Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20170510 JOYO Sweet Baby

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JOYOのペダル第二弾、Sweet Babyです。
位置付け的にはオーバードライブで、そんなに歪まないペダルです。

これはMad Professor Sweet Honeyのコピー品と言われ(というか真ん中のFocusつまみがまんまSHと同じ笑)、甘いまろやかなトーンが特徴です。
クランチとしてトランジスタアンプに使えば艶のあるチューブアンプのようなトーンを得られ、チューブアンプのオーバードライブやディストーションペダルの前段にブースターとして使えば極上なトーンでブーストしてくれる優れもの。
俺も金があればSH(HW版)が是非欲しくなる位お試しとしては最高なペダルです!笑

コントロールはTS系のような感じで、Focusは高域と歪を同時に追加してくれる感じでしょうか。
最高までFocusを上げても耳に痛くなく、クランチならMAX付近でも良いかと^ - ^

音はSB基準になりますが、昨今流行りのDumble系ともSuproアンプの再現とも言われており曖昧です。
俺個人としてはどっちにも似てないような気がします(爆
まずDumbleは対象となるアーティストによってトーンが全然違うので、一概にDumbleとは決め付けられないような気がします。
Suproはフェンダーベースマンよりのイナたいトーンで、甘々なSB(SH)とはまた別なような気が(^^;;
詰まるところこれはこれで良いみたいな(笑

チューブライクなクリーンやクランチでやっすいペダルお探しならオススメです!

サウンドハウス

20170509 JOYO Us Dream

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今回は中国のメーカーJOYOのディストーション、Us Dreamの感想を書きます。

俺はJOYOの会社自体全く詳しくないんですが、安ペダルの老舗ArionやBehringerとは方向性が違うみたいですね。
Arion、Playtech=オリジナルのペダル
Behringer=他社製に似てるけど色々変えて似た音を作るかオリジナル。
JOYO、Mooer=コピー(笑

特にJOYOに関しては高価なブティック系のペダルをコピーしてる事で有名で、今から書くUs DreamはSuhr Riot、次書くSweet BabyはMad Professor Sweet Honeyのコピーらしいです(笑
因みに「Us Dream」は文法としておかしいですが突っ込まない(笑

今回のUs Dreamは所謂アンプライク系ペダルで、どんなギターアンプに繋いでもチューブアンプのような太さ、奥行き感、温かさのあるディストーションを得られます。
ヘタったマーシャルやフェンダーでクランチ程度までしか作れないもの、JC-120かそれ以下の型番しかスタジオに無かったら、これを持っていけば即座にチューブライクなハイゲインディストーションを鳴らせるので便利っちゃ便利です。
安いですし(笑

しかしながら俺としては可もなく不可もなくという感じでした。
個人的にはマーシャルっぽい歪って感じで、それならGuv'norとか他社でも安いのがあるからそれで十分という感じでしたね。

ToneとDistの可変幅はとても広く、クランチからオーバードライブ、ハイゲインディストーションまでこなせますが、ベースがマーシャルなので如何せん琴線に触れない感じです(笑
Riotは3wayのトグルスイッチが付いてて、トーンのキャラを変えられますが、こちらはそれも出来ないのも残念です。

動画だとRiotの音は非常に立体的で分離が良く驚愕しましたが、コピーのこちらは普通のディストーションという感じで、出音が違うような気がします。
まあ出力先のアンプや録音方法で音は違ってはきますが、絶賛されてるエフェクターのコピーにしては微妙な感じでした。
値段の割には凄くいい音なんですけどね(笑

サウンドハウス

20170508 Bogner Ecstasy Blue

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前回に引き続きボグナーのペダルの感想を書きます。

前回のはCh3を再現したRedでしたが、今回のは同じEcstasyのCh2、通称Blue Chを再現したペダルです。

コントロールはRedとほぼ変わらず、歪量が抑えられクリーンからディストーションまで幅広くこなせる仕様となってます。

まずVariacですが、Redはあまり効果の程は感じられませんでしたが、Blueでは歪の量が変わるのが感じられます。
Blueはどちらかと言うとクランチに特化してるので、ディストーション設定にするにはオンにする必要があります。

