Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20170331 Tech21 Trademark 30

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 さてソリッドステートアンプの名機探しに没頭し、辿り着くのは必然であったと思うこのアンプ。
Sansampでお馴染み、Tech21のTrademark 30です!
これは同社のSansamp GT2の回路を改良し、ミドルやリバーブを追加してコンボアンプにしたものです。

コントロールはGT2でお馴染みの3段階選べるスライドスイッチ3つ、ゲイン、3EQ、Vol、そしてリバーブとなってます。

まずスライドスイッチに関しましては、

・アンプタイプ
Tweed(フェンダーのツィード系)
British(マーシャルJTM45~改造プレキシ相当)
California(メサブギーマーク1相当)

・ゲインタイプ
Clean(歪の少ないクリーン)
Drive(12AX7の真空管をドライブさせたような音)
Hot-Wired(更に12AX7を1個追加してハイゲインに改造した音)

・スピーカーエミュレーション
Flat(スピーカーの特性を活かした音)
U.K.(セレッションのグリーンバック辺りをエミュレートした、ハイミッド寄りでウェットな音)
U.S.(聴こえ方的にはセレッションのヴィンテージ30ぽい、カラッとしたエッジの立った音)

となってます。

アンプタイプに関しましては、メサは実機を持ってるのであまり頂けない印象ですが、フェンダーやマーシャルはかなりいいと思いました(笑

Tweedは昔のツィードデラックスとかのヴィンテージアンプの再現なので、ツインリバーブとかみたいな煌びやかさがない代わりに若干歪み温かみがあります。
クリーン設定で鳴らせばジャズなんかに最適ですね。
Driveに設定して歪ませればブルースなんかに良いです。
Hot-Wiredにすると、Bassmanの歪って感じでしょうか?ジェフベック辺りの音の再現に良いですねd('∀'*)

Britishはヴィンテージマーシャルの再現なので、JCM2000以降のハイゲインサウンドは得られませんが、ファット&ウォーム(笑)なサウンドが得られます(*´ェ`*)
クリーンはBlues Breaker的なブルージーな歪です。スピーカータイプはU.K.がいい感じでした。
Driveにすれば80年代の日本のロックでよく聴けたギターサウンドぽくなりますw
これはドツボです(爆
Hotならドライブ感のいいブラウンサウンドが得られます!その際は是非スピーカータイプはU.S.がオススメです(^^)
カラッとしたアメリカンなドライブが得られます(笑

Californiaに関しましては、サンタナのトーンとかは再現できるかもしれませんが、強烈なグライコが搭載されたマーク2以降でのタイトでハイゲインな音は再現出来ないです。
グライコオフの音はかなり近いですが、刺激的な音はまず無理でしょう(笑
メタリカのトーン設定とかありますが、全体的にウォームでヴィンテージっぽい音なので別途グライコとか用意しないとスラッシュメタルは絶対出来ないと思います(^^;;

3EQは全て「アクティブ/パッシヴ」タイプ。しかも可変幅が広いので12時を基準に音が顕著に変えられますd('∀'*)
しかも追加されたミドルは、ギターサウンドでは美味しい500Hz。
カットしてドンシャリにするもよし、ブーストして分厚くしても非常に良い感じです!
但しハイゲイン設定でフルにすると音割れが起きるので注意(笑
アクティブEQなのでフルテンにする必要は無く、逆にやったら音割れで破綻します(^^;;
音作りの幅は広いですがシビアという感じですねw

ローは10インチのスピーカーとは思えないほど出ますねw
重低音という感じではなく、若干ローミッドという感じで全体的にウォームな印象です。

ハイも同様で、どちらかというとハイミッドという感じで、ドンシャリにしてもメタルは出来ないです(笑
エッジが丸く削られて兎に角チューブらしい音を追求してる感じですね。

リバーブは老舗のアキュトロニクス製。フェンダーのリバーブではお馴染みで、効きは非常に抜群に良いです!\(^^)/
但しクラシックタイプのサーフ系のリバーブなので好みが別れるところです。
僕は大好きですね!

