Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20190407 Bogner Ecstasy Red Mini Pt.2

さてさて、Bogner Ecstasy Redも小さくなり、歪の量が大幅に増し、トーンも一般大衆向けに扱いやすいものとなったので、技量を図るべく早速他のペダルと比較してみたいと思います(*Ü*)ノ"✮

 

Suhr Riot Reloaded

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Suhr Riot Reloadedギターエフェクター

Suhr Riot Reloadedギターエフェクター

 

通常版と何となく似てたので比べました(笑

まず歪量はRiot側でVoiceスイッチの右側(LED)で同じくらいになります。

(個人的には真ん中のシリコンダイオードが好きです✧٩(ˊωˋ*)و✧)

歪の性質についてですが、Riotの方でLEDモードにするとエッジ感が出てBogner Miniに似て、シリコンにすると巻き弦のプルン感が出て通常版に似る感じですね。

全体的なトーンが違い、Riotの方がロー〜500Hz辺りまでのローミッドが豊富で、ミニ版はローが少なく、ミドルは750Hzから調整出来、ハイが出るので、

Riot=重厚なサウンド

Bogner Mini=全体的に明るいサウンド

という感じです。

個人的には扱いやすいのがBogner Mini、よりチューブアンプの雰囲気をトランジスタアンプでも味わえるのがRiotかなと思いました。

 

Friedman BE-OD

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FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

 

(狙ったのかどうかは分かりませんがw)丁度同じ日にBE-OD Deluxeが発売されましたので比較せざるを得ませんでした(確信犯

 

写真だとミニ版のつまみはバラバラですが、実験時はVol以外全て12時、Middle Frequencyは1kHz、トグルスイッチは「variac OFF」「gain +」で「pre eq」を色々変えて比較してみました(^^)

 

まず言える事は、ミニ版は通常版よりかなりBE-ODに近いトーンにチューニングされてるという事です。

ぶっちゃけBE-ODの亜種?というくらい両者が似てます(笑

BE-ODの方が歪がきめ細かく滑らか、低音から高音までバランス良く出力するのに対し、Bogner Miniは少し歪み方が荒々しくバイト感があり、BE-ODよりはミドルに集中してる音という感じです。

個人的にはどちらも甲乙つけがたいものがありますが、人に勧めるならBE-ODかな?w

またBogner Miniのpre eqは「B1」モードが近いですね🤔

これを踏まえてBogner Miniはやはり個性が若干失われたのかな?と思いました。

 

MXR 5150 Overdrive

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MXR EVH5150 OVERDRIVE

MXR EVH5150 OVERDRIVE

 

続いてはやはり似た系統のコレ笑

BE-ODと5150ODは似て非なるものですが、Bognerの進化版ならどうなんでしょうか?٩(ˊᗜˋ*)و

 

まず全て12時の状態で、BE-ODの時と同じくらい似通ってました(^o^)/

5150ODの方がBE-ODよりバイト感があるので、よりBogner Miniに似てると言えるでしょう🤘🏼

5150 ODの低音の出方は、どちらかと言うとBogner MiniよりBE-OD寄りです。

Bognerのpre eqを「B1」にした状態で、Bassを3時くらいまで上げ、Trebleを11時くらいに若干下げると、ほぼ同じ音になります笑

(背面のトリマーは相変わらず1kHz)

BE-ODの時もそうなんですが、やはりBogner Miniはかなりブラウンサウンド系のエフェクターに似せてきた感があり、Bogner特有のミドルレンジやシルキーさが失われているような気がしなくもないです(^^;;

 

BOSS Katana Mini

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本日のラストはこちら、久し振りのご登場です🔪🔪🔪Katana Mini🔪🔪🔪

同じミニ同士としてどちらが優れてるのか?!

 

結果、やはりBogner Miniの方が全体的に優れてると思いました(笑

レンジの広さ、音の分離感や解像度、音圧全てにおいてBrown chを圧倒してます🤘🏼(^o^)🤘🏼

歪み方や大まかなトーンは大体同じなので、Bogner Miniもブラウンサウンドと言えるでしょう🤔

強いてBrown chを擁護するなら、音の解像度がBogner Miniに比べて低い為、ぼやけた感じが大型アンプの空気感を再現してなくもないかな?という感じです(笑

Bogner Miniの方が音が整い過ぎてるとも言えますね(-。-)y-゜゜゜

Brown chは結構ブティックペダルに対しても善戦してたので、そう考えるとBogner Miniはブラウンサウンド系のペダルとして非常に優れてるのかなと思いました(^^)

 

総評

今回はブラウンサウンド系のアンプやエフェクター中心に比較してみました。

先のRiotとの比較で分かったんですが、やはりBogner MiniはBE-ODや5150 OD寄りですね🧐

明らかに通常版やBurnleyとは違う音です。

個人的にはちょっと個性が薄れたかな?という思いがありますが、歪量は増えたし、ハイエンドがよりオープンになったので扱いやすくなったとも言えます。

 

次回はその他ハイゲインディストーションと比べていきたいと思います(まだやるのか!!?(っ'-' )╮ =͟͟͞͞💣💥_(´ཫ`* _)⌒)_

サウンドハウス

20190404 Bogner Ecstasy Red Mini

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Bogner ECSTASY RED - MINI ギターエフェクター

Bogner ECSTASY RED - MINI ギターエフェクター

 

最近好調なペースでペダルをゲットしまくっております(っ'-' )╮ =͟͟͞͞◒

(次買うペダルも決めましたwww)

やっぱりペダルジャンキーになると中々抜け出せないものがありますね(笑

昨今のはアンプ並か、製品によっては凌駕するペダルもあるし、何より手頃な大きさ(値段とは書いてないw)なのでつい集めたくなるんですよね(*>ω<)b

しかもビジュアル面でも並べると面白いものがあります٩(ˊᗜˋ*)و

 

