Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20210603 BOSS Chromatic Tuner TU-3w

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Rockmanシリーズから約1ヶ月ぶりのMy New Gear!

BOSSのチューナー、TU-3の技クラフトシリーズ版、TU-3wです!

何故コレを買ったかと言うと。。。度々チューナーが壊れたり紛失したからです(爆)(*^^*)

以前からチューナーはクリップ式の安いやつや、シールドを挿す物でもギター初心者セットに付いてくるような安いものを使ってました(実際初心者セットについて来たやつですw)

チューニング精度は特段悪いという訳では無いのですが、超小さい電卓の液晶みたいな画面なので見づらく、(ボタン)電池が切れたら替えるのを疎かにしてたほどです(笑

その後マルチエフェクター搭載オーディオプレーヤー、BOSS eBand JS-10を買い、そこに入ってるチューナー機能を使ってたのですが、JS-10は立ち上がりが遅く、JS-10だけで内蔵楽曲を鳴らしながら弾くなら兎も角、他の機材で鳴らしてる時にチューナーの為だけに立ち上げたりシャットダウンするのもどうなのかなと思ってました😅

案の定煩わしがったのでiPhoneのアプリを駆使してたのですが、それだとやや精度が悪く、「ちゃんとしたチューナー」が欲しかった俺は今回TU-3wを購入する事にしました🤣

チューナー機能だけならTU-3や他のメーカーのものでも良かったのですが、見た目がめちゃくちゃかっこいいのと(笑)、巷で大評判となってるバッファーを試したかったのもTU-3wを選んだ理由です😉✌️

 

技クラフト

この技クラフトシリーズは、現行か、或いは昔販売されててディスコンになったBOSSのコンパクトエフェクターをハンドメイドで、最新のパーツ(アナログ)を駆使して組み上げた、ちょっとお高めのシリーズです。

BD-2w、SD-1w、MT-2w、などの現行品のアップグレード品やCE-2w、DC-2w、VB-2w、DM-2wといった復刻物のアップグレード品、更には発売から1ヶ月くらいしか経ってないのに2021年6月現在極めて入手困難なSola Soundとのコラボファズ、Tone Bender TB-2wなどの種類があります。

その中で唯一、音色の変化には関わらない技エフェクターが、今回のTU-3wとなります。

 

チューナー機能

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俺はBOSSのチューナーは初めてなので事細かく説明していきます(使ってる方や知ってるよーって方は読み飛ばしてもOKですwww)

 

MODE

チューニングの仕方を決めます。

ギターやベースのチューニング、それらの半音下げ、また不規則なチューニングなど色々選べます。

チューニングは青いLEDが現在の音階を表し、目的の音階に合わさると緑色LEDに切り替わります。

Chromatic

全ての音階で調整出来ます。

ギターやベースで不規則なチューニングなどをする場合はこのモードにします。

♭~2

上のChromaticで設定した音より半音、或いは2半音下げた音にします。

Guitar

通常のギターのチューニングにする場合はここを選択します。

デフォが440Hzで、Stream/CentボタンとModeボタンを同時に押すと、Stream/CentボタンとModeボタンで436~445Hzの間で調整出来るそうです。

♭~6

ギターのレギュラーチューニングより半音〜6半音下げた音にします。

Bass

通常のベースのチューニングにする場合はここを選択します。

♭~3

ベースのレギュラーチューニングより半音〜3半音下げた音にします。

 

Stream/Cent

StreamモードかCentモードを選べます。

Streamモードは青色のLEDが左右に流れるように点灯し、チューニングしていくと段々LEDの動きが遅くなり、合致すると止まります。

Centモードは上述通り、チューニングしていって目的の音階に辿り着くと緑色LEDが点灯するモードです。

またチューナーのLEDの明るさを決められ、2秒以上押して通常の光り方の他、暗いステージで視認しやすい高鮮度モードの選択を行えます。

 

DC OUT

このチューナーはTU-3同様、DCケーブルを繋ぐことにより(DC9V、500mAの)他のエフェクターにも電源を供給する事が出来ます。

勿論昔のACA対応エフェクターにも使用可能で、チューナーの他プレミア的な価値のACAアダプターの代わりにもなります👍✨

 

バイパス

このTU-3wの最強のメリットとしてバイパスが挙げられます🤘😡🤘✨

まず従来のボスコンではバッファードバイパスしか選べませんでしたが、今回のTU-3wではバッファーとトゥルーが選択出来るようになりました!

なのでトゥルーバイパスを選べば、TU-3wを先端に置いても後段のペダルが音痩せしたり、変に味が付かなくなりました👍✨

しかし真価を発揮するのは、この「TU-3wのバッファー」にあります!

従来のギタリストには激しい音痩せなどで嫌われ気味だったBOSSのバッファーでしたが、TU-3wは回路を一新し、逆にそんじょそこらのバッファーエフェクターを蹴落とすようなクオリティのバッファーを搭載してます!

これをギターの直後に繋ぎ、その後にエフェクターなどを直列に繋いだ場合、TU-3w無しの場合では全てトゥルーバイパスでも音痩せしますが、TU-3wを最前段に持ってくる事により音痩せが解決し、更に音質に艶を与えます!👍✨

試しにトゥルーバイパスのディストーションを2台直列に繋ぎ、それらの前にTU-3wを置いてトゥルーバイパスとバッファードバイパスを比べましたが、トゥルーよりもバッファードの方が音が太くちゃんと音が出てるという印象でした(ただ動画にしても違いが分かりづらいので省略しますw)

Output端子に繋ぐとチューニング時は音がミュートされ、Bypass端子ではチューニング時でも音が出る仕組みになってるのも、個人的には大変便利な機能かと思いました👍✨

 

POS DT-1で試してみた

youtu.be

試し弾きでやってみました(笑

それぞれの前半がトゥルーバイパス、後半がバッファードバイパスになってます。

まずクリーンですが、明らかにトゥルーよりもバッファーの方が高域がしっかりと出ており、従来のクリーンに戻ったという感じです。

或いは艶が出てアンプ直のクリーンよりも良さげかもしれません🤔

この変化はかなり大きく、POSは前段に良質なバッファーエフェクターを置けば、他のペダルを直列に繋いでも音の劣化が防げます👍✨

歪も例外ではなく、高域が出て芯のあるサウンドになり、気持ち音圧が上がったような気がしました。

歪が散りやすいファジーなディストーションである事には変わらないのですが、バッファーを使わない時の若干のモコモコ感が払拭されて音の輪郭が付与された感があります!👍👍✨

 

総評

世間の評判通り、バッファーが極めて優秀なチューナーでした!

これはエフェクターボードの最前端に設置して、直列によるハイ落ち等の音の劣化を防ぐ目的にも使えますね✌️✨

チューナーとしてもバッファーとしても使えるので、16,500円のチューナーとしてはかなり高めですが、優秀なバッファーも込みと考えれば逆に超安価なチューナーと思いました👍✨

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