端子はループ、ライン出力用XLR、ヘッドホン、Ex Speaker(4Ω)とこれでもかと充実しており、しかも軽いのでレコーディングスタジオ、小さめの箱、路上、PA完備のアリーナまでどこへでも持っていけます(笑
勿論自宅でもOK!

昨今のデジタルアンプとは違い、アナログの恩恵なのか音が前に出て音の粒も際立ってます。チューブには及ばんけどw

マーシャルのLead12には「チューブらしさ」は及びませんが、心地良さは上回り、MGに関しては完全にこちらの方が上位という感じですw
Fender Frontman 15Rは(ry

僕としてはピカイチの多用途アンプだと思います!

 

○追記

当方が所持してましたのは直輸入品120V仕様で、100Vで使用するとかなりノイズが入ります。

昇圧トランスを使うとノイズが一気になくなり音圧が上がるので、もし可能であれば100V仕様の国内正規品がオススメです!

 

○20170717追記

書き方に語弊があるかもしれませんのでさらに追記します。

国内100V仕様はそのまま通常通り(ノイズ無く).使えます。

(直・並行)輸入品で120V仕様のものは120V用昇圧トランスを使って昇圧すればノイズが無くなります。

 

GT2

GT2

 

20170330 Randall RG8040

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12インチのソリッドコンボアンプ、A12-50を手に入れて概ね満足しておりましたが、Rockman Sustainor + SC + SEをステレオ12インチで鳴らしたいという欲求に駆られ(笑)、他に優れたソリッドステートアンプは無いかと探したら見つかったコレw

Randallのソリッドアンプと言えば、Dimebag Darrel氏しかいらっしゃらないでしょう(笑
はい、彼のソリッドに拘る姿勢に影響されました(爆

 最初は同社のV2XM Ninjaというコンボアンプが、何か名前カッコよかったので欲しかったのですが、既に生産完了になってたため諦めました(笑

Darrel氏のシグネチャーのWarheadも生産完了で、しかも中古でもコンボで12インチ2発でとても部屋に置けないので、予備にストックされたと言われるRG1503のコンボバージョン、RG8040を買うことにしました。

 RG80がレギュラーモデルで、40周年を記念して名前の後ろに40を冠しデザインの変更がされてます。

インターフェースは一緒です。

クリーン、ドライブそれぞれゲインとvolが個別にあり、EQは4バンドで共通、スプリングリバーブが付いてます。

 クリーンはパス10のものに非常に近い音です。ヴィンテージっぽい温かみのある音で僕は好みです(*´ェ`*)
ゲインノブ引っ張るとブライトスイッチが起動し、若干高域が持ち上がります。エッセンス要素としては過度な味付けが無いので、面白みに掛けますが良いかな、とw
但しゲインノブを3時以降に回した時の、ブヨブヨしたクランチは正直頭に来るレベルで使えないですね(ꐦ ´͈ ᗨ `͈ )
70年代のソリッドアンプみたいな、低音がブーミーで汚い歪が出てきます。まあ若干歪ませて使うなら、1~2時でブルースですかね(笑
また正直歪エフェクターとの相性もよろしくないです。
元々歪成分が配合されてるので、歪エフェクターを置くとノイズが出てきます。あと篭もります。
Rockmanをステレオで鳴らす計画は短命に終わりました(爆

 ドライブはEQやゲインの設定によりミドル強めなハードロックから、ソリッド特有のザックザクした(パス10系のバリザラドライブよりキメ細やかで聴きやすいw)ヘヴィメタルまで行けます。
メタル御用達の5150、レクチ、ヒューケト、ディーゼル等とは一線を画してますね(^^;;
なんつーか、ファジーで焼け付くような凶悪な音、ひたすら無機質で地獄の業火に焼かれてるような感じの音という感じですね(笑
擬音で表すと「ブグァジャーーーーーブチブチ。。。」みたいな(爆
チューブのようなふくよかさ、立体性は皆無です。
EHX Metal Muffとも全然違う音で、使いやすさは断然Metal Muffの歪ですね(笑
Dime氏の音を再現するならMetal Muff使った方が早そう(笑