Bogner Ecstasy Red Miniです!🤘🏼(^^)🤘🏼

2018年のNAMMショーで初めて公開され、その年の11月にBlueと共にリリースされたBognerの新商品でございます(*Ü*)ノ"✮

元々のEcstasyシリーズがブースト付きでちょっと大き目の筐体だった為、サイズダウンしペダルボードに入れやすくしたものとなります。

またレギュラー版からサウンドにチューニングが施され、機能なども色々差別化を図られており、「Mini」と付いてますが実質別物でもあります。

因みにコレと全く同じ日にFriedman BE-OD Deluxeも発売され、両者のいがみ合いが続いてる感じです(ง🔥Д🔥)ง

Friedman:レギュラーからデラックス化

Bogner:レギュラーからミニ化

とレギュラーから相反するベクトルの製品をリリースしたのは興味深いです🤔

 

インターフェースや見た目など

見た目や質感は、レギュラー版より全体的にかなりチープな感じになってます(爆

筐体がかなり軽くなっており、またフットスイッチも高級なカーリング製から、軽い押し心地のものになってます。

色合いもレギュラー版はメタリックレッドという感じなんですが、こちらは「赤」って感じです(笑

電源は9Vアダプターのみとなっておりますが、BOSS PSA-100はなんと刺さりません!(笑

なので別のアダプターを使うか、PSAを使うならマルチケーブル等を挟めば接続出来ます(^^)

 

インターフェースは、つまみに関してはGain、Vol、Bass、Middle、Trebleとレギュラー版と同じです。

トグルスイッチはvariac、pre eq、gainと、若干簡略化されてます。

また筐体裏側に精密ドライバーで回せる、Mid Frequencyが付いており、これでMiddleつまみの帯域を750Hz〜3.5kHzの間で変える事が出来ます。

 

Ecstasy Redと比べてどうなの?

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恐らく単体でどうこう書くより、比較した感想を書いた方が分かりやすいかな、と思います(笑

 

まず歪量は通常版よりも大幅に増えてます(^^)🤘🏼

「Ecstasy単体だと、付属のゲインブースター使ってもイマイチ歪まないんだよな。。。」

と俺も思ってましたが、ミニ版はgainトグルスイッチのマイナスで通常版のブースター(Gain MAX)含めたゲインフルテン位歪みます(笑

なのでプラスの方向に倒せばブースター無しでハイゲインサウンドが手に入ります(*>ω<)b

 

全体的なトーンは、通常版がロー〜ミドルに掛けて豊富で、ミニ版はトレブル〜プレゼンス辺りが強くなってます。

なのでエッジが鋭く、全体的に明るいサウンドとなって、歪量の増加でハードに歪ませる事が楽になった代わりに、音の太さで劣るかなと思いました。

また通常版では感じられた巻き弦のプルン感がミニ版では感じられなくなり、Bognerらしさがちょっと薄れてると感じます🤔

万人に扱いやすくなった代わりに、アンプらしさがスポイルされてると感じました。

 

各つまみの効き方はMiddle以外は概ね同じですが、全体的なトーンが違うので、ボードで通常版からミニ版に交替、或いはその逆を行う場合は最初から音作りを余儀なくされますね(笑

Middleは後ろのFreqトリマーで帯域を変えられるのですが、通常版と同じなら大体1kHzが近いかなと思います。

750Hzだと変な鼻詰まり感が目立ち、1kHzより上げるとBognerらしからぬキンキンとした高域が目立つ感じです。

そのミドルの可変範囲、つまりQは狭く通常版に比べアグレッシブにミドルが可変します。

これも踏まえてミニ版の方が積極的に音作りを行えます。

 

共通する箇所のトグルスイッチの効きは通常版よりかなり強化されており、通常版ではやんわりと変わるpre eqセクションがミニ版だと高域がガッツリ変わり、分かりやすくなってます٩(ˊᗜˋ*)و

variacも効きが強くなっており、通常版だと音量調整がメインで、ほんのりコンプレッションが掛かる程度でしたが、こちらはバイト感を潰し音を均衡に保つ感じがモロに出ており、好みは分かれますが、通常版のようなオマケ感が払拭されてます(笑

(因みに俺はオフの方が好きですw)

 

低域のゲイン調整やアンプタイプの選択が無いのはちょっと手痛いですが、低域はミニ版では恐らく「Tight」モード、アンプタイプはさしづめ「20th」モードと言った所でしょうか。

20thモードよりバイト感やエッジ感があり、また別のタイプ(Customとか?)ですね(笑

 

Bogner Burnley

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お次は同社のBurnleyとの比較( ‘-^ )b

同じディストーションで、筐体の大きさも価格も結構被るので、どちらがどうなの?という事で実験しました(笑

因みに今回はBurnleyのトグルスイッチを「T」に固定して比べてます。

 

まず歪量は圧倒的にミニ版の方があります。

寧ろBurnleyはディストーションにしては結構弱い部類ですね(^^;;

その代わり音の太さや低音に優れ、よりアンプらしい感じはBurnleyにあります。

歪の性質はやはりミニ版は尖りブラウンサウンドのような印象で、Burnleyは丸くなっており本来のBognerアンプのトーンに近いものがあります。

価格はBurnleyの方がちょっと高いですが、音作りのしやすさや扱いやすさはミニ版の方が優れてるのかなと思いました(^^)

 

総評

通常版とは結構毛色が違いますが、言うまでもなくBognerの音であり、よりハードに歪むので、ディストーションペダルとしては非常に使いやすくなってます。

通常版に別途ブースターを前段に繋いでゲインを稼いだりしてる人は一考の余地はありますね🤘🏼(^o^)/

価格的にはBE-ODよりちょっと高いくらいでしょうか?