ModeはPlexiかBlueを選ぶようになっていて、Plexiだと歪みが弱く、Blueは歪とミドルレンジが大幅に追加される感じです。

Pre EqはRedと同じでb1で高域の増幅、nでフラット、b2でミッドハイと歪の増幅となってます。

Structureは、クリーンはフラットな101、クランチはミドルが強めな100、ディストーションは歪が強めな20thが良い感じです。

まず極端に歪む設定にしないとそんなに歪まないというのがこのペダルの特徴です。
まあクランチ用のChを再現してるからなのかも知れませんが(^^;;
で、その極端に歪む設定にすると、Redよりフラットな感じで歪みます。
Redのミドルに違和感がある人はこちらも一考かと思います。
歪量はやや劣りますが、遜色なくハイゲインディストーションを得られます。

クランチペダルとしてはチューブアンプのようなふくよかで温かみがあり、音の粒が際立ってて非常に耳に心地よい感じです。
クランチ系のペダルではこれが一番好きですね(´∀`)

クリーンはハイゲイン設定と同じく極端に歪を下げる設定にしますが、非常にハイファイでアコースティックシミュのような音からヴィンテージチューブアンプのクリーンのような音まで再現出来ます。
Ch1を再現したペダルも欲しいなって思ってましたけど、こちらで再現出来そうな気がします(笑

スイッチャーでRedをリード用、Blueをバッキングやクリーンorクランチ用として使い分けるのもいいかも知れません。

余談ですが、モードにPlexiがあり、マーシャルSLPを再現してると思われますが、後に同社からSLPを再現したペダル、La Grangeが発売されました。
多分ローファイなLa Grangeの方が再現度が高いような気がします。

20170507 Bogner Ecstasy Red

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今回はボグナーのディストーションペダル、エクスタシーレッド(以下XTCR)の感想を書きます。

ボグナーと言えば改造マーシャルから始まり、90年代初頭にはソルダーノと並ぶ高級ブティックアンプビルダーとしてその名を馳せてましたね(^.^)
特に有名なのはやはりフラッグシップのEcstasyで、俺が好きなTOTOのルークは2台も所有し、リッチーコッツェンなどのテクニカル系も御用達。
日本の有名バンドも使ってたとか。

今回のXTCRはそのEcstasyの最も歪むCh3(通称Red Ch)をペダルとして再現したものとなってます。

コントロールはVol、3バンドEQ、Gain、ブーストON時に使えるVolとGainの7つのつまみがあります。
非常にアンプライクな歪で、マーシャル基準ですがきめ細かく滑らかで、まるで別物です(笑
どこぞのDSL1Cとは比較にならないほど上品な歪です。

元々チューブのマーシャルに見られる高音の強さも抑えられ、分離のよいミドルの大幅な増加と巻弦のアタック感が感じられるコンプレッションが効き、元のEcstasyに引けを取らない(と思う)トーンが得られます。

ゲインの調整幅は広く、クランチからディストーション、更にVolとGain両方ブーストまで内部でこなせるのでブースター要らずです^ - ^

3バンドEQも可変幅が広く、ブルースからロック、メタル、パンクなどどんなジャンルでもオールラウンドに対応出来ます。
ボグナーらしさを出したいなら、ベース少なめ、ミドル2〜3時くらい、トレブル11〜12時くらいな感じです(適当
特にミドルが特徴的で、500Hz辺りの帯域なんですが、分離が良くて上げまくっても音が何故か籠らないので個人的に気に入ってます(^.^)
(恐らくノッチフィルターかなんかあるのでは?と推測)

また4つのトグルスイッチがついており、それぞれVariac、Mode、Pre Eq、Structureとなってます。

まずVariacはチューブアンプにおいて入力電圧を下げると音量が下がる代わりにコンプレッションが加わり歪みやすくなるという効果で、それをこのペダルで再現してるようです。
なので音量は確かに下がりますが、歪が増えたか?と訊かれるとそうでも無いです(笑
単純に音量調節として使ってます。

Modeは低域の調整で、Tightは低音がモダンな感じで締まり、Mellowはミドルが大幅追加されてゲインが低くなり、Fullは低音が分厚くなります。
クランチならMellow、ロック〜ハードロックはFull、モダンハイゲインはTightという感じです。

