Guitar Stuff Blog

今まで使ったギターアンプやエフェクターを紹介したいと思います。

20170330 Randall RG8040

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12インチのソリッドコンボアンプ、A12-50を手に入れて概ね満足しておりましたが、Rockman Sustainor + SC + SEをステレオ12インチで鳴らしたいという欲求に駆られ(笑)、他に優れたソリッドステートアンプは無いかと探したら見つかったコレw

Randallのソリッドアンプと言えば、Dimebag Darrel氏しかいらっしゃらないでしょう(笑
はい、彼のソリッドに拘る姿勢に影響されました(爆

 最初は同社のV2XM Ninjaというコンボアンプが、何か名前カッコよかったので欲しかったのですが、既に生産完了になってたため諦めました(笑

Darrel氏のシグネチャーのWarheadも生産完了で、しかも中古でもコンボで12インチ2発でとても部屋に置けないので、予備にストックされたと言われるRG1503のコンボバージョン、RG8040を買うことにしました。

 RG80がレギュラーモデルで、40周年を記念して名前の後ろに40を冠しデザインの変更がされてます。

インターフェースは一緒です。

クリーン、ドライブそれぞれゲインとvolが個別にあり、EQは4バンドで共通、スプリングリバーブが付いてます。

 クリーンはパス10のものに非常に近い音です。ヴィンテージっぽい温かみのある音で僕は好みです(*´ェ`*)
ゲインノブ引っ張るとブライトスイッチが起動し、若干高域が持ち上がります。エッセンス要素としては過度な味付けが無いので、面白みに掛けますが良いかな、とw
但しゲインノブを3時以降に回した時の、ブヨブヨしたクランチは正直頭に来るレベルで使えないですね(ꐦ ´͈ ᗨ `͈ )
70年代のソリッドアンプみたいな、低音がブーミーで汚い歪が出てきます。まあ若干歪ませて使うなら、1~2時でブルースですかね(笑
また正直歪エフェクターとの相性もよろしくないです。
元々歪成分が配合されてるので、歪エフェクターを置くとノイズが出てきます。あと篭もります。
Rockmanをステレオで鳴らす計画は短命に終わりました(爆

 ドライブはEQやゲインの設定によりミドル強めなハードロックから、ソリッド特有のザックザクした(パス10系のバリザラドライブよりキメ細やかで聴きやすいw)ヘヴィメタルまで行けます。
メタル御用達の5150、レクチ、ヒューケト、ディーゼル等とは一線を画してますね(^^;;
なんつーか、ファジーで焼け付くような凶悪な音、ひたすら無機質で地獄の業火に焼かれてるような感じの音という感じですね(笑
擬音で表すと「ブグァジャーーーーーブチブチ。。。」みたいな(爆
チューブのようなふくよかさ、立体性は皆無です。
EHX Metal Muffとも全然違う音で、使いやすさは断然Metal Muffの歪ですね(笑
Dime氏の音を再現するならMetal Muff使った方が早そう(笑

 3バンドEQのBassを引っ張ると低音ブーストが可能で、ドライブは迫力が上がりますが、クリーンは低音が強過ぎて音が割れます(^^;;

Midを引っ張るとミドルスクープが発動し、クリーンは音が明瞭になり、ドライブは更にドンシャリ度が増します。
Presenseを上げてると癖が強いエッジの立ったモダンハイゲインサウンドが得られます。

 因みにPresenseノブを引っ張ると隠しスイッチのゲインブーストが可能で、クリーンはより使いづらくなり、ドライブは太くなりファジーになります。
ほぼドライブ専用です(笑

 リバーブは効きは良いですが、トーンが変わります。
具体的には音が細くなり、超高域が増します。
太さ維持ならオフ、更にエッジを立たせるなら12時くらいですかね。
フルだと流石にぼやけます(笑

 ループが付いてるので、EQや空間系繋ぐのにオススメです。

 兎に角クリーンもドライブも癖が相当強いので、RandallアンプやDimebag氏にこだわりが無ければ別のアンプ使った方が音作りしやすいと感じました(^^;;