出来るのもGood🤘✨

ただCompressionつまみに関しては、何度も述べてる通りDIMEはトーンの上と下が削られてるので、つまみを上げると更に丸くなって迫力が消え失せるので、ダイナミックレンジに補正する0に合わせておくのが良いです。

 

Precision Drive

コレに関しては他と毛色が異なり、MMV同様低域を削るので、いっそ高域寄りにしてDjent用のサウンドにすると良い感じですね(笑

歪に立体感が加わり、低域が更にタイトになるので、備え付けの強烈なノイズゲート掛けてザクザク刻むのがオススメです🤘✨

 

個人的にはSick Asが、素直なブースト、高域調整、音そのものをエンハンスしてくれる感じで1番良かったです!😉🤘✨

 

各種Dimebagペダル考察

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「Dimebagトーンを再現するならこれらだ!」

という偏見で自分なりに集めてみました(爆

(本当は買いたくもなかったMXR DIMEを買ったのは、この企画をやりたかったからですwww)

個人的なDimebag氏のトーンは、

・兎に角ドンシャリ(Damageplan期はややマイルド)

・ピッキング時のアタックが硬質(特にCowboy From Hell〜Far Beyond Driven期)

・立ち上がりが非常に速い(特にVulgar Display of Power)

という風に思ってます🤘😎🤘✨

広義の意味なら適当なメタルディストーション系のペダルを持ってくればそれなりな音が出せますが(BOSS ML-2とか安い、(手に入るのが)早い、ハイクオリティの三拍子で隙無し👍✨)、やはり彼のサウンドを模した、若しくはより近いと思われるペダルを使いたかったので、上記のペダルを選択しました。

 

Randall RG-OD

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最初に選んだのはコレ。

やはりDimebag氏がWarheadのアンプを使ってたので、その会社からの製品は期待大です!

そしてその期待通り、写真のような設定にするとまんま彼の音が出てきました!😆🤘✨

JC-40でもFucking Hostileとかの楽曲をそっくりそのまんまな音で再現し、非の打ち所が無いです😉

補足すると、Chはゲインブーストモード(青色LED)、押下式スイッチは全てONにしてます。

特に全盛期のVulgar〜Far Beyond辺りのギターサウンドは鉄板ですので、それらの音が、歪のキャラやトーン含めて簡単に出せるコレは非常にオススメです!

 

EHX Metal Muff

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[rakuten:chuya-online:10157971:detail]

二番手に付けたのは、やはり古くから(俺の中で)定評だったコイツ😊✌️

なんと言うか、ミドル削ればドンシャリメタルサウンドのお手本みたいなペダルなので、Panteraとかも類に漏れず再現出来てしまった感はあります(笑

因みに補足すると、Top BoostはONにし、Boostつまみを少しだけ上げ、OFFの時に気になった鼻詰まり感のあるミドルレンジを相殺してます。

トーンはDimebag氏に似た感じのが作れるんですが、歪のキャラがBig Muff由来のきめ細かで且つファジーで、RG-ODに比べるとちょっと柔らかいかな?と思いました。

しかし他のメタル系の曲をやるなら断然こっちの方が使いやすいので、持ってても損は無いでしょう(笑

 

KRANK Distortus Maximus MMV

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Damageplan期の音はコレがいい感じです。

ドンシャリ系ペダルにカテゴライズされてますが上記2点には遠く及ばず、どうEQを弄ってもミドルレンジが相対的に強めです。

なのでやはりFucking〜みたいな非常に攻撃的なサウンドは難しく、後期のややマイルドなサウンドをやるのに適してる感じです。

高域は良い感じでエッジ感があり、低音もガッツリ出るので迫力を醸し出し、やや弱めな歪をカバーしてる感じです😉✨

 

Apex Preamp

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Ola Englund先生はDimebagのトーンを再現するペダルとして大絶賛してましたが、正直コレ単体だとミドルが強過ぎるし、歪もSAGやサチュレーション感がかなり出てるので、ソリッドステートアンプのような硬質なニュアンスは出ません😅

しかしTightスイッチによるローエンドのカットや3-Stageノイズゲートなどの各種強烈なギミックにより、別途EQやブースターなどが必要になりますが(Ola先生もSeymour Duncan Power Stageの3バンドEQを活用してました)、上手くハマればチューブの質感が付加された、上品な彼のトーンが再現出来るかもしれませんね👍✨

 

Megalith Delta

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[rakuten:premiumgt:10008954:detail]

