Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20170506 Marshall DSL-1C

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マーシャルの50週年記念に発売された限定1wアンプシリーズの1つ、DSL1のコンボバージョンです。

確かラインナップはJTM、SLP、JCM、DSLそして最新のJVMだった気がします。
それぞれにヘッドとコンボがあり、コンボはJCMまでは10インチ、それ以降は8インチのセレッションのカスタムスピーカーとなってます。
積んでる真空管はプリがECC83×3、パワーがECC82×2となっております。
お値段は確かヘッドが新品で8万強、コンボは10万弱と高目に設定されてて、DSLに至っては「EL34を積んだDSL40Cより高い」という事で賛否両論でしたね。
そもそも1wシリーズ自体50週年記念のものなので、コストパフォーマンスで考えると相当悪いです(笑

コントロールはクリーン(Classic Gain)とオーバードライブ(Ultra Gain)の2chで、それぞれのセクションでVolとGainが弄れます。
イコライザーは3バンドで、他に押しボタンでMid Shift(ミドルカット)、Deep(ベースブースト)があります。
また後ろに付いてるアッテネーターで1wから0.1wにまで下げられ、自宅でも余裕でフルアップする事が出来ます。
更にループもついてるので別途エフェクターも加えられる充実っぷり(笑

まずクリーンに関しては立体的で奥行があり、かなり気に入ってました。
VOX AC4ではそんなにビビっと来ませんでしたが、こちらはなかなか唸らせられましたね(笑
これが本来のチューブクリーンなのかと思い知らされ、考えを改めさせられました(爆

オーバードライブは早速トランジスタよろしくバリバリザラザラな音が出てきたのでキレそうになりました(笑
しかしながら、AC4の音もこんなんだったから、所詮チューブの歪はこんなんだろうと半ば諦めてました。
トランジスタほどエッジが立たず、一音一音がくっきり聴こえるので、若干トレブルと大幅にミドルを削ると良い感じに迫力のある歪が得られました。Mid ShiftとDeepをオンにすればメタルなんかも行けます。

ミドルに関してはどちらかと言うとハイミッドという感じで使いづらいですね。
元々マーシャル自体キンキンな音になりがちらしいので、トレブルとミドルは削るのがオススメです。

因みにインプットにロックマンサスティナーを挿し、クリーンchにして鳴らしたら、内蔵のUltra Gainより遥かに好みな歪が得られたので唖然としました(笑
同様にBogner Ecstasy REDも試しましたが、Bognerの圧勝(笑
Flyrig3に至っては、逆にFlyrigの再現度の高さに気付かされました(爆
調子に乗ってXPRも挿したらXPRの圧勝(爆
これで更にトランジスタ信者ぶりが加速することになりました(笑

前回Lead12の話をしましたが、歪に関してはほぼ出音は一緒でした。
なのでLead12の再現性が高いというふうに考えてます。
またスタジオのJCM900とは出力やスピーカーも違うので、全く別物の音でしたね笑

総合的には
「高いチューブでも所詮こんなもんか」
という感じで、暫くチューブアンプからは遠ざかります。

 

*2018年7月現在、安価なDSL-1cが発売されてます。

 

Marshall DSL-1C

Marshall DSL-1C

 

 

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