Pre Eqはトレブルブーストで、Nはノーマル、b1は高域のブーストと「オープンさ」の追加、b2はミドルとハイをブーストします。
ハイゲインならb2がいいでしょう。
ドンシャリメタルはb1がいいような気がします。

Structureは同社のEcstasyアンプの型番を選択します。
101はどちらかというとフラット、100はミドルが強調され、20thはミドルの若干の追加で、ゲインも他より上がります。
俺的にはボグナーらしい音の100を選んでますが、結構ここでキャラが変わるので自分に合ったモードを探すのもいいと思います(笑

内部や外部の作りに拘りがあるらしく、外部はカーリング製の高級なペダル用のフットスイッチを採用してます。
踏み心地は若干硬いですがしっかりしてます。
内部は5段のディスクリート回路で、更に9Vで受けた入力を昇圧してトーンを作ってます。
相当音質に拘った様が伺えます٩(ˊᗜˋ*)و

他のペダルとは明らかに一線を画し、これ単体で(チューブ)アンプライクな音を出せるからプリアンプとしても使えるかも?

これが発売されて大ヒットした以降、次々に新しいペダルをリリースすることになります。

個人的には持ってる歪エフェクターで2番目に気に入っております笑

サウンドハウス

20170506 Marshall DSL-1C

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マーシャルの50週年記念に発売された限定1wアンプシリーズの1つ、DSL1のコンボバージョンです。

確かラインナップはJTM、SLP、JCM、DSLそして最新のJVMだった気がします。
それぞれにヘッドとコンボがあり、コンボはJCMまでは10インチ、それ以降は8インチのセレッションのカスタムスピーカーとなってます。
積んでる真空管はプリがECC83×3、パワーがECC82×2となっております。
お値段は確かヘッドが新品で8万強、コンボは10万弱と高目に設定されてて、DSLに至っては「EL34を積んだDSL40Cより高い」という事で賛否両論でしたね。
そもそも1wシリーズ自体50週年記念のものなので、コストパフォーマンスで考えると相当悪いです(笑

コントロールはクリーン(Classic Gain)とオーバードライブ(Ultra Gain)の2chで、それぞれのセクションでVolとGainが弄れます。
イコライザーは3バンドで、他に押しボタンでMid Shift(ミドルカット)、Deep(ベースブースト)があります。
また後ろに付いてるアッテネーターで1wから0.1wにまで下げられ、自宅でも余裕でフルアップする事が出来ます。
更にループもついてるので別途エフェクターも加えられる充実っぷり(笑

まずクリーンに関しては立体的で奥行があり、かなり気に入ってました。
VOX AC4ではそんなにビビっと来ませんでしたが、こちらはなかなか唸らせられましたね(笑
これが本来のチューブクリーンなのかと思い知らされ、考えを改めさせられました(爆

オーバードライブは早速トランジスタよろしくバリバリザラザラな音が出てきたのでキレそうになりました(笑
しかしながら、AC4の音もこんなんだったから、所詮チューブの歪はこんなんだろうと半ば諦めてました。
トランジスタほどエッジが立たず、一音一音がくっきり聴こえるので、若干トレブルと大幅にミドルを削ると良い感じに迫力のある歪が得られました。Mid ShiftとDeepをオンにすればメタルなんかも行けます。

ミドルに関してはどちらかと言うとハイミッドという感じで使いづらいですね。
元々マーシャル自体キンキンな音になりがちらしいので、トレブルとミドルは削るのがオススメです。

因みにインプットにロックマンサスティナーを挿し、クリーンchにして鳴らしたら、内蔵のUltra Gainより遥かに好みな歪が得られたので唖然としました(笑
同様にBogner Ecstasy REDも試しましたが、Bognerの圧勝(笑
Flyrig3に至っては、逆にFlyrigの再現度の高さに気付かされました(爆
調子に乗ってXPRも挿したらXPRの圧勝(爆
これで更にトランジスタ信者ぶりが加速することになりました(笑

