またまたReverb.comにてポチりました(爆
REVVブランドの初のアンプライク系ディストーションペダル、G3です。
REVVはカナダのアンプメーカーで、日本では知名度がほぼ無いですが、本国カナダやアメリカではモダンハイゲイン系アンプの定番として非常に注目が集まってるブランドですd('∀'*)
Revv Generator 120 MKII Full Demo - Ultimate Riffing Amplifier - YouTube
代表作はGeneratorシリーズで、小型から120Wのステージ用までGeneratorで統一されており、ヒューケトのアンプみたくフロントパネルがLEDで光ります(笑
今回のG3は、そのGeneratorをペダルで表現する、AIABですね🤘
コントロールはVol、Gain、3バンドEQ、そして3Wayトグルスイッチとなってます。
・歪量や歪みの特徴は?
昨今のモダンハイゲインアンプみたくかなり歪みますが、同時に絶妙なバランスが施されており上げすぎても音が潰れず、抜けの良さを保ってます。
歪の粒はMesa Boogieのような無機質な感じの中に、Marshallの有機的な感じが混在してるような感じで、音もヒューケトぽい雰囲気が若干あります(笑
後は歪の粒に、まるで前段にSick Asを噛ませたような特有の艶があり、それがハイミッドの抜けや音の分離感に対し重要な役割を持ってる感じです。
またサスティンが異常なほど長く、デジタル回路が搭載されてるのでは?*1と錯覚する程です(爆
因みにGain 0でもローゲインオーバードライブ程度に歪みます。
後述の3wayトグルスイッチでも歪みの量を調整することが可能となっております。
・トーンはどんな感じ?
一言で書くとフラットです。
これもヒューケト(ry
特別ミドルが主張する、とかハイのエッジが耳に痛い、とかは無く、全ての帯域においてバランスがいいという感じで、音作りは12時を基本に好みで調整するという感じです。
で、そのEQに関しては、効き方がかなり偏っており、どんな設定にしても破綻はしませんが何となく難しいです(^^;;
Bassはローミッドの可変で、12時より左なら減衰していくのですが、逆だと殆ど変わりません(爆
高域の抜けを良くするために減らすか、低音は固定と考えた方が良いですね(^^;;
Middleは500Hz辺りをブーストorカットする感じで、REVVの根本的なトーンはあまり変えずにドンシャリサウンドからミドル強めなモダンハイゲインまでバランス良く可変させます。
Trebleは可変幅が一番広く、カットすればモコモコになり、MAXにすればギャンギャン刺激的な高音が出ますd('∀'*)
音の基礎的な部分はMiddle、Bassは低音カット、Trebleは大まかな味付け、と解釈すると分かりやすいかもです(^o^)/
・3way Aggressiveトグルスイッチの役割は?
大まかに書いてしまえば歪量の基準を決める感じです。
OFFが基本、Blueが低音寄りのEQ、Redが高音よりのEQで、
Red>Blue>OFF
と歪量が変わる感じです。
俺的に思ったのが、バッキングがOFF、ソロ向けがBlue、リフなどはRedがいいかなとY(><。)Y
Megalithのトグルスイッチと見た目は似てますが、効き方はMegalithの方がかなり強く、こちらは基礎的な音を変えずにほんのり変化させる程度に留まってる印象です。
・どんなジャンルに合う?
・チューブorトランジスタorデジタルモデリングorPAやDTM送りでどれがいいの?
これらは公式で説明されてますが、まずジャンルとしては
「メタル、ロック、ブルース、カントリー、プログレ、フュージョン、パンク、エクストリーム」
になってるので、詰まる所何でも行けると思ってもらってもいいと思います(笑
まあGainとトグルスイッチの組み合わせで歪量とかトーンの傾向を調整出来ますしねd('∀'*)
また出力先もチューブorデジタルモデリング問わず、キャビシミュさえ後段に繋げばミキサーやオーディオインターフェースにも送れると書いてあり、コレと何らかのキャビシミュを持ってればあらゆるシチュエーションで使いまわせます。
デジタルモデリングに強い、と言うのはHorizon Devicesも謳っており、昨今のエフェクター業界は対応機種の拡張が甚だしいな、と思ってます(^^)
(昔はデジタルモデリングアンプは歪エフェクターの乗りが最悪、とまで言われてましたからね~俺が当時破格だと思ってたLine6 Spider IV 15に手を出しにくかった理由の一つでもあります(笑
なので、今回はいつも通りJC-40の他、パス10で音出し確認をしてみました‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂—̳͟͞͞o
結果、VH4やROD位のレベルでパス10に対して影響が与えられ、巷の大体のアンプには個性を失わずに対応出来るかな、と思いました。
特に歪の粒に掛かる艶がフィーチャーされ、パス10のOD chがべシャッと潰れ高音が悪い意味でザラザラしており、G3の実力が垣間見れましたd('∀'*)
次にPrecision Driveとの相性を比較しました。
結果、やはりPDを使うとDjent系のスラッシーな音にエンハンスドされ、相性は抜群に良いです!
やはりアンプライク系の強みである、歪の粒の太さや分離感がPDを繋げると相乗効果を発揮するのかなと思います、と同時に個性は失われます(爆
今回は触り程度で感想を書きましたが、次回(笑)はもっと(比較実験的に)書いていきたいと思います(^^)
*1:本機は完全アナログ回路です