Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20170423 Tech21 Boost Overdrive

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TECH21/SansAmp Boost OVER DRIVE

TECH21/SansAmp Boost OVER DRIVE

 

 


連日イヤと言うほどTech21社の製品を紹介してますが、今回もまたTech21社の商品の感想です(笑
決してTech21社や輸入代理店の回し者ではありません!(爆
あくまで信者だっただけです\(^^)/
それにダメなものはダメと書いてるし(Blondeとかw)

今回の製品はアナログのオーバードライブ/ブースターです。
まず単刀直入に書くと、TS系です(笑

コントロールはLevel、Tone、DriveとTS系直系のつまみの他、SparkleとBoostがあります。

Sparkleは俗に言うプレゼンスの調整で、超高域における倍音成分の調整となってます。
Toneがローパスフィルターに対しこちらはプレゼンスブーストという感じで、上げると抜けは良くなりますが上げすぎると耳に痛いです(笑

Boostは音量ブーストで、製品左のフットスイッチで発動します。
ブースト量はブーストつまみで調整し、単体のブースターとしても使えます。
勿論Driveを0にして他のつまみを適宜調整すればそちらもブースターとしても使えるので、2つのブースターとしても使えます。
その際は片方は(Sparkleで高域調整の出来る)TS系、もう1つはフラットなブースターとなります。

俺的にはオーバードライブとしてもブースターとしても非常に優秀で、オーバードライブは本家よりもゲインが高く且つ倍音調整が出来、ブースターとしてもミドルを丁度良い感じに持ち上げてくれるので使い易いです。
特にSansamp Britishとの相性は気に入ってて、Boost ODを前段に繋いでゲインブースターとして使うとU.S. Metalより過激に歪むディストーションとなります^^

またTech21社の商品ですが、Sansampでは無いので特有の癖などは無いです(笑
TS系のブースターを探してるならこれも候補に入れても良いかも(╹◡╹)

サウンドハウス

20170422 Tech21 Hot-Rod Plexi

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キャラシリーズは終わりましたが、熱心なTech21信者だったのでまだまだ同社の製品の感想が続きます(爆

今回はMarshall Super lead Plexiを再現したオーバードライブ、Hot-Rod Plexi(以下HRP)の感想を書きます。
Plexiのアンプライクペダルは世の中にめっちゃあり、これはその中の1つです^^

僕はこれの他に同社のFly Rig 3やBogner La GrangeなどのPlexiペダルを持ってますor持ってました。
今回のHRPに関しては、公式の開発中動画で実際のPlexiアンプを使って再現度を測ったり、かなり拘ってる模様。

コントロールはLevel、Tone、Punch、GainそしてBoostとなってます。

Levelはエフェクト音量、Gainはチューブサチュレーションを再現した歪量の調整、トーンはローパスフィルタとなっており、MAXから高域の減衰となってます。

Punchはミドルのアクティブ/パッシブEQで、12時を基準に500Hzの帯域を増減させます。
ここを調整する事によってカラッとしたMarshallらしい音からミドルの分厚い70年代風オーバードライブサウンドを作れたりします(^^)

Boostはプリ段に12AX7を1個追加する改造
を施したゲインブーストで、前段にブースターを繋いだものとは一線を画してるそうです(^^;;

で、HRPはライバル商品ひしめくプレキシタイプのペダルではかなり出来が良いそうです。
数量限定で発売された際には即刻売り切れたので通常のラインナップに昇格したとか。
しかし個人的にはプレキシの音自体知らなかったのもあり、「ローファイなSansamp British」という感じで下位互換としか見てませんでした(笑
一応BritishでもPlexi設定あるし、そっちの方が歪が滑らかで好みでした(笑
今では理解してますが、Plexi系のペダルは歪が粗くローファイというのが特徴で、ややファズがかったオーバードライブという感じです。
また後にFlyrig3を買い、(出音は違いますが)競合してしまったので直ぐに売却してしまいました(^^;;

サウンドハウス

20170421 Sansamp Oxford

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Sansampキャラシリーズ最終講、Oxfordです。
はい、世界的に有名な大学が所在してる場所の名前です(爆
まあ昔のギターアンプには結構大学名が付けられてたものが多く、Fender Prinstonとか、VOX Kenbridgeなんかもそうですね(^^;;

本当は他にもキャラシリーズがあって、Leeds(ハイワット)とCalifornia(Mesa Boogie Mark IとかRectifier。ちなこれも大学はあるけど、メサの工場がある事も有名w)とあって欲しかったけど、Leedsは最終的につまらなそうな印象だったので却下、Californiaは試奏してあまり好きではなかったので却下しました(笑

このOxfordはOrangeのローゲインなオールドアンプをシミュしており、最大に歪ませてもOR120のような弱目のオーバードライブとなってます。

ミドルEQは定番の500Hzを賄っておりますが、特異なのはローとハイです。

ローはタイトで明瞭な120Hzで、パッシヴが-12dBに対しアクティブは+22dBとなってます。
個人的には120Hz帯のローはかなり好きで上げたくなりますが、500Hzとの間の帯域を削らないとモコモコしてしまうので両方を上げられないのが惜しいです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

