引き続き買い溜めしてたmngのレビューをして参ります🎶
BOSS GE-7B Bass Equalizerです!
このEQは名前通りベース用EQとして開発されたシロモノで、ネットで調べると87~95年の間に製造されていたそうです(後に帯域を変更したGEB-7がリリースされ、こちらは現在でも販売されてます)
62(.5)Hzからの倍数になっており、これは70年代末期からリリースされていたMXR ten band graphic equalizerから31Hz、8kHz、16kHzを抜いて、±12dBだったのを±15dBまで可変させられるようにしたものと思えばわかりやすいかも知れません(但しEQカーブが違う可能性があります)
ベース用と銘打ってますが、全ての帯域がギター用としてもとても使いやすく、かなり尖らせた帯域を司るGEB-7よりは柔軟性が高いなと思いました。
で、何故これを買ったかと言うと、ズバリ「Rockman」の音をBOSSコンだけで再現する為です爆
大体のイコライジングは把握してるので後は最適なEQを探してたのですが、丁度ドンピシャな帯域で構成されてるこちらを見つけてしまったので即ゲットしたという流れでございます笑
ディストーションペダルよりもこのGE-7Bの方が重要度は高いですね🙃
インターフェース
前述で大体の帯域は説明しましたが、詳しく書くと
62Hz
125Hz
250Hz
500Hz
1kHz
2kHz
4kHz
Master Volume
の8つのスライダーで構成されてます。
恐らくMXRの10バンドEQがベース用として定番だったので、それをモチーフにした帯域構成なのかなと考えてます。
中心周波数に500Hzを添えてるのも、ギター用の800Hzより低くしてよりベース向けに作られた的な感じがします(が、ギターの500Hzは分厚いミドルを構成するのでやはりギター向けでもありますw)
±15dBはGE-7やGEB-7でも採用されてる可変値で、MXRのより弄れる帯域が狭い分可変値ではこちらの方がアドバンテージがあります。
電源はACA版とPSA版があり、80年代の日本製がACA、90年代の台湾製辺りはPSAに置き変わったものと思われます。
俺個人が所有しているものはACA仕様なので、TU-3Wに付属しているサプライから電源を供給してます。
Rockmanトーンの再現✨
YouTubeの動画の概要欄に繋ぎ方は書いてますので省略しますが、下記の写真の通りBOSSコンだけでRockmanの音を再現出来るかどうかやってみました🤘🤘
勿論Roland/BOSSで統一するので、IRはJC-120で鳴らしてます笑
聴かれる方の感想は様々ではありますが、個人的には概ね出来てるんじゃないか?という感じですね😊
4kHzより上が無いので高域が削れないのが残念ですが、この辺は他のEQ(GE-7など)を足して補正出来そうな気がします😉
DS-1だとかなりジリジリとした音になるので、DS-2やST-2なんかが再現しやすいです👍✨
ほぼほぼGB-7Bに任せてるので、滑らか系のディストーションがオススメです😊
総評
全体的に中域に寄った帯域なので、やはりギター用としても最適かなと思いました。
特に500Hzがあるので、ここを上げてギターに美味しい分厚いミドルをプッシュしたり、下げてMarshall的なドンシャリサウンドを狙えたりと何かと便利でもあります。
2k、4kもギター用としては非常に使いやすい帯域なので見つけたらオススメですが、既にディスコンなのと、代替品でGE-200があるので、音色や価格で考えるのもいいかも知れません😉