前回Lead12の話をしましたが、歪に関してはほぼ出音は一緒でした。
なのでLead12の再現性が高いというふうに考えてます。
またスタジオのJCM900とは出力やスピーカーも違うので、全く別物の音でしたね笑

総合的には
「高いチューブでも所詮こんなもんか」
という感じで、暫くチューブアンプからは遠ざかります。

 

*2018年7月現在、安価なDSL-1cが発売されてます。

 

Marshall DSL-1C

Marshall DSL-1C

 

 

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20170505 VOX AC4C1-MINI-BL

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遂にチューブアンプレビュー解禁!!(苦笑
時系列的にチューブアンプの購入がかなり遅めだったので長らく書きませんでした。

初めて購入した真空管アンプ、VOXのAC4シリーズの日本国内限定モデルです!
元々AC4TVというモデルがあり、それはEQがトーンのみでしたが、こちらはベースとトレブルとなっており、より音作りが詰められるようになってます。
プリ管に12AX7×2、パワー管にEL84×1を搭載し、出力4w、スピーカーはVOXオリジナルだそうです。

形やインターフェースは同社のパス10にそっくりですが。。。音もそっくりです(爆
クリーンは温かみがあり、歪はバリバリザラザラで正直使えないです(笑
ゲイン上げてもPignoseのアンプより歪まない位なので、クリーンからクランチで運用し、歪ませたければクリーン設定にしてディストーションペダルを繋ぐか、クランチにしてブースター的なオーバードライブを繋ぐかですかね。

正直クリーンはパス10より本の若干立体性があるくらいでそんなに変わらず、歪に至ってはパス10の方がきめ細かくサスティンが長く、安定感のある歪が得られます。
ただし音量をかなり上げると太い歪になります(それでも使えませんがw
そもそも自宅では太い歪になるまで音量は上げられないです。

俺は元々ソリッドステートアンプ信者だったので、初めてのチューブがパス10以下の音質だったのでかなり幻滅しました!(ꐦ°᷄д°᷅)
チューブの音色は昔メサブギーのマークIVを試奏して少しは覚えてました。
温かみがあって分離感のある音が籠らず全部出てくるような感じで、更に特有のコンプレッションが有り、
「ひょっとしたらチューブ信者になってしまうかも?」
とさえ思いましたよ笑
そこにこんな劣悪な音を聴かされたら、幻想も一気に崩れます(爆
アンプ直の歪の最低基準がパス10だったので、これが入ったことによりパス10の歪を見直すきっかけにもなりました笑
勿論スタジオなんかのAC30と比べてはいけないです(爆

イコライザーのトレブルに関しては、12時を基準に左回しでミドル、右回しでトレブルが上がる謎仕様です(笑
トレブル上げるとミドルが一気に無くなってシャリシャリになるのでオススメできません(笑

また好みにもよりますが、両方EQ12時でエフェクターとの相性はあまり良くなく、トレブルは9時未満で聴ける感じです(笑

このAC4シリーズには6.5インチのスピーカーが入ってますが、ラインナップでは12インチのものや、ハンドワイヤードした高価版などもあります。
(ハンドワイヤード版は別格らしい。でもいりません爆)

最後はインプットにiPhone挿してオーディオアンプとして使ってました(笑
これは確かに温かみが出て良い感じでしたね(笑

まあ中古で値段はパス10の3倍くらいでしたので、勉強代だと思っての散財と考えれば安いと思ってます(笑
改めて、いくらフルチューブアンプでもダメなものはダメという事に気付かされました(^^;;

 

 

サウンドハウス

20170504 BOSS eBand JS-10

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今回はBOSSのギター用オーディオプレーヤー、JS-10の感想を書きます。
*かなりお気に入りの機材なので長いです(爆

これは(見た目も含めて)オーディオプレーヤーという位置づけですが、ほぼギターアンプです(笑
つかオーディオプレーヤーとしては音質は良いんですが操作性的に微妙ですねҨ(´-ω-`)

つかプレーヤーというより見た目通りプレーヤー無しのミニコンポですね爆

先に概要を書くとこれは同社のGT-100相当のプリアンプ、サブウーファー付きオーディオスピーカー、リズムマシンをコンパクトに纏めたものです。
GT-100相当のエフェクトなのでGT-100のように細かい設定は出来ません。
前作JS-8はGT-10相当のモデリングで、使える機能も制限されてましたが、JS-10になってウーファー搭載で低音が補強され、総合的に使いやすくなり、音質も向上してます。
個人的には中古でJS-8買うならJS-10買っちゃった方がいいと思います。