コレの場合、初期のサウンドをやるにはどうしても柔らかい感じになってしまうので、Damageplan期のサウンドを狙うなら良いかもです😉✌️

Contour 0、Middle 0みたいに極端にミドルレンジを削るとMarshall的な質感になりがちなので、TrebleとBassも含めて相互的に弄り、金属的な質感を狙おうとすると上みたいになります(それでもかなり柔らかく汎用性の高いハイゲインチューブアンプという感じです)。

低音がかなり重心が下の重低音を司るので、効かせ過ぎるとダルダルになりがちですが、微調整で迫力のある低音を効かせたリフを刻めます🤘✨

 

🤛越えられない壁🔥

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[rakuten:ceracore:10000138:detail]

一種の試練ですな🤔

 

MXR DIME Distortion DD-11

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[rakuten:guitarplanet:10002512:detail]

某動画を見てdisりたくなったとかそういう意図は全く無いんですが(笑)、普通に買って試して余りにも他のペダルと比べて酷い出来だったので書き殴りますねw

このブログの主旨は3年前から書いてますが、買ったペダルに関しては良い点も悪い点もそのまま書くのでご容赦くださいませ😈🤘✨

このペダルは他と比べると、ドンシャリサウンドを狙ったとしてもミドルがかなり出る上、何度も書いてますがローエンドとハイエンドがざっくり削られてキャビシミュが掛かったと思わされるくらいなので、余計にミドル(特に尖った800Hz)が目立ちます😓

特にRG-ODとかMetal Muffを弾いた後でコレを使うとあからさまにモッコモコな感じで、ApexやMegalithなどを弾いた後でも高域がまるっとしてて迫力がスポイルされてる感じがしました😅

ミドルスクープスイッチを使っても上記の通り帯域の削りのせいで焼け石に水、ゲインブースターなどで何とかカバーすれば多少はマシになりますが、だったら他のペダルを使った方が(コスパ的にBOSS ML-2マジでオススメ👍✨)良いです😅

BOSS Metal Core ML-2

BOSS Metal Core ML-2

  • メディア: エレクトロニクス
 

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最早、

「Dimebag氏のシグネチャーの権利を法的に獲得して適当に作った何か」

という感じが拭えないですね(昔ファミコンが流行った頃、各種メディアの版権を何ふり構わず獲得して無理やりソフトを制作・販売してた時期があったみたいだけど、それと似てますな。。。「アンキモ、アンキモ、アンキモ!」とかねw)

 

総評

Youtubeの動画を鵜呑みにして「コレはダメだ」というのもアレなので実際に試しましたが、やはりダメなものはダメという事が分かり、ある意味満足してます(笑

また今回の実験により、Sick As OverdriveがDimebag氏のサウンドに近づけるためのブースターとして優秀だと言うことも分かりました🤘✨

 

彼のトーンは未だに熱望されてる人も多く、あの伝説のソリッドステートアンプ、Randall WARHEADから繰り出される立ち上がりの速い超攻撃的なサウンドは、同じくソリッドステートのRockmanと対局の位置にあって魅力的です😍

(だからソリッドステートアンプがチューブより好きな理由でもありますw)

サウンドハウス

20200502 MXR DIME Distortion DD-11

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前回のKRANK Distortus Maximusに引き続き、(金銭的に)困難な狩猟してきたペダル、DIME Distortion(以下DIME)です!

このディストーション、もうあからさまで分かりやすいとは思いますが(笑)、かの故Dimebag Darrel氏の活躍してた時期、若しくは彼が最終的に望んだとされるサウンドをMXRが(見事に)再現したペダルとなっております。

このペダルが発売される大分前に彼は亡くなってるので、恐らく知的財産・名義等の権利を所有してる関係者と契約してシグネチャーとして出たと思われます🧐🔎

(RandallやKRANKがDimebag氏のシグネチャーモデルのアンプやエフェクターを出せないのはこれか?🤔🤔🤔)

このペダルに施されてる迷彩柄はDimebag氏のお気に入りの柄で、彼のWashburnギターの一部シグネチャーに使われたりしてます。

 

インターフェース

左からInput (Volume)、Bass、Middle、Treble、Gainと、筐体の大きさも含めて同社の5150 ODに良く似たものとなってます。

また後述しますが、左端に「一v一」というEQカーブの絵が描かれた、小さい押下式スイッチが付いてます。

電源は18Vオンリーで、電池駆動は不可となってます(ちな9Vだとノイズや音痩せが酷いです😅)

 

