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今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20170516 Friedman BE-OD

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アンプメーカー、フリードマン社初のペダルBE-ODです。

フリードマン社の社長でビルダーのデイヴフリードマン氏は元々プロ専門のラックマウントやペタルボードなんかのカスタマイズ業をしてましたが、自身で「究極のブラウンサウンド」を出力するアンプを開発すべく同社を立ち上げ、従来のチューブアンプの回路とは異なる構成を考案し、フラッグシップモデルのBE-100を世に送り出しました。
BEとは「Brown Eye」の意味で、ブラウンサウンドを相当意識してます。

その後いくつかのアンプを製造したりしてましたが、今回同社のBE-100の名前を冠したペダル、BE-ODが発売されました。
発売前に話題になり、発売後はその極上のアンプライクな歪で賞賛され、いくつかの店で売り切れが相次いだ記憶があります(笑

因みに同時に発売されたコンプレッサー兼オーバードライブのSir-Compreは、BE-ODがあまりに話題になってしまったので殆ど売れてないです(爆
(BE-ODと同じ値段=高価 なのもネックなんだよなぁ。。。(^^;;

コントロールはGain、Vol、Tight、Bass 、Treble、Pres(ence)とゲイン調整用内部トリマーの7つまみです。

まずゲインなんですが、内部トリマーでゲインの範囲を調整し、表のつまみでその範囲内で調整する感じです。
元々ハイゲインペダルなので、内部トリマーに関しては12時以降だと歪みすぎて音が潰れるので、12時以下にして音の分離を向上させると良い感じです。
また電源も9-18Vまで対応してますが、9Vだと歪む代わりに音が潰れるので、元々ハイゲイン故に18Vでの運用を強く勧めます。
内部下げ目で高めの電圧で滑らかで立体感のある歪になります。

Bassは元々このペダルの音の分離が良く、且つかなり下の帯域を操作するので、高音が埋もれず、どんなに上げても良い感じのトーンになります。
なので完全に現場依存で、PAでハウるなら下げ目、ライブハウスなんかでアンプ出力なら3時くらいまで上げても良いですd('∀'*)

Trebleはマーシャルらしくかなり高音がキツイので俺は若干下げてます。
これはPresも同様で、12時以降だとジャリジャリキンキンな感じになるので下げてます(笑
ブラウンサウンド系のメタルサウンドを構築する場合でも、抜けは既に抜群なので下げ目でいいと思います。

Tightは低域の調整で、12より左ならブーミーで厚く、右ならタイトで締まった低域が得られます。
オリジナルのプレキシみたいなヴィンテージ系の音なら左、モダンハイゲインなら右という感じですかね。
モダンハイゲインを狙う場合、右に回しすぎると低音がペラペラになりかねないので3時くらいが良い感じです。

全体的に見ると確かに極まったブラウンサウンドという感じで、チューブだろうがトランジスタだろうがBE-100のようなサウンドを出力してくれます。
JC-120でもこれを使えば極上のブラウンサウンドが得られ、スタジオ次第では備え付けのマーシャルを凌駕するトーンが得られます(笑

MXR 5150と比較すると、よりハイゲインで、音の分離は良く、重低音が響き、高域の抜けが段違いに良いので(つか高域が強すぎな気がする(笑)、俺的には完全上位互換という感じです(笑
ノイズも驚くほど少ないので、わざわざノイズゲートを使う必要も無いですし(笑
強いて5150の利点を挙げるなら、ミドルがあって音が太いくらいですかね。
でもそれがネックになってこもった印象を受けるので、ワイドレンジなBE-ODに分があります。

同じくブラウンサウンド系と言われるボグナーのXTC Redと比較すると、やはり歪の大きさやレンジはBE-ODの方が上です。
しかしながらXTCはミドルに独特の心地よさがあり、また弦を弾いた感覚が顕著で、甲乙つけがたい印象。
ミドルが独特で、且つそこを弄れる時点でBE-ODと差別化を図ってる感じですが、俺としてはXTCはブラウンサウンドに分類されないような気がします。

Tech21のPSA-1.1やBritishのブラウンサウンド設定と比較すると、わざとチューブらしく加工してる高音と低音の感じが不自然で、アンプ(やキャビシミュ+オーディオインターフェース)出力に関してはBE-ODの圧勝!(笑
但しTech21は直でミキサーに繋げて音を出せる利点があるので、便利なのはTech21ですね。

過去のブラウンサウンド再現製品に関しては、これやMXR 5150が出てしまったので追いやられたような気がします(笑
俺の中でのブラウンサウンド再現度は

Friedman BE-OD>MXR 5150>Wampler Pinnacle>Amp Tweaker Tight Rock>その他(笑

ですし(爆
(そもそもブラウンサウンドの基準が曖昧なので、人によって変わりますが)

取り敢えずマーシャルやブラウンサウンド系のハイゲインペダルならこれが一番オススメです!

 

FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

FRIEDMAN/BE-OD フリードマン

 

 

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