Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20181203 Friedman BE-OD Deluxe

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2018年11月27日発売のFriedman Amplificationの最新ペダル、BE-OD Deluxeのレビューでーーーーす(☝ ՞ਊ ՞)☝☝( ◠‿◠ )☝(☝ ՞۝՞)☝

このペダルに関しては2018年1月のNAMMショーでも情報が全く無く(Bogner Ecstasy Miniシリーズはあったのに!)、全くノーマークでした(ू˃̣̣̣̣̣̣o˂̣̣̣̣̣̣ ू)⁼³₌₃

で、Ola Englund氏がデモ動画を上げてて思わず「ふぁっ!?」となり(笑)、ネットサーフィンして情報を得、Reverb.comで即刻ポチりました(爆)

なので情報も少なくネットに乗ってるものと、俺の主観のものが交錯するのでご了承くださいませm(__)m

 

このペダルがどういう経緯で出たのかは現時点では存じ上げませんが、スペックとしてはBE-ODを大幅にアップデートしたものと考えてもらえれば分かりやすいと思います。

以下に主な変更点を書いていきます。

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・ローゲインモード追加の2ch仕様

大々的にフューチャーされてる点としてはやはりこれだと思います。

ハイゲインモード(上段、緑色のLED)は通常版と全く同じ回路で、そこにローゲインモード(下段、青色のLED)が新たに回路ごと増設されており、完全に独立してます。

なので内部トリマーを弄ってソロとバッキングを切り替えたり、ハイゲインとクリーンorクランチと使い分けたりと音作りの幅が大幅に広がった印象です😉

「BE-ODのあのハイゲインでクランチ?!本当に大丈夫?!」

という質問が来そうですが(来ないかw)、俺的にはローゲインモードで内部トリマーのゲインを落としたクランチは中々、というかかなり良い感じに聴こえました。

BE-OD系統でMarshallのクランチっぽい音が好きならアリですねd('∀'*)

 

・MID EQの追加

「BE-ODにミドルが付いてれば天上天下天地無敵最強ハイゲインディストーションなんだけどな。。。」

と誰しもが思ったはず(少なくとも俺は熱望してましたwww)

それが今回満を持して追加されました!!\( ö )/

通常版ではミドルが絶妙にチューニングされ、どんなアンプでも繋げばたちまち「Brown Eye」サウンドが即行で出せる必殺のアイテムでしたが(笑)、ミドルが追加されたことにより更に自分好みの音に絶妙にカスタマイズ出来るようになりました(゚∀゚ノノ"☆パチパチパチ★

ではどのくらい効くのか?というと、大体1kHz辺りのまんまミドルレンジな部分をガッツリ上げます。

効き方としては、これは俺の感覚なんですが、ミドルが0でフラット、12時まで上げた時の追加量は緩やか、それ以降はミドルがモリモリ追加される印象です。

他のEQとは違い特殊な効き方のアクティブEQだと思います。

なので、

「BE-ODのあの音が好きなんだ!ミドルはほんのりとだけ加えたい!」

という人は0〜12時の間で適宜調整、

「デフォのBE-ODの音も好きなんだけど、やっぱミドルをガッツリ加えてズギャーンな音をグオーーンみたいなぶっとい音にしたい!」

という人は12時から右に回していくといいかなと思います(^o^)/

内部トリマーを調整して片方をドンシャリ、もう片方をミドルブーストなディストーションにして使い分けるのも面白いかも?Y(><。)Y

(ローゲインモードでも内部トリマーをガッツリ上げれば結構歪みます)

 

・TIGHTつまみが3-Wayトグルスイッチに変更

BE-ODにおいて低域の音の粒の散り方を調整するTightというつまみがあるのですが、それが3-Wayトグルスイッチのプリセット式に変更になりました。

同社のアンプライクペダルの名機、Dirty Shirleyペダルでも2-Wayですがこの方式を採用しており、それが今回BE-OD Deluxeにも適用された形です。

これに関しては俺は賛成の方ですが、やはり通常版での細かな設定が出来る方がいいな、という人には多少辛いかもしれないです(笑)

で、効き具合はトグルスイッチの真ん中はつまみの12時と同じですが、トグルスイッチの上下とつまみの左右全振りとでは、つまみの方が強力に効きます。

これに関しては、俺はBE-ODの時にどっちかに全振りするような設定はしておらず、Deluxeでのプリセットはバランスがいいと感じました。

逆に、例えばBE-ODで右に全振りしてスラッシーな音にしてた人とかだと、Deluxeのトグルスイッチの効き方だと物足りないかもしれませんね(^^;;

 

歪み方、全体的なトーンはまんま一緒なので、BE-ODそのものの音が気に入ってるならDeluxeは買い足す必要は無いと思います。

これからBE-ODを始めたい!(笑)という人には、、、2018年12月現在でのDeluxeの国内販売価格が4万円超なのと、通常版が安くなってるので、俺は通常版でいいんじゃないかと思います。

「兎に角最強のBE-ODが欲しい!」

「BE-ODのゲインの絶対値を落としたクランチサウンドが欲しい!」

「(俺みたいにw)BE-ODにミドルEQが欲しい!」

というFriedman Amplification並びにBE-ODファンなら買いです!(爆)

Diezel VH4-2やHerbertより若干安い位と考えればお得ですよ(^o^)/

因みに、今まで俺のお気に入り機材ランキング(笑)においてかなり善戦してたBE-ODなんですが、ここに来て圧倒的な刺客が送り込まれてしまったので、また1から考え直さなければならないのが玉に瑕(爆)

サウンドハウス