しかしながら、ディストーションペダル全体で考えるとかなり上質でシルキーでアンプライクな歪であり、また3バンドEQにFreqトリマー、3種のトグルスイッチなど機能面も豊富、同価格帯のペダルでは、Riot (Reloaded)、BE-ODと共に抜きん出てるような気がします。

流石はBognerと言ったところですね😁

サウンドハウス

20190401 POS DT-1 Pt.2

前回の予告通り、今回はSNSで話題?のPOS DT-1を比べてみたいと思います(*>ω<)b

あくまで価格帯的に近いものをチョイスしますので、ハイエンド機種は比べません(笑

 

Guyatone PS-001

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まずはGuyatoneの汎用ディストーション、PS-001。

日本製のエフェクターにチープな中華製はどこまで通用するのか?(و•o•)و<ファイトー

まず歪量はPS-001の方があり、かつ歪みの粒がきめ細かく滑らか、倍音成分も豊富でこちらの方が使いやすい印象です。

POSはと言うと、歪みがソリッドな感じで無機質、ファジーなのに倍音成分が削られてる感じで相対的にチープな歪みに感じられました(笑

Toneに関してはPOSの方が音作りの幅が広くワイドレンジ、より現代的なギターサウンドに合わせられる感じです。

PS-001はハイミッドが強めでレンジが狭く(特にローエンド)、やはり古臭いサウンドという印象を受けました。

総合的には、PS-001の歪みの方が好きかな?(^^;;

 

YAMAHA DI-100

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続いてはYAMAHAの独自技術が光るコレとの比較(っ'-' )╮ =͟͟͞͞◒

個人的にはPS-001よりDI-100の方が好みでしたが、比較するエフェクターによっては感想が変わるので、果たしてどのような結末を向かえるのか?!😱

まず歪量はPOSの方があります。

レンジもこちらの方が広いので、対応出来るジャンルは圧倒的にPOSですね(^^)🤘🏼

しかし豊富なミドルレンジ、歪みの粒の太さ、温かみ、滑らかさ、分離感、音圧などで大差を付けられており、総合的に上品で使いやすい歪はDI-100です😝

「POSの歪は分離が悪く潰れやすい」という感想を少々聞きますが、DI-100と比べて浮き彫りになりました(笑

但しPOSの方がエッジが鋭く、歪量も豊富なので、ザクザクとリフを刻むのにはこちらの方が向いてます。

DI-100は単音でのソロパートに向いてると言った感じです。

 

ARIA ADT-1

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最後はARIAのディストーション、ADT-1との比較。

上記2機種と比べるとやや癖があるので、ちょっと楽しみな気がしなくもないです(笑

まず結果から申し上げますと、ADT-1は完全にPOSの(良い意味でのw)上位機種という感じでした(笑

Toneつまみの設定次第でPOSの方が低音が豊富ですが、それ以外の全ての点でADT-1が勝ってます(笑

敢えてPOSを擁護するならば、ファジーでダーティに歪むので、シューゲイザーとかプログレ(傾向による)、ノイズ/アバンギャルドのカテゴリで飛び道具的に使えますが、普通にロックやポップスなんかやるんならADT-1の方が使いやすいです(笑

 

総評

非常にビザールなディストーションペダルで、Toneつまみの設定が肝になってくる感じですね。

12時から微調整、というよりもアグレッシブに弄った方が上手く音作りが出来ると思います。

弾いた当初は、

「こりゃダメだな。。。音が潰れてるし、ファズとしてみても倍音がカットされてチープだし。でもTone次第では化ける🤘🏼」

と思ってましたが、改めて他のペダルと比べると、クオリティの低さに失笑しました(爆

(まあ好みとかもありますから、一概にダメとも言えないんですがw)

しかしここから中華製ペダルは躍進を遂げるということを考えると、コレはそのゲートウェイ的立場なのかも知れませんね🤔

サウンドハウス

20190328 POS DT-1

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正直、花粉が厳しい季節です😭🤧( >д<).;':ブェッキシュイ

置く場所がないだけで、本当はエフェクターよりも空気清浄機を買って部屋に置いときたいとすら思ってます(爆

(まぁこの期間が過ぎれば、空気清浄機は無用の長物となるとも考えてるから買わないけどね( ‘-^ )b

今月はお金をセーブするつもりが、またまたエフェクターを爆買いしたのでレビューして行きます(笑

 

POS DT-1です。

かなり昔のディストーションペダルです。

「。。。は?それだけ。。。?(ꐦ ´͈ ᗨ `͈ )」

という風になりかねない程、俺はこのペダルに対して最初は興味も無いし、見向きもしなかったです(笑

コレを買おうと思ったのは、ツイッターで結構話題になってて、興味本位で導入しました(笑

噂だと、「バイパス音が超絶劣化して他のエフェクターの音が死ぬ」という話を見つけ、エフェクターコレクターの血が騒いだのが動機です(笑

 

このエフェクターはマジで詳しくないんですが、喩えるならばJOYOやMooer、Hotoneなどのメーカーよりも大分古いものらしく、上記のメーカーよりも相当マイナーですね🤔

という事で(笑)、早速見ていきましょうかね🧐

 

インターフェース、見た目

インターフェースはVol、Tone、Gainとなっており、一般的なエフェクターと差し支えがないですが、Toneの効き方がやや特殊なので後述します。

それぞれの名称は無いですが、TS系と同じなので操作にも困らないと思います(笑

電源も今のBOSSとかと同じなので取り回しに困らないでしょう(笑

見た目なんですが、「Ibanez TS-5」をもじったものです(笑

(一部ではゴキ(ryとも言われたり😅)

丸みを帯びた筐体や、玉のようなものが付いたフットスイッチが特徴的ですね。

 

歪の性質やトーンなど

歪の範囲はごくごく普通で、クランチから一般的なディストーションまでこなせます。

歪の質はやや安っぽいファジーな感じで、JC-40内蔵のディストーションと比べるとこちらの方が歪むのですが、音が細く分離感があまり良くない印象。

但しピッキング時のコンプ感はJC-40のものと同等くらいはあるので、アタックは良い感じです(*>ω<)b

 