ゲインやトーンなど

まずゲインですが、正直MAXにしても歪は強くないです🤔

また歪の粒が大まかで密度が薄いという感じもあります。

単体だとちょっと物足りないので、ブースターが欲しいなと思いました。

また全体的にハイ/ローエンドがカットされており(特に高域に関してはかなり低い帯域からカットされ気味)、ここでも迫力が薄くなってる気がしました。

(寧ろ削り過ぎてキャビシミュのフィルターでも通してるのか?と疑う程でしたが、パワードモニターでは安定のギターらしくないザラザラサウンドが出たのである意味安心www)

 

トーンに関しては、EQ全て12時でドンシャリと言うよりフラット気味、かつ「800Hz」辺りが狭いQで尖って出てるな、という印象です。

これがかなり曲者で、BassとMiddleのEQの増減でここも変に強調されたりするので、両方下げて(特にMiddle)、氏のトーンを再現するのが良いかなと思いました。

EQは全てアクティブタイプで、12時を基準にブースト or カットが行われますが、音量の増減が各EQセクションで全く違い、また一部のEQはパラメトリック効果みたいなものもあります😓

またVolに関しては最悪な事に「Min」にしても音が出ており、後述のBassとMiddle、アンプのVolの位置によっては「Min」でも爆音が出てくるので要注意!😡⚠️

 

Bassはこれの位置で音量が極端に変わります😳

Vol下げ目でもココを3時くらいまで上げると、場合によってはかなり音がでかくなったり逆もまた然りなので、自分のトーンを作るならVolも考慮に入れるのがいいかなと思いました。

またどうやら低音のEQの周波数帯が変わるみたいで、位置によってドシッと腰が据わったり、ヴィンテージスピーカーのような軽い感じの低音になったりします

(ヘヴィにしたければ11より下げ目が個人的には良かったです😉)

 

Middleは上で述べた通り800Hz帯の増減で、上げると鼻詰まり感がめっちゃ出てきます(笑

「70〜80年代HRサウンドを狙おう!٩(ˊᗜˋ*)و」

なんて気軽に言えないQの狭さで、近い音と言えばDeacyアンプを使ったBrian Mayのギターサウンドですが、そもそも歪の質自体がハイエンドを極端にカットされてるものなので、あのトランジスタ独特のジリジリ感が出ないので無理です(笑

なので基本ガッツリ0までカットして、好みで少しずつ上げて微調整がやりやすいです😅

またこちらも音量に深く関わるので、設定の度にVolも見直す必要があります。

 

Trebleは凡そ3〜4kHz辺りを司り、ここの位置によっては痛い800Hzを軽減出来る箇所です😅

音量はあまり上下せず、積極的に音作りが出来る唯一の箇所でもあります(笑

Trebleを上げれば800Hz帯の癖を緩和出来ますが、個人的にはそれよりもBassとMiddleをかなり絞って800Hzも軽減させ、Trebleも絞って

「ハイエンドがカットされて変なキンキン感が出る高域」

を軽減するのに回した方が良さげでした(笑

 

Mid Scoopスイッチ

上で述べた「一v一」のスイッチですが、これを押下するとミドルが0になり、低域と高域が上がります。

これも曲者で(笑)、元々ローエンドとハイエンドがガッツリ削られた状態なので違和感があり、またEQ自体にも帯域がズレたり、変な箇所が上がったり下がったりする癖があるので、

「ココを上げて単純にドンシャリサウンドを作るぞ😆🤘✨」

なんて単純な事は出来ません(笑

(俺も含めw)人によってはココを押下した後もEQ弄りを要求されると思われます😅

 

総評

ハイエンドとローエンドが削られてる、歪自体が弱い、800Hzが狭いQで尖ってる、EQの効き方が各所で変な癖があるしVolにも影響する、ボードに組み込むにはやや使いづらい18V駆動と、Dimebag氏云々の前にかなり厳しいディストーションだと思いました(笑

(POSのようにw)ネタとして扱うには「Dimebag Darrel」氏の名前が燦然と輝いててそうも行かないですし、逆に彼のドンシャリメタルサウンドを狙うなら他のペダル使った方が絶対に近道になります(笑

(DIMEより安いもので言うと、BOSS MT-2(w)、ML-2、EHX Metal Muffは磐石、それどころか同社のFullbore Metalや、何ならBehringer Ultra Metal UM-300の方が断然近いですねw)

 

次回は各Dimebagトーンを模したペダルを比べてみたいと思います🤘😡🤘✨

サウンドハウス