三大ファズと言えばFuzz Face、Tone Bender、そしてBig Muffと言われてますが(Tone BenderがOctaviaやFuzz Factoryに変わる場合あり)、今回晴れてBig Muff Pi(現行品)を手に入れる事にしました✋
SNS界隈でそれの専門家の方がいらっしゃり、俺も勉強がてら購入したという経緯です。
Big Muffは69年に初号機が発売され、それを買ったのはかのJimi Hendrix氏だそうです。
正式にリリースされたのが71年で最初はトライアングル、次にラムズヘッドと外観や中身を変えながら80年頃まで製造してたそうです。
80年代に旧ソビエト連邦に移り住んだ創業者が会社も移し、Sovtekブランドとして「ロシアンマフ(モスグリーンや黒のやつ)」を製造してました。
その後再びアメリカに会社が戻った後、次々とラインナップを展開し今に至るそうです。
詳細はこちらに詳しく書かれておりますのでご参考に👇
インターフェース
シンプルにVolume、Tone、Sustain(Gain)となってます。
電源はお馴染み006P電池かセンターマイナスの9Vアダプターで駆動します。
筐体はかなりでかいですが、回路基盤はそこまで大きくなく中のスペースが広いです。
しかしこの筐体だからこそぶっとい音が出るというお話もあり、何かしら関連性があるかもしれませんね☺️
トーン
まず歪の性質についてですが、ディストーションとファズの中間という感じです。
ディストーションにしては音が散りやすくザラザラとしており、ファズにしてはサスティンがスムーズに伸びていきます。
ピッキング時の「ブッ」っていう感触が正にファズという感じです。
Sustainは8時から歪み始め、以降の歪量は緩やかに多くなっていきます。
最大でもそんなに歪量は増えませんが、その代わり文字通りサスティンは大幅に伸びます。
またSustainを上げると音像がくっきりとし音が前に出てくる感じです。
個人的にはフルの音が好きですね👍
ギターのボリュームを絞るとクランチ程度の歪になりますが、Fuzz Faceとかと違い音がペラペラになるのであまり使えない印象を受けました。
Toneは帯域のピークの周波数を移動させるような効き方で、左に回すと低域が強調されて高域が無くなってモコモコになり、右に回していくと中域〜高域とどんどん音が明るくなっていきます。
右に回し切ると高域キンキンで低域スカスカな音になります。
この辺はバランスややる楽曲に合わせて調整するのが良いかと思われます。
総評
恐らく僕よりも長きに渡って使用されてる方が大勢いらっしゃり、歴史やスペックについて詳しいと思われます。
僕はつい2ヶ月前位に買ったばかりなので触りだけの感想となりますが、もしご興味を持たれたらありがたいです🙇♂️✨