 3バンドEQのBassを引っ張ると低音ブーストが可能で、ドライブは迫力が上がりますが、クリーンは低音が強過ぎて音が割れます(^^;;

Midを引っ張るとミドルスクープが発動し、クリーンは音が明瞭になり、ドライブは更にドンシャリ度が増します。
Presenseを上げてると癖が強いエッジの立ったモダンハイゲインサウンドが得られます。

 因みにPresenseノブを引っ張ると隠しスイッチのゲインブーストが可能で、クリーンはより使いづらくなり、ドライブは太くなりファジーになります。
ほぼドライブ専用です(笑

 リバーブは効きは良いですが、トーンが変わります。
具体的には音が細くなり、超高域が増します。
太さ維持ならオフ、更にエッジを立たせるなら12時くらいですかね。
フルだと流石にぼやけます(笑

 ループが付いてるので、EQや空間系繋ぐのにオススメです。

 兎に角クリーンもドライブも癖が相当強いので、RandallアンプやDimebag氏にこだわりが無ければ別のアンプ使った方が音作りしやすいと感じました(^^;;

 

20170329 Rockman Stereo Chorus

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Rockmanの製品には「取り敢えずこれを集めておけばRockmanの音を堪能出来る」という定義(笑)がありまして、それは
「Distortion GeneratorかSustainor」と「Stereo ChorusかChorus/Delay」
の2機種です。
クリーンも堪能したいなら前者はSustainor一択ですね。
で、今回はその「神器」の一つ、Stereo Chorus(以下SC)の感想を書きます。

まず基本的なインターフェースは以前書いたSCDと全く同じです。
Sweep Speedで揺れの速さ調整、Long Chorusでディレイタイム調整、アウトプットはステレオとモノラル2種ずつで効果は全く同じです。

では何が違うのかというと、まず使われているBBD素子が違います。
SCDはMN3005、SCはMN3007となってます。

まあ一聴すると非常に分かりづらいのですが、SCDの方はLong Chorusをオンにするとディレイっぽさが出て良い意味で立体的、悪い意味だとコーラスらしからぬ何かが鳴ってるという感覚を受けます(笑

対してSCはLong Chorusをオンにした時のディレイっぽさが目立たないほど軽減されて滑らかになってます。
これは完全に好みの問題になりますね(笑

またSCDはかなり音痩せするのに対し、SCは目立つほど改善されてて逆に音圧が上がります(^-^)
これに関しましては、SCDは本当に音が引っ込むので良いと思いますw

単体のコーラスとして追加された機能としては、Sweep Stop、ALT MIXなどがあります。
いずれもフットスイッチ(ラッチ信号)で操作します。

Sweep StopはLFOによる揺れを消します。これによりコーラスらしさがなくなり、ドライで二重のサウンドになります。
昔のBostonのギターサウンドはコーラスでは無く「ダブラー」と言われる自作のエフェクターや、デチューンしたギターを重ねてコーラス的な効果を狙ったりしたらしいです。
つまり
「揺れあり→通常とデチューンされたギターの重ね録り」
「揺れなし→通常のギターと片方少し遅らせて鳴らしたギターの重ね録り」
という効果を再現するため、Sweep Stopを入れたんだと推測してますσ(・ω・*)

