Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20190224 REVV G4 Pt.2

今回は恒例の、G4と他のハイゲインペダルを比較し、どのような違いがあるのか実験しました(ง🔥Д🔥)ง

G3とはトーンが全然違うこともあり、新鮮な結果が得られそうなので期待大です🤘🏼

因みに今回はハイゲインペダルとの比較なので、G4のトグルスイッチは全て「Red」にしてあります🤘🏼

 

・Megalith Delta

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トップバッターはやはりコレ、ハイゲインチューブアンプの音をどんなアンプでも再現する、メタルディストーションの新定番、Megalithでございます(*>ω<)b

今では王道になりつつあるMegalithに対し、G4はどのようなアプローチを取るのか?!

まず双方ともVol以外つまみ全て12時、Megalith側の内部トリマー3時、ブーストオフでG4の方が歪み、ブーストオンで同じくらいの強さの歪になります。

歪みの質に関してはMegalithの方がきめ細かく滑らかといった印象でした。

トーンに関しては、Megalithの方がロー~ミドルに掛けて豊富で、ハイは絶妙なエッジで全体的に扱いやすいサウンドなのに対し、G4はMegalithの高域におけるピークよりも僅かに下の帯域を物凄い出してる感じで、やはりキンキンなサウンドに感じました(笑

高域が強過ぎてロー〜ミドルが相対的にスポイルされてる印象ですね( ˊᵕˋ ;)💦

なのでMegalithの方が音作りの幅が広く、音作りはしやすいですd('∀'*)

では、Megalithのオール12時にG4をなるべく合わせてみました。

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(ゲインは双方やや上げてますw)

前回のG3の時もそうでしたが、G4は俺的に兎に角ハイが出過ぎてる感じがするので、Trebleはやや絞り、ミドルを上げて音の太さを合わせるようにしました。

この状態でややMegalithに近付きましたが、やはりローはMegalithの方が圧倒的に出て、ミドルレンジはMegalithの方が重心が低く重いサウンド、G4はデフォでハイミッドが豊かなので明るいサウンドに感じられました。

どちらもチューブアンプのようなコンプレッションや太さ、温かみのようなものは抜群にあり、やはり最終的にはトーンの違い、文字通りヘヴィなメタルサウンドか、ちょっと明るいハイゲインアンプサウンドかでどちらかを選ぶのが良いかなと思います(*>ω<)b

 

・VH4-2

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Diezel / VH4-2 PEDAL ディーゼル オーバードライブ

Diezel / VH4-2 PEDAL ディーゼル オーバードライブ

 

今度はVH4-2と比べてみました🤘🏼(^^)

前回の記事でかなり似てるなと思い、衝動的にこれも試さざるを得ませんでした(笑)

まず全て12時で歪量は同じくらいです。

トーンはやはりG4の方が高域が強いですが、全体的なEQカーブはMegalithの時に比べると大分似てるな、という感じを受けました。

高域のピークはG4の方がやや高く刺激的、VH4-2は相対的にエッジがやや丸く、またミドルが豊富でよりアンプライクですねd('∀'*)

抜けの良さはG4に分があります。

では今度はG4にVH4-2を寄せてみました٩(ˊᗜˋ*)و

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(お分かりいただけただろうか🧟‍♀️)

高域成分はG4の方が高い帯域を扱ってるので、エッジ感は完璧に再現出来ませんが、凡そこんな感じで更に近付きました(*>ω<)b

やはりVH4-2側でTrebleとPresenseを上げ目にし、MiddleとBassを削り気味にして高音を際立たせて籠る成分を除去し、DeepでG4に近い低音を底上げした感じです。

Megalithの時もそうなんですが、G4はローミッド〜ミドルがあまり無いような気がします🤔

兎に角重低音はそこそこ、高域が物凄い出て抜けの良さが際立ってるといった感じです。

メタル向けなチューニングなのですが、如何せん癖が強いかな、という感じです(^^;;

 

・BE-OD

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FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

 

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ラストは同じくハイが出るコレとの比較。

G3の時は違いが明確でしたが、G4だとどんな感じかな?という事でやりました(⊙ꇴ⊙)👍✨

まず歪の性質がかなり異なり、G4の方がチューブアンプらしくオーガニックな感じ、BE-ODはきめ細か過ぎてファジーに聴こえました( 'o' )!!!

BE-ODはきめ細かく扱いやすいディストーションというイメージが強かったんですが、ファジーに聴こえるのは初めてですː̗̀(ꙨꙨ)ː̖́

なのでブリッジミュートなどをした時に顕著なのですが、倍音が物凄い出てるという事にも気付かされました( 'o' )!!!

それを踏まえても歪はBE-ODの方が滑らかという感じです。

G4の方が巻き弦の震え感は出てます。

トーンはやはりG4の方がハイが強く、BE-ODはその分ローがかなり出ており、ミドルも豊富といった感じです。

なので抜けの良さはG4、音の太さや重厚さはBE-ODと棲み分けは出来てます(^^)

これはG4側でTreble絞ってMiddle上げてもBE-ODの方が分厚く、G4は根底が明るいサウンドという感じですね✨

どちらが使いやすいか?と訊かれたら迷わずBE-ODですが(笑)、より生々しいチューブアンプのようなサウンドが欲しいならG4の方がいいかな、と思いました。

 

・総評

G3の延長を期待するとちょっと肩透かしを喰らいそうな感じもありますが、EQカーブを覚え、それなりにセッティング出来ればG3とはまた違った、抜けの良い刺激的なメタルサウンドを出せるので、これはこれでアリですね(*>ω<)b

VH4-2にやや似てて、オーガニックなチューブサウンドを出したいなら選択肢に入れてもいいと思いますが、現時点ではREVV製品を取り扱う代理店が無く、入手はやや困難なのが惜しいです(´TωT`)

REVVはアンプもペダルも高品質なので、次回作も期待したいです(ง🔥Д🔥)ง

Revv Amplification G4ディストーションペダル
 

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