特徴的なのはToneつまみで、ここを弄ると化けます(笑

左に回しきるとハイが無くなって、ローミッド〜ミドルが大幅に「出ます」。

ローパスフィルターでは無く「出ます」。

なので回し切っても破綻はせず、ミドルの効いた太いディストーションが出せます。

また歪みも滑らかな感じになり扱いやすいです。

ちょっとした抜け感を足したければ、少しづつ右に回すことによっていい塩梅で足されていきます(*>ω<)b

11時くらいからローミッドが減り、ハイが出てきます。

出てくるハイは凡そ3〜4kHz位、一般的なディストーションペダルと同じですね。

右に回し切るとローが無くなってハイが目立ちます。

元々全体的にややファジーな歪なんですが、それが強調されるような感じです。

「VOX Satchulator」と同じく、俺的にはToneを12時より結構下げ目にした方が好きな音ですね😃

 

バイパス音

さて、このペダルの目玉?として話題のバイパス音について書いていきます✍

まず結果を端的に書きますと、「超絶劣化」します✧٩(ˊωˋ*)و✧(*Ü*)ノ"✮(*´꒳`*)✌︎

普段バイパス音なぞそこまで気にしない俺ですらめっちゃ気になるくらい変化します(笑

Playtech Heavy Metalでも「劣化してるなぁ〜」位にしか思ってませんでしたが、こちらはその比ではありません(笑

巷では(悪意を込めてw)フィルターとかエンハンサーとか言われてますが、正にその通りです(笑

 

ではどのように劣化してるのか?というのを列挙してみますと、

・ローがバッサリカットされる。

・ハイが(爆裂にw)減衰し音に張りが無くなる。

・全体的にアンプ直より音圧、音量が下がる。

つまりレンジの広さも音圧も音量も目に見えて劣化するク○みたいな音になります(笑

ここまで来ると、これをボードに加えるならば一から音作りしないとならないレベルですね(笑

その位劣化するので、評判通りと逆に嬉しかったりします(爆

 

VOX Pathfinder 10

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VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10

VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10

 

[rakuten:shibuya-ikebe:10046606:detail]

はいはいパス10ね(笑

というわけでチープなエフェクターをチープなアンプで試しました(笑

JC-40の時もそうなんですが、兎に角コレを噛ませると音痩せが激しいのでコレを併用してます👇🏻

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コレを使えばエフェクトループ用のプリアンプの比較も捗るので何かと便利です( ‘-^ )b

で、結果なんですが、「どう足掻いてもパス10単体で使った方がいい」という結論に至りました(爆

まずPOSとOD chでは全然太さが違い、パス10に噛ませたらそれこそスピーカーの影響を受けてめちゃくちゃしょぼくなる、具体的にはザラザラとしたファズ感が強調されてチープな歪みになる感じです。

またクリーンサウンドも例に漏れず超音痩せするので使い物になりません(笑

やはりチープなエフェクターはアンプやスピーカーを選ぶという事ですね(何様だ━━╋⊂(´、ゝ`)彡 スパッ (・∀| |・)

 

次回は、恒例の似通ったペダルをチョイスして比較実験を行います✧٩(ˊωˋ*)و✧

サウンドハウス

20190325 Randall RGOD Pt.2

今回はRGODを、パス10への乗り具合や、他のエフェクターとの差異を検証してみたいと思います🧐

パッと見アンプキラーな部分はあり、どのアンプでも安定したRandallトーン(笑)を奏でてくれる感じはひしひしと伝わってきますね🤘🏼🤘🏼

それでは。。。レッツチェキラ!(死語?🧟‍♂️

 

VOX Pathfinder 10

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VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10

VOX ヴォックス コンパクト・ギターアンプ 10W Pathfinder 10

 

まずはパス10実験(笑)から参りたいと思います。

因みにパス10の設定はGain 12時、Treble Min、Bass 6といつものオキニ🤘🏼設定となってます(^o^)/

 

結果、やはりメタル系のエフェクターの例に漏れず、パス10の癖を排除しRGODの音になりました(๑´ω`ノノ゙ぱちぱちぱち✧

 

パス10のOD chでTrebleとBassをMAXにしても出ない重低音と超高域を扱っており、またOD chとは帯域のピークが違う個別のMiddleつまみもあるので、ドンシャリメタルは元よりミドルが盛り上がったディストーションでも差別化が図られてます。

 

JC-40に比べるとやはりスピーカーの径で劈くような感じが強調されますが、パス10でも充分メタルサウンドが狙えます🤘🏼👍💗

 

家にパス10しかなく、ヘヴィなメタルサウンドを出したければ一考かもしれません(但しお値段はパス10の約4倍w)

 

Electro-Harmonix Metal Muff with Top Boost

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続いては今回のメインディッシュ(笑)、Metal Muffとの比較(ง🔥Д🔥)ง(ง🔥Д🔥)ง

俺の中でMetal Muffは最強のメタルディストーションの一角を担ってるので、この比較は非常に楽しみなんですよね‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

メタルメタルしい両者、果たしてどのような違いがあるのか?!🤯🤯🤯🤯

 

まず双方オール12時で、歪みの量や低域、高域の出方は非常に似てます。

違いはミドルレンジで、Metal Muffは800Hz帯を扱い所謂鼻詰まりなトーンが目立ちます。

その点RGODはフラット寄りで、アンプのような太さが感じられました。

 

ゲイン幅はMetal Muffの方が広いですが、どちらも高めで歪ませるのに適している為、俺的にはあまり気にならないです(笑

歪の性質は、RGODの方がやや丸っこい歪で分離感が良く、温かみが若干あり、「アンプから出してる」感があります。

Metal Muffの方がきめ細かく滑らかで、且つエッジも鋭いので、「絵に書いたようなメタルサウンド」が堪能出来るのはこちらです。

どちらも甲乙つけ難く、適材適所ですね(笑

 