アウトプットのステレオ/モノラルの4種は2つ選んでそれぞれPRIMAL MIXとALT MIXのChに設定出来、それをALT MIXに繋いだフットスイッチで切り替えられます。
例えばPRIMALにMONOのEQUAL、ALTにSTEREOのWIDEを設定すると、通常はPRIMALのChが適用されてEQUALの音が出ますが、フットスイッチでALTのChに切り替わりWIDEの設定に出来るという仕組みです。
因みにLong Chorusをオンにすると(何故か)自動的にALTが適用されます。
余談ですがステレオ入力の2発のスピーカーキャビで鳴らすと面白いですよw
モノラルとステレオを振り分けておけば、モノラルで音が中央に寄り、ステレオで左右に広がる効果を瞬時にフットスイッチで操作出来ます(^-^)

Rockmanのコーラス全般に言えることなんですが、深さがそんなに無く揺れ速度もエグく掛けられないので、クリーンは勿論ディストーションにも非常にマッチする所が最高ですね\(^^)/
しかも何れも立体的かつキラキラで爽やかなので酔いしれます(*´ェ`*)

多分80's ディストーションにコーラスが頻繁に乗っかってるのは、これを使ってるような気がしなくもないですҨ(´-ω-`)
他のコーラスではまず再現不可能だと思います(断言

20170328 Marshall Lead12

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Rockman A12-50の項で(ちょこっとだけ)書きました、Marshallのソリッドステートアンプです。
この頃は完全にソリッドアンプ信者で、ソリッドの銘機と呼ばれるものはひたすら集めてました(笑

巷では通称「小型JCM800」と呼ばれ、真空管要らずでベッドルームでMarshallらしい音を出せると評価はかなり高かったらしいです。
僕は(偶然)最終版のZシリアルを持ってましたが、シリアルによってかなり音が違うらしいです。
若い方(S〜T)はかなりドライな音らしく、終盤になるにつれてミドルが強くなって粘りのあるドライブになるとか。
完全に好みが分かれるらしいですね(^-^)
Marshallと言えばカラッと乾いたドライブが印象的なので、Marshallらしさなら初期型、80年代のミドル強目のドライブが好みなら後期のが良いでしょう(笑

コントロールはゲイン、Volそして3バンドEQとシンプルです(^^)
クリーンやクランチはLow Input、少し歪んだクリーンからオーバードライブまではHigh Inputに繋いで、ゲイン調整でトーンをシームレスに変える仕様です。
歪ペダルはLowに繋がないとノイズが酷いですw

まずLowのゲイン9〜11時くらいのクリーンは、チューブアンプらしく立体的です。
MGと比べると立体度が段違いに高いです(><)
しかもMGはフィルターがかった癖がありますが、こちらは直で出てる感じで生々しいです。
MGからLead12に完全に移行しましたね(爆

HighでもJCM800基準の歪なので、ゲイン上げてもそこまでハイゲインでは無いです。
で、歪はというと最初は、
「何かザラザラしてるな、、、これではパス10とかと変わらないんじゃ?」
という感じでした(笑
パス10系とは違って全体的に丸く温かみがあるという感じはありました。
しかしながら、それは当時チューブアンプの音を知らなかった為です。
後程Marshallの1wシリーズであるDSL-1Cというチューブのコンボアンプを買ったのですが、ドライブサウンドがまんま一緒で驚愕しました!:(;゙゚'ω゚'):
チューブもアンプによってはザラザラで荒々しいという事を初めて知り、またLead12の再現度の高さに脱帽しました:(;゙゚'ω゚'):
ので、MGの滑らかな歪がチューブの音だと脳内変換してた僕は、これ以降MGを売り払い、Rockmanと並行してチューブライクなアンプやアンプライクなべダルに傾倒することとなりました(笑

20170327 Rockman A12-50

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以前Rockman Acoustic Guitar Pedalの項目でも書きました、SR&D社の最期の製品のコンボアンプです。

僕としては初の(夢のw)12インチ搭載アンプでもあります。
初12インチ初Celestionスピーカーで、今までの練習用アンプに付いてたスピーカーよりも格段にレンジが広くてかつ温かみがある音という雰囲気を受けましたw