また2インプットあり、ギターやベース、ボーカルなどを2つ同時に差し込んでセッションなんかも出来ます。
ひとりでやるんならギターorベースとボーカルですね(笑

まずモデリングアンプとしての機能は、ギターアンプタイプ25種、ベースアンプタイプ3種あります。

クリーンはNatural Clean、Full Range、JC-120、Clean Twin辺りですね。
主にクリーンサウンドや、後述の歪ペダルで特に歪が強いものを乗せる際に良い感じです。

クランチはCombo Crunch、Stack Crunch、Pro Crunch、Tweed、Deluxe Crunchとフェンダー系が多目です。
勿論ゲイン絞ればクリーンからほんの若干歪んだクリーンも作れ、絶妙な歪にペダルを乗せたい人には良いセッティングになります。

ロー〜ミドルゲインドライブはVO Drive、VO Lead、Match Drive、BG DriveとVOX系が大半占め、ブースターやパライコでリードサウンドも作れたりします。
勿論ゲイン絞ればVOXらしいクリーンなんかも作れますので、一番柔軟な感じです。

リードはHigain Stack、BG Lead、SLDN、MS I、MS I+IIと多く、基本ブースターで補強するぐらいですね。
マーシャルかそれのモディファイが多目で、全体的にカラッとしたアメリカンなドライブサウンドです。

メタルはExtreme Lead、Core Metal、R-Fier Modern、R-Fier Vintageとメサブギーのレクチかそれを独自にBOSSが解釈してモディファイしたもののみです。
元々の歪が強いので、個人的には基本アンプ直か、歪の弱いブースター系で軽くブーストする位ですかね。
TSとか音が太くなって良い感じです(・ω<)

モダンハイゲインはPower Drive、T-Amp Lead、5150 Driveの3種でハイゲインかつ太い歪を出します。
Power Driveはボグナー系のような音がする感じで、特有のミドルの出方やコンプ感があって好きですね^ - ^
これもアンプ直かブースターのみが良い感じです。

音作りが大好きな俺としては涎ものです(笑

それぞれのアンプタイプではVol、Gain、プレゼンス含めた4バンドEQ、後述のT-Compの他、一部ではブライトスイッチの機能が使えます。

まずゲインの可変幅が広く、本来のアンプを超えた最大120まで調整可能です(笑
Volは後段のパラEQと同時に音量調整可能で、こちらは音の太さとも関係するので上げ目が良い感じです。

EQは可変幅が広いですが、帯域も広めなので緩やかに上がるように聴こえます。
またウーファーがかなり効いてるので、ベースは下げ目が良い感じです。
プレゼンスはVOX系のモデリングの場合0が最高値で、上げていくと高域が減衰していくパッシブ仕様となってます。
その他はアクティブタイプで、0から徐々に微調整していくと良い感じです^ ^

ブライトスイッチはゲインレベルが低いと発動する感じで、ミッドハイが強調される感じです。
丁度JC系のアンプについてるものぐらいの帯域ですかね。
ゲインが高いとほぼ効き目は有りません。

T-Compはチューブアンプ独特のコンプレッションを再現するモードで、簡単に書けば下げると粒がきめ細かくなって硬質、上げると歪が丸くなって音の分離感が下がる感じでしょうか。
つまりハイゲインは下げ目、ヴィンテージトーンなら上げ目が良い感じです(^^)

コンプレッサーはサスティン、アタック、トーン、レベルを調整可能です。
リミッターはスレッショルド(信号を一定値以上にならないようにする)、リリース(リミッターが解除されるまでの時間調整)、トーン、レベルを調整可能です。
コンプレッサーとリミッターは同社のコンパクトペダルのようにどちらか一方を選ぶ感じです。

オーバードライブ/ブースターは12種類あり、ゲイン、ボトム(低域調整)、トーン、レベルとなってます。
オーバードライブと言っても、RAT2などのディストーションやFuzz Faceなどのファズもあり、アンプ側をクリーンにしてこちらのセクションで深い歪を作れます。
「アンプによってペダルの乗り方が変わる」という性質を最大限に活かせますので、(俺みたいな)ペダルで音作りが好きな人にはたまらんです(笑
外部ペダルの相性は悪いと言われてますが、個人的にはアンプをクリーンにして普通にペダルを使ったりもしてます(^^)

ノイズサプレッサーはスレッショルドの調整のみで、効き目は抜群です^ ^
ゲートの閉じ方も割と自然なので、他のマルチより頭一つ抜けてる感じです。

パライコは俺がセクションで最も気に入っており、一番時間を掛ける場所です(笑
まずLow GainとHigh Gainはそれぞれアンプ側より低域は低く、高域は高いので、アンプ側のと併せて幅広く調整出来ます。
Levelは全体の音量調整で、クセのないアッテネーターのようなものなので、ここで音量調整してます。

Mid-Lo GainとMid-Hi Gainはそれぞれ20Hzから10kHzまでの間の20バンドの中から選び、その帯域のブースト/カットする量、可変する帯域の広さなどを調整出来ます。
ギターアンプに於いてミドルレンジは大変重要であり、ここを調整する事で大幅に従来のアンプの音質を変えることが出来ます。
またデフォルトのキャビシミュが俺的には微妙なので、それの補正なども出来ます。

ローとハイのカットも可能で、下は20〜800Hzまで、上は12.5kHz〜630Hzまでカットする事が出来ます。
俺は基本フラットにして使いませんが、低域のモッサリ感や高域のシャリシャリ感を消したり、チューブっぽく低域と高域を少し削りたい時に使えます。

モジュレーションは7種類の中から選べ、それぞれ異なる設定が出来ます。
使えるモジュレーションは、コーラス、フェイザー、フランジャー、トレモロ、ロータリー、Uni-V(ユニヴァイブ)、パンです。
エフェクト自体は可もなく不可もなくと言った感じで、俺的にはコーラスが出力系統が3種類から選べるので気に入ってます。

ディレイはディレイタイム、フィードバック、ローパスフィルター、レベルとなってます。
ローパスフィルターで輪郭のあるディレイから、アナログエコーのようなぼやけた音が出せます。
エコー好きなので当然ハイカットです(笑


リバーブはアンビエント(マイク録りした時のようなリバーブをシミュレート)、ルーム、ホール、プレートから選べ、リバーブタイム、ローパスフィルター、レベルなどを調整出来ます。
チューブアンプみたいな奥行き感や立体感を出すならアンビエントが良いです^ ^
スプリングリバーブは難しいですが、近いのはホールですかね。
グリッサンドとかはホールが良い感じです。
プレートは特有の金属感が出るので好みが分かれると思います。

EZ Charは最終的なミドルの調整で、他のアンプで言うContourの役目のような感じがします。

色々トーンは弄れますが、曲に合ったトーンを即席で出したいって人はリストから選べますし、そのトーンにあった内蔵バッキングトラックも選曲されてすぐにセッションやミニライブなんかが出来ます٩( 'ω' )و
(俺はトーン弄りたい人なので全くもって使わないですが笑

勿論外部からの入力も可能で、外部内部問わずバッキングトラック有り無し関わらずセッションを録音、(ループ)再生出来たりテンポの速さ、ピッチの高低を調節可能でルーパー代わりにも使えたり^ ^

筐体は小さいし軽いですが、出音はかなり良く、個人的には自宅向けに最高だと思います!
巷では「ミニコンポみたいでダサい」という意見があり敬遠されがちです笑
またキャビネットシミュが若干のっぺりしてて、低音は充分なのですが高音のエッジを立たせたい人は内蔵のパライコを上げ目にする必要があるかも?

RCAピンでステレオラインアウトもあるので、別途JC-120のリターンとか(前に繋いだらマーシャル12インチ4発のJCM900を軽く凌駕する音量音圧歪を得られましたw)、ミキサーに繋いでPAからも出力出来たりします。

 

BOSS AUDIO PLAYER with GUITAR EFFECTS eBand JS-10

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