低域はRGODの方が素で出る上、Bass Boostもあり、扱ってる帯域もかなり低いので、Metal Muffより迫力があります。

逆にMetal Muffは低音を上げ過ぎるとブーミーになり、メタルサウンドに必要なタイトさが薄れる為あまり上げられないです(><)

 

中域に関してはMetal Muffの方がブースト/カットの振り幅が大きく、よりアグレッシブにミドルを削る事が出来ます( っ'-')╮ =͟͟͞͞ 🔪ブォン

但しミドルレンジの微調整はMid BoostやT.S.Sの機能で実質Freqを変えられるRGODの方が優れており、ミドルの出方でギターサウンドは結構変わる為こちらの方がミドルの音作りに関しては幅広いのかなと思いました。

 

高域はMetal Muffの方が断然出ます(笑

Trebleの他Presenceを持つRGODでもMetal Muffのような鋭さは出ません🥴

更に(一般的には使いづらい)Top Boostを使えば、実質高域のFreqを弄ったような効果が得られる為、高域ではMetal Musicの圧勝です👍

 

さて、どちらが良いか?と訊かれると、正直どちらも良いです!😆✨

ドンシャリ設定にすれば思い描いたようなメタルサウンドが出せるMetal Muffの方が扱いやすく、ドンシャリでもアンプのようなニュアンスやふくよかさが欲しければRGODという感じです(⊙ꇴ⊙)👍✨

 

Megalith Delta

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続いても試したかったMegalith、君に決めた!(っ'-' )╮ =͟͟͞͞◒

 

まずMegalithはブーストONで歪量は飽和するので、それと比べると同じ位です。

EQ全て12時で全体的にRGODの方が低域と高域が出ます。

Megalithはトグルスイッチの「1」がミドルが凹んでRGODに近い感じですが、チューブアンプエミュレータらしくやはりローエンドとハイエンドが丸く削られ、相対的にウォームなサウンドに感じられました(-。-)y-゜゜゜

 

EQセクションはRGODの方がBassとTrebleの効き目が強く、MiddleはMegalithの方が強烈にブースト、RGODの方がカット出来るという感じです。

また扱うミドルレンジが、MegalithはMiddleとContourの相互作用で500Hz辺り、RGODは1.2〜1.4kHzとかなり差があり、根本的に音色は違います。

ブーストするとBognerやCAE OD-1を彷彿とさせ、カットするとMarshallやDiezelを彷彿とさせるようなトーンを出すMegalith、ブーストすると古臭いソリッドな歪み方、カットすると極悪ドンシャリサウンドを叩き出すRGODという感じです(笑

 

歪の質は、Megalithの方が太い、分離感があり奥行がある、温かみがある、チューブのSAG感やサチュレーション感がニュアンスにこれでもかと現れてます👍

逆にRGODはRedとBlue関係無く歪のエッジが鋭くファジーでタイト、それでもって通常のトランジスタアンプとは違う独特なコンプレッションや丸みを帯びている、正にFETの特長をまんま出力する感じです。

 

で、どっちがいいか?と言われると、ハイゲインチューブアンプらしさが欲しければMegalith、ソリッドなメタルディストーションが欲しければRGODと、完全にトーンや性質が違うので要所要所ですね(笑

 

Orange Bax Bangeetar

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今度はチューブアンプのニュアンスがありながら、歪みの傾向が似てるかな?🧐と思ったコイツとの比較。

 

まず双方12時でやはりBaxの方がウォームでファットなサウンドという感じです。

歪量は大体同じ位か、ややRGODの方が高めで、高域も強めなので固いサウンドに聴こえます。

 

しかしながら、少なくともEQに関してはBaxでRGODの特徴をほぼ完全に再現出来ました(⊙ꇴ⊙)👍✨

Baxの方がレンジが広く、またミドルに関してはFreqやQが付いてるのでRGODの特徴をかなり綿密に再現出来ます。

歪み方もBaxの方が上品で、相対的にRGODは安っぽさが感じられました(笑

ミドルブーストは元より、ドンシャリサウンドでもBaxの方が抜きん出ている印象ですね🤔

 

Diezel VH4-2

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Diezel / VH4-2 PEDAL ディーゼル オーバードライブ

Diezel / VH4-2 PEDAL ディーゼル オーバードライブ

 

rakuten:aikyoku-bargain-center:10080877:detail

ラストはモダンハイゲインの筆頭VH4-2!!✧٩(ˊωˋ*)و✧

早速比べましょう(*>ω<)b

まず歪量はRGODの方がある、と言うよりVH4-2はGainを2時以上上げると音が潰れてファズになりがちになるのであまり上げられないのが正解です(^^;;

それを踏まえて歪の性質を見ていくと、音の輪郭や太さはVH4-2、タイトさやピーキーなのはRGODという感じですね。

EQ全て12時にした時のトーンが結構似てるので比べやすいです(^o^)/

ピッキング時のコンプ感は双方とも心地良い感じですが、VH4-2の方は大元のアンプに近い感じで、Vol上げると顕著なのですが指が指板に吸い付く感じが堪らないです。

RGODはFET特有の粘りがあり、これもまた気持ちいいですね(^^)

低音はやはりVH4-2の方がかなり低い帯域を扱い、RGODは前回のMP-1CH位の帯域です。

改めて聴くとVH4-2のDeepによる低音は「音色」というより「存在」という感じです。

そこに大型筐体の12インチ4発キャビがあるみたいな雰囲気を出してきます。

RGODはその点無難に「音色」に留まってます(笑

MiddleはRGODの方が可変範囲が広いですが、それはカット方向での話で、両方12時〜MAXでは大体同じような感じです。

なのでカットしてメタリックなサウンドを出せるのは断然RGODとなります🤘🏼

つかぶっちゃけVH4シリーズはドンシャリメタルには不向きな感じはありますね😓

Treble〜PresenceはVH4-2は丸く削られてアンプライクな感じになってあるのに対し、RGODは相対的にザクザクとエッジの立った刺激的な音となってます。

この部分が「太さ」か「鋭さ」を明白に分けてる感じですね(他のエフェクターのそうですがw)

総合的に、VH4-2はやはりDiezelそのものの範囲に留まり、RGODの方はRGシリーズを継承しつつ音作りの幅が広いという感じでした。

サウンドハウス

20190322 Randall RGOD

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今月早速買いましたMy New Gear!(っ'-' )╮ =͟͟͞͞◒ GETだぜ!