インターフェースは通常のコンボアンプ同様クリーンとオーバードライブの2ch仕様で、3バンドEQ搭載です。

まずクリーンはコンプがかなり強目に効いてて、高域が強くサスティンが長いですd('∀'*)
Gainノブが付いており、上げると更に高域の伸びが良くなりキラキラな音が得られます!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
またミドルを上げるとサスティナーのCLN、カットするとCLN2のようなサウンドになります。これはこれで俺得です(笑
但し、歪エフェクターの乗りはあんまり良くないです。ゲイン0でもコンプが強過ぎてパコパコします(笑
あくまでクリーンサウンドで使う前提といった感じですねw
またSemi CLNスイッチが付いてて、オンにするとミドルが多目にブーストされてクランチ程度に歪みます。
こちらに関しては正直使えないです(笑
なんつーか、使えそうな曲が無さそうな印象(笑
強いて言えばブルース辺りだけど、それでもクランチならチューブアンプの方が良いです(MGのクランチもスムーズで使いやすいです)。
ハーフラックに付いてるオートクリーンのトーンに似てなくもないですが、やっぱり雑な感じがします。

オーバードライブは単体のペダル、Ultimate Distortionの回路を搭載しててまんまロックマンの歪が出て来ます。
歪自体はかなり弱めですが、ミドルが分厚くコンプが強目で、歪は極めて滑らかです。
パス10からオレンジまでのトランジスタ特有のバリザラドライブ(笑)の洗礼を受けた僕としてはMG以来の滑らかな歪です(笑
しかもMGより音が前に出る印象で、50wなので音圧があって迫力抜群です!d('∀'*)
但しクリーンとは違い、EQの効きがあんまし良くないですf^_^;
多分パッシヴなので、基本フルテンで本来の音だと思います。
またミドルのEQがハイミッド寄り(1.6~2kHzくらい)なので、全て12時だと高域を中心に減衰されます。
僕的にはミドルだけ削ると分離感のいい歪が得られるような感じがします。
何れにせよほんのり変わる程度です。

ループが付いてるので、モジュレーションや空間系のエフェクターの恩恵を受けられます。
同社のコーラス/ディレイおすすめです(^^)
またEQも繋げられますが、どう設定しても基本的なトーンのキャラクターは変えられないです(笑

フットスイッチでCh切り替えが出来るのも便利ですね。

またPhones OutやEx Speaker Outが付いてるので、Phonesから一応ライン出力とか自前のキャビに繋いだり出来ます。
ヘッドホンから聴くとファズフェイスみたいな音が出てくるので、ヘッドホン使用はオススメ出来ないです(笑
ライン出力ならロックマンらしい音が出ますw

他のロックマンと比べると、生々しい感じがあります。
推測ですが、(ハーフ)ラックとかヘッドホンアンプだとキャビシミュが入ってるので安定感のある音なんですが、逆に言うと機械的、無機質な感覚がちらほら感じられます。
それに対しこちらはそもそもキャビシミュ要らないので、セレッションスピーカーの効果を大々的に利用してる感じで音の塊が前に出てくる感じですね。
良くも悪くも強烈な癖があるのはラック系、ヘッドホンアンプ(SR&D製)で、こちらは多少ですが緩和された印象です。

またロックマンの回路を積んでるので当たり前だと思いますが、90年代初頭〜中期のソリッドステートアンプはクリーン系を除くと一部を除いて今よりも全体的なクオリティが低く、A12-50は総じて傑作だと思います。
具体的にはMarshall Lead 12、Valvestate 30w、すぐに生産完了しましたが名匠ポールリヴェラ氏が製作に携わったFender Stage Leadシリーズ、改良され続け今でも人気のPeavey Banditなどが当時のアナログソリッドの銘機です。