ハイは逆に癖のある2.5kHzで、どちらかと言うと極めてミッド寄りなハイです(笑
こちらはパッシヴで-12dB、アクティブでなんと+30dBまで上げられます。
耳に痛くない程度で抜けの良い音が作れますが、ドンシャリメタルサウンドは完全に無理です(笑
なのでOrangeのThunderverbとかDark Terrorとかの音を期待すると痛い目を見るかも知れません(爆
Tiny Terrorとかも無理です。

全体の印象として、他のキャラシリーズは元より他のエフェクターでも再現出来ないような、オレンジを齧ったようなシャキシャキ感が堪らないトーンとなってます(*´ェ`*)
Orange独特という感じで、(畏れ多いですがDumbleアンプにも似通ってる部分があります。
抜けがよく歯切れがよく、カッティングとか軽いクランチでジャカジャカ弾きまくると爽快です!

逆にOrangeらしいミドルが分厚いディストーションを作ろうとすると、ミドルが篭ってチューブのような分厚さが無くなりスカスカな音になってしまいます(笑
あくまでエッジの立ったクリーンやクランチ専用という感じです。

またゲインやキャラつまみを絞ったクリーン設定にして、前段に歪ペダルを置いてラインやパワードモニターから出力した時の音は格別です(^^)
ミドルが高めなのか分厚さが強調され、かつウォームなサウンドになります。
メタルとかには向かないので好き嫌いは分かれると思いますが、個人的には気に入ってます(☆∀☆)

オレンジ本家が出してるBax Bangeetarとは毛色が違いまして、ヴィンテージ系ならOxford、オレンジのモダンハイゲインサウンドならBaxという感じですかね(笑

 

 

サウンドハウス

20170420 Sansamp Liverpool

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今回はSansamp Liverpoolの紹介をしたいと思います。
Liverpoolの名の通り、このキャラシリーズはBeatlesが使ったアンプ、VOXのモデリングとなってます(笑
まあ再現出来るVOXアンプの範囲はかなり広いんですけどね(笑

まずコントロールはキャラシリーズではおなじみのVol、Gain、3バンドEQ、キャラつまみ、スピーカーシミュスイッチとなってます。

Midは大体のキャラシリーズで採用されてる500Hz。これは特にこのモデリングには非常にマッチしてます^^
元々VOXのアンプ(僕が基準にしてるのはAC30)はクリーンはややミドルの強い鈴鳴り、オーバードライブは丁度500Hz帯のミドルがかなり分厚いトーンとなっているためです。

このLiverpoolに関しては、セッティング例を参考にして音作りするとまんまその音が出るので非常に使いやすいですd('∀'*)
またクリーンからオーバードライブまでの可変幅が非常に広くマイルドに歪むので、「ウォームでファット(笑)」なサウンドを求めるならキャラシリーズでもこれが特にオススメです!

またLiverpoolをクリーン設定にし、キャビシミュをオンにしてミキサーやPAに出力する場合、前段にディストーションペダルを置くとチューブアンプに繋いだような音になります。

僕としては恐らくキャラシリーズで最もクオリティの高い物の1つだと思います^^

 

 

サウンドハウス

20170419 Sansamp Blonde


Sansampキャラシリーズ第三弾、ブロンドの感想を書きます。

まず、直ぐに売却してしまったので撮った写真はありません(爆

何故直ぐに売却したかと言うと、僕個人としての感想で辛辣な表現ですが、あまりにも出来が悪すぎる為です(爆

Fenderアンプのシミュで、キャラつまみでTwin、Tweed、Bassmanそして名指しでTed Nugent氏のようなハードなオーバードライブ(聴いた感じだと同社のスーパーソニックのようなドライブサウンド)を再現しているそうです。
しかしながら、全体的に低音の出方が異常で音が篭りまくります(怒
説明書にあるTed氏のトーン設定は割とミドルが分厚く抜けが良く、なんかTed氏のトーンを再現する為に全体的なバランスがおかしくなったような印象を受けます(-.-;)y-~~~
(キャラシリーズでも他より2千円程高かったから期待してたのに。。。)

Lowを0にしてもめちゃくちゃ篭るので完全に破綻しており、逆に1kHzとやや高い帯域のMidとHighをMAXにすればペラペラな音になるのでどうにもならないです(笑

唯一の策として、ギターアンプに繋いだ上でスピーカーシミュをオンにしてローをバッサリ切るという方法でかなりマシにはなります。
しかし同時に高域成分もバッサリ持っていかれるので、不自然に潰れた感じの、やや抜けの悪い音になります。
クリーンや歪が弱いクランチ狙いなら良いかなと思います。

Fenderアンプのトーン目的でこれ買うなら同社のGT-2やTrademark30、Classicを強くオススメします(笑
予算を最低限に抑えるならGT-2ですね。
新品でも同等かやや安く買えますし、Blondeと違ってマイキングシミュが3通りあるので以外に音作りの幅は広くて容易です。
何よりどう設定してもBlondeより断然いいフェンダートーンを奏でられるのが強力です(爆