Randallのペダルシリーズの筆頭、RGODです!👨🏻👨🏿👨🏽

(何で漢のアイコンが並んでるかと言うと、漢のアンプメーカー、漢のゴリゴリサウンドだからです💪(థิ👄థิ 💪)

Randallのアンプは昔RG8040という、Randall社の40周年を記念した改良型RG80のアンプを持ってました。

どんな音かは昔記事を書いたので、Googleで「Randall RG8040」と検索してもらえれば出てくると思いますが、端的に書くとFETの特性を生かしソリッドステートアンプの良さを引き出した、ファジーで極悪なメタルサウンドという感じですね(ง🔥Д🔥)ง

メタルサウンドの構築においての扱いやすさはMetal MuffとかMegalith、Empress Heavyなどの方が上ですが、独特の粘り、ファズ加減など癖の強いアンプで、かのDimebag Darrel氏はメインにお馴染みWarhead、サブとして同じシリーズのRG1305のヘッドを控えに用意していたとか🤔

(詰まるところ彼のサウンドメイキングではディスコンで希少なWarheadが手に入らずとも、妥協案としてRGシリーズでもOKという事ですな👍)

で、このRGシリーズは余程自信があるのかラインナップが豊富で、1305の他に300Wの3005、先程の80、8040、1wのフロア型アンプRG13(これは既にディスコン)などありましたが、今回はディストーションペダルとしてRGODが出たという感じです😆

(因みにソリッドステートアンプ自体はもっと豊富で、先程のDarrel氏の他Nuno Bettencourt、Kirk Hammett、Michael Amottなどの超爆裂大御所のシグネチャーもラインナップにありました🥶😱✨)

 

今回のRGODはそのRGシリーズのプリアンプを抜き出し、ディストーションペダルとして改良を加えたものになります。

なので記憶にあるRG8040と比較が出来そうなので楽しみです🤘🏼🤘🏼

 

まずインターフェースは2ch式でGain、Volつまみが独立、Pres含む4バンドEQが共有となってます。

またプッシュ式の3つのスイッチも共有です。

電源は9〜12Vで、アダプターが同梱されてるのでそれがオススメです(笑

ちょっと不親切なのは、バイパス時にLEDが点く事。

恐らく緑色の意味も含めて「クリーンch」という意味なんだと思いますが、バイパス時はLEDを消して、オンにしたら点いて欲しかったです(笑

 

歪量やニュアンスなど

まずGainですが、Gain幅は狭く9時くらいからハイゲインになります(笑

直ぐにハイゲインになり、コンプレッションが強めなので、ギターVolへの反応性やピッキングニュアンスは出にくい、というかほぼ出ません(爆

Red chとBlue chでは歪み方や歪量が変わり、これはRGシリーズにおけるブーストのオンオフの違いと全く一緒です。

具体的にはRedが通常だとすると、Blueは更に歪量とファズのニュアンスが加わり、Redには無かった倍音成分が加わって滑らかできめ細かい歪になります。

またRedではGainを3時以降にすると、Apex Preampのような強烈なノイズゲートが掛かったようなニュアンスが加わり、更に刻みやすくなります。

Blueは滑らかなまま歪を上乗せしていく感じですね( ‘-^ )b

アタック時の粘りが強く、チューブとはまた違う独特のコンプレッションが掛かっており、FETの特性を活かした特徴かなと思いました。 

歪の分離感は比較的良く、パワーコードを弾いた時の奥行き感は感じられました( ‘-^ )b

また歪の成分はやはりソリッドという表現が相応しい、刺激的で鋭い感じです🗡

Metal Muffと同様、ハイゲインのチューブアンプエミュレータよりも当然鋭いエッジが有り、メタルなどをやるにはうってつけの成分ですね👍

元々ハイゲインソリッドステートアンプに長けてる企業なので、このペダルも例に漏れずソリッドな歪みでありながら非常に使いやすいチューニングが施されており、メタル系のディストーションならコレも一考かなと思います🤔

 

 

トーンつまみ

まずBassは200〜250Hzのローミッドを扱ってるみたいで、DiezelやMegalithのような重低音、MP-1CHのような迫力のある低音という感じでは無いです。

ソリッドな歪み方と併せて低音は非常にタイトで、やはりダウンチューニングに適してるな、と思いました🤔

但し低音が足りないというわけでもなく、寧ろ最初からかなり出てる上、後述のBass Boostスイッチで更に重低音をブースト出来るので、逆に出過ぎると感じるかも知れません(笑

 

Middleは1.2〜1.4kHzとミドルにしてはやや高めの帯域を扱ってる印象。

ここを上げると70年代のイナたさを纏い全体的に太いサウンドになり、カットすると重厚なドンシャリサウンドが得られます。

ドンシャリメタルは元より、上げた時のふくよかなミドルの効いたディストーションサウンドも中々で、RGODの懐の深さが伺えます(笑

(多分Randallアンプ使う人は大体カットすると思いますがw)

 

Trebleは3〜4kHzの正にトレブルの帯域を扱います。

耳を劈くか否かのギリギリの所を司る感じで、これがチューブライクでなく、またそこらの安物ソリッドステートアンプのようなザラザラ感も出さず、Randallが売りにしてる「FET」らしさを最大限に享受出来る箇所かなと思います(大袈裟

明るさと適度なエッジ感を調整する感じで、非常に使いやすく積極的に音作りするならまずはこのつまみから弄ると良いかもです(^^)

 

Presenceは大凡6kHz辺りで、全体的にやんわりと明るさ、倍音の調整をします。

これは本来のアンプヘッドに取り付けられてるPresenceそのものの効果という感じで、プリ段で音を作った後マスターで明るさを調整する、という役割を果たしてる感じですね(^o^)/

 

3つのスイッチ

RGODの最大の特徴として、つまみの下に3つのスイッチが搭載されてます🤩

 

まずBass Boostですが、文字通り低域を底上げします(笑

扱う帯域はBassつまみよりも低く、重低音に属す部類かなと思います。

これはアンプにも搭載されており、ヘヴィなサウンドを構築する際にみんなオンにしてたとか🤔

JC-40でもJC-40らしからぬ重厚な低音が得られます👍🤘🏼

(つか寧ろRandall標準のスピーカー、Diavloを彷彿とさせるようなエミュレータとも取れますね😎)

 

次にMid Boostですが、押すとミドルがカットされます(💣💥🔥😂😂

アンプには「Mid Scoop」というミドルをカットする機能があるんですが、それと全く効果が同じなので、恐らく名前を付け間違えたんでしょう(笑

なのでドンシャリサウンドを構築する際は押すとミドルがカットされるので便利です(笑

具体的には1kHz周辺を広い範囲でやんわりと減衰させる感じですね。

 

最後にT.S.Sスイッチですが、これは「Tone Stack Shift」の略で、ミドルのピークを微妙にずらすスイッチです。

具体的には、オンにすると微妙に尖った400Hzのピークを600Hz位にする感じで、奥行が出てくる感じでしょうか?🤔

効き方が本当に極小なので、よく耳をすませないと気付きにくいです(笑

(デモ動画とかだと絶対分からないと思います🤣)

 

基本的にアンプのインターフェースを踏襲し、ブーストのオンオフを2chに分けたような感じですね😉

 

因みに全部12時にした場合、限りなくフラットに近いトーンかなと思いました。

Marshallよりもミドルが出てるという印象ですかね。

EQやそれに付随するスイッチの効きがかなり良く、「色んなトーンに染める」というのがこのRGシリーズかなと思いました。

 

Randall知らないんだけどどんなジャンルに合う?

基本スラッシュ、デス、ブラック、ドゥーム、ゴアグラインド、メタルコアです💣💥🔥😂

ただ前述の通り、EQの弄り方次第では割と古めのHR/HM(70年代中盤以降)なんかも行けます。

少量の歪やニュアンスを重視するような楽曲は全く向いてません(笑

Metal Muffのようにガッツリ歪ませてゴリゴリの漢らしいリフを刻むのに最適な(ソリッドステートアンプライクな)ディストーションペダルです‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

 

じゃあメタルなら買い?

MegalithやOKKO、Emma、Empressなどの使いやすくヘヴィなディストーションペダルに比べると、ファジーで癖が強く、万人向けではないです(笑

ただ設定次第で出る「禍々しさ」は他のペダルではなかなか出せない味なので、一風変わってる歪を求めるなら十分選択肢には入れてもいいと思います。

サウンドハウス

20190319 Engl Reaper Pt.2

前回の予告通り、今回はReaperを様々なハイゲイン系のペダルと比べ、どのような違いがあるのか早速試してみました。

 

おさらいとして、ここで一応試す機材を紹介しておきます(^^)

ギター→Epiphone Les Paul Custom (Burst Bucker PU)

アンプ→Roland JC-40 (Bright SW OFF、Treble4、Mid MAX、Bass 2)

(将来的にはSuhr Bellaとか欲しいですw)

パワーサプライ→9VはBOSS PSA-100、18VはOne Control RPA-1000

パッチケーブル→Monster M Rock、K.Garageの型番不明品(笑)、EX-Pro FA0.5LLなど

シールド→カナレ、Monster SP-2000 ×2、VOXのカールケーブルなど(笑

*シールドについては思うところがあるので、今度ブログに書きたいと思います。

 

それでは。。。Let's & Go!!!🏎🏎🏎🏎🏎

 

・Friedman BE-OD

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FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

 
Friedman BE-OD DELUXE ギターエフェクター

Friedman BE-OD DELUXE ギターエフェクター

 

まず第1発目はハイゲインアンプライクペダルの大ヒット商品にして最右翼、BE-ODとの比較です!(ง🔥Д🔥)ง

Englもハイゲインアンプ界では名の通ったメーカーなので、ここは善戦したいところ!

果たして結果は如何に。。。!?

 

結果、BE-ODが圧勝でした(笑)

「どういう風に圧勝なんだ?!Σ\( ̄― ̄;)」

「だから言葉通り圧勝でした‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o(*3○;)」

てな具合にあっさりと決着が着きましたm(_ _)m

 

まずBE-ODの内部トリマーは10時、双方9V駆動でBE-ODはVol以外全て12時、ReaperはGain MAXでBE-ODの方が歪みます(笑

ただ歪むだけではなく、アンプのようなふくよかさ、低音の迫力、バランスの良い高域など全てが完璧に出来上がっており、コレを聴いた後でReaperを聴くと全体的にレンジが狭くこじんまりとし、エフェクター臭さ的なものが感じられてしまいました(笑

ReaperのTrebleがエフェクター臭さの要因の1つなので、BassとMidをMAX、Trebleを0にすればアンプライクな太さが得られますが、その分EQが縛られ、BE-OD側でEQをちょっとブーストすればたちまち大差をつけられます(笑

歪みの質も全く異なり、BE-ODの方がきめ細かく滑らか、逆にReaperは硬質な印象を受けました。

BE-ODの方がより刺激的なのに聴いてて疲れないという、人間の聴覚に訴えるような上品な歪が浮き彫りになったという感じです🧐

Reaperの中々良いクオリティやお手頃な値段を考えても、BE-ODを買った方が幸せになれると思うぐらいの差ですね。・゚・(ノД`)・゚・。

 

・REVV G4

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続いては比較的新鋭のG4です🤘🏼(^^)🤘🏼

G3よりは何となく似てるかな、という事でこちらを選択しました(笑

まず、両方Vol以外全て12時、G4のAggressionスイッチはオフで同じくらいの歪量、両方Gain MAXでReaperの方が歪みます。

G4側のAggressionスイッチをBlueかRedにするとこちらの方が歪が強くなります。

トーンはReaperはローミッドに集中し分厚くふくよか、G4がハイミッドに集中し明るいという印象です。

歪の粒の分離感はG4の方が上、Reaperは前回の記事通り癖のあるコンプレッションがあるので、相対的に平坦な印象を受けました。

それ以外のアタック時のコンプ感は似ており、サスティンはReaperの方があります。

EQは両者ともBass以外はほぼ同じ帯域を扱っており、G4の方が効きが強めです。

なので同じようなつまみの位置にすると、(全体的なトーンの癖は残りますが)両者とも似たようなトーンになります(笑

総評として、G4にはやや似てるかなと思いました。

より激しいサウンドを求めるならG4、アンプのようなふくよかさが欲しいならReaperが良いですね( ‘-^ )b

 

・Diezel VH4-2

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Diezel / VH4-2 PEDAL ディーゼル オーバードライブ

Diezel / VH4-2 PEDAL ディーゼル オーバードライブ

 

では同じドイツのアンプメーカーからのペダルではどうなのか?

まず双方全て12時、VH4-2は18V駆動でこちらの方が歪む、低音が出る、ミドルがふくよか、音圧がある、歪の分離感が上という感じです(笑

Reaperの方がハイがいい塩梅で出るのでより刺激的な音は作れますが、どうしても音の細さが目立ちます。

サスティンも長いんですが、やはり潰れたようなアタックが目立つので不自然な感じです🤔

しかしながらReaperも中々善戦してるし、上で挙げた違いも僅差なので、「コストパフォーマンス」で考えればReaperもいいかなと思いました🤘🏼(^^)🤘🏼

 

・Megalith Delta

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まだまだ行くよ〜Reaperの実力計測!(ง🔥Д🔥)ง

次に現れたのは。。。泣く子も黙る大人気ハイゲインアンプライクペダルの筆頭Megalithだ!(ง🔥Д🔥)ง

果たしてどんな結果を見せてくれるのか?!‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o

 

まず結果から述べるとMegalithの圧勝( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

BE-ODの時と同じような結果となりました(笑

(別にReaperに黒い噂があるから、とか安いからとかで相手を贔屓してる訳じゃないんだからね!🦹‍♀️)

音圧、太さ、分離感に伴う奥行き感、立体感、歪みの強さ、低音から高音までのレンジの広さ、ピッキングに対するニュアンス、ギターVolへの反応性全てにおいてMegalithが勝っており、Reaperは相対的にこじんまりとしエフェクター臭さのようなものが感じられました(爆

なのでミドルをブーストしようが、ドンシャリメタルを狙おうがMegalithの方が圧倒的に良い音になる感じです🤘🏼👍

差別化を図るとすれば、ReaperとMegalithではミドルのピークが違う為、Reaperの方がやや明るめのサウンドとなり、Megalithよりもミドル〜ハイミッドが欲しいな、って思ったら、定価でもMegalithの半額なので一考かもしれませんが、音作りの幅や取り回しの良さ、素の音の質を考えれば俺はMegalithの方が良いと思います(笑

 

・BOSS ST-2

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最後は同価格帯からコイツを選択(っ'-' )╮ =͟͟͞͞◒

やはり価格がフェアなら張り合い甲斐があるというもの( ‘-^ )b

BOSSのディストーションのターニングポイントの1つ、ST-2はどんな風に違いを見せ付けてくれるのか?!

まず双方12時でややReaperの方が歪み、Gain MAXで同じ位の歪量になります。

それは置いといて明確に違うのは、Reaperは音が前に出て、ST-2は奥行き感がえらく出てる点です🤔

同じ位置のJC-40なのに、スピーカーが前方と後方にあるという感じです(笑

で、どうなの?と訊かれると難しいんですが(笑)、より明瞭なのはReaper、立体的で迫力があるのはST-2という感じですね。

ピッキング時のコンプ感はReaperの方がアンプっぽく、ギターVolへの反応性はどちらも同じくらいですね。

全体的なトーンは、ローミッド〜ミドルにかけての周波数のピークはST-2の方が高く、ハイミッド〜ハイではReaperの方が高い感じで、俺的にミドルの美味しい部分を捉えてるのはST-2かな、と思いました。

またST-2は元々用意された、完璧にチューニングされたトーンを2バンドEQで適宜調整する感じ、ReaperはST-2よりある程度EQが効き、12時ではやや癖のある音なので個人の好みで(場合によっては大幅に)調整するといった感じです。

総評として、これはどっちもどっちという感じですが、俺が他人に勧めるとしたらST-2の方ですね(^^)

 

・まとめ

Reaperは確かに値段にしてはかなり優れた機材かなと思いました。

チューブアンプらしいニュアンスはおおよそ網羅しており、低音の重厚感、出過ぎず適度に出力される高域など、モダンハイゲインらしい所も確かにあります。

ただやはりコンプレッションが強めで、その効き方に癖があるので、人によっては気になるかもしれません。

(勿論その分サスティンはかなり長いですw)

この記事を書いてる後にディスコンになりますが、もし見つけたらハイゲインペダルとして候補に入れるのも悪くないなと思います👍💗

サウンドハウス