またA12-50は同社のコンボアンプの一つ、XPRを積んでるXP100より少ない500台前後しか生産されませんでしたので、かなりレアです(笑
これより少ないものは、XPRを積んで12インチ2発搭載してるXP212とか、XPRをソリッドのアンプヘッドにしたSuperheadと、本国ですらほぼ出回らないものなんかあります(笑
欲しいですけどね☆
たまにeBayに出ますが、お値段はお察しください(爆

20170326 Behringer Ultra Acoustic Modeler AM400

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前回Rockmanのと比較した、Behringerのアコシミュです(^^;;

当時の巷の評価はそこそこ良かったです。
しかしながら僕の中での評価は微妙で、Rockmanには遠く及ばない印象でした(^^;;

Resはレゾナンスで共鳴調整、Attackはピッキングの強弱調整です。
EQは搭載されてるモデリングにそれぞれ固定されてる感じです。
また味付けにリバーブも搭載されてるお得感()

このアコシミュはAM100という通常版と、デラックス版の上記のやつの2種類があり、値段が1000円くらいしか違わなかったのとAM100があまりいい評価じゃなかったのでこっちにしました(笑

まず全体的に籠るか、余計なハイミッドがあり、籠るかのっぺりとした印象です(^^;;

特にLarge(ジャンボタイプ)が篭もりまくり、Brightがアコギっぽく無くなるハイミッド強目、Piezo(ピエゾPUのシミュ)が余計なミドル多目でのっぺりしてる感じで、Standardが(篭るけど)比較的フラットで使い易い方だった気がします。

レゾナンスは効きが良く、奥行き感が増すのでフルでした。
アタックも、掛けないと音自体が弱いので強目に掛けてました。
アコシミュなので生のアコギとは違って絶妙な強弱の付け方は無理です(笑

リバーブはデジタルで、本当にオマケという感じです(笑
手持ちのコンパクトorマルチにリバーブが無くて、アンプにも付いてなかったら良いと思います。

今では生産完了してますが、わざわざ探す必要も無いと思いますw
これ買うならまだBOSSの方が音が抜けるので幾分マシかなと思いますw

20170325 Epiphone Casino

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確か買ったのは7年くらい前だった気がします。
中国のEpiphone青島工場のものです。
僕は特に何処何処製とかいうのを気にしてなくて、兎に角Casinoが欲しくて(特にJohn Lennonが使用してたナチュラルカラー)ネットでポチりました(笑

Casinoはビートルズ云々抜きに高校の頃からめっちゃくちゃカッコよくて憧れでしたね(^^)

セミアコの部類に入りますが、センターブロックが無くフルアコのような鳴りをすると言われてます。
確かに生音で弾くとアコギほどでは無いですがかなり響きます。

筐体がソリッドギターに比べて大き目、ハイポジは弾くことを念頭に置いてないのか非常に弾きづらいですw

現在所有してるLes Paul同様、後からピックガードは取り除きました。

アンプとの相性ですが、VOXやPignoseなどの中域が豊かで太いクリーンサウンドとの相性は極めて抜群です。
PUのP-90がハムに比べてローが抑えられてハイミッドが出てるので、ミドルの強いクリーンがマッチするのでしょう(^^)
トーンはヴィンテージ感漂ってますがw

逆にディストーションだと、ハムに比べて歪の粒が荒々しくなったり、元々歪が弱くコンプとハムPUで補われてるRockmanだと、クランチのような歪になります。
あまり歪ませるギターでは無いと思いましたf^_^;
あとハイゲインに空間系とか使うとハウりまくります(爆

またトラピーズテイルピースの影響か、チョーキングすると結構チューニングが狂います(笑

fホールは日本製のエリーティストやアメリカ製のヴィンテージなんかに比べると作りがかなり雑です(笑
端の丸い部分が適当に削った感がありましたw
まあ値段がエリーティストで約4倍、ヴィンテージだと約10倍位違うので仕方ないのかもしれませんが(><)

アンプでも生でも使えるので気に入ってたのですが、引越しの際に手放しました(T ^ T)