若しくは他社でもFenderトーンを再現する拘りのエフェクターが幾らかあるので、アンプに繋ぐ前提ならそっちを考慮しても良いと思います。

本当にBlondeに関してはTed氏のトーン専用機という感じなので、ミドルの強いアンプライクなディストーションペダルだと思った方が良いと思います。

駄文失礼致しましたm(_ _)m

サウンドハウス

20170418 Sansamp U.S. Metal

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画像暗くてすいませんm(_ _)m

Sansamp Character SeriesのU.S. Metalです。
元々はU.S. Steelという名前でしたが、既に同名の製鉄会社があったのでこれに変更されたらしいです(笑

もう見た通りですが、Mesa Boogie Rectifierシリーズのシミュとなってますw

コントロールはキャラシリーズ共通の6つまみ。

Midはキャラシリーズによって帯域が変わりまして、こちらは12時を基準に右へ回すと+500Hz、左は-400Hzとなってます。
LowとHighは数値が設定されてるものと無いものがあり、こちらは不明です。

Gainはキャラシリーズで最も高く、キャラつまみを右に回しきれば唯一メタルサウンドまで歪みます。
勿論ブースターは不要、試しにBoost Overdriteをゲイン0にして前段に繋いだら、音が割れました(笑

キャラつまみは恐らく2時以上回して真価を発揮する感じで、それより左回しだととてもメサの音では無い感じがします。
特にゲイン高めで左一杯だと、Britishのそれよりブヨブヨ感が増し使い物になりません(笑
ゲインを9時くらいまで下げてクリーンで使う感じかな?

またやはりSansamp特有のフィルターが掛かっており、音はチューブライクで温かみがあり柔らかいけど、癖のあるコンプレッションがありますね(^^;;
僕は割と好きですけど、このフィルターでSansampを毛嫌いする人も多いのも事実(笑

スピーカーシミュに関してはキャラシリーズでも特に適材適所感が強く、例えば間違えてアンプのインプットやリターンに繋いでオンにするとローがスカスカになってハイがバッサリカットされてペラペラな音になったり、逆にミキサーに繋いでオフにすれば音が篭もりまくり、ハイが異様にキツくジージーザラザラなファズのような音になってしまいます。

ここで本題のレクチのシミュの再現度ですが、個人的にはかなり高いと思ってます。
今度話すWampler Triple Wreckと比較して、クリーン設定のアンプのインプットに繋いだ場合と比較すると劣りますが、様々な出力先にマルチに対応出来るという点では非常に便利です(^^)
オーディオインターフェース経由でパソコンに繋いでDTM用のソフトで鳴らせば、生々しいレクチの音が出力されるので違和感があるかも?w

また巷ではGT-2の後継機種と言われており、GT-2の歪みしか使わない人はこちらに乗り換えてるとか(笑

 

サウンドハウス

20170417 Sansamp British

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SansampはClassicやGT2を飛ばし、最初に手をつけたのがキャラシリーズのこれ。
「どんなアンプでもMarshallの音(JTM45〜JCM800)が再現出来る」
という謳い文句に釣られて購入しました(笑

コントロールはゲイン、Vol、3バンドEQの他、「キャラクター」つまみというのが付いてます。

まず3バンドEQですが、Sansampでは全てアクティブ/パッシヴとなっており、12時を基準に帯域をブースト/カットを行います。これによりトーンの幅がかなり広く、キャラシリーズと括ってても幅広い音作りが出来ます(*´ω`*)
ミドルは500Hzを賄っており、減衰させてカラッと乾燥した音や分厚いディストーションを作ったり出来ます。「Marshallっぽい音」を作るならカット気味にした方がいいかも?
ローとハイは特に帯域が無いですが、普通のマーシャルとは違いハイを12時より右に回しても耳に痛いということはなく、バランスが取れてる感じです^ ^
ローは逆に上げ気味にしないとスカスカな印象(笑

キャラクターつまみは、その名の通り回すことによって歪の傾向、全体的なEQの値を大まかに変え、様々なMarshallアンプを再現してる感じです。
左一杯切るとJTM45っぽい歪が弱く低音がブヨブヨしたブーミーな音になったり(ゲイン絞るとクリーンも作れます)、9時ならBlues Breaker、1時あたりでPlexi、3時辺りでJCM800と段々低音がタイトになり、歪とミドルが増加し、抜けが良くなる印象です。
とは言ってもJCM800位までの歪なので、ハイゲインでは無いので注意(笑

スピーカーシミュのSWがあり、アンプのクリーンやリターンに出力するなら(ギターアンプ用スピーカーから出力するため)オフ、ライン出力、DTM、パワードモニターなんかに出力する時は(レンジが広いため)オンにするとベストな感じですが、あくまで個人的な感覚なのでここは好みでオンオフで良いでしょう(適当

因みに後述する同社のBoost Overdriveを前段にブースターとして使うと、JCM800の枠を超えて現代的な歪が得られます^ ^

またこの製品も例に漏れずSansamp特有のコンプ感があり、好き嫌いが分かれるかもしれないです(笑

 

